アーサー・D・リトル関連のテクニック
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- アーサー・D・リトルのインターン選考(ES・webテスト)対策 14,055 views アーサー・D・リトルのインターンES一覧はこちら現在、就活生の間で最も人気のある業界と言われているコンサルティング業界。そのコンサルティング業界の中でも世界最古の戦略コンサルティングファームであるのが、今回紹介する「アーサー・D・リトル」になります。戦略コンサルテイングファームの中でも「理系分野の知識や技術を用いた提案」に定評があり、製造業に大きな強みを持っています。本記事では、アーサー・D・リトルのインターン内容から、具体的な選考対策までを解説していきます。本記事の構成コンサルティング業界とはアーサー・D・リトルとはアーサー・D・リトルのインターン内容アーサー・D・リトルが求める人物像アーサー・D・リトルのインターン選考フローアーサー・D・リトルのインターン選考:エントリーシート(ES)対策最後にコンサルティング業界とはコンサルティングとは、「企業や各種団体が経営上抱える様々な課題に対して解決策を提示し、その実現を支援する業務」です。コンサルティングファームはクライアントの様々な情報を分析し、社内システムから経営方向、今後の展開や人事戦略など、多角的な視点に基づき解決策を提示します。コンサルティングは、企業の課題解決を担うという性格から、病気を診察し、投薬や治療を行う医者に似ていると言われることがあります。しかし、コンサルティングの業務は、企業の課題解決に留まりません。例えば、新規事業の立ち上げを成功させるなど、企業が目指す姿を共に実現する役割があります。ユーロモニター、IDCJapan、電通、日本交通公社の調査結果によると、2020年現在、国内のコンサルティング業界の市場規模は約1800億円から3000億円であり、一方アメリカのコンサルティング業界の市場規模は約6兆円から10兆円といわれます。(アビームコンサルティングHP参照)国内のコンサルティング業界は現在発展を続けており、今後大きな成長が期待される業界といえます。コンサルティングの対象はサービスにより分類され、業界は以下の5つに大別されます。コンサルティング業界の分類■総合系コンサルティングファーム→デロイト・トーマツ・コンサルティング、KPMGコンサルティング、など■戦略系コンサルティングファーム→マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど■ITコンサルティングファーム→アクセンチュア、IBM、など■シンクタンク系コンサルティングファーム→野村総合研究所、三菱総合研究所、など■業界・業務特化型コンサルティングファーム→マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーション、など【参考】中でも戦略系コンサルティングファームに属するのが、今回ご紹介するアーサー・D・リトルです。戦略系コンサルティングファームとは大企業の経営戦略や成長戦略を考案します。「どのような企業になればいいだろうか。」や「どの事業を中核事業として行えばよいか。」など、クライアントの経営のトップレベルに関わることが出来ると言えるでしょう。また、時には実行支援まで携わることもあります。そのため案件の金額も大きくなることが多く、トップオブトップが集まります。「UporOut(昇進か退職か)」や激務と言われる環境であるため、転職が多いことでも有名です。「UporOut」は以前よりはましになりましたが、それでも厳しい世界だと言えます。コンサルの詳しい分類や働き方については、以下の記事も参考にしてみてください。【関連記事】アーサー・D・リトルとは先ほど紹介した5つの分類の中で「戦略系コンサルティングファーム」に該当するのが、今回紹介するアーサー・D・リトルです。アーサー・D・リトルは、1886年に"世界初の経営コンサルティングファーム"として設立されました。日本オフィスに関しては1978年に設立され、世界の重要拠点の一つという位置づけになっています。アーサー・D・リトルは戦略系コンサルティングファームの中でも、"経営と技術をつなぐ成長戦略立案"や"顧客と共にあるコンサルティングスタイル"としてよく知られています。【参考】アーサー・D・リトル:インタビュー「未経験からコンサルタントへ」そしてアーサー・D・リトルでは、「企業の変革はその企業によってのみ達成されうること」と考えております。その上で、自己の果たすべき役割を「クライアントに潜在する成長に向けたエネルギーを解き放つこと」においているのです。またアーサー・D・リトルのコンサルティングコンセプトは“Side-by-Side”。常に顧客とともにあること。です。これは、『常に顧客とともにあること。ADLは“腹に落ちる”成果提供を追求しつづけます。クライアントのメンバーが、自社課題の解決を我がものととらえ、革新を主体的に追求し始める、これこそがADLがいざなうべきことと考えるからです。』と企業HPで述べていることからも理解できるでしょう。そんなアーサー・D・リトルには、3つの基本思想があります。戦略と世界観の構築人と組織環境の開発経営と技術の融合戦略コンサルテイングファームの中では「製造業」に大きな強みを持っており、理系分野の知識や技術を用いた具体的な提案というところに特徴があるのが、今回紹介する「アーサー・D・リトル」になります。【参考】アーサー・D・リトルジャンパン:ADLについてアーサー・D・リトルのインターン内容アーサー・D・リトルでは例年、「夏(9月)、冬(1月)、春(3月)」の3つの時期でそれぞれインターンを開催しています。職種に関しては、「経営戦略コンサルタント職」のみの募集だそうです。開催時期によってプログラム内容に多少の違いはありますが、開催期間はいずれも共通であり、4daysのインターンとなっているようです。以下は22卒向けサマーインターンの概要です。2020年度サマーインターン詳細日程:8月中に複数ターム実施予定※日程が決まり次第、公表予定応募締切一次締切:2020年5月19日(火)正午最終締切:2020年5月29日(金)正午対象:2022年に大学・大学院を卒業予定の学生場所:東京都港区東新橋1-5-2汐留シティセンター33Fアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社【引用】アーサー・D・リトル採用情報今年のプログラム内容は開示されていませんでした。そこで今回は20卒向け、そして夏開催のものを例に取り、インターン内容を紹介していきます。経営戦略コンサルタント職のサマーインターンは、以下の通りでした。1日目:会社説明会とオリエンテーションを行った後にグループワーク2日目:グループワークと中間発表3日目:終日グループワーク4日目:グループワークと最終発表を行い、最後に懇親会が開かれる上記のスケジュールを見ていただければ分かる通り、4日間の中で「グループワーク」が大半の時間を占めます。各グループに2人ずつメンター社員がつき、一日に一度メンターとディスカッションする機会があるそうです。さらにメンター以外の社員の方も不定期で会場に来られるらしく、自身の意思次第では様々な社員の方とディスカッションすることも可能だそうです。雰囲気に関しては、あまりガツガツしている人はおらず、穏やかで落ち着いた雰囲気で進行するそうです。この雰囲気に関しては社員の方も同様であり、他の「戦略系コンサルティングファーム」とは少し異なるイメージと言えるでしょう。また、最終日の懇親会とは別途で、毎日のランチを通じて様々な年次・役職の社員の方と関わる機会があるそうです。ワーク中とは異なり、ランチではざっくばらんに社員の方とお話ができるため、この場を使って「リアルな話・実際の働き方」などを質問してみると良いでしょう。開催場所に関しては、汐留オフィス内の会議室で行われます。そして昨年の参加人数は各回10~15人程度だったそうです。「理系分野に強みを持っているアーサー・D・リトル」と言われている通り、参加就活生の大半は「理系院生」で占めているそうです。また参加就活生の在籍大学においても、「東大・東工大・早慶」といった国内トップクラスの大学に在籍している就活生しかおらず、インターン参加のためには、選考において優秀な就活生としのぎを削る必要があるのは間違いないでしょう。また、インターン参加者の中で優秀な学生は後日連絡が来て、早期選考に臨むことがあるようです。つまり、内定に繋がるインターンであることは間違いないと考えられます。過去のインターン参加者のレポートも下記に載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考】アーサー・D・リトル:インターンレポートアーサー・D・リトルが求める人物像アーサー・D・リトルは、”大きな変革を促すファシリテータ”として、ADLのコンサルタントに求められることを前提に、「求める人物像」を以下のように定義しています。ADLは、次の資質を持つ人材を求めています。・自立的思考力、クリエイティビティ、アントレプレナーシップ・グローバルな視野、海外で働くことへの積極性・アイデアを実行に移す能力・専門領域が異なるメンバー間で効率的に仕事を進める能力・新たな経験から素早く学ぶことのできる能力【引用】アーサー・D・リトル:企業HPしかし、これだけでは求める人物像の具体的なイメージが付きにくいかと思います。そこで「上記の求める人物像、戦略系コンサルティングファームという業界、アーサー・D・リトルの企業としての特徴」などを踏まえ、改めて以下の2点が求める人物像に合致するのではないかと考えました。ここでは、に即して考えてみます。リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができるコンサルタントという職業は自らがアサインされたプロジェクト単位で働くことが多く、そのプロジェクトをクライアントと共に主導していくことが多々あります。プロジェクトを主導するにあたっては社内、社外問わずプロジェクトメンバーにそれぞれ仕事を振り分け、リーダーシップをとっていくことが求められます。また、企業としての求める人物像で"クライアントの自律的な変革を促すリーダーシップ"とも掲げています。この求める人物像からも分かる通り、アーサー・D・リトルは単純に「クライアントの課題解決」を行うだけでなく、"自律的な変革を促すように導いていく"コンサルタントを求めているのです。つまり、周囲の人(=クライアント)と目標を共有し、相手に主体的に行動させることで課題解決を行うためのリーダーシップは必須となります。関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができるコンサルタントの仕事は企業の経営陣が抱える課題に対して解決策を提案するものであり、それをするにあたってはまず、クライアントが抱える課題を把握することから始まります。つまりクライアントがコンサルタントに対し、自らが抱える課題を躊躇なく伝えられるほど両者間に信頼関係が築かれている必要があります。また、アーサー・D・リトルのコンサルティングコンセプトは“Side-by-Side”。常に顧客とともにあること。です。常に顧客視点に立ち、「顧客とともに課題解決を行っていく」能力は、アーサー・D・リトルのコンサルタントとして必須のスキルと言えるでしょう。もちろん上記2つ以外にも必要な素養はたくさんありますが、特にこの2つを意識して選考に臨んでいただければと思います。以下に「アーサー・D・リトル」の求める人物像の理解に役立つ記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。【参考】アーサー・D・リトルのインターン選考フローここでは、22卒向けアーサー・D・リトルの夏インターンの選考フローをご紹介します。エントリーシート(以下、ESと明記)▼選択式ウェブテスト▼記述形式テスト▼インターン参加引用:アーサー・D・リトル採用情報コロナウイルスの影響のためか、選考フローが例年と少し変わっています。例年では、エントリーシート→グループディスカッション→インターン参加という選考フローでした。2020年に関しては、エントリーシート通過者のみ5月第4週からWebテストの案内が届くようです。ESに関しては昨年と同じ設問が1問課されました。ES対策については以下で詳しく見ていきます。アーサー・D・リトルのインターン選考:エントリーシート(ES)対策ここでは、アーサー・D・リトルのインターン選考の一つであるESの対策を紹介します。今年の22卒向けインターン選考の設問は1問で、内容は以下の通りです。学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。設問は基本的なガクチカについてです。まずは、ESを書くにあたり重要なことは読みやすさです。こういった300文字と文字数が限られている設問においては、簡潔且つ構造的・論理的に書くことで読みやすい文章になります。また、unistyleの別の記事で紹介されている「」を用いてシンプルに回答したうえで、そのエピソードで語られるあなたの強み・学びが「企業の求める人物像」に合致していることを確認しましょう。そういった強みを発揮するための方法論まで盛り込むことが出来ると、なお説得力が増します。ガクチカを聞かれる意図としては「経験自体のレベル・スペックの把握」「自社に合う・マッチする人材か知るため」の2つがあります。ガクチカを書く際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書いてみてください。また、コンサルタントにとって重要な要素である"分析力や論理的思考力"、求める人物像で掲げられている"リーダーシップ"を盛り込むことは忘れないようにしましょう。詳しい書き方は以下のフレームワークや記事を参考にしてください。【参考】下記に「20卒向けアーサー・D・リトルのインターン選考通過者のES解答例」を記載しておきますので、こちらもあわせてご覧ください。学生時代に一番力を入れて取り組んだことと、そこから学んだことは何かを記述ください。(300文字)高校のアメフト部の活動です。私は2年生まで控えでしたが、3年時に努力の末にレギュラーを獲得しました。しかし最後の全国大会直前に怪我でチームを離脱する悔しい思いをしました。そのような状況下でもチームに提供できる価値を模索し、下級生の底上げに徹しました。具体的には日々対面する中で目標の設定とそれに対するフィードバックを繰り返しました。また控えである同期を説得し、全体練習に参加できない時間にマンツーマンの指導を行なう制度を設けました。結果、育てた後輩が試合で活躍するまでに成長し全国制覇に貢献しました。この経験から「例え泥臭い役割でも、それをやり抜くことは組織全体の成長に寄与すること」を学びました。【引用】インターンES(戦略コンサルティング部門):2020卒以下にES対策に関するunistyleの記事を載せておきますので、こちらも併せてご覧ください。ES対策に有効なunistyleの記事●●最後に現在、就活生から最も人気のある業界といっても過言ではない「コンサルティング業界」。その中でも、上位校の就活生に絶大な人気を誇っているのが「戦略系コンサルティングファーム」になります。その「戦略系コンサルティングファーム」の中でも、最も歴史が古く、そして「理系分野」に圧倒的な強みを持っているのが今回紹介したアーサー・D・リトルになります。アーサー・D・リトルは内定者数に関しても例年10名程度と少ないですが、インターン参加者人数に関しても各プログラム10~15名程度と非常に少数であることが特徴です。そのため、選考過程においては非常に熾烈な競争が待ち受けています。今回の記事を通してアーサー・D・リトルのインターン内容や選考フローを理解していただき、インターン選考突破を目指していただければと思います。最後にコンサルティング業界に関する記事を記載しておきますので、こちらも併せてご覧ください。戦略コンサルティングファームの「企業研究」に役立つ記事・アーサー・D・リトルの企業研究・マッキンゼー・アンド・カンパニーの企業研究・ボストンコンサルティンググループの企業研究・ベイン・アンド・カンパニーの企業研究コンサルティングファームの「選考対策」に役立つ記事・アーサー・D・リトルの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・・・外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!
- アーサー・D・リトルのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ 14,539 views アーサー・D・リトル(以下、ADL)は、1886年、世界初の経営コンサルティングファームとして、マサチューセッツ工科大学のアーサー・D・リトル博士によって設立されました。こうしたバックグラウンドもあって、同社は「経営と技術の融合」をテーマのひとつに標榜しており、その点で他の戦略ファームとはやや毛色の異なるファームでもあります。外資系コンサルを志望する学生にとっては注目度が高い企業かもしれません。今回は、そのようなADLが求める人材ならびにESで書くべき内容について考察していきます。unistyleではADLの本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載していますので、是非参考にしてみてください。参考:アーサー・D・リトルの企業情報事業内容と採用HPから考えるADLの求める人材以下ではADLではどのような人材が求められているかを考察していきたいと思います。結局、入社して約1年間、クライアントから継続受注を頂くことになりました。最終的には自分がリーダーロールを担い、プロジェクトメンバーに仕事を振り分け、クライアントの期待に応えながら次のプロジェクトを受注するということを経験し、入社前の目標であった「個」として対価を頂くということが少しずつできるようになっていきました。また、ケースワークを通じて感じていたことに基づいて新しいフレームワークを構築し、新規クライアント向けのセールス活動も行うようになりました。そして、自分なりのコンサルティングスタイルを確立し始めた頃、入社1年9カ月でマネジャーに昇進することができました。参考:ADL採用情報スタッフ紹介コンサルタントは自らがアサインされたプロジェクト単位で働くことが多く、そのプロジェクトをクライアントと共に主導していくことが多々あります。プロジェクトを主導するにあたっては一つ目に挙げた社員のインタビューにもあるように、社内、社外問わずプロジェクトメンバーにそれぞれ仕事を振り分けリーダーシップをとっていくことが求められます。このようなことを踏まえ、「人気企業内定者に共通する、企業に伝えるべき5つの強み」に即して考えるとADLは「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」人材を求めていると考えられます。また、コンサルタントは企業の経営陣が抱える課題に対して解決策を提案するのが仕事になり、それをするにあたってはまずクライアントが抱える課題を把握することから始まります。それをするにあたってはクライアントがコンサルタントに対して自らが抱える課題を躊躇なく伝えられるほど両者間に信頼関係が築かれている必要があります。このように考えた時、先程紹介した5つの強みに基づくとADLでは「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」人材が求められていると考えられます。一方、【経営と技術の融合】をリードできる人材を求めている点は、ADL特有のポイントと言えるでしょう。企業内部にコンサルタントとして入り込み、トップマネジメントとテクノロジーを繋ぎ合わせながら価値を最大化することが求められます。このことは、ADLジャパンのトップ=原田裕介氏の「経営視点を持つ技術者、技術のわかる経営者を目指せ(アーサー・D・リトルHP「トップインタビュー」より)」とのコメントにも如実に表れています。ADLのES設問1.学生時代に一番力を注いで取り組んだこととそこからの学びを説明してください。(400文字)2.興味のある業界(経営コンサルティング以外)とその理由を説明してください。(300文字)参考:アーサー・D・リトルエントリーシート(12)(経営コンサルタント)設問(1)「学生時代に一番力を注いで取り組んだこととそこからの学びを説明してください。」について所謂「学生時代頑張ったこと」、付随して「そこから得た学び」を問われています。で解説をしているフレームワークを用いてシンプルに回答したうえで、そのエピソードで語られるあなたの強み・学びが上記「企業の求める人材像」に合致していることを確認しましょう。また、そうした強みを発揮するための方法論まで盛り込むことが出来ると、なお説得力が増すでしょう。以下記事では、自分の強みを伝える際のポイントや構成の作り方について書かれています。過去の内定者のESも多く扱いながら解説していますので是非参考にしてみてください。参考:あなたの自己PRが嘘っぽく見えないために「方法論」は語るべき設問(2)「興味のある業界(経営コンサルティング以外)とその理由を説明してください。」についてこの設問は「」における「③企業選びのポイント」「④他に受けている業界とその業界ではダメな理由」が問われています。この設問に回答するにあたっては、自らの企業選びの軸を提示しその企業選びの軸に合致する業界を挙げていくという形になります。もちろん、その企業選びの軸に合致する業界に経営コンサルティングも含まれている必要はあるでしょう。企業選びの軸を述べるにあたってはその軸が形成されたきっかけについて触れる必要があります。以下の記事にもあるように、たとえば「教育格差を是正できる会社に入りたい」と述べたとしても、その軸が形成されたきっかけがないと説得力に欠けてしまいます。そうならないためにも、企業選びの軸となる夢や想いが形成されたきっかけを自己分析を通じて明確にしておきましょう。また、そもそも企業選びの軸となる夢や想いが思い浮かばないという人も多くいると思います。そのような人は内定者や実際に働いている社会人が抱いている夢や想いに触れながら、それらを参考にしながら探求していくと良いでしょう。志望業界を選ぶための自己分析のやり方について以下の1つ目の記事で紹介しています。また、2つ目では将来会社でやりたいことをどのように考えていくかについて、過去の内定者のESも多く扱いながら解説していますので併せて参考にしてください。参考:『絶対内定』著者が語る、志望業界を決める方法ならびにその基となる自己分析への取り組み方参考:志望動機で書く「夢・成し遂げたいこと」に出会うための方法最後にいかがだったでしょうか。テクノロジーを用いた戦略策定といった部分はADL独特の特徴かもしれませんが、ADLが求める人材は他の外資系コンサルティングファームが求める人材と共通している部分も多いので、一般的なコンサル業界対策が十分に有効であると言えるでしょう。今回紹介したESの設問もオーソドックスな設問が並んでいるので、他のコンサルティングファーム対策記事も参考にしつつ、基本的なフレームワークに沿った回答を心がけると良いと思います。以下記事では、他外資系コンサルファームの求める人材をまとめていますので併せて参考にしてみてください。参考:マッキンゼーのESから考えるマッキンゼーが求める人材参考:BCGのESと採用HPから考えるBCGが求める人材参考:ベイン・アンド・カンパニーのESと採用HPから考えるベインが求める人材photobyJustinJensen