ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)関連のテクニック
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- ベイン・アンド・カンパニーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ 16,460 views 外資系コンサルティングファームというと、戦略コンサル三社が最も有名です。今回は外資系コンサル会社のビッグ3(マッキンゼー、BCG、ベイン)の一角を占める、ベイン・アンド・カンパニーの求める人材に関して探っていきたいと思います。ベイン・アンド・カンパニーのエントリーシートは以下のリンクからご覧下さい。参考:ベイン・アンド・カンパニーのエントリーシート・選考情報→ベイン・アンド・カンパニー本選考・インターンESおよびレポートを提示しています。以下は、採用ホームページの引用です。この引用から、ベイン・アンド・カンパニーが求める人材について考察していきましょう。「結果主義」という揺るぎない理念、それはベインのカルチャーの核心になっているものです。コンサルタント全員が「クライアントに変革をもたらす」という目標を共有し、そのカルチャーを支えています。ベインのコンサルタントにとって大切なことは、共通の目標のために一丸となって突き進むとともに、自分自身のアイデンティティ確立のための自己成長の道を追求し続けることです。このことは、コンサルタント同士、そしてクライアントとの間に、長期的な深い関係を築く一助となっています。引用:ベインのカルチャーベインでは、チームで目標を共有して同じ目標に突き進むことが求められています。その中で、価値観の異なるクライアントに対する提案の中で変革を起こし、彼らを牽引して結果を出していくというスタイルです。また、そもそもコンサルティングとは、簡単に言うと顧客の潜在的なニーズを汲み取り、問題解決案の捻出を請け負うビジネスです。そういったコンサルに依頼が来る案件に関してはクライアント内での解決が困難なためにコンサルに外注しているので、ある意味では革新的な「新しい風」をクライアントに吹かせることが不可欠です。その中で、求められるスキルを「」に照らし合わせて考えてみると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の能力が求められていると言えます。また、こうした外資系コンサルの採用は、サマーインターンやウィンターインターンからの採用活動がも多く行われているので、少しでも考えている学生は是非受けてみるべきところです。ベインのES設問1.あなたが目標として思い描く10年後のご自身の姿、及びそれを実現する過程で、戦略コンサルティング、特にベインに興味を持ち志望した理由を教えてください(400字)2.あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を具体例を交えて説明してください(400字)3.貴方が情熱をもって物事に取り組んだ経験について具体的に教えて下さい(400字)引用:ベイン・アンド・カンパニーエントリーシート一つ目の設問1.あなたが目標として思い描く10年後のご自身の姿、及びそれを実現する過程で、戦略コンサルティング、特にベインに興味を持ち志望した理由を教えてください(400字)引用:ベイン・アンド・カンパニーエントリーシートこの設問では、自分の将来のキャリア(夢)とそれを抱いたきっかけとなった自分の経験・並びに志望動機について聞かれています。具体的には、将来の目標を見据えた上での10年後という通過地点の姿と、ベインで描く成長過程・ベインで成長したい理由について問うています。したがって、「」を参考に、「成し遂げたいこと」と「きっかけ」の間に入る「10年後の自分」を意識しつつ志望動機を述べられれば評価されるのではないでしょうか。ここでは、志望動機が自らの経験に紐付いているかという点が重要になってきます。将来の目標を見据えた上での10年後の目標というと、即答するのは難しいかもしれませんが、難しく考える必要はありません。戦略系コンサルタント職に就く人は、経営に携わるという経験をした上で転職・留学という形でステップアップする人材が多く活躍します(転職・留学の後にコンサルというパターンも多い)。そのため、こうした会社の側としても自社の経営を担う人材というよりは日本、そして世界のビジネス界を背負う人材を育てたいという想いを持っているとも考えられます。「会社に貢献したい」というよりは素直に自分の将来の夢・目標を伝えることが高い評価に繋がるはずです。二つ目の設問2.あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成果を出された経験を具体例を交えて説明してください(400字)参考:ベイン・アンド・カンパニーエントリーシートこの設問では自己PR、成功体験(失敗したけど何らかの成果を出した経験)を一緒に問われています。ここでは、自らの強みを学生時代の経験からアピールすることが求められており、その強みが先に述べたベインが就活生に求める資質と合致していればよいでしょう。ベインの中で求められるであろう資質は、前述の通り「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」資質です。これらの強みをアピールできるようなエピソードを選択するとよいでしょう。例えば、「3.リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」能力をアピールするとしましょう。その場合はもちろんリーダーシップを発揮した経験を述べることが求められますが、必ずしもリーダーシップが「代表」「主将」といったワードからしか生まれないというわけではありません。自分が責任を持って、主体的に周囲の協力・サポートのもと、何かに取り組んだ経験があれば、それはリーダーシップ経験です。学生時代に何かに全力で取り組んだ経験があれば、誰しもリーダーシップを発揮しているのではないでしょうか。以下の記事を参考にしながら書いてみて下さい。参考:→自己PRのフレームワークを提示します。さらにその際に強みを発揮するための方法論も述べられると説得力が増します。「」を参照してみるといいかもしれません。三つ目の設問3.貴方が情熱をもって物事に取り組んだ経験について具体的に教えて下さい(400字)参考:ベイン・アンド・カンパニーエントリーシート二つ目の質問と少し被るかもしれませんが、こちらでも学生時代の経験について問われています。この質問では、上の質問と違う所属団体に関する内容を記載するべきか迷うポイントだと思いますが、双方にメリット・デメリットがあります。一つのエピソードに絞ってしまうと、「一つの物事に精力的に打ち込める」「熱意の強い人間」という印象を朧気に抱く一方、「柔軟性の欠如」「特定の人間との関わりに終始している」との印象をもたれる可能性もあります。逆に複数エピソードを持ち出すと、その逆の印象をもたれるかもしれません。以上のように、心配もあるかと思いますが、企業側もエピソードの個数の多少で優秀な学生をふるいにかけることなどはないはずです。こういったマイナスな印象を覆すためにも、面接では複数の経験に関して深く語る準備をしておくことが必要と言えます。最後にいかがだったでしょうか。ベイン・アンド・カンパニーのESの設問は基本的に志望動機と学生時代頑張ったこと・自己PRといった基本的な内容が多く、取り組む中でそれらの内容を整理できる内容となっています。ベインが求める人材を意識しつつ、それらの内容を論理的に記述していけば良いでしょう。photobyAutoritasConsulting
- ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考対策(ES・Webテスト・面接) 20,060 views ベイン・アンド・カンパニーのインターンES一覧はこちらトップ大学生の間で高い人気を誇るコンサルティング業界。その中でもMBBと称され、マッキンゼーやボストンコンサルティンググループと肩を並べるのが、今回紹介するベイン・アンド・カンパニーです。CEOを始めとし、企業の未来を握るトップ層のクライアントに対して、戦略系コンサルティングファームの立場から、ユニークな戦略を武器にサービスを提供しています。本記事では、ベイン・アンド・カンパニーのインターン内容から、具体的な選考対策までを解説していきます。本記事の構成コンサルティング業界とはベイン・アンド・カンパニーとはベイン・アンド・カンパニーのインターン内容ベイン・アンド・カンパニーが求める人物像ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考フローベイン・アンド・カンパニーのインターン選考エントリーシート対策ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考Webテスト対策ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考面接対策最後に※本年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、企業の採用・選考活動に大きな影響が出ております。そのため、今後の状況が新型コロナウイルス感染拡大の状況次第で変更する可能性があることを念頭に置かれますようお願い致します。コンサルティング業界とはコンサルティングとは、「企業や各種団体が経営上抱える様々な課題に対して解決策を提示し、その実現を支援する業務」です。コンサルティングファームはクライアントの様々な情報を分析し、社内システムから経営方向、今後の展開や人事戦略など、多角的な視点に基づき解決策を提示します。コンサルティングは、企業の課題解決を担うという性格から、病気を診察し、投薬や治療を行う医者に似ていると言われることがあります。しかし、コンサルティングの業務は、企業の課題解決に留まりません。例えば、新規事業の立ち上げを成功させるなど、企業が目指す姿を共に実現する役割があります。ユーロモニター、IDCJapan、電通、日本交通公社の調査結果によると、2020年現在、国内のコンサルティング業界の市場規模は約1800億円から3000億円であり、一方アメリカのコンサルティング業界の市場規模は約6兆円から10兆円といわれます。(アビームコンサルティングHP参照)国内のコンサルティング業界は現在発展を続けており、今後大きな成長が期待される業界といえます。コンサルティングの対象はサービスにより分類され、業界は以下の5つに大別されます。コンサルティング業界の分類■総合系コンサルティングファーム→デロイト・トーマツ・コンサルティング、KPMGコンサルティング、など■戦略系コンサルティングファーム→マッキンゼー・アンド・カンパニー、ボストンコンサルティンググループ(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなど■ITコンサルティングファーム→アクセンチュア、IBM、など■シンクタンク系コンサルティングファーム→野村総合研究所、三菱総合研究所、など■業界・業務特化型コンサルティングファーム→マーサー・ジャパン、リンクアンドモチベーション、など参考:【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを解説中でも戦略系コンサルティングファームに属するのが、今回ご紹介するベイン・アンド・カンパニーです。戦略系コンサルティングファームとは大、企業の経営戦略や成長戦略を考案します。「どのような企業になればいいだろうか。」や「どの事業を中核事業として行えばよいか。」など、クライアントの経営のトップレベルに関わることが出来ると言えるでしょう。また、時には実行支援まで携わることもあります。そのため案件の金額も大きくなることが多く、トップオブトップが集まります。「UporOut(昇進か退職か)」や激務と言われる環境であるため、転職が多いことでも有名です。「UporOut」は以前よりはましになりましたが、それでも厳しい世界だと言えます。ベイン・アンド・カンパニーとは5つの分類の中でも戦略系コンサルティングファームに当たるのが、今回ご紹介するベイン・アンド・カンパニーです。ボストンに本社をおき、世界各国57拠点で約1万名弱のコンサルタントが在籍しています。ベイン・アンド・カンパニーは「TrueNorth(真の北をめざす)」というシンボルを掲げています。「TrueNorth」とは"お客様に真っ向から向き合い、真に正しい方向を示すという企業理念"です。引用:ベイン・アンド・カンパニー日本代表インタビューそしてその理念を実現するために以下の4つの精神を掲げています。パッションとコミットメント「結果」を求める熱意、それはクライアントの成功のために全力でクライアントに寄り添うことです。ベインは最高のクオリティ、プロフェッショナリズム、そして倫理規範の順守をもって揺るぎないコミットメントを確約します。オープンで誠実誠実に、現状をありのままに伝えることを大切にしています。現在信じていることに対して、1%でも誤っている可能性があれば、それを正直に伝えます。実践的実践的で「自ら動く」アプローチをもって、業務遂行を重視し、判断をアクションに転換します。OneTeam「ワン・チーム(1つのチーム)」の考え方で信頼しあい、敬意を表してお互いをサポートする。常にこの考え方を大切にしています。この行動規範のもと業務を遂行することで、クライアントの成功を実現します。ベイン・アンド・カンパニーでは、消費財やサービス、小売り、自動車、ヘルスケア、航空宇宙や公共セクターなど幅広い業界(業界別プラクティス)に対して、戦略やM&A、組織やコーポレートファイナンスなどの面(機能別プラクティス)からサポートしています。また、ベイン・アンド・カンパニーの顧客の株価は、平均市場に対して約4倍のパフォーマンスであることを特徴としています。参考:ベイン・アンド・カンパニーについて戦略系コンサルティングファームの仕事の特徴として、CEOを始めとするトップ層がお客様になることが多くあります。そのため、会社全体に大きな変革を起こすような仕事を手がけることが非常に多いとされています。ベイン・アンド・カンパニーのインターン内容ベイン・アンド・カンパニーのインターンには、サマーインターン・ウィンターインターンの2つがあります。以下は22卒向けサマーインターンの概要です。2020年度サマーインターン詳細『開催日程』2020年7月3日(金)~7月5日(日)3日間『応募期間』5月25日(月)13:00迄『勤務地名』ベインアンドカンパニー東京オフィス『人数』20名程度『形式』1)コンサルティングを行う上で不可欠なアプローチ手法のご紹介2)その手法を用いた実際の分析トレーニングとプレゼンテーションの実践3)コンサルティングスタッフによるキャリアカウンセリング4)コンサルティングスタッフとの食事会、等『参加条件』2021年4月~2022年8月の間に国内の大学、又は大学院(修士、博士)をご卒業予定で、2022年4月または9月に入社可能な方『待遇』交通費支給参考:2022年新卒インターンシッププログラム募集要項ベイン・アンド・カンパニーで内定を得るためにはインターンの参加が必須条件です。サマーインターンでは5~10名ほどの内定者が出ると言われています。次に過去のインターンレポートに基づいたインターン内容詳細です。内容詳細■期間:3日間■人数:15~20名程度(5人1チームで2人メンターがつきます。)■内容:・会社説明(会社制度を中心に)、パートナー公演・基本的な分析のフレームワークやロジカルシンキングの座学・その手法を用いた実際の分析のトレーニングとプレゼンテーションの実践(お題)「複合商業施設の利益を向上させるための施策提言」「ファミリーマートの利益最大化のための中長期戦略を提案する」・社員によるキャリアカウンセリング・社員との食事会参考:ベイン・アンド・カンパニーインターンレポートつまり、このインターン中でも評価は行われていることになります。では、どのようなポイントが評価されているかを、ベイン・アンド・カンパニーの求める人物像から考察してみましょう。ベイン・アンド・カンパニーが求める人物像ベイン・アンド・カンパニーは求める人物像のポイントをセミナーや採用ページを通して下記のように述べています。■統合型思考企業の戦略について、お客様と一緒に解決策を出していくのが、コンサルティングファームの仕事です。戦略だけでなく、これを提案したときに、どこにどのような影響があるのかを、先を見据え多角的に捉える力、広い視野を持って予測できる力が重要です。■IQとEQ論理的に考えられるかはコンサルティングの仕事を行う上でもちろん重要スキルです。とはいえ、愛想のない対応をして、仕事ができなくなっては元も子もありません。この言い方の方が共感を得られるのではないか、この言い方のほうが良いのではないか、というとことまで汲み取って、コミュニケーションができるかどうかも見ているポイントになります。単に論理的で賢いアドバイスだけではクライアントは動きません。時に、クライアントに耳の痛い提言も行い、難しい課題を実現するためには、クライアントの状況や感情を深く理解し、共感を引き出すことに繋げるEQが必要です。■チーム力「統合型思考」、「IQとEQ」を持った個が、チームとしてクライアントへの価値最大化を発揮することが重要です。プロジェクトチーム内で相互に密に連携することはもちろんですが、グローバルチームやベインが協働しているパートナー企業など、すべての社内外パートナーを最大活用し、クライアントへの価値最大化を追求し続ける姿勢が求められます。ベイン・アンド・カンパニーの求める素養上記に挙げた「求める人物像(統合型思考・IQとEQ・チーム力)」を踏まえた上で、unistyleのに当てはめると以下の3つになります。■関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のために提案から実行まで行うことができる。■リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる。■今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる。参考:ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考フロー選考フロー下記は22卒向けサマーインターンの選考フローです。書類審査▼適性検査・オンライン面接(録画式)▼2次面接2020年6月13(土)または6月14日(日)▼3次・4次面接2020年6月20(土)~6月23日(火)の間▼インターン▼本採用面接▼内定参考:ベイン・アンド・カンパニー国内新卒採用ページベイン・アンド・カンパニーのインターン選考エントリーシート対策ベイン・アンド・カンパニーでは、ここ数年のインターン選考で毎年同じ設問が用意されています。2020年度サマーインターンのES設問も例年通り以下の2問です。設問内容設問1(200字)あなたが目標として思い描く5年後のご自身の姿、およびそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味をもった理由を教えてください。設問2(200字)あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成長を出された経験を説明してください。求められる素養を踏まえたエントリーシート解答方針考察設問1(200字)あなたが目標として思い描く5年後のご自身の姿、およびそれを実現する過程で、戦略コンサルティングに興味をもった理由を教えてください。設問の意図設問1で、企業は志望動機と将来のビジョンから逆算したキャリア感を見ています。それを書く際に結論ファーストなど論理的に書けるかどうかも見られています。そのため、5年後の姿を実現するために、なぜコンサルティングの仕事でなければならないのか。という内容はもちろんのこと、200字と限られた字数の中で、結論と理由を論理的に書く必要があります。具体的な書き方としては、下記のフレームワークや記事・動画をご参照ください。引用:上述しているように、今回は200字と制限されているため、①②まで書けると良いでしょう。上記を踏まえると次のような回答になります。通過者の解答自分は5年後に社会のニーズを的確に捉えられるような人間になりたい。戦略コンサルタントの仕事は世界のトップ企業の幹部の方々に対して質の高い提案を出してゆくということである。その過程でぶつかるであろう多数の困難な局面を、貴社の優秀な社員の方々と意見を交えながら乗り越えてゆくことで、あらゆる分野に対する深い知見が得られ、社会に強く貢献できる人材になれると考えている。引用:ベイン・アンド・カンパニーのインターンES設問2(200字)あなたがご自身の強みを生かして問題を解決し、成長を出された経験を説明してください。設問の意図設問2では、会社に貢献できる能力があるのかを見ています。またその上で、先ほども述べた求められる素養に沿って自身の能力を伝えることは必須であるでしょう。どんな課題に対して、自分のどのような能力を使い、どういった施策を打ったのかを論理的に述べる必要があります。自己PRは、次のフレームワークに沿って書くと良いでしょう。また、以下の記事や動画では、自己PRの書き方を解説しているので、こちらも参考にしてみてください。参考:上記を踏まえた実際の回答がこちらになります。通過者の解答組織を俯瞰的に見て弱点を発見するという強みを生かし、◯◯大学野球部で走塁指導を行った。チームが優勝から遠ざかる中、守備や打撃ではなく走塁練習の質の向上が試合で勝つための最善策だと考えた自分は、練習時間外では野球部の内部ページで走塁技術を共有し、練習時間中は各選手に走塁の改善点をその都度伝えた。その結果1リーグ戦あたりの走塁ミスが以前の5分の1になり、リーグ戦優勝を果たすことができた。引用:ベイン・アンド・カンパニーのインターンES他の解答も見てみたい方はunistyleにあるのでぜひ参考にしてください。▶ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考通過者ES▶ペイン・アンド・カンパニーのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へベイン・アンド・カンパニーのインターン選考Webテスト対策書類審査の次に、Web適性検査・オンライン面接(録画式)が実施されるようです。ベイン・アンド・カンパニーでは、例年GMAT形式の筆記試験が課されていますが、今年度に関してはWeb上での適性検査とされているため、現時点(2020年5月22日時点)で適性検査の形式については把握できません。ここでは、例年出題されている、ベイン・アンド・カンパニーの独自筆記試験の対策について解説します。詳細■内容:独自試験(判断推理、GMAT(クリティカルリーズニング)ベン図を使った問題も出題されます。)■形式:マークシート■時間:30分■ボーダーライン:9割程度■合格通知:数日後から1週間以内にメールで通知■合格率:5~10%ベイン・アンド・カンパニーの筆記試験は、問題の難易度自体は高くありませんが、合格のボーダーラインが高いことが特徴です。解答時間も30分と短いため、スピードを意識して取り組むことが重要となるでしょう。■クリティカルリーズニング12分で10問解きます。問題自体はそれほど長くありません。GMATの過去問が日本語訳されて出題されると言われているので、対策をすれば満点を狙うことは可能です。■判断推理11分で11問ときます。11問うち4問が問題文と条件文a、bが与えられA~Eの選択肢を選択する問題です。A:「aだけで判断できるが、bだけでは判断できない」B:「bだけで判断できるが、aだけでは判断できない」C:「a、b両方があると判断できるが、aだけでは判断できない」D:「a、bの両方があってもわからない」E:「aだけでもbだけでも判断できる」ここで躓いてしまうと、他の問題に移ることができなくなるので練習してから挑みましょう。ベイン・アンド・カンパニーのインターン選考面接対策今年の夏のインターンでは、2次面接が6月13日または6月14日、3次・4次面接が6月20日~6月23日の間で行われるようです。例年、ベイン・アンド・カンパニーの面接では複数回に渡るフェルミ推定やケース面接が選考の中心となるようです。一日に複数回の面接が行われることもあるので複数のケース面接に対する心構えをしておきましょう。詳細■形式:1人×1~4回のケース面接(同日)■時間:各15~30分■内容:フェルミ推定、フェルミ推定及びケース面接・1回目:オーソドックスなフェルミ推定・2回目:フェルミ推定からのケース面接参考:ベイン・アンド・カンパニーインターンレポート再三お伝えしていますが、面接の場でも論理的思考力だけでなく、コミュニケーション能力も評価基準となります。また、面接の最後にフィードバックを貰えることが多くあります。次の面接時に、前回のフィードバックを活かせているのかを見られていることもあるので、しっかりと対策して次の面接に挑みましょう。▶︎フェルミ推定とは実際に調査することが難しい数量や規模をいくつかの手がかりをもとにしながら、最低限の知識で論理的に概算すること。▶︎ケース面接とは抽象的なお題や実際のビジネスの問題に対して具体的な打ち手を考案すること。フェルミ推定を行い、それをもとにケース面接を行うこともある。ベイン・アンド・カンパニーの過去問が気になる方はこちらをご覧ください。▶ケース面接・フェルミ推定完全攻略記事一覧・【ケース面接完全攻略】解き方や評価基準、対策に役立つフレームワーク・例題・本を徹底解説・ケース面接とは?フェルミ推定との違いや出題業界について解説・ケース面接の評価基準と対策まとめ【現役コンサルタントが解説】・ケース面接の解き方と対策方法を徹底解説【外コン過去問付き】・ケース面接対策に役立つフレームワーク、おすすめ本、数値を徹底解説・ケース面接対策に読むべき本6冊・フェルミ推定とは?解き方や対策方法、よくある例題を紹介最後にトップ大学生の間で高い人気を誇るコンサルティング業界。その中でもMBBと称され、マッキンゼーやボストンコンサルティングと肩を並べる、ベイン・アンド・カンパニーのインターンについて今回はご紹介しました。ベイン・アンド・カンパニーのインターンの選考では、フェルミ推定やケース面接があるため、普通の面接対策とは異なる対策が必要です。インターンへの参加が内定への第一歩となるため、東大・京大・早慶といった高学歴層も集まり、インターンへの参加は非常に狭き門となるでしょう。本記事で選考内容を理解し、それと併せてES・面接対策に役立つ記事を確認していただき、インターン選考突破を目指していただければと思います。戦略コンサルティングファームの「企業研究」に役立つ記事・ベイン・アンド・カンパニーの企業研究・マッキンゼー・アンド・カンパニーの企業研究・ボストンコンサルティンググループの企業研究コンサルティングファームの「選考対策」に役立つ記事・ベイン・アンド・カンパニーの選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから・・・外資コンサル業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】外資コンサルの仕組み・大手企業ランキング・選考対策まで一挙大公開!2.【業界研究|コンサルティング】コンサルティングとは?から選考対策までを徹底解説3.【業界研究】外資コンサル大手企業一覧まとめ4.【業界研究】外資コンサルの年収ランキングを大公開!