「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援

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最終更新日:2023年10月26日

「差別化」を狙い加速する通信キャリア大手3社のベンチャー支援

以前unistyleでは大手通信キャリア業界3社の比較記事である「NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの事業・社風・選考比較」の記事を紹介しました。そちらでは主に収益のメインとなるような事業の比較を行いましたが、今回は各社が積極的に展開しているベンチャーとの連携についてフォーカスして紹介したいと思います。

今日、同質化が進んでいる通信キャリア3社は「差別化の決定打」となるような新たなサービスを模索している最中であり、新規事業創出などの目的で積極的にスタートアップ支援やベンチャーキャピタルの事業に取り組んでいます。

例えば、業界の中でも特に積極的にベンチャーとの連携を図っているKDDIはパートナーの大企業と共に新たなスタートアップ支援の枠組みを開始しており、様々な企業のノウハウや資産を活用し、スタートアップが急成長できる支援を展開しております。

また、NTTドコモもKDDIに続いて2013年にスタートアップ支援の体制を整え、NTTグループでのベンチャー投資をドコモに集約・再編し「NTTドコモ・ベンチャーズ」を設立しました。

今回は通信キャリア3社について、それぞれのスタートアップ支援に関する動向について紹介していきたいと思います。同業界を志望する学生であるならば、企業研究の1つのポイントとしても各社の挑戦的かつ新たな取り組みを知ることは選考を受けることにおいても重要になってくるのは間違いないと思うので、是非参考にして下さい。

本選考とインターンの締め切り情報

NTTドコモ

先程紹介したとおり、NTTドコモ・ベンチャーズはNTTドコモの100%子会社としてCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)運営やベンチャー企業支援プログラム等を展開しています。

その事業の柱は大きく分けて2つあり、ひとつ目はベンチャーキャピタルの運営であり、ふたつ目はベンチャー支援プログラ"ドコモ・イノベーションビレッジ"の運営です。ドコモの100%子会社ではあるものの、NTTグループ全体のスタートアップおよびベンチャーコミュニティとの”総合窓口”としての性格を有しています。

同社取締役の秋元氏は「NTTドコモ・ベンチャーズの本質的な目的は、ベンチャーならではの斬新なアイデアやスピード感をNTTグループと結びつけることで、サービスや技術、プロセスのイノベーションを加速して、NTTグループの新事業領域を創出していくことにある」とアスキーのインタビューにて語っています。

同社の基本的な投資金額は数千万円〜1億円程度となっており、日本最大級の実名型グルメサービスを展開しているRettyに対する3,535万円の出資など、将来性のあるスタートアップに対して積極的な投資を行っています。

また、グローバルな投資を行っていることも同社の特徴であると言えるでしょう。投資先の企業は日本発のスタートアップだけではなく、ヨーロッパやイスラエルなど他地域にわたっています。

例として、NTTドコモ・ベンチャーズは2016年2月にクレジットカード決済のチャージバックリスクを保証するイスラエルのスタートアップ企業であるRiskified Ltd.に出資することを決めています。同社の技術は今後もEC市場の拡大やそれに伴う不正使用被害の拡大に合わせて、技術の使用機会の拡大することが期待できるため、今回の出資に至ったそうです。

これら以外にも、NTTドコモ・ベンチャーズの公式HPにて過去の投資実績についても紹介されているのでそちらも是非参考にしてください。

KDDI

KDDI Ventures Programは将来を担う発展途上のスタートアップに対しては育成・支援プログラムの「KDDI∞Labo(無限ラボ)」、次世代を見据えた新しい取り組みを行うベンチャー企業に対してはコーポレートベンチャーファンドの「KDDI Open Innovation Fundk」と、ステージに合わせた2つのスタートアップ支援を2012年からスタートさせています。

KDDIでは、あたらしい未来を作り出すベンチャー企業、スタートアップの方々を投資、設備、プロモーションなど豊富なアセットで支援しています。
世界を変えるための挑戦を止めてはいけない。
KDDIは挑戦を求めるあなたと新しい世界を作り続けます。

 

参考:KDDI Ventures Program 公式HP

「無限ラボ」は、韓国のテクノロジースタートアップの日本進出支援、および事業提携を目指し、日本国内では大学や研究機関と連携し、企業化人材育成や研究成果の事業化など世界規模でのスタートアップ支援を行っています。

無限ラボは一定の期間ごとに毎期4〜5チームが参加し、KDDIを始めとする参画企業から多方面の支援を受けながら3ヶ月感でサービスの完成・事業化を目指すプログラムを展開しています。参加したチームの多くがサービスを期間内に発足させ、KDDIのアプリ取り放題サービス「auスマートパス」などでデビューを果たしています。

例えば、KDDIは無限ラボの第1期プログラムに参加したシンクランチ株式会社に出資を実施しました。同社はFacebookのアカウント情報を用いたビジネスランチセッティングサービス「ソーシャルランチ」を展開していました。リリース後順調にユーザー数を伸ばしていましたが、2012年にはソーシャルゲーム事業を行うDonutsが同社を買収しました。

KDDI代表取締役社長である田中氏は、スタートアップ企業が次の段階に進むためにはKDDIのような事業会社が果たす役割が「超重要」であると無限ラボ第3期の表彰会で語りました。

質疑応答では、「製品が良くても企業として存続して大きくなっていくのは非常に難しい。プロモーションをやろうとネットに載せるだけでは厳しいし、記事を書いてもらって拡散するだけでも厳しい。彼らのコンセプトやプロダクトを広げるために支援する人達がいる、スマートパスの中に入れば、400万人に見てもらい、機会が格段に増える。使い始める行為にまで押し上げる」と語っていました。

ソフトバンク

業界の他2社に比べるといくつかの大規模な投資案件が目立つソフトバンク。古くは米ヤフーへの出資と日本での合併設立です。いまだに知名度が低かった当時のヤフーに潜在的価値を見出し、1億ドルを超える資金を投じ、それが結果として莫大な利益を生み出すことにつながりました。

また、ソフトバンクは2000年に中国のネット通販などを運営する「アリババ」に20億円を出資しましたが、同社の劇的な成長により今ではその投資額は6兆円前後の価値にまで成長しました。そしてアリババは2016年9月19日に世界最大規模の上場を成し遂げ、今後より積極的な海外展開に動き出すようです。

このように、積極的なM&Aや投資を実施してきたソフトバンクはグループにおけるベンチャー企業向けの投資部門として「ソフトバンクキャピタル株式会社」を保有しています。

米国に本拠地を構え、ベンチャー企業を掘り起こす投資専門会社である同社は、合計10人程度の投資の専門家チームを組んでおり、早期段階のベンチャー企業に投資を行うベンチャーキャピタルです。KDDI・NTTドコモと比較してグローバル規模のベンチャー投資の比率が高いことも同社の特徴でしょう。

過去の投資実績としてはソーシャルニュースの分野で先駆けになった「ハフィストン・ポスト」や、ソーシャル上で拡散するバイラルニュースを提供している「バズフィード(BUZZ FEED)」などが挙げられます。最も初期の段階からこれら事業者向けの投資を続けているようです。その他フランスに本社を持つ「クリテオ(criteo)」など、グローバルな規模で積極的に投資を行ってるようです。

最後に

今回は大手通信キャリア3社のスタートアップ支援に関する動向にフォーカスしてまとめてみました。元来、他の産業と比較して差別化が難しいとされてきており、かつ今日も同質化競争が繰り広げられている通信キャリア業界において、ベンチャー企業との連携による新規事業の創出は他社との差別化におけるカギとなることは間違いないでしょう。

また実際の選考においても、通信キャリア3社は学生に対して柔軟な発想力を求めるような設問が目立ちます。以下の具体例を確認してみましょう。

「ドコモはまだまだつまらない」――あなたならどうオモシロくしますか。また、あなたはどう貢献しますか。(300文字以内)

 

参考:NTTドコモ エントリーシート(21)

情報革命で人々を幸せにするために、ソフトバンクに必要なことは何だと思いますか?その達成のために、あなたならソフトバンクでどんな挑戦をしたいか教えてください。(200字以上)

 

参考:ソフトバンク【内定】 エントリーシート(25)

KDDIでやりたいこと、実現したいことを教えてください。

 

参考:KDDI エントリーシート(12)

このような設問の回答として、学生自身の過去の経験と照らし合わせて答えることも大事ですが、柔軟な発想力、そして自分だけの個性・価値観をアピールする方法として斬新なアイデアを紹介することも設問に対する回答として非常に魅力的でしょう。

今回の記事がみなさんの参考になれば幸いです。

また、本記事では通信キャリア大手3社のベンチャー支援について解説してきましたが、こちらの動画ではIT業界の全体像について紹介しています。こちらの動画もあわせてご覧ください。

次の動画ではIT業界のビジネスモデルについて紹介しています。

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本選考も始まってます!10月にエントリーできるインターンシップ・本選考締切情報まとめ 本選考も始まってます!10月にエントリーできるインターンシップ・本選考締切情報まとめ 本記事ではインターンシップ、本選考へのエントリーを検討している24卒就活生に向け、10月にエントリー締切を迎える企業を約65社紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考また本記事にはインターンシップだけでなく本選考のエントリーが開始している企業も掲載しています。本記事からエントリーページに直接移動することも出来ますので効率的なエントリーに是非お役立てください。注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。10月にインターン・本選考のエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載10月2日あいおいニッセイ同和損害保険読売新聞東京本社三菱UFJ信託銀行10月3日日本郵政グループデロイトトーマツコンサルティング(DTC)読売広告社野村證券10月4日三菱UFJ銀行セガグループ野村総合研究所日本食研ホールディングス三菱電機商工組合中央金庫テレビ東京10月5日アステラス製薬中外製薬三越伊勢丹10月6日読売新聞東京本社サッポロビールPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社10月7日アステラス製薬双日野村不動産10月9日富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)10月10日読売新聞西部本社りそなグループ読売新聞東京本社信金中央金庫農林中央金庫10月11日三菱UFJ銀行ネスレ日本SCSKみずほリサーチ&テクノロジーズ(旧:みずほ情報総研・みずほ総合研究所)みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)朝日新聞社東急10月12日セガグループメタルワン日本郵政グループNTTドコモ住友商事みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)10月13日西日本旅客鉄道(JR西日本)10月14日セガグループA.T.カーニー国際協力機構(JICA)EYストラテジー・アンド・コンサルティング10月16日日本ガイシ(日本碍子、NGK)損害保険ジャパンUBSグループクボタオービックPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社旭化成カプコン(CAPCOM)10月17日三菱UFJ銀行東京地下鉄(東京メトロ)ジョンソン・エンド・ジョンソン石油資源開発(JAPEX)豊田通商トレンドマイクロ10月18日ソニー生命保険東急大東建託中部電力住友生命10月19日デジタルホールディングス(旧オプト)10月20日朝日新聞社森永製菓10月21日ボストンコンサルティンググループ(BCG)10月23日コスモエネルギーグループクボタ三菱UFJリサーチ&コンサルティング日本銀行10月24日読売新聞東京本社PwCあらた有限責任監査法人10月25日NTTデータ住友不動産関西電力10月27日三菱UFJ銀行10月31日三井住友海上火災保険【エントリーはこちらから】10月の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。あいおいニッセイ同和損害保険秋季インターンシップ「ActiveLearning」◆エントリー締切2022年10月2日(日)23:59インターンへのエントリーはこちらあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社経営管理カフェ【東京】◆エントリー締切10月2日(日)23時59分インターンへのエントリーはこちら写真記者カフェ(2期)【東京本社】◆エントリー締切10月2日(日)23時59分インターンへのエントリーはこちら記者カフェ(2期)【東京本社】◆エントリー締切10月6日(木)正午インターンへのエントリーはこちら読売College事業・11月コース【東京本社】◆エントリー締切10月10日(月・祝)23:59インターンへのエントリーはこちら読売College広告・11月コース【東京本社】◆エントリー締切10月24日(月)正午インターンへのエントリーはこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ信託銀行1day業務体感プログラム「センタクシンタク」◆エントリー締切10月2日(日)インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ信託銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループ日本郵便インターンシップ(地域基幹職・一般職)◆エントリー締切2022年10月3日(月)正午インターンへのエントリーはこちら【日本郵政・日本郵便合同インターンシップ(総合職)autumn】※対面◆エントリー締切エントリーシートの提出:2022年10月12日(水)正午適性検査の受検締:2022年10月19日(水)正午インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらデロイトトーマツコンサルティング(DTC)ウィンタージョブ選考◆エントリー締切10月3日(月)正午インターンへのエントリーはこちらデロイトトーマツコンサルティング(DTC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売広告社インターンシップ◆エントリー締切2022年8月24日(水)~10月3日(月)16:00までインターンへのエントリーはこちら読売広告社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村證券営業部門2Daysインターンシップ◆エントリー締切2022年10月3日(月)23:00インターンへのエントリーはこちら野村證券の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJ銀行システム・デジタルINTERNSHIP二次締切◆エントリー締切一次締切:9月5日(月)9:00※受付対象:開催日時①②③④⑤⑥受付終了二次締切:10月4日(火)9:00※受付対象:開催日時③④⑤⑥インターンへのエントリーはこちらサイバーセキュリティINTERNSHIP◆エントリー締切10/11(火)9:00インターンへのエントリーはこちら法人営業Internship(冬期)◆エントリー締切10月17日(月)9:00インターンへのエントリーはこちらデジタルINTERNSHIP◆エントリー締切10月17日(月)9:00インターンへのエントリーはこちら「戦略財務会計Internship」◆エントリー締切10月27日(木)午前10:00インターンへのエントリーはこちら三菱UFJ銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらセガグループ【プログラマ1dayインターンシップ~ゲーム制作体験編~】◆エントリー締切9月4日(日)AM10:0010月4日(金)AM10:00インターンへのエントリーはこちら【プログラマ1dayインターンシップ~サーバー/バックエンド編~】◆エントリー締切10月4日(火)AM10:00インターンへのエントリーはこちら【プログラマ1dayインターンシップ~アプリケーション/クライアント編~】※開催日別締切◆エントリー締切10月12日(水)AM10:00インターンへのエントリーはこちら【プランナー1dayインターンシップ~ゲームの「オモシロさ」を考えよう!~】※開催回別締切◆エントリー締切第1回&第2回:2022年9月1日(木)AM10時第3回&第4回:2022年9月27日(火)AM10時第5回&第6回:2022年10月14日(金)AM10時インターンへのエントリーはこちらセガグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村総合研究所(NRI)夏期インターンシップ(経営コンサルティングコース)◆エントリー締切2022.8.30(火)~2022.10.4(火)正午締切インターンへのエントリーはこちら冬期実践型インターンシップ(ITソリューションコース)◆エントリー締切2022.8.30(火)~2022.10.4(火)正午締切インターンへのエントリーはこちら野村総合研究所(NRI)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本食研ホールディングス仕事体験◆エントリー締切2022年10月4日(火)23:59インターンへのエントリーはこちら日本食研ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱電機「オンライン1day仕事体験」※10月開催分◆エントリー締切開催日前日23:59インターンへのエントリーはこちら三菱電機の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら商工組合中央金庫【1Day仕事体験】◆エントリー締切10月4日(火)23:59※先着順で締切前に申し込みが終了する可能性があるため、早めのエントリーを推奨します。インターンへのエントリーはこちら商工組合中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらテレビ東京【本選考】【24卒/アナウンス職選考】独自性のある番組・コンテンツ制作に強みをもつ「テレビ東京」◆エントリー締切1.エントリーシート基本情報登録締切:2022年10月2日(日)23:592.エントリーシートの提出締切:2022年10月4日(火)郵送必着3.自己PR動画の提出締切:2022年10月4日(火)23:59本選考へのエントリーはこちらテレビ東京の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアステラス製薬【本選考】バイオインフォマティクス・バイオロジクスモダリティ研究職※第一次締切◆エントリー締切第1次締切:2022年10月5日(水)12:00(正午)第2次締切:2022年11月18日(金)12:00(正午)第3次締切:2023年1月10日(火)12:00(正午)最終締切:2023年2月28日(火)12:00(正午)製薬技術研究職インターンシップ◆エントリー締切2022年10月7日(金)正午までインターンへのエントリーはこちらアステラス製薬の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら中外製薬中外ジョブ型インターンシップ(開発職)◆エントリー締切10月5日(水)17:00インターンへのエントリーはこちら中外ジョブ型インターンシップ(MR職)◆エントリー締切10月5日(水)17:00インターンへのエントリーはこちら中外製薬の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三越伊勢丹プレミアムインターンシップ(総合職)◆エントリー締切10月5日(水)23:59インターンへのエントリーはこちら三越伊勢丹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらサッポロビール【1Day】サッポロビールのエンジニアリングを体験しよう!◆エントリー締切<オンライン開催>2022年9月1日(木)17:00<関東(恵比寿本社又は千葉工場)開催①②>2022年10月6日(木)17:00インターンへのエントリーはこちら【1Dayインターン】DX推進◆エントリー締切<オンライン開催>2022年9月1日(木)17:00<関東(恵比寿本社又は千葉工場)開催①②>2022年10月6日(木)17:00インターンへのエントリーはこちらサッポロビールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社Pwcコンサルティング【ITソリューションコンサルタント職】AutumnInternship◆エントリー締切2022年10月6日(木)23:59(JST)インターンへのエントリーはこちらPwCコンサルティング【デジタルコンサルタント職】WinterInternship◆エントリー締切2022年10月16日(日)23:59(JST)※エントリーシート提出期限インターンへのエントリーはこちらPwCコンサルティング合同会社・PwCアドバイザリー合同会社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら双日双日キャリアカレッジ~インテンシブコース~◆エントリー締切(1)書類のご登録○エントリーシート登録10月7日(金)15:00迄○大学成績の登録10月7日(金)15:00迄(2)事前選考会への参加書類選考合格者の方に以下の日程にて事前選考会をご案内予定です。○1次面接:10月21日(金)・24日(月)・25日(火)@オンライン○2次面接:10月28日(金)・31日(月)・11月1日(火)@オンラインインターンへのエントリーはこちら双日の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら野村不動産現場配置型インターンシップ(夏募集)◆エントリー締切・エントリーシート:10月7日(金)23:59・適性検査・PR動画のご提出:10月11日(火)18:00・WEBセミナー:10月14日(金)14:00~、10月17日(月)11:00~※応募完了した方から、WEBセミナーの予約が可能になります。※次の選考へ進むためには、WEBセミナーの参加が必須となります。※セミナーについて、今回参加済みの方は再度参加の必要はありません。インターンへのエントリーはこちら野村不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)事務系コース秋冬3Daysワークショップ(第1回~第2回)◆エントリー締切第1回~第2回:2022年9月15日(木)~2022年10月9日(日)第3回~第4回:2022年10月11日(火)~2022年11月16日(水)第5回~第7回:2022年11月16日(水)~2022年12月13日(火)インターンへのエントリーはこちら富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞西部本社記者カフェ【西部本社】(1期)◆エントリー締切10月10日(月)23:59インターンへのエントリーはこちら読売新聞西部本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらりそなグループ<11月開催>RESONABusinessAcademy◆エントリー締切10月10日(月)23:59インターンへのエントリーはこちらりそなグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら信金中央金庫インターンシップ◆エントリー締切2022年10月10日(月)インターンへのエントリーはこちら信金中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら農林中央金庫インターンシップ※第4回締め切り◆エントリー締切【第4回締切】2022年10月10日(月)23:59迄インターンへのエントリーはこちら農林中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらネスレ日本【本選考】ネスレパスコース◆エントリー締切2022年10月11日(火)10:00本選考へのエントリーはこちらネスレ日本の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらSCSKSCSK版ハッカソン『テクのこ』インターンシップinWinter◆エントリー締切10/11(火)12:00(正午)インターンへのエントリーはこちらSCSKシスキャリセミナー~システム開発体験×キャリア形成セミナー~inAutumun◆エントリー締切10/11(火)12:00(正午)インターンへのエントリーはこちらSCSKの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらみずほリサーチ&テクノロジーズ(旧:みずほ情報総研・みずほ総合研究所)オータムインターンシップ・仕事体験第2回締切り◆エントリー締切大阪会場:2022年9月11日締切東京会場:2022年9月25日締切インターンへのエントリーはこちらみずほリサーチ&テクノロジーズ(旧:みずほ情報総研・みずほ総合研究所)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらみずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)StoryofBanker(第2回締切)◆エントリー締切第一回:2022年9月12日月曜日12時00分第二回:2022年10月11日火曜日12時00分インターンへのエントリーはこちらExperience年金アクチュアリー編◆エントリー締切2022年10月11日水曜日12時00分インターンへのエントリーはこちらExperience不動産ソリューション編◆エントリー締切2022年10月11日水曜日12時00分インターンへのエントリーはこちらExperience個人営業編◆エントリー締切2022年10月11日火曜日12時00分インターンへのエントリーはこちらExperienceデジタルマーケティング編◆エントリー締切2022年10月11日火曜日12時00分インターンへのエントリーはこちらGlobalCorporateFinanceInternship(1day:Web開催)◆エントリー締切2022年10月12日(水)インターンへのエントリーはこちらみずほフィナンシャルグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら朝日新聞社ジャーナリストコースのインターンシップ2days◆エントリー締切10月11日(火)正午インターンへのエントリーはこちらデータジャーナリズム1day仕事体験◆エントリー締切10月20日(木)正午※締切直前はシステムの混雑が予想されます。早めにお申込みください。インターンへのエントリーはこちら朝日新聞社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東急【文理不問】1DAYビジネス体感コース◆エントリー締切10/11(火)17:00インターンへのエントリーはこちら【建築・設備系の方向け】開発企画体感コース◆エントリー締切10/18(火)17:00インターンへのエントリーはこちら東急の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらメタルワンインターンシップ◆エントリー締切2022年10月12日(水)12:00までまでインターンへのエントリーはこちらメタルワンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらNTTドコモビジネスグロースインターンシップ◆エントリー締切10月12日(水)13:00迄インターンへのエントリーはこちらNTTドコモの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友商事3daysインターン◆エントリー締切2022年10月12日(水)23:59迄インターンへのエントリーはこちら住友商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら西日本旅客鉄道(JR西日本)1DAY仕事体験◆エントリー締切2022年10月13日(木)インターンへのエントリーはこちら西日本旅客鉄道(JR西日本)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらA.T.カーニー国内採用ウィンタージョブ◆エントリー締切10月14日(金)11:00amインターンへのエントリーはこちらA.T.カーニーの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら国際協力機構(JICA)JICAインターンシップ・プログラム◆エントリー締切9月16日~10月14日正午インターンへのエントリーはこちら国際協力機構(JICA)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティング【本選考】新卒採用国内選考(BusinessConsultant/TechnologyConsultant)◆エントリー締切・BusinessConsultant:初回本エントリー締切り10月14日・TechnologyConsultant:初回本エントリー締切り10月14日本選考へのエントリーはこちらEYストラテジー・アンド・コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本ガイシ(日本碍子、NGK)【事業理解ワーク】◆エントリー締切10/16(日)23:59インターンへのエントリーはこちら日本ガイシ(日本碍子、NGK)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら損害保険ジャパンSOMPOWebCollege総合コース(第3期)◆エントリー締切・第3期9月16日(金)~10月16日(日)※エントリーシートおよび証明写真は10月16日(日)15時までWEB適性検査は10月17日(月)15時までインターンへのエントリーはこちら損害保険ジャパンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらUBSグループ【本選考】2024年度新卒正社員採用◆エントリー締切エントリーシート登録期限:2022年10月16日(日)18:00本選考へのエントリーはこちらUBSグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらクボタ事務系2DAYSインターンシップ(文理対象)◆エントリー締切10月16日(日)インターンへのエントリーはこちら技術系2DAYSインターンシップ(理系対象)◆エントリー締切10月23日(日)インターンへのエントリーはこちらクボタの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらオービック秋期1DAYインターンシップ◆エントリー締切9月9日(金)~10月16日(日)インターンへのエントリーはこちらオービックの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら旭化成事務系(総合職)1day業務体験プログラム第1次締切◆エントリー締切<第1次締切>10/16(日)23:59<第2次締切>11/6(日)23:59<第3次締切>11/20(日)23:59<第4次締切>12/4(日)23:59<第5次締切>1/5(木)23:59<第6次締切>1/17(火)23:59<第7次締切>1/31(火)23:59インターンへのエントリーはこちら旭化成の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらカプコン(CAPCOM)【企画】CAPCOMGameDesignersJAM◆エントリー締切毎週日曜日23:59〆切※応募多数のため、先着順に選考が行われます。早めにご回答ください。※アンケート最終締め切り日(10月8日-9日開催)➡9月25日(日)23:59〆※アンケート最終締め切り日(10月22日-23日開催)➡10月2日(日)23:59〆※アンケート最終締め切り日(11月5日-6日開催)➡10月16日(日)23:59〆インターンへのエントリーはこちらカプコン(CAPCOM)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東京地下鉄(東京メトロ)総合職技術系・ICT系インターンシップ◆エントリー締切10/17(月)正午12:00インターンへのエントリーはこちら東京地下鉄(東京メトロ)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらジョンソン・エンド・ジョンソン1DayOnlineWorkshop第2期(11月枠)◆エントリー締切10月17日(月)13:00締切インターンへのエントリーはこちらジョンソン・エンド・ジョンソンの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら石油資源開発(JAPEX)【事務系技術系合同ワンデー仕事体験】◆エントリー締切10月17日(月)17:00までインターンへのエントリーはこちら石油資源開発(JAPEX)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら豊田通商TOYOTSUONLINECOLLEGE(1day)◆エントリー締切10月17日(月)17:00までインターンへのエントリーはこちら豊田通商の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらトレンドマイクロ2daysインターンシップ:営業の仕事体験◆エントリー締切※先着順インターンへのエントリーはこちらトレンドマイクロの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらソニー生命保険TheBeginningSeminar~WhatisSonyLifeValue?~※10月日程◆エントリー締切マイページ内【予約・確認フォーム】より予約をしてください。(先着順)インターンへのエントリーはこちらソニー生命保険の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託<1Day仕事体験(不動産総合)>10月開催分◆エントリー締切マイページ【予約・確認フォーム】から予約をしてください。(先着順)インターンへのエントリーはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら中部電力冬期事務系インターンシップ◆エントリー締切エントリーシート:2022年10月18日(火)23:59適性検査:2022年10月19日(水)23:59インターンへのエントリーはこちら中部電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友生命基礎理解コース(1DayWEB)9〜10月◆エントリー締切マイページ「予約・確認フォーム」から予約をして下さい。(先着順)インターンへのエントリーはこちら住友生命の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらデジタルホールディングス(旧オプト)【本選考】2024年度新卒正社員採用◆エントリー締切※会社説明会参加をもって選考参加となります・1期募集(夏選考):~10/20・2期募集(秋選考):11/1~12/19・3期募集(冬選考):1/5~2/20・4期募集(春選考):3/1~本選考へのエントリーはこちらデジタルホールディングス(旧オプト)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら森永製菓「研究開発職」体感インターンシップ◆エントリー締切9月5日(月)~10月20日(木)正午インターンへのエントリーはこちら森永製菓の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらボストンコンサルティンググループ(BCG)WinterIntern◆エントリー締切【エントリーシート提出締切】10月21日(金)午前9:00【適性試験受験期間】10月11日(火)〜10月26日(水)※要予約インターンへのエントリーはこちらボストンコンサルティンググループ(BCG)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコスモエネルギーグループ事務系2daysインターンシップ◆エントリー締切2022年10月23日(日)23:59迄インターンへのエントリーはこちらコスモエネルギーグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティング政策研究コース1day◆エントリー締切2022年10月23日(日)23:59までインターンへのエントリーはこちらオータムインターンシップ経営コンサルティングコース2days◆エントリー締切2022年10月23日(日)23:59までインターンへのエントリーはこちら三菱UFJリサーチ&コンサルティングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本銀行総合職◆エントリー締切2022年10月23日(日)インターンへのエントリーはこちら日本銀行の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらPwCあらた有限責任監査法人GlobalLeadershipProgram(公認会計士育成採用)◆エントリー締切10月24日(月)12:30まで(JST)インターンへのエントリーはこちらPwCあらた有限責任監査法人の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらNTTデータIT企業法務1DAYインターンシップ◆エントリー締切10月25日(火)正午インターンへのエントリーはこちらNTTデータの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友不動産WinterInternship3Days◆エントリー締切・エントリーシートの提出:2022年9月22日(木)~2022年10月25(火)21:00・適性検査の受検:2022年9月22日(木)~2022年10月25(火)23:59インターンへのエントリーはこちら住友不動産の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら関西電力1day仕事体験”ChallengeProgram”◆エントリー締切10月25日(火)23:59までインターンへのエントリーはこちら関西電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら三井住友海上火災保険第2期「MSインターンシップ4DAYS」(12月開催)◆エントリー締切10月31日(月)17:00インターンへのエントリーはこちら三井住友海上火災の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"10月にインターンシップ/本選考のエントリー締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。記事の冒頭でもお伝えしましたが、インターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン・本選考締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは24卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。さらにunistyleでは、今後も24卒就活生向けに「インターンシップ/本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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「こんなはずじゃなかった。」新卒配属ガチャ問題とどう向き合うか 「こんなはずじゃなかった。」新卒配属ガチャ問題とどう向き合うか 新卒配属ガチャという言葉をご存知でしょうか。新卒入社後の部署配属がランダムに決定されることで、「自分がやりたい仕事ができる部署ではなかった」「人間関係が上手くいかない」など当たり・ハズレがあることから「ガチャ」と呼ばれるようになっています。新卒配属ガチャ問題は、いわゆる日本型雇用の代名詞である「終身雇用」や「年功序列制度」を導入している企業で起きます。代表的な業界としては、商社、金融が挙げられます。参考:そして、新卒配属ガチャ問題による入社後ギャップの影響で、入社後2〜3年で退職する方が少なくないという事実があります。今回は新卒配属ガチャ問題による早期退職と実際に新卒入社で退職した方の「退職理由」をまとめた上で、早期退職を避けるためにどうすべきかを考察します。入社後の働き方を考える参考になるかと思いますので、自分が志望している企業が新卒配属ガチャ問題に当てはまる可能性がある就活生の方は是非ご一読下さい。新卒配属ガチャ問題とは終身雇用制度を導入しているような長期的に社員を育てようとする企業では、新卒の配属では希望が通らない場合が多く、それにより自分に合わない部署に配属されてしまうという、所謂「ハズレを引く」ということが度々起こっています。このハズレの具体例としては、・配属された事業部の仕事内容が、やりたかった仕事・適性のある仕事と全く異なり、仕事が自分に合わない・上司や教育係など、配属先部署での人間関係が上手くいかない・残業が多いなど、労働条件が良くない部署に配属されるなどといったものが挙げられます。さらに厚生労働省の調査によると、自己都合による離職の理由の約27%が「労働条件(賃金以外)が良くないから」となっており、最も高い割合を占めていました。上記で挙げたような配属先でのミスマッチが起きることで、早期離職をする社員が多くなっています。つまり、行きたい企業に入社しても配属先とのミスマッチによって離職するということがよく起きているのです。これが新卒配属ガチャの一番の問題点です。参考:平成28年雇用動向調査結果の概況早期退職を避けるためには入社時から転職を考えていた方はさておき、苦労して内定を得た会社をすぐに辞めてしまうのはもったいないと考える方が多いと思います。そうならないためにも企業選びの時点から入社後の配属については考えておくべきだと思います。では、早期退職を避けるためには就職活動の時点でどのようなことをしておくべきでしょうか。【1】OB訪問、面接、説明会などで社員に直接配属について聞く実際の配属のされ方や、部署ごとの配属人数比、希望がどの程度考慮されるのかなどといったコアな情報はHPなどではわからない場合が多く、そういったコアな情報は実際に社員の方から聞くのが最も良い方法です。実際に新卒配属を経験している社員から生の声を聞くことができれば、その会社の配属に関してある程度理解でき、ガチャのリスクがどれだけあるのかも知ることが出来るでしょう。企業によっては学歴によって部署や勤務地などを決めているという場合もあるので、そのような情報はOB訪問で聞くことが出来ると思います。また、OB訪問だけでなく説明会などで人事の方に質問するのも良いかと思います。人事部の方であれば、採用も配属も両方考える場合がほとんどであるので、配属に関して詳しい可能性が高いと言えるからです。このように、事前に正しい情報を理解できていれば、入社後に「知らなかった」ことによるミスマッチを減らすことができます。もし、自分の希望している部署で働ける可能性が低かったり、配属される可能性がある部署が自分が全くやりたくない仕事の場合は、別の企業を探すのもありだと思います。参考:【2】配属ガチャは前提として、仕事軸ではなく理念・ビジョン軸で意思決定する配属人数の兼ね合いなどもあり、そもそもどんな企業でも100%配属希望が通るとは限りません。採用人数が少ないベンチャー企業であれば、可能性として有り得ますが、採用人数が多い企業であればあるほど、可能性としては低くなります。そのため、「希望する部署で働きたい。それ以外の部署は嫌だ。」という発想自体を転換する必要があります。例えば、仕事内容に焦点を当てずに、企業のビジョンや理念に焦点を当てて考えるのは一つの有効な手段です。仮に自分が企業のビジョンや理念に共感をしていれば、仕事内容は自分にとって目標達成のための手段になります。つまり、どんな仕事をしていてもやりがいを感じることができます。学生時代の部活と同じです。仮に自分が野球部だったとしましょう。練習での走りこみや筋トレ。やっている時はとてもしんどくて、どんな人でも辛いと感じることがあると思います。それでも、練習を頑張れる理由は何なのか。それは、「甲子園に出たい」「試合に勝ちたい」「レギュラーになりたい」という目標があり、その目標達成が自分のモチベーションになるからです。これと同じように仕事でも、「自分は○○というビジョンに共感している。○○というビジョンを達成するために、自分は働いている。」と考えることができるので、仮にどんな仕事内容だったとしてもやりがいを持って仕事ができます。最後に配属ガチャはその名の通り、ガチャ(運)の要素があります。良い方向に転ぶ場合もありますし、悪い方向に転ぶ場合もあります。本記事では、これまで配属ガチャがある企業において、特定の部署に配属を希望することは難しいと述べてきましたが、一方で配属ガチャが起こりうる代表的な業界としてよく挙げられる総合商社において、下記のような良い方向に転んだ事例も実際にあったそうです。私の友人の実話ですが、彼はあまりの優秀さに某総合商社から、「君の好きなところに配属させるから、他の内定蹴ってうちに来てくれ!」といわれています。もちろん普通の採用フローです。体育会の特別フローとかにのってたわけではありません。彼のスペックですが、東京大学経済学部で某有名ゼミに所属、1年の交換留学経験があり、もともとは外資系投資銀行やコンサルティングファームに興味があり、それらの選考を受けていたので、商社の面接が始まる頃には面接慣れしており、すらすらと聞かれたことに対してクリティカルに回答できる状態になっていました。参考:配属リスクに怯える商社志望者、圧倒的一番になれば配属リスク無くなる件これはかなり極端な例であり、あまり参考にすべきではありません。内定と同時に希望部署への配属が確約されることは可能性としてはなくはないですが、たった数%です。その可能性の低さを認識しておく必要があるでしょう。就職はゴールではありません。入りたい企業に入れた=やりたい仕事ができるとは限りません。人間関係に関しても、入社前に見極めることには限界があります。だからこそ、「なぜこの会社がいいのか?」「入社した場合には、どんなリスクがあるのか?」など自己分析や企業研究を自分が納得するまでやることがベストでしょう。参考: 17,141 views
【総合商社からの転職】商社マンの転職市場価値とは 【総合商社からの転職】商社マンの転職市場価値とは 総合商社の人材というと、「勝ち組の代表格、結婚したい職業No.1」など華やかな外面が商社の好調な決算も相まって、特に注目されているように感じます。一方、商社で働く人や転職エージェントの方に聞くと、「商社パーソンの人材価値は長く務めるほど低くなっていき、商社以外で働くのが難しくなる」という話が多く出るように感じます。今回は世間でのイメージと実際の転職市場でのギャップの要因をお話していきます。本記事のコンテンツ・商社パーソンの人材価値が高くない3つの理由・そもそも総合商社の人材が評価されている部分・総合商社で希望の部署に配属されなかった人と、総合商社に転職したいと考える人へ・現状の不満を打開する上で一番大事なこと・最後に商社パーソンの人材価値が高くない3つの理由商社パーソンの人材価値が高くない理由を統合すると、(1)プロフェッショナルではなく何でも屋さん、(2)意外にのんびりした職場で成長の圧力が低い、(3)そもそも総合商社の給料と並ぶオファーを出せる会社がないの三点に集約されるように感じています。(1)プロフェッショナルではなく何でも屋さん総合商社の仕事は、就職活動生が訳がわからず、中で働く人も部門が違えば、具体的に何をやっているのかわからないほど多岐に渡っています。簡単に説明すると、エネルギー、食糧のように各事業ごとに分かれており、更に事業の中で、商品ごとに部が分けられています。そして多くの場合、部ごとに独立採算制を取りながら、トレード・事業投資・事業会社の経営(出向含む)を行っています。その中で社員は、自分の関わる商品に関して、既存のビジネスを回しながら、ある程度自由に新規にビジネスを考えて提案することができます。例えば、トレードで言えば、新しい倉庫や拠点の模索、船の新規経路の模索、新規の船会社・輸送方法の開拓などを既存のビジネスを回しながら考えて提案したりします。多くの場合、伝統的なトレードにも若手から課長級の社員まで関わり、収益アップのために最も収益の上がるトレードシステムを模索します。事業投資で言えば、部の中で投資部隊を課単位で設定し、どの企業にどう投資して、既存の投資先・取引際とどのように仕事をすれば収益が上がるのかシナリオを考えて、投資銀行・社内の財務部門と協力しながら投資を実行していきます。投資銀行からの提案を受けたり、自ら調査しながら、ゼロベースで投資先を選定することもありますが、多くの場合は元々取引がある取引先に対して、より協力的な関係を築くために投資して何かできないか考えるという案件が多く、また元々取引のある企業に対する投資の方が、取引先のことをある程度理解し、信頼関係がベースにあるため、投資としてもうまくいっている案件が多いように感じます。事業会社の経営で言えば、本社では、事業会社に送り込み、どんな仕事をすれば収益が最大化されるのか、また投資先の事業会社の経営状況を確認するという仕事をしますし、出向すれば本社で考えている戦略などを実際に現地で実行しながら、本社の人では見えてこない中の視点から事業会社をよくすることができないか考えていくという仕事をしていきます。商社の人材は上記のトレード・事業投資・事業会社の経営の三つの異なる仕事を、部の人材育成プランに沿って、それぞれの仕事を経験することになります。ちなみに筆者の場合は、入社当時が事業会社の経営を確認する部署、二年目に事業投資のちょっとしたお手伝いに関わり、その後事業会社の経営に関わるために出向、その後事業部門が異動した後に伝統的なトレードに関わるという形で進みました。話が長くなってしまいましたが、要するに商社の人材はプロフェッショナルではなく、ビジネスモデル上、商社という枠組みの中で何でも仕事をする何でも屋さんになる傾向が強いということです。中途採用の現場では、外資系投資銀行や企業買収部門出身の専門家や経営のプロなど長年培ってきたスキルや経験が買われる傾向にあるため、総合商社のように多岐に渡る業務を担ってきた人材の評価が低くなってしまうようです。【参考】(2)意外にのんびりした空間で成長しない多くの就職活動生のイメージとしては、商社で働けば、世界を股にかけてビジネスを行い、どんどん成長できる環境であると思い描いている人が多いと思いますが、総合商社は入ってしまえば、年功序列の中で、よく言えばしっかりと教育体制が整っており、悪く言えば、あまり努力しなくても高い年収を得られる環境です。あまり仕事ができないと噂される上司でも年収1500万円が保証されてしまう会社だと言え、そこがアップorアウトと言われる外資系コンサルや外資系投資銀行との違いだと言えます。語学力は身に付くという話がありますが、基本的に社内で使われる言葉は日本語であり、数年間駐在しても、日本に戻ってから現地の言葉を使わなくなってしまえばどうしても錆び付いてしまいます。商社は(1)で話をした通り、何でも屋さんになる傾向が強く、他業界でも使える総合商社だからこそ身に付く専門性やスキルというのは乏しい上に、上記の通り、成長に対する圧力は意外なほど薄いため、強い意思とビジョンを持たなければ、成長できない環境にあると言えます。個人的な感想としては若手のうちほど、やっぱりよく勉強して、様々なことを吸収しようとする人が多い反面、出世など諦めてしまった中堅社員にいくほど、意欲が低下する傾向にあるように感じます。そのため、伸び盛りの若手を過ぎると、総合商社の人材的価値が低下するように感じます。(3)総合商社の給料に見合うオファーを出せる会社が少ない人材価値とは直接的には関係ないかもしれませんが、そもそも論として、総合商社の給料に見合うオファーを出せる会社はほとんどありません。30代になれば確実に年収1,000万円以上あり、30代後半から伸びるペースが鈍化するものの、1,500万円を超える人もかなりの人数がいます。このような高額なオファーを上記のような、何でも屋さん及び成長してこなかった人材には払えないというのが正直なところでしょう。そもそも総合商社の人材が評価されている部分そもそも総合商社の人材が評価されている部分の大半は、総合商社での経験以上に、語学力や地頭・事務処理能力・リーダーシップなど商社業務の専門性というよりは汎用的なスキル・スペックの部分であるように思います。そのため、汎用的なスキル・スペックで転職活動が可能な第二新卒市場での価値はまだ高く、専門性を身につけないままにいたずらに年齢を重ねた場合、高額な給料も相まって転職市場での価値が低く見積もられるということが言えます。【参考】総合商社で希望の部署に配属されなかった人と、総合商社に転職したいと考える人へ(1)総合商社で希望の部署に配属されなかった人へ総合商社は一度配属された部署でキャリアを積む背番号制を採用しているケースが多く、希望の部署に配属される悩む新入社員・内定者もかなりの数います。希望の部署に配属されなかった場合は、社内公募制度を利用して部門を異動するという解決方法と、語学研修など商社にいることで身に付く汎用的なスキルを全て吸収した上で外資系金融やコンサル、ベンチャー企業に転職するという解決方法の二つがあります。(もちろん配属された部署で頑張るという解決方法もありますが。)どちらのケースにおいても、5年目以内の若手のうちに決断して、実行に移して行く方が選択肢も可能性も広いように感じます。特に転職については上記の通り、社内の異動においても、総合商社は基本的には一度配属された部署でキャリアを積む背番号制が基本のため、その業界に長くいることで知識や、プレゼンスを高めて仕事をしていくケースもあり、長く同じ商品を扱うことがバリューになることがあるため、異動先での出世等を考えると早めの異動が重要になるためです。希望の部署に配属されずに腐ってしまわずに、その部署で精一杯働く、どうしても我慢できないケースにおいては、身につけることのできる汎用的なスキルは語学だけでなく、プロジェクトマネジメントの方法など含めて全て吸収して希望の部署や転職希望先でも活かせるようにすることが重要でしょう。(2)総合商社に転職したいと考える人へ下記の記事にもある通り、総合商社はその好調な業績のもと、更に優秀な社員を集めるべく、中途採用に力を入れており、三井物産などは例年の数十名採用しているなかで、2012年には過去最高の60名超の人材を採用しています。過去のキャリアも外資系コンサル、メーカー、広告、金融など多岐に渡っており、転職での道も広くなっているようです。もちろん人気業界になっているため、新卒同様の高い倍率をくぐる必要はありますが、決して無理な道ではありません。【参考】三井物産、「キャリア採用」倍率100倍に!人気呼ぶ1300万円超の高給ぶり総合商社に転職する上で重要なことは、恐らくその企業で身に付く専門性を磨きに磨いて、転職市場の価値を高めることでしょう。前述の通り、総合商社の人材は何でも屋さんになりがちなので、プロフェッショナルな視点を持った人材の価値は高まる傾向にあります。例えば、総合商社であればITリテラシーは全体的に低い傾向にあるので、ITの専門性をもった人材が中国でのネット通販の開拓など海外+ITでビジネスを展開することも考えられます。また総合商社の人材はどうしても取引先のメーカーの技術がわからないため、メーカーから小馬鹿にされるという弱点がありますが、メーカーで研究職などを担っていた人材の価値は高いと言えます。幸い、総合商社の扱う商品は広いため、どのメーカーの研究職にいたとしても活躍できるフィールドがあると言えます。現状の不満を打開する上で一番大事なこと先ほど話をした、希望の部署に配属されなかったケースにおいても、第一志望の業界に内定しなかったケースにおいても、その環境を打開する上で最も重要なことは目の前のことを一生懸命に取り組むことであると思います。希望の部署に配属されなかったケースにおいては、目の前の仕事に一生懸命に取り組むことで、意外な面白い一面を見つけることができ、その部署の仕事が好きになることで解決されることも多いでしょう。また目の前の仕事に一生懸命に取り組み、周囲の評価が高まれば、それは公募推薦の際にも考慮され、公募が通る可能性も高まるでしょう。希望の業界に就職できなかったケースでも、目の前の仕事に一生懸命取り組み、専門性を高めることが転職市場での価値を高めることに繋がり、自分自身の選択肢を拡げることになります。どちらのケースにおいても腐らずに、現状の不満を打開する上で一番大事なことは目の前のことにがむしゃらに取り組むことだと割り切って、将来を見据えながらも目の前のことに全力で取り組めると視界が開けると自戒の念も込めて、書き記したいと思います。【参考】最後にいかがでしたでしょうか。狭き門をくぐらなければ入ることができない総合商社ですが、実は自身が転職をしようとした際には、あまりその人材価値は高くない傾向にあります。もし、総合商社を一つのステップとして捉えているのであれば、入社後もモチベーションを高くして成長していくことが必要かもしれません。【関連記事】 93,243 views
理系学生は要注意!オワハラの上を行く後付け推薦の実態 理系学生は要注意!オワハラの上を行く後付け推薦の実態 16卒の理系金融内定者です。突然ですが、読者の皆様は「オワハラ」という言葉をご存知でしょうか。「就活終われハラスメント」と呼ばれるもので、企業側が内定を出す学生に対して内定を出す代わりに就職活動を終えるように迫るような直接的な行為から、内定後に長期間に渡る研修で学生の就職活動をする時間を奪う間接的なものまで色々なものがあります。筆者自身は前者のような内定を頂いた際の電話で、就職活動を終えることを引き換えに内定を出すと言われました。最終的にその会社の内定は辞退したのですが、今回は「オワハラ」と「推薦状ハラスメント」との向き合い方について書いていきたいと思います。参考:オワハラを受けても「就職活動を続けたい!」と面接官を説得した話参考:研修で拘束!選考辞退の電話!就活生が実際に受けたオワハラの実態参考:【どんな教育受けてきたんだ】噂は本当だった!恐るべき内定辞退の実情!【お前の人生潰したるわ】推薦状ハラスメントとはオワハラについては上記に定義したとおりで、実際に聞いたことのある方もいらっしゃると思います。一方で、推薦状ハラスメントというとあまり馴染みがないと思います。ここでは内定後に教授の推薦状を提出することを求められることを推薦状ハラスメントと定義します。私の場合、内定連絡の電話の一週間後に来たメールに6月下旬の内定者懇親会までに教授の推薦状を企業に郵送するよう書かれていました。これは私が理系だから課されたというわけではないようで、文系の方も含め内定者全員に課されていたものでした。私自身、推薦状といっても何枚書いても減るものではないし教授にとりあえず書いてもらおうという気持ちでいました。しかし、教授に尋ねると「教授としての信頼問題に関わるので、一度しか書かないし推薦状を提出した段階でその会社の内定は学生側からは絶対に辞退できない」と言われました。私や内定者懇親会で出会った学生、同期の就活仲間も含めどのように対処したか参考までにご紹介したいと思います。私の実際に行った対処法推薦状の重みを知り、私は初めてもらった内定を心から喜ぶことができなくなりました。幸い「御社が第一志望かはわかりません!」面接で嘘をつかずに正直に答えたら通過した。のようにその企業に行くかどうかはわからないということは面接時から伝えていたので、私は採用事務局との電話で「自らのファーストキャリアだからこそ自らがやり甲斐を持って働ける会社探しを8月末まで続けたい」という思いを再度伝えました。担当者の方からは「目先の内定にとらわれずに正直に話してくれたからこそ、こちらももう少しだけ待ちましょう」という言葉を頂き、推薦状の提出を待ってもらっていました。幸いその会社以上に自分にマッチすると考えられた会社から内定を頂けたので、結局推薦状を提出することなく7月中旬に辞退しましたが、人事の方も最後まで正直な姿勢であったことは他の会社の選考でも活きるとおっしゃって頂きました。「オワハラを受けても「就職活動を続けたい!」と面接官を説得した話」でも書かれているように、自分の正直な気持ちを面接官に伝えることが大事なのではないかと思います。内定者の実際に行った対処法内定者懇親会で出会った学生や私と同期の就活仲間の中には、「推薦状の発行が禁止されている」ことにしたり、「教授が海外に研究に行っている」ことにしたり、「内定者自身がこれから留学に行っている」ことにしている方もいました。しかしこれはあくまでも邪道な方法であり、企業がその気になって調べてしまえば嘘だとわかってしまうことです。企業側からしても「本当にウチに来たいのであれば推薦状ぐらい出せるはず」と考えていてもおかしくありません。滑り止めとして受けていたとして、もしその会社で働くとなった場合、既に学生と会社の中で軋轢が生じてしまうこともあるかもしれません。どうしても内定がほしい、とりあえず内定を一つキープして余裕を持って就職活動を進めたいという気持ちはよくわかりますが、よく考えて回答をしてほしいと感じます。終わりに企業としてなぜオワハラ、推薦状の提出を求めるのかということを考えた場合、せっかく見つけた優秀な学生をみすみす手放したくないということが根底にあると思います。一方で、これは私の内定先の最終面接官から頂いた言葉ですが、「入社するならば覚悟を決めて入社してほしい。そうでなければ、入社後の仕事でも全力で取り組むことができないから。」という思いもあるでしょう。面接官を納得させ得る自分の本音ベースで就職活動を進め、ファーストキャリアを選んで頂きたいと思います。早いうちから「オワハラ」に対する自分の考えを練っておくとよいのではないでしょうか。photobyOrinZebest 75,608 views

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