ベネッセコーポレーション(Benesse)関連のテクニック
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- ベネッセの志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし 25,610 views ベネッセコーポレーションの本選考ES一覧はこちらベネッセと言えば「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」で有名で、学生の皆さんには「進研模試」などで馴染みの深い企業です。また、出版の分野においては「たまごクラブ」や「ひよこクラブ」などで有名で教育をベースとして語学や介護など幅広く事業を展開している企業です。今回はそんなベネッセについて事業内容を参考にしながら志望動機を考えていきたいと思います。ベネッセのビジネスモデルベネッセは教育業界においてグループ全体の売上が業界トップでシェアは約50%になっています。教育業界は幼稚園、小学校、中学校、高校などの教育機関や、就学期の子供を対象とした学習塾や予備校等の学習支援機関を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、社会人を対象とした語学、資格スクールやカルチャースクール、企業向けの社員研修を行う企業もありその範囲は幅広くなっています。この中で市場に占める割合が一番高いのは学習支援機関の分野ですが、少子化の影響もありその市場規模は縮小傾向にあります。また、近年では急速に情報化が進む世の中の情勢に対応し、教育業界にもIT化が求められています。オンライン上で受講するということは提供する事業者側から見ると人件費が抑えられ、安価で消費者に提供することができます。また、オンライン上で行うことによって受講者のインターネット環境さえ整っていれば時間や場所を選ばず受講することができるという点も大きなメリットです。ベネッセはこのような多様化する教育業界において幅広く事業を展開しIT化にも取り組んでいるため業界トップのシェアを誇っていると考えられるでしょう。~パソコン・iPodtouch/iPhoneを活用し、学習の見える化や効率化を実現~株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、以下ベネッセ)の通信講座「進研ゼミ高校講座」は、2011年4月より、従来の紙テキストに加え、パソコンやモバイル(iPodtouch、iPhone)を活用した新講座に生まれ変わります。新講座では、紙のテキストに加えパソコンやモバイルを活用することで、以下が可能になります。(1)学習記録の「見える化」。全国の進研ゼミ会員と比較した自分の学習量や、入試までに必要な学力への到達度がわかる。(2)学習の「効率化」。忙しい生活を送る高校生が、隙間時間でも学習できる。高校生を取り巻く生活スタイルやデジタル環境が日々変化する中、ベネッセでは高校生に適した次世代の家庭学習の在り方について研究を行ってきました。その結果、本講座が誕生しました。新講座では、学習記録を「見える化」することで、高校生が目標に向かって、モチベーションをもって学習ができるよう設計しています。「見える化」によって自分に必要な学習内容や学習量がわかり、さらに隙間時間まで活用することで、効率的に学習の効果があげられることを目的としています。実際、事前のモニター調査では、90%以上が「隙間時間を活用できた」と回答しました。新講座は、初年度(2011年度)は高校1年生向けに講座を展開し、その後、順次対象学年を拡大します。参考:ベネッセプレスリリース「パソコン・iPodtouch/iPhoneを活用し、学習の見える化や効率化を実現」この記事は進研ゼミの高校講座がパソコンやモバイルを活用し生まれ変わることに関する記事です。近年、デジタル機器の発展が著しく高校生の多くが日常的にスマートフォン等を使用しています。そのような状況で、前述したようなデジタル機器の特性をうまく活かし消費者のニーズを満たしています。このように常に市場や技術発展の動向に目を向け事業を生み出す力が必要になります。また、そのビジネスを実現するにはエンジニアの社員との協力はもちろん、実際の学校教育の場に導入する際には現場の教師との関係の構築も必要になります。以上のことを踏まえ、ベネッセの志望動機を考えると、・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった志望動機が適当だと考えられるでしょう。ベネッセのES通過者の志望動機解説以下では、実際にベネッセのエントリーシート選考を通過した人の志望動機について見ていきましょう。教育格差のない社会を実現したいと思い、貴社を志望致します。私は現在、NPO法人に所属し、一人親家庭の子や、不登校の子の学習・進路指導サポートを行っています。その活動で気づいたことが、「家庭の経済事情が子供の教育環境を大きく左右すること」「一度リタイアしてしまうと、取り戻すのが困難なこと」であり、これらを改善したいと思ったのです。私が教育現場へ出向いてニーズを拾うことで、貴社は、多様化する教育への価値観に対応できる企業へと、更なる進化を遂げられると思います。また、貴社の説明会におかれましても、「ひとりのコンサル担当の社員がクラス、学校、地域を変えていける」という話がありました。更に「それぞれの仕事は地道なものが多いかもしれないが、自分の仕事が絶対に世の中のためになっていると胸を張って言える」という社員の方の言葉を聞いたとき、貴社に入社して社会を変えたいと強く思いました。参考:エントリーシートこのESでは「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の②きっかけとなる経験がしっかりと書けています。その経験をいかしてニーズを拾うと述べており、前述した軸にも合致します。更に、自身が成し遂げたいことがあり、それを成し遂げるために自分なりに団体を設立し、行動したという経験が書かれています。この部分は成し遂げたいことと、実際に行動して経験した事柄との繋がりが深く、説得力が増しているといえます。もう一つ実際のESを見てみましょう。教育に強い関心をよせています。私は小学校、中学校までは地元の公立の学校に通い、高等学校からは大阪の進学校に通っていました。授業内容や教師の受験に対する意識など、公立学校と進学校とで教育環境があまりにも違うことに驚き、教育格差を身に沁みて感じたことがきっかけでした。あまり良いとは言い難い教育環境に不安と焦りを感じ、受験勉強の際には塾や通信教育の教材を頼りました。その経験から、現存する教育格差を埋めるためには教育業界の発展が不可欠であり、自分もそれに携わりたいと考えるようになりました。また、教育に携わる多くの企業のなかでも貴社は幼児教育から社会人教育までの幅広い世代への教育、通信教育や個別指導塾など多岐にわたるアプローチによる教育を志されております。このフィールドの広さを活用することで今後さらに多様化すると考えられる教育のニーズに最善の形で対応できると感じ、貴社を志望いたします。参考:エントリーシートこのESでは自身の経験から教育格差の問題に対しての強い問題意識を持っており、教育業界を志した理由として説得力を感じます。そして、教育業界において圧倒的シェアを誇り、幅広く事業を展開していることが幅広いニーズに対応できる理由であると述べています。この点が「内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワーク」の⑥同業比較に当てはまります。最後にいかがでしたでしょうか。今回は教育業界最大手のベネッセを見てきました。教育は人の人生を形作る重要なものです。ベネッセは様々な方法でその教育を提供してきました。教育業界に興味がある人は検討してみてください。ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyJeffPeterson▼教育業界の選考対策はこちらから教育業界完全版1.2.3.4.5.6.7.
- ベネッセコーポレーションの適性検査(webテスト)の具体例・対策法 85,677 views ベネッセコーポレーションの本選考ES一覧はこちら「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」といったサービスなど、今や誰もが知る教育業界大手・ベネッセコーポレーション。例年、上位校からも入社を志望する学生は多いですが、2015年の総合職内定者数は77名(学部卒のみ)です。今回の記事では、ベネッセコーポレーションで課される適性検査について、学生からのレビューをもとに説明していきたいと思います。ベネッセコーポレーションを含む人材・教育業界のエントリーシート、締切情報、コラムは下記をご覧ください。参考:ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから目次WEBテスト形式問題の具体例と対策・アドバイス性格診断テストの具体例【参考】ベネッセコーポレーション通過者のES【参考】インテリジェンス通過者のES【参考】マイナビ通過者のES最後にWEBテスト形式「玉手箱」と呼ばれる形式のWEBテストと思われます。言語15分32問、計数15分29問、パーソナリティ20分68問の構成です。この形式のWebテストの詳細な問題構成や対策についてより深く知り、徹底対策したいという方は以下の書籍をおすすめしますので参考にしてみてください。必勝・就職試験!【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2019年度版】また、玉手箱とよく似たWEBテストの形式にC-GABがあります。以下の参考記事で詳細な対策を載せていますのでこちらも併せて参考にしてみてください。参考:C-GABとは?|内容と対策|総合商社も採用するテストセンター玉手箱攻略|WEBテスト対策|全8形式の問題例と概要【SPI対策まとめ】これで完璧!初心者~上級者別SPIテストセンター対策を解説→具体的な問題の解答・解説に加え、実際にテストを受けた就活生の生の声なども参考にC-GABについて徹底解説した記事です。問題の具体例と対策・アドバイス【言語問題】次の文章を読み、設問文1つ1つについて以下のA、B、Cのいずれにあたるか答えなさい。(以下文章)情報社会は、情報収集が決め手になる。より正確な情報をより迅速に収集、処理、活用する、これができなければ、仕事でも日常生活でも大きな不利を招くことは必定。ところが、情報は氾濫すれど、その過多に悩まされている、何が重要で重要でないか、皆目分からない、というのはまだかわいらしい。というのも、何が重要で何が重要でないかは、情報とじっくりつきあい、獲得した情報を仕事や生活でその効力のほどを確かめるほかないからだ。問題なのは、情報収集で待機戦ばかりを繰り返している人たちの方である。研究成果も、情報収集成果も、自分が積極的、攻撃的に発表・発信しないかぎり、生まれない。これが鉄則である。意見発表は、エリートの特権ではなくなった。どんな人でも、機会とその必要があれば、いつでも自分の研究成果を発表する義務を負っている。だから、誰でも、数個の研究課題を常にもっていなければならない。その課題を実現する手段や方法をもっていなければならない。何よりも、努力が入り用だ。情報収集だって同じである。集めようと思えば、まず発信することだ。発信するだけでなく、他者にとって有用なものでなければならない。有用なものを相手に与えることができれば、ギブ・アンド・テイクの関係がやってくる。多くは、その逆ではない。相手に有用な情報を提供するから、相手も、お返しを送ってくるのだ。もし、情報交換の相手が、数十人、否、数百人いたら、一大情報ネットワーク、情報バンクを形成することも可能になる。こんなことは、コンピュータが進化し、パソコンが普及する以前では、考えられないことだった。それができるようになった。あなたや私にである。問.どんな情報であっても、それが重要であるかをすぐに判別することはできる。A.文章の論理から明らかに正しい。または正しい内容を含んでいる。B.文章の論理から明らかに間違っている。または間違った内容を含んでいる。C.問題文の内容からだけでは、設問分は論理的に導けない。15分間で32問です。このような長さの文章が8つ程度出題され、1つの文章につき上記のような問題が4問ほど課されます。文章自体の難易度はそれほど高くありませんが、1問あたりにかけられる時間はかなり短く、文章をなるべく素早く読み込むことが必要です。以下回答例を提示します。先に設問を確認します。「どんな情報であっても、重要かすぐ判別できる」とあるので、「情報の判別」という観点を頭に入れながら読み進めます。そうすると、5行目に「何が重要で何が重要でないかは、情報とじっくりつきあい、獲得した情報を仕事や生活でその効力のほどを確かめるほかない」とはっきりと書かれているため「すぐ」判別はできないとわかり、「文章の論理から明らかに間違っている」となります。このように、「どんな情報であっても」「すぐに」など若干誇張気味の表現が使われている場合、それが間違いとわかりやすい場合が多いのでぜひ頭に入れておいてみてください。言語の問題においては、現代文が得意な人は特に対策が必要ないかもしれませんが、苦手な人は参考書を見て、問題の解き方を把握しておくと良いでしょう。気をつけるべき点としては、文章中に言われていないことを勝手に推測し、間違った答えを選ばないことです。【計数問題】以下のグラフを見て次の問いに答えなさい。【二輪車保有台数の推移】※グラフは略問.1973年の二輪車保有台数は1983年の何%になるか。以下の選択肢の中から1つ選びなさい。A.82%B.85%C.88%D.92%E.96%15分間で29問の問題。全ての問題にグラフや表がついていて、5択の中から選ぶ形式です。時間に対して問題数がかなり多いため、比較的数学の得意な人でも時間内に終えるのが難しい場合があります。手早く解けるように対策を講ずる必要があるでしょう。参考書を見ると、効率の良い解き方が載っているので、目を通しておくことをおすすめします。また、計数問題においては、自分の使い慣れた電卓を使用することをおすすめします。玉手箱の問題は他にも多くの企業で出されているため、言語などにおいては、一度解くと他の企業でも同じ問題を見ることがよくあります。早いうちから対策をして、多くの問題を解いて慣れていきましょう。性格診断テストの具体例【パーソナリティ問題】以下の選択肢から自分に近いものにYESを、自分に一番遠いものにNOを選びなさい。A、仕事は最後までやり抜くB、負けず嫌いであるC、新しいことを思いつくD、気持ちの切り替えが早い20分間で68問。1つの問題に4つの選択肢があり、一番近いものにYES、一番遠いものにNOをつける問題。ESや面接での受け答えと性格診断の結果がかけはなれることのないように注意すると良いでしょう。それでは以下でベネッセコーポレーションを始めとした人材・教育業界のESの対策プランと内定者の回答をかいつまんで紹介していきます。【参考】ベネッセコーポレーション通過者のES志望動機教育に強い関心をよせています。私は小学校、中学校までは地元の公立の学校に通い、高等学校からは大阪の進学校に通っていました。授業内容や教師の受験に対する意識など、公立学校と進学校とで教育環境があまりにも違うことに驚き、教育格差を身に沁みて感じたことがきっかけでした。あまり良いとは言い難い教育環境に不安と焦りを感じ、受験勉強の際には塾や通信教育の教材を頼りました。その経験から、現存する教育格差を埋めるためには教育業界の発展が不可欠であり、自分もそれに携わりたいと考えるようになりました。また、教育に携わる多くの企業のなかでも貴社は幼児教育から社会人教育までの幅広い世代への教育、また、通信教育や個別指導塾など多岐にわたるアプローチによる教育を志されております。このフィールドの広さを活用することで今後さらに多様化すると考えられる教育のニーズに最善の形で対応できると感じ、貴社を志望いたします。このESでは自身の経験から教育格差の問題に対しての強い問題意識を持っており、教育業界を志した理由として説得力を感じます。このように生い立ちからきっかけを述べることで志望動機に説得力をもたせることができます。また「」によると、①相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい②価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したいといった動機が適当であると述べられています。こちらの回答では②の志望動機に当てはまっています。納得感がありかつ動機としても妥当なため評価されやすいでしょう。【参考】パーソルキャリア通過者のES志望動機私が御社を志望する理由は、私自身が自分のサービスを世の中にリリースしたいという気持ちが強くあり、御社の0to1の制度を使ってそれを実現させたいと思ったからです。その中でも、人材系の事業を行いたいと思ったのは、私自身が裕福な環境で育たなかったため、人と雇用の問題を解決したいと思ったからです。人材会社の中でも、御社は業務の効率化よりも人と向き合うこと、「働くを楽しむ」環境を作ることを目標としていて、人と雇用に最も向き合っていると感じたため、そのような理念を掲げている御社を最も強く志望しています。制度や理念という観点から志望動機を述べています。人材系の事業を立ち上げたいと述べており、それを実現できる環境があるということが軸になっています。事業を立ち上げるという目標を掲げることは素晴らしいと思いますが、一年目からいきなり新規事業を担当することは少ないです。何年か経験を積んでから配属になることが一般的です。強い想いを持っている分、「やりたいことができなくても入社するの?」ということを聞かれると思うので、どう回答するか考えておくとよいでしょう。参考:→企業に入るということは、必ずしもやりたいことが実現できるわけではありません。むしろやりたいことができない可能性のほうが高いと言っても過言ではありません。本記事では「やりたいことができなくても入社するの?」という意地悪な質問に対しての回答方針をお伝えします。【参考】マイナビ通過者のES志望動機を教えてください。(当社を就職先の1つとして考える理由、また希望部署でやってみたいことを教えてください)私は会社選びで大切にしていることが2つあります。まず1つ目は、自由に挑戦できる環境が整っているかです。2つ目は、縦と横の繋がりも強い風通しの良い社風です。私はこの2つを重点的に見て選んでいたところ、御社が一番私の理想に近い会社でした。1人あたりの裁量権がとても大きく、その自分の成果次第ではもっと高みを目指せることを聞き御社が第一志望ぬりました。人に就職活動の情報を提供することによって、多くの人々の人生をサポートできるという点でも仕事にやりがいを感じられる源となっているので、私は御社を志望します。文字数が少ないため、面接の頭出しという意味合いがつよい設問だと思います。そのため面接では志望動機について深掘りされると考えられます。記述されている軸に至った背景や人生をサポートすることにやりがいを感じるようになった原体験など整理しておきましょう。またこの回答に出てくる「裁量権」とは何なのか、具体的にしておきましょう。「若いうちから大きな仕事を任されたい」という考え方を持つ就活生は毎年一定数いると思っています。恐らく多くの方が「裁量が大きい」という言葉をこのような意味で用いているのではないでしょうか。特にベンチャー気質のある企業においてこの言葉はマジックワードとして用いられることが多い印象を受けます。では、「大きな」仕事とはこの場合何を指すのでしょうか。スケールの大きい仕事。ではスケールとは何で図られるのか...「裁量が大きい」という言葉は、先ほどの「ホワイト企業」と似たように、大きいことが良しとされ、小さいと「自分の意見や考えが反映されにくく責任のある仕事を任せてもらえない」といったように語られることが多い気がしています。引用:最後に今回は人材大手企業のベネッセコーポレーションの適性検査についての記事となりました。適性検査は対策をしっかりとすれば充分に対処可能なものです。ここで落ちてしまっては、どんなに優れた志望動機や自己PRがあったとしても無駄になってしまうので、対策を怠らないようにしてください。また、今回取り上げた玉手箱形式以外にもSPIやTG~WEBなど数種類の適性検査があります。結果の使い回しが出来るものもあるので、早い段階で良い結果を取り、少しでも負担を減らしておきましょう。志望動機や自己PR、ガクチカなどを書く際には以下の記事も参考にしてみてください。ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- ベネッセコーポレーションのインターン選考(ES)対策|合格者ESつき 36,550 views ベネッセコーポレーションのインターンES一覧はこちらベネッセというと、「進研ゼミ」や「チャレンジ」といった教育事業をイメージする就活生が多いのではないかと思いますが、実は「たまごクラブ」や「いぬのきもち」といった育児事業やペット事業も手がけています。今回は、そんな幅広く事業を展開しているベネッセのサマーインターン情報と選考対策を紹介します。本記事のコンテンツ・ベネッセとは・ベネッセの21卒向けサマーインターン情報・ベネッセの求める人材像・ベネッセのサマーインターン選考フロー・ベネッセのサマーインターン選考エントリーシート対策・ベネッセのインターン選考Webテスト対策・最後にベネッセとはベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)は、生活支援を事業とする業界大手企業です。教育、生活、福祉介護の分野を中心に事業を進めており、特に通信教育業界において高い業績を誇っています。私たちは、事業を通してお客様の「よく生きる」の実現を支援することを目指しています。子どもを未来からの留学生と捉えその成長を支援する「国内教育事業」、語学だけでなく海外の文化や価値観についても吸収してもらうことを目指す「海外教育事業」、女性とご家族の幸せな暮らしの支援をする「生活事業」を通して、お客様や地域・社会にとってなくてはならない企業となることを目指しています。参考:ベネッセコーポレーション会社案内ベネッセの21卒向けサマーインターン情報以下は、ベネッセのサマーインターンに関する情報です。●応募資格2021年3月までに卒業予定の大学・大学院生(学部・学科不問)●応募締め切りエントリーシート入力締切:7/17(水)12:00Webテスト受験締切:7/17(水)23:59●以下の3種のセミナーから選択(併願も可能)BenesseBusinessSchool2019・日程東京:8/3,49/7,8,13大阪:8/30,31・内容経営戦略・マーケティング基礎・応用EngineerEntrySeminar・日程東京:8/27大阪:8/29・内容当日までにプログラミングの基礎についてのオンライン学習に取り組み、当日学んだ内容を活用してシステム開発を行う。開発したシステムについてプレゼンし、その内容について講評を受ける。BenesseDigitalPlanWorkshop・日程東京のみ:8/24・25(いずれも9:00~20:00)※1泊2日の合宿形式・内容企画立案からアプリ制作までベネッセの求める人材像以下は、ベネッセ採用HPに記載されているベネッセが求める人材像です。ベネッセでは、お客さま一人ひとりの、向上意欲や課題解決への支援を行うことを事業としています。そのために、社員一人ひとりも、社会や地域の中での豊かな経験を経て視野を広げ、多様な環境で「よく生きている」状態であることが求められます。ベネッセは工場の特別な機械に頼って商品を製造している会社ではなく、また何か特別な特許や権利を軸にビジネスを組み立てている会社でもありません。ベネッセの最大の財産は、「志を持った人」です。求める人財像に画一的な答えはありませんが、・溢れるバイタリティで、どんな環境も飛びこんでいき、困難を乗り越える事が出来る人・ビジネス志向があり、ロジカルな戦略立案で事業を創造する事が出来る人・常に好奇心と成長意欲を持ち、想いをカタチにする為にチャレンジし続ける事が出来る人・自らの強みを「個人」で完結させず、「チーム」の中で発揮していく事が出来る人・仕事の中、地域や社会のつながりの中で、気づきを持ち、視野を広げる事が出来る人といったイメージを参考にし、それぞれのよさをアピールしてください。志を持ったベネッセパーソンと共に、事業を成長させていきたいと思っています。参考:ベネッセ採用Q&Aでは、これらは具体的にどういった人物像なのでしょうか?ベネッセの事業内容や現在の教育業界の境遇を考慮しながら分析していきます。・溢れるバイタリティで、どんな環境も飛びこんでいき、困難を乗り越える事が出来る人→教育業界は少子化により衰退が懸念され、逆境といえる状況下にあります。また少子化だけでなく、大学入試の英語4技能試験をめぐる語学サービス競争の激化や高齢化社会においての介護士不足など、ベネッセの事業環境には大きな変化やリスクが存在しています。あえてそこに飛び込んでいき教育業界の未来を切り拓いていけるようなバイタリティがベネッセでは求められています。・ビジネス志向があり、ロジカルな戦略立案で事業を創造する事が出来る人→単に教育に熱ければよいのではなく、新たな事業を創造しそこで利益を生み出していけるビジネスセンスもベネッセでは不可欠です。少子化による市場規模の縮小によりベネッセは既存の事業のみでは利益拡大は見込まれません。そこでベネッセは「教育事業、介護事業に続く、『第3の柱』となる事業をM&Aによって創出する方針」、「既存事業との親和性の高い『健康』や『生活』などの領域で新たな事業展開を検討」とHP上の中期経営計画で明示しています。アジアを中心に展開している海外事業のさらなる進展や、健康をテーマとしたフィットネス関連やスポーツ関連の事業開発が成長戦略として考えられるでしょう。また教育のあり方や受験の戦い方を大きく変容させるであろう2020年度大学入試改革も成長機会として捉えることができます。・常に好奇心と成長意欲を持ち、想いをカタチにする為にチャレンジし続ける事が出来る人→上記の通り、教育業界は新事業創造の必要性に迫られています。「創造」という営みには、常に新しい物事に目を向けていく好奇心や目標実現に向けて努力し続ける成長意欲は欠かせません。教育改革や国際化、ICTの向上など、時代の変化・ニーズの多様化に対応するため、常により答えを追い求める姿勢が重要です。・自らの強みを「個人」で完結させず、「チーム」の中で発揮していく事が出来る人→上記のようなバイタリティ、好奇心や成長意欲も、独りよがりな流儀ではただの自己満足に終わってしまいます。特に人との繋がりが不可欠である教育業界において、これらの強みは協調性が伴わない限り力を発揮しません。例えば、ベネッセ新卒採用サイトに掲載されているWeb授業の企画における業務内容例を見ていると、「自分で作成した企画をチーム内でブレストし、リーダーとも検討を重ね、企画が固まれば授業を行う講師と打ち合わせを行い制作現場に立ち会う。」とあります。やはり企画実現に向けてチーム内や制作現場での人との協力は欠かせないようです。・仕事の中、地域や社会のつながりの中で、気づきを持ち、視野を広げる事が出来る人→ベネッセ新卒採用サイトによると、ベネッセでは学校を通した活動を通じて教員や生徒が抱えている悩みや課題に取り組む学校営業や、ベネッセ発行の雑誌の広告を獲得する広告営業地域の顧客にベネッセブランドを身近に感じてもらう地域営業といった業務もあります。モノではなく教育やサービスを売るこの業界、ひいては人の成長に寄り添うベネッセという企業において、顧客や地域社会との繋がりを大切にすることはとても重要です。その繋がりの中でしか見えてこない発見や問題意識は、きっとサービスの質向上や企業の成長に繋がります。ベネッセのサマーインターン選考フロー選考フロー・エントリーシート提出とWebテストの受験のみ(※複数のセミナーを併願する人もWebテストの受験は一度で可)・7月中旬〜下旬(BeneseBesinessSchoolは7/22)に合否発表と事前課題出題ベネッセのサマーインターンエントリーシート対策ベネッセの21卒向けサマーインターンエントリーシート設問21卒サマーインターンのエントリーシートの設問は以下の通りです。●BenesseBusinessSchool2019・中学校〜現在までの学歴・専攻テーマ、研究テーマ・学生時代の取り組みと成果・インターン参加経験の有無・海外での定住経験・TOEICや英検などの語学資格・参加志望動機(200字以内)・グループワークではどのように貢献したいか(200字以内)・上記の考えに至った根拠となるエピソード(200字以内)●EngineerEntrySeminar・中学校〜現在までの学歴・無線LAN接続可能なパソコンを当日持参できるか・Facebookのアカウントを持っているか、もしくは当日までに作成できるか・専攻テーマ、研究テーマ・学生時代に注力したこと、誇りにしていること・参加志望動機(200字以内)・プログラミング経験の有無、有る場合はプログラミングを通してできること(200字以内)●BenesseDigitalPlanWorkshop・中学〜現在までの学歴・無線LAN接続可能なパソコンを当日持参可能か・専攻テーマ、研究テーマ・学生時代に注力した取り組み、または誇りにしていること・参加志望動機(200字以内)・教育に関するデジタルサービスを企画するとしたら、どのような対象にどのようなサービスを企画したいと考えるか(300字以内)・プログラミング経験の有無、有る場合は、使用しているプログラミング言語と実際に制作したものについて(400字以内)回答方針の考察●志望動機を問う設問家族が教員である学生や、塾講師や家庭教師のアルバイトを経験したことのある学生、もしくは大学で教育学などを専攻している学生であれば高校教育事業や学校教育事業に興味を持った理由と結びつけやすいと思います。元ベネッセのサービス利用者であればその経験から、地方出身者であれば地方と首都圏の教育格差を指摘しながら教育事業への関心を示すのも可能でしょう。また、ベネッセの主な業務内容として学校コンサルティングや広告営業も含まれるので、教育とビジネスを結びつけることに関心があることをアピールする手法も考えられます。以下の動画では、志望動機の書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、考える際の参考にしてみてください。●グループワークでどのように貢献したいかを問う設問・その考えに至った根拠となるエピソードを問う設問これはグループワークでの意気込みをききながらガクチカも問う設問です。上記で示した「ベネッセが求める人材像」を正しく理解した上で、それとマッチする強みが伝わるような自身の経験を整理し、その経験から何を学んでグループワークで活かせるかが重要です。アルバイトで周囲を巻き込みながら課題解決へと導いた経験や、所属するコミュニティで何かのイベントを企画したり組織改革をした経験を基に書き上げる切り口が考えられます。ベネッセ入社後でも企画は「チーム」によって制作、実施されるので、自身が将来ベネッセで業務を遂行する上で活躍できる人間であることをアピールしたい設問です。参考:●企画を問う設問日頃から対象の顧客についての視点を持っていなければ難しく感じるかもしれません。学生のビジネスプランを問う質問であると言えます。基本的には「企業の求める人材像」を採用側に感じさせることが重要で、決して奇をてらったものが評価されるわけでもありません。ベネッセの新卒採用ページの求める人材像でも言及されていますが、「ロジカルな戦略立案で事業を創造する事が出来る」ことを前提としてプランを組み立てることが必要だと考えられます。①顧客の課題を洗い出し、②それに対して自らの考えるスキームを提案、③その後ビジネスをどのように拡大していくかということを整理してみることが書き方の例として挙げられるかと思います。高校教育事業を対象に、進学校であれば進学実績を向上させたいというのがニーズ(=①顧客の課題)として考えられるので、進学校が標準を合わせる大学の模試を独自に作成し(=②自らのスキーム)、その進学校で実績が出ればビジネスの裾野を別の進学校にも広げる(=③ビジネスの拡大戦略)というのもあくまで一例ですが考えられます。インターン参加者の所感として「評価されたポイントや選考において重視されていると思う点」は「工夫と革新性を見ていたのではないかと思う。ビジネスプランの提案ではいかに収益性があるかということではなく、どのようにしてそのアイデアを得たのか、大事にしたい軸は何か、ということが問われたため。」と振り返っていますので、独自のアイデアを生み出すことに時間をかけたほうが良さそうです。●選考突破者の回答例志望動機を教えてください。(200字以内)幼い頃から貴社のサービスを利用していたことが志望のきっかけです。顔も知らない先生方から教えられているのにもかかわらず、親近感を抱くことができる通信教育システムは他社にはないものだと実感しました。経営やマーケティングについては大学の専攻も異なっていて詳しくはないのですが、そんなサービスを生み出した貴社のことをもっと詳しく学びたいと考え、志望いたしました。インターンに参加した場合、あなたはどのような役割でチームに貢献したいと考えますか。(200字以内)私は、議論が計画的に効率良く進むように広い視野で俯瞰することで、グループワークで貢献したいと考えています。具体的にはワークの時間配分を計画したり、議論が行き詰まることがあれば思い切りよく決断ができるように流れを作りたいです。そして、グループのみんなが活き活きと議論しあえるような、そんなグループの雰囲気作りもしていきたいです。上記の考えに至った根拠となるエピソードを教えてください。(300字以内)私が上記の考えに至った根拠はサークルで務めていた合宿・旅行係の経験です。所属していたサークルは約100名近くいて、各役職(全6つ)は1人で担っています。合宿係はおよそ半年前から1年前に来年の宿の予約をし、2ヶ月前に人数把握をして、全体の予算を決め、当日のタイムスケジュールなどを宿の御主人や旅行会社さんと相談して決めるという仕事内容です。全ての行動が未来を逆算して行われるため、日程や時間の管理にはとても気を使っていました。特に頭を悩ませたことは、旅費の計算です。宿泊費、交通費などの必要経費とレクリエーションなどの+αでかかってくる値段の調整が大変でした。さらに、突然の人数変更や天気などに対して臨機応変に対応することも求められました。このような経験を活かして、全体を俯瞰し未来を見据える決断力はついたと実感しています。さらに、サークルでは部活動と違って先輩後輩の距離が近く様々な年代の方々と近い距離で触れ合う機会が多いです。そんな中で、初対面の方と話すことが苦手だった私も気後れすることなく話ができるようになりました。そのため、インターンシップで出会った人たちとも、1日だけの関わりかもしれないけれど楽しく有意義な時間を過ごせるように自分から働きかけていきたいと考えています。第1希望と記入頂いたセミナー対象の顧客に対して事業展開する際、あなたはどんな顧客課題に対して、どんな解決案でビジネスを展開していくかを教えて下さい。(400字以内)私が解決したい顧客課題は、少子高齢化に伴う地方高校の生徒減少である。この課題を克服し、生徒数の維持及び増加を目指すためには、高校の魅力を向上させる必要がある。私は大きく分けて二つの施策を提案したい。まず一つ目はICT技術やVR等を使った教育の導入である。デジタル化された環境であれば、高校の地理的条件に関係なく、レベルの高い専門学習や各生徒のレベルに合った補習授業を受けることができ、先生はそれを簡単に把握することができる。また、VRのような技術をもってすれば、その地域に無い進学先の学校や将来の職場を疑似体験でき、地方の高校生に不足しているキャリア教育における「体験」を補うことができる。二つ目の施策として、特色ある学校づくりのサポートを行いたい。官民学の連携によって魅力ある「そこにしかない高校」を創り出し、他地域からの生徒の流入を促し、高校及び地域の活性化に貢献することができると考える。参考:ベネッセコーポレーションエントリーシートベネッセのサマーインターン選考Webテスト対策受験の流れ・7/17までにマイページからエントリーシート提出後、Webテストを受験・7月中旬〜下旬(BeneseBesinessSchoolは7/22)に合否発表と事前課題出題※適性検査のみの年もあれば、玉手箱と呼ばれるテスト形式の年もあるようです。言語15分32問、計数15分29問、パーソナリティ20分68問の構成で、他社でもよく使われているので早めに対策しておきましょう。参考:ベネッセコーポレーションの適性検査(webテスト)の具体例・対策法最後に少子化により今後教育関連事業は縮小していくことが懸念されていますが、だからこそベネッセでは教育×テクノロジーなど試行錯誤してビジネスの裾野を広げていこうとする姿勢が伺えます。インターン自体はハードな内容であることが予想されるものの、ビジネスプランを考えて評価される経験は、社会人の考え方を知るという点で有益だと考えられますので、積極的にエントリーしてみると良いのではないかと思います。関連記事ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
- ベネッセコーポレーションの文理・男女別採用人数|合格者ES付き 53,944 views ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから「こどもちゃれんじ・進研ゼミ」などのサービスを提供している教育業界最大手企業、ベネッセコーポレーション。ベネッセ(Benesse)という企業名には「bene(よく)+esse(生きる)」という意味が込められており、一生涯に渡って人々の生活を支えることを目指しています。2018年には「変革と成長Benesse2022」をスタートさせ、さらなる成長を目指している企業がベネッセコーポレーションです。本記事では過去三年間のベネッセコーポレーションの採用実績を就職四季報を基にまとめました。・本記事の構成・ベネッセコーポレーションの男女別の採用人数・ベネッセコーポレーションの文理別の採用人数・ベネッセコーポレーションの選考レポート・ベネッセコーポレーションの本選考合格者ES・最後にベネッセコーポレーションの男女別の採用人数ベネッセコーポレーションの過去三年間の男女別の採用人数は以下の通りです。参考:東洋経済新報社「就活四季報」2020年版ベネッセコーポレーションの文理別の採用人数ベネッセコーポレーションの過去三年間の文理別の採用人数は以下の通りです。参考:東洋経済新報社「就活四季報」2020年版ベネッセコーポレーションの選考レポート今回は、ベネッセコーポレーションの20卒の体験記を一部抜粋して紹介します。ベネッセコーポレーションの選考レポート一覧はこちら本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。12月のインターンシップ(メールで連絡)→2月のインターンシップ(メールで連絡,12月のインターンシップ成績優秀者のみインターンシップ選考免除)→インターンシップ成績優秀者への早期選考の案内(3月1日に連絡,3次部長面接からスタート)→3次部長面接(メールで連絡,1週間以内)→最終面接(電話で連絡,1週間以内)本選考のためにした準備についてお答えください。インターンシップや会社説明会に積極的に参加し,生の情報を多く手に入れることを意識して活動した.そして,その情報を元にベネッセの現在と未来について自分なりに理解し,自分がどのような分野で活躍できるのか,活躍していきたいのかをしっかりとイメージできるようにした.それと同時に,本選考では必ず面接が行われるため,早期に面接が行われる企業の選考や社員面談を通して,社会人の方と1対1で話す力を付けていった.機械的な面接ではなく,相手の質問に対して柔軟に対応する力を身につけることができたので,時間に余裕のある方にはおすすめである.特に社員面談!!それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください。(3次部長面接)・面接官は部長クラスの方1人・学生は1人・面接会場:ベネッセの大阪支部・面接時間:40分間はじめに20分間の逆質問の場が設けられた.事前に連絡があったため,質問内容をメモして,当日は机の上にそのメモを置きながら逆質問を行った.ところどころ「どうしてその質問をしたのか?」というような形で質問されることがあったため,自分の中で質問をする意図をはっきりとさせておくと良いと思う.逆質問のあとは普通の面接であった.質問内容は,志望動機やガクチカ,志望部署などESに則って行われた.ESでは書ききることのできなかったことやその想いを言葉に乗せて訴えることができれば問題ないと思われる.深掘りはあまりされず,話を展開していくような形で質問はされた.面接の雰囲気としては,始めは比較的堅い感じであった.面接が進むにつれ,笑いが増えていき,最後は比較的フランクな形で面接を進めることができた.面接に通過したかどうかはその場で分からなかったが,面接官の方が自分のことを認めてくれているような雰囲気の面接であったため,比較的安心して面接を行うことができた.(最終面接)・面接官は事業部長クラスの方と人事の方の2人・学生は1人・面接会場:ベネッセ東京本社・面接時間:40分間はじめに5分間のプレゼンを行った.内容は「あなたがこれまでに受けた授業の中で「自分のためになった」と思う授業について授業内容とその理由」および「自分の研究について(研究を行っている人のみ)」であった.プレゼン方法は自由であるが私はPPTを選択した.ESで書いた内容のプレゼンであるため,ESの内容を箇条書きに分解し,イラストを入れながら相手が理解しやすいように作成した.その後面接が行われ,面接官2人からそれぞれ質問をされた.質問内容は志望動機やどのような仕事がしたいのか,学生経験をどのように活かすことができるかなど,比較的オーソドックスなものであった.そこから深掘りされることが多く,「どうしてそう思ったのか」をしっかりと整理する必要があると感じた.面接の雰囲気としては比較的明るい感じであった.ベネッセの社員の方は比較的温かい方が多い印象なので,こちらが明るく面接に取り組むことで,面接特有の肩苦しい感じではなくなると思う.面接の感想としては,深掘りに対しての回答が曖昧であったため,合格となるか微妙であったが,なんとか合格となった.本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えください。会社の雰囲気に適した人かどうかが重要であるような印象であった.前述の通り温厚な社員の方が多く,採用を通して人柄は重視されているポイントなのではないかと感じた.そのため,面接という場を明るく,お互いに楽しめる場にしていくことで面接の通過確率を向上させることができるのではないかと感じた.自分が評価されたポイントとしては,事前準備量と言葉のキャッチボール能力だと感じた.各面接では事前準備が求められ,準備時間は決まっていない.そのため,いくらでも時間をかけることができるので,自分ができる最高のものを準備したという意志を発表を通して伝えることができたのは評価に繋がったと思う.また,質問に対して,自分の考えを自分の言葉で述べることが出来たことも大きかったと思う.面接ではESの内容を暗記せずに,ニュアンスとその裏にある想いを確認するだけにとどめていた.それにより,想いを面接官に届けることができていたのではないかと感じた.面接において印象に残った・回答に困った質問をお答えください。「学生時代の経験をどのようにビジネスで活かせるか?」という質問仕事というものを明確に自分はイメージできていなかったため,どのような場面が想定されるのか考えることが難しかった.会社のイメージだけでなく,仕事に対するイメージも説明会を通して確認できると良いと感じた.面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください。心がけたことは2つあった.一つ目は,自分の想いに正直に質問に答えること.二つ目は,面接を楽しむことである.まとめるとありのままの自分をさらけ出すことである.初対面の人に自分という人間を知ってもらうことは難しいし,正直伝わりきらないことも多いと思う.その中でも自分の良さや自分という人間を知ってもらう努力をした.面接はマッチングであるので,ありのままの自分を見せて,ダメならダメと割り切って選考は行った.ベネッセコーポレーションの本選考合格者ESここではベネッセコーポレーションの合格者ESを抜粋して紹介します。内定者レベルのESを参考にし考察することで、どのような点が評価されているのかを分析しましょう。20卒ベネッセコーポレーション内定者ES(総合職)この合格者ESはこちらから専門や研究テーマのある方はご記入ください(50字以内)現代日本経済論を専門とするゼミに所属しています。上記ご回答いただいた方は、専門や研究テーマの概要をご入力ください。(200字以内)日本経済を統計学や経済学の観点から学んでいます。具体的には、一班三人のグループに分かれて経済に関する書籍を読み、理解した内容を他のゼミ生に向けてプレゼンするという内容です。加えて、昨年私達は「統計学から見た地域魅力度ランキング」というテーマをもとに、日本全国各地域の魅力度を「利便性」「娯楽性」「多様性」「環境」の4つの指標を用いて分析し、分野別と総合それぞれのランキング結果を論文にまとめました。学生時代、最も注力していた取り組み、または誇りにしていることは何でしょうか。学業・研究です。上記ご回答いただいた内容について具体的に教えてください。(200字以内)学業の中でも定期試験対策に注力しました。その対策法として、まずノートを複数回見直すことによってインプットを行い、次にアウトプットとして学習した内容を友人に教えることで理解を促進させました。その結果、大学2年時の成績で学部生約1000名中成績上位者10名が選抜される学業成績優秀者に選ばれました。この経験から決して自分の中で限界ラインを定めず、常に今より上のレベルを目指すことの重要性を学びました。当社への志望動機をお書きください。(400字以内)時代とともに変化していく日本の教育を民間企業の立場から支えたいと考えたからです。私は個別塾講師のアルバイトを通じて教育の仕事に興味を持ち、将来は多くの人々に対して教育サポートができる仕事がしたいと考えるようになりました。また、私が小学生を教えている時、自分の頃と教育内容が変化していることに気づきました。そのため、今後入試制度改革やプログラミング教育の必修化等によって日本の教育の在り方が変化していく中で事業を展開していくためには、より学校や個人のお客様の事を理解し、変化するニーズに対応していく必要があると考えます。そこで、学校との強い営業チャネルや膨大な顧客データとノウハウを持つ貴社ならば、変化する顧客ニーズにも素早く対応し、適した商品サービスを提供できると考えました。また、学校に対しても時代に合わせた教育方法の指導を行うことができ、日本の教育を幅広くサポートできると考え、志望致します。あなたが、これまでに受けた「授業※」で、「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。※授業は、「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にしたうえで、論じてください。(800字以内)私は「自分のためになった」と思う授業は、大学2年時と3年時に履修した「ACE」と呼ばれる英会話の授業です。その理由は、この授業では基本的に英語圏出身の先生が講義を担当するため、普段の生活で鍛えることが難しい英会話の力を実践的に伸ばすことが出来たからです。私は将来海外の方と仕事やプライベートで会話する際に必要とされる「英語を話す力」を向上させたいと思い、この授業を履修しました。初めの頃は中々思っていることを英語で話すことできなかったり、先生の言っている内容が理解できなかったりして大変苦労しました。しかし、そんな時周りの学生が積極的にフォローしてくれたり、先生も私が話す英語を最後まで聞いて理解しようとしてくれたりしたおかげで、私も積極的に英語を使って諦めずコミュニケーションを取ることが出来ました。また、授業以外でもリスニングの練習をしたり、海外経験のある親と英語で会話したりして実力の向上を図りました。そして「ACE」の学習を2年間続けた結果、海外留学の経験が無かった私でも映画の内容や就職活動の様子など様々なテーマについて英語でスピーチできるレベルに成長することができました。加えて、英会話を通じてTOEICのスコアを535点から715点に伸ばすことができました。現在は、外国人の方に英語で話しかけられても落ち着いて対応できるようになり、この「ACE」の授業で学んだことは私生活の中でも活かすことが出来ています。しかし、この授業はまだ私たちの学部でしか扱われておりません。今後グローバル化が進み、英語を話す力がより一層求められてくると考えているため、学校学年問わずこういった授業が増えていってほしいと思います。あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字)個別塾講師のアルバイトを通じて担当生徒全員の成長に貢献したことです。元々人に勉強を教えることが好きでこの仕事を始め、これまで小学生から高校生まで約30名の生徒を担当してきました。しかし個性や課題が皆異なるため、個々に合わせた授業展開には彼らを良く知ることに加え、授業に興味を持ってもらうために信頼関係を築くことが不可欠でした。そこで問題を解く様子を観察して課題を分析し、更にコミュニケーションによって一人一人からの信頼を得ると共に彼らへの理解を深めました。例えば卓球部の生徒には授業中に卓球に関する豆知識を披露することで退屈しない環境作りを心がけました。その結果、最初は授業中私語ばかりしていた生徒が集中して取り組むようになり、英語の定期考査で50点しか取れなかった生徒が都立高校一般入試の英語で98点を取ったこともあります。この経験から他者と信頼関係を築き、共にゴールを目指す大切さを学びました。あなたが学生時代に、「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」およびそこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字以内)ゼミ活動で地域をPRするパンフレットを作成したことです。私は昨年ゼミ合宿で奈良県の安堵町という場所を訪れ、その地域の魅力をより多くの人々に伝えるために活動しました。私が班長を務める班では安堵町を巡る観光プランを作成することが役割でした。そこで、私はまずその日に回る場所のタイムスケジュールを作成して班のメンバーと共有し、次に実際に体を使って自転車で各観光スポットを訪れ、その際感じた魅力を文章にまとめました。その活動を2日間行った結果、安堵町の魅力を実際に肌で感じることができ、後日には表に観光マップ、裏にはそれぞれの観光スポットの魅力が掲載されたパンフレットを完成させることが出来ました。この経験から、何か新しいことに取り組む際、事前に情報収集するだけでなく実際に現地に赴いて生の情報を集め、成果物に活かすことの重要性を学びました。20卒ベネッセコーポレーション内定者ES(商品・サービス企画)この合格者ESはこちらから専門や研究テーマのある方はご記入ください。(50字以内)言語テスト上記ご回答いただいた方は、専門や研究テーマの概要をご記入ください。(200字以内)「言語テスト」は、学習者の言語能力の測定に関して研究する分野です。言語テストと学習者の回答を分析し、外国語教育に潜む課題を洗い出し、その改善に繋げることを目的としています。私は学校の授業で行われる言語テストに焦点を当て、その答案を調査していきました。そして実際に学校訪問を行い、外国語の教授法や内容、使用教材についてインタビューを行うことで、今後の外国語教育の改善に繋げる示唆を出していきました。学生時代、最も注力している取り組み、または誇りにしていることは何でしょうか。アルバイト上記ご回答いただいた内容について具体的に教えてください。(200字以内)予備校のアルバイトに注力しています。その中で務めた入学促進部門におけるリーダー業務では、スタッフの活動意欲向上・維持に向けた取り組みを継続し、一般生との密な接触を促しました。これにより入学者数は前年比10%増加、校舎史上過去最高の入学者数を達成しました。現在は生徒指導の傍ら講座提案などの営業業務に注力しており、自校舎の利益の向上と、合格実績全校三位以内という目標達成に向けて励んでいます。当社への志望動機をお書きください。(400字以内)「幅広い層の人々の主体的な学びを促す、新しい教育の当たり前を創る」という夢を実現したいと考え貴社を志望しています。私は学生時代の経験から、大規模な人々に影響を与えることが出来る、民間企業である貴社ならではの教育事業に携わりたいと考えています。その中でも、現在の教育が抱える課題を解決していきたいと考えています。私は自身の学生時代の経験を通じ、現在の教育には学生達に将来を想像させる機会が不足していることに気づきました。そしてそれが彼らの主体的な学びを妨げていると感じました。私は貴社での仕事を通して、多くの人々の主体的な学びを促進できるような教育の形を模索し、この課題を解決に導きたいと考えます。その結果として、貴重な人材で溢れる社会を創り上げていきたいと考えています。この夢に挑戦できるのは、長年蓄積してきた膨大なデータやノウハウ、顧客基盤を持つ貴社の他にないと考えたため、貴社を志望しています。あなたが、これまでに受けた「授業※」で、「自分のためになった」と思う授業内容と、その理由を述べてください。※授業は「小学校・中学校・高校・大学・大学院」いずれの授業か明確にしたうえで、論じてください。(800字以内)高校2年次の英語の授業です。理由は「受験のため」ではない英語の授業を行ってくれたことで、物事の本質を見ることの大切さを学ぶことができたからです。私は小学校から始まった英語に対し、苦手意識を持ったまま高校生になりました。当時、英語は「文法やルールを身に着け、受験に合格するために必要な科目」として捉えていたため、学ぼうという意欲が湧きませんでした。しかし高校2年次、クラスの「コミュニケーション英語」を担当してくれた先生の授業を受けて、その考えが一変しました。その先生は、授業内で文法などの規則を教える時間を極力抑えていました。代わりに異文化理解のためのビデオを放映したり、海外で使われている日常生活表現を用いた会話形式の授業を展開したりと、英語を科目として扱うのではなく、一言語として扱って授業を行っていました。この先生の授業を受けた私は、少しずつ英語に対する興味を持ち始め、学習を進んで行うようになりました。湧き始めた英語に対する興味から、今まで怠ってきた単熟文法の学習も行い始めました。高校2年次の冬、大学受験を見据え始めた際には、様々な角度から英語という言語を学ぶことができる早稲田大学教育学部英語英文学科を第一志望校に定め、合格に向けて猛勉強を重ねました。その先生の授業を通じて学んだ「英語が科目ではなく、一言語であること」を大事にし、日々の音読では単語や熟語だけではなく例文まで含めて体に覚えさせることを徹底しました。その結果、高校2年次の2月の模試で70点だった英語を、高校3年次の冬には190点まで伸ばすことができ、結果として第一志望校に合格することができました。私はこの英語の授業のおかげで、物事の本質に目を向けること、そしてそれが物事に対する興味やモチベーションに繋がることを知りました。大学生になり様々なことに取り組む中で、今でも「物事の本質に目を向けること」を大切にしています。あなたが学生時代に、「最大限『頭』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字以内)学生団体の活動で工夫を凝らし、学生満足度一位という目標を達成した経験を挙げます。私は学生団体において、修学旅行生に東京を案内するという活動を行っています。活動の際には教員を通じて得た生徒情報をもとに、観光場所の選定・調査を行います。始めた当初は「生徒を楽しませること」だけを意識して活動していました。しかし生徒の満足度を高めるためには、大学生が共に行動するからこその「豊かな学び」を提供することが重要だと考えました。そこで私は、以下の2点に取り組み始めました。(1)大学キャンパス等の施設を旅路に組み込むとともに、それらに関する知識を事前に仕入れ、提供する、(2)相互理解に向けた対話を通じて、将来の理想像をイメージさせる。これらの工夫を継続した結果、生徒の満足度向上に繋がり、上述の評価を頂きました。この経験から現状に満足せず、相手の期待を上回るものを提供し続けようとする姿勢の大切さを学びました。あなたが学生時代に、「最大限『体』を使って解決、もしくは達成したこと」および、そこから学んだことについて、具体的に教えてください。(400字以内)30名が働く予備校で、募集部門の責任者として「前年+10%の入学者数増加」という目標を達成した経験を挙げます。多くの生徒に志望校合格を掴むきっかけを与えたいと考え、この目標を掲げました。目標の達成にあたり、他スタッフの募集活動量の少なさを課題に感じました。そのため私は、強みである傾聴力を活かして各人と面談を行う中で、その原因を探りました。すると生徒指導を目的に勤務する者が多く、募集活動に対する当事者意識が欠けていたことが判明しました。そこで、解決の為に以下の2点を考え、実行しました。(1)現状や目標等を日々共有し、当事者であることを理解してもらう、(2)実際に役割を振り、業務を任せる。これらの取り組みを継続して行い、全体の当事者意識を高めていきました。その結果、上述の目標を達成できました。この経験から、組織の目標達成のためには、全体の意識を統一し高めることが重要であることを学びました。最後に本記事ではベネッセコーポレーションの採用実績を採用大学別など複数の切り口でまとめました。unistyleでは何度もお伝えしていますが、採用実績はあくまでも参考程度に留めておきましょう。でも述べていますが、学歴は複数ある評価基準のうちの1つの基準でしかありません。自らが志望する企業であれば、採用実績の有無に関わらず選考にぜひ挑戦してみてください。ベネッセコーポレーションの選考対策記事は以下の関連記事からお読み頂けます。十分の対策をして選考に臨みましょう。関連記事ベネッセコーポレーションの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから