総合商社志望者であれば銀行、メーカー、専門商社を見ておくべき

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最終更新日:2023年10月25日

記事公開日:2016年2月3日

総合商社志望者であれば銀行、メーカー、専門商社を見ておくべき

こんにちは。
16卒の総合商社内定者です。

17卒においては6月1日から面接が解禁されることが正式に決まりました。
総合商社の面接は6月1日から始まりますが、もうすでにインターンの応募が始まっています。総合商社志望者は今からでも遅くないのでインターンのエントリーシートを書き始めましょう。

さて今回は総合商社を志望する学生であれば早い段階から銀行、メーカーおよび専門商社を見ておくべきだということを伝えたいと思います。
総合商社のビジネスは多岐に渡りますし、内定後にある程度の希望は出せるものの、どこの部署に配属されるかはわかりません。また総合商社のビジネスモデルとして「トレーディング」と「事業投資」が挙げられますが、入社してからどちらの業務に従事するかはわかりません。人によってはローテーションでどちらにも従事する人もいますが。

以上のように考えた私は総合商社を理解する上で実際に銀行、メーカー、専門商社に関しては本選考も受けていましたし、インターンも行っていました。専門商社では長期インターンでもお世話になっていました。それでは、それぞれの業界ごとに総合商社志望者が受けるべき理由を書いていきたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

銀行を受けるべき理由

・銀行の融資と総合商社の事業投資の違いを学ぶ
総合商社のビジネスモデルには「事業投資」があると述べましたが、これはいわゆる投資ファンドのようなものというよりかは経営に参画してその事業そのものを活性化させていくというスタンスをとっています。例えば出向先の関連会社の役員に本社の社員を送り、経営に参画させます。経営を通じてその事業自体を活性化させて今後の取引をよくしたり、本社として活性化したその事業に再び投資をしていくという良い循環が生まれます。

銀行ではそのような形で経営に参画することは少なく、融資をすることで企業を成長させ、その利ざやを抜いて利益を得ていきます。融資をする企業は総合商社と比べて幅広く、一人の担当者が100社以上の中小企業の担当を持つことはざらにあります。総合商社が自社の事業に関係のある会社に対して投資を行うのに対して、銀行はありとあらゆる業界、企業に対して融資を行うといえるでしょう。

私自身銀行の面接で、商社は自分達の利益を最優先に考え事業投資を行っているが、銀行は公共性も考え融資を行っているがそれについてはどう思っているかの意見を求められたことがあります。このような違いがあることを理解しておくことは重要です。

・財務的な面で企業を支援することを学ぶ
日本の企業が海外に進出したいという時に商社は物流をはじめとして様々な情報やノウハウを駆使してプランを組みますが、銀行はあくまで財務的な支援がメインです。

上記では簡単に記述しましたが、実際に企業説明会やOB訪問など社員から直接話を聞くことが重要です。商社の面接でもなぜ銀行ではなく商社を志望しているのかを訊かれます。その際に実際に銀行を見ていると商社との違いが話せて良いでしょう。

メーカーを受けるべき理由

・商社の一番の得意先であるため
メーカーは総合商社の一番の得意先です。トヨタ自動車や新日鐵住金のような日本を代表する企業であっても世界で戦っていくには商社の力を借りる必要があります。また総合商社に入社した場合、メーカーと関わる機会は非常に多いです。そういう意味でもメーカーに説明会やOB訪問を通じて商社との関わり方に関して知っておくことは他の就活生と一線を画すのに良いでしょう。
またメーカーの選考は比較的早く始まるので5月中に内々定を出す企業も出てくると思います。

メーカーは自社の製品をこよなく愛し、情熱に溢れている人が多いように感じました。特に私が選考を受けたメーカーでは社員が非常によく話を聞いてくれて、良い印象を受けました。

専門商社を受けるべき理由

・トレーディングが収益の大半を占める
専門商社は総合商社と比べると手を出している事業領域が狭く、事業投資に手を出せない会社が多いです。つまり専門商社のメインビジネスは「トレーディング」です。商社の「トレーディング」を理解する上で専門商社を見ておくことは良い経験となるでしょう。

・その商材を扱っている社員の雰囲気を掴める
専門商社の場合、扱っている商材が総合商社でいうと一つの事業本部もしくは部署のような規模であることが多いと思います。総合商社はよく社内でも部署によってまるで違うカルチャーが存在するといわれますが、このカルチャーは取引先に依存するものが大きいです。専門商社の社員と関わることでその商材を扱っている総合商社の部署に近い雰囲気を掴むことができるでしょう。私自身がインターンを行っていた専門商社と同じような商材を扱っている総合商社の社員にOB訪問した際も同じような雰囲気を感じました。

内々定をたくさんもらっておくこと


6月1日の総合商社の面接が始まる頃にはメーカーや専門商社の内々定を数社もらっておくことが商社の面接を優位に進めていく上では大事です。またメガバンクは早いと6月1日に内々定を出すので、そこでメガバンク三行のいずれかから内々定をもらっておくことが重要でしょう。また内々定をたくさんもらっておくことは今後の選考においても自信につながります。内々定をもらうことで業界の比較を行うことができるだけでなく、面接での立ち振る舞いにも磨きをかけることができます。

最後に

他の業界を見ずに総合商社が第一志望であるという言葉には矛盾を感じます。なぜなら総合商社では様々な商材を扱っており、志望した部署に配属されるかどうかはわからないからです。また商社はメーカーのように自社で製品を持っていなければ、保険会社のように商品パッケージがありません。私自身は人生を通して一つの製品にこだわっていく生き方をイメージすることができなかったので、様々な可能性のある総合商社をファーストキャリアとして選びました。

そして様々なタイプの専門商社の面接を受けることで業界の知識をつけることができ、総合商社の面接により優位な状況で挑むことができるでしょう。私自身、専門商社でインターンしていたことや銀行から内定を頂いていたことを総合商社の面接では話し、その上で総合商社を志望しているという話をしていました。この方が面接官に対する説得力が増します。
総合商社を志望する学生はぜひ視野を狭く持たずに、銀行やメーカー、専門商社のインターンや本選考にチャレンジして下さい。

photo by Georgie Pauwels

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【出版社への就職】良い点と選考対策 【出版社への就職】良い点と選考対策 こんにちは、16卒の大手出版社内定者です。僕はいわゆる「意識が低い」学生で、大学も1年留年しています。別に留学や起業、就活に打ち込んでいたからではなく、ただ授業が面倒で行かなかっただけです。unistyleを見ている皆さんの中にこのような人もいなければ、出版業界を志望している人も少ないかもしれません。ただ、僕は就活を通じて出版社は結構魅力的だと感じました。そこで、(1)出版社の良い所、(2)出版社を受ける際のポイントを紹介できればと思います。▼目次クリックで展開本記事のコンテンツ・出版社の良い所・出版社を受ける際のポイント・最後に出版社の良い所(1)「面白い」の基準が違う出版社の最大の魅力はこれです。おそらく「面白い仕事がしたい」「面白い人と会いたい」と考えて、テレビ局や広告代理店などを受ける人は多いと思います。それだけじゃ落ちるから理論武装しますが、原点はこんなもんでしょう。ですが、ちょっと待ってください。あなたの考える「面白い」って何ですか?これはあくまで僕の個人的な感想ですが、テレビ局や広告代理店の考える「面白い」人と、出版社の考える「面白い」人は違います。ざっくり表すと前者は「楽しげな人」「愉快な人」を欲しがりますが、後者は「独特な思想・価値観の人」を欲しがります。テレビ局や広告代理店に「アナーキスト」は求められていません。「楽しそうな・明るい」人は必要ですが、「毒のある」人は不要なんですね。その点で言えば出版社は、物事を斜に構えてみる癖のある人や、既存の枠組みで上手く立ち回ることにストレスを感じる人でも受け入れてくれる土壌があります。なぜなら、そうした人材の多様性が自分たちの強みであると理解しているからです。テレビ番組や広告プロモーションの「面白さ」と週刊誌や書籍の「面白さ」の質が違うことは、皆さん直感的に理解できると思います。もし、テレビ局や広告代理店の人と話をして「なんか違うな…」「ぶっちゃけあんま面白くねーな」と感じたら、出版社を受けてみてください。あなたの期待に応えられるとは限りませんが、懐が深い人は多いと思います。(2)「就活生っぽさ」が不要例えば会社にもよりますが、面接は基本的に私服でOKです。僕は7,8社面接を受けましたが、最終面接以外は全て私服で行きました。私服指定の場合もありますし、そうでない時も(周りから浮くのが嫌でなければ)私服でも全く問題ありません。また、学歴も見られませんし、「OB訪問は何人したか」という不毛な質問も、少なくとも僕はされませんでした。(OB訪問自体はとても良いことですけどね。)ただし逆に言えば、あなたの能力と適性はフルに見られます。「今までこういうことをやりました!(ドヤ)」は不要です。「あなたが何に対してどう感じる人間なのか」をしっかりとアピールしましょう。問われているのはあなたの感性と思考プロセスです。その点、ひねくれた人間にはとてもやりやすい就活でしょう。(3)待遇が良いこれは大手に限りますが、出版社は社員数が少ない分、給料はとても良いです。もちろん激務という話はよく聞きますが(特に雑誌編集)、それはどの業界も同じです(笑)調べてもあまり出てきませんが、大手出版社の平均年収はテレビ局よりやや少ないか、大手新聞社と同じくらいでしょう。福利厚生は大企業と比べて貧弱ですが、基本給が高い+(一部は)残業が多いので問題ありません。確かに今後はメディア環境の変化に伴い収益構造が崩れ、給与体系も変わることが予想されます。しかし少なくとも約10年、つまり私たちの世代が一人前の社会人になるまでは大丈夫だと思いますよ。(これに関しては自己判断でお願いします。)また、取材で色々な人に出会えたり、様々な経験を通じて自分の知性や教養が磨かれたりすることも魅力の一つです。出版社を受ける際のポイント(1)ESと筆記試験は「前提条件」出版社の最大の特徴は「膨大な量のES」と「独特な筆記試験」です。ですが正直、ここで躓くようなら「適性がない」と諦めてください。長い文章を構成できることや幅広い問題に関心を持つことは、出版社に入るための前提条件です。ここでは能力ではなく「向き不向き」という適正が問われています。極端な話、準備などせずにできる人もいますからね。対策をするなら(1)『朝日キーワード』『一般教養の天才』などを読む、(2)日頃から硬軟問わずニュースをチェックする、(3)論文でも個人のブログでも何でも良いので、ものを書く数をこなす・・・といった当たり前のことをやるのがオススメです。まあこの辺りはググれば出てきます。そんなに力まないで大丈夫ですし、もしこの過程を嫌だと感じるなら受けない方が身のためです。参考:→筆記試験対策におすすめの書籍の紹介がされています。(2)話の「わかりやすさ」が重要「話のわかりやすさ」が重要である点は、コンテンツ業界全般に共通しています。モノではなく人が主体の仕事ですから、短時間で相手の心を動かすスキルは必須です。しゃべり上手である必要はないですが、何をどう話すかはちゃんと準備しましょう。ただし、「志望動機」や「やりたいこと」といった質問は最初だけで、後はフリートークのようになる場合も多いです。そのため「すべらない話」風のエピソードトークを用意しておくと良いでしょう。筆記試験の作文で「予定稿」を変形して挿入するのと同じ要領ですね。また当然、ただ面白い話をするのではなく、その中にあなたの能力や性格が表されている必要があります。(3)話の「幅広さ」も重要一方で、「話の幅広さ」も重要です。例えば日刊ゲンダイのスローガン「エロからテロまで」に象徴されるように、出版業界は扱うテーマが多岐に渡ります。もちろん面接ではあなたの志望するジャンルをメインに質問されますが、全く違うテーマの話を振られることもあります。入社後の配属先が異なることもあり得るので、「そもそも出版人の適性があるか」を見られているのでしょう。そのため、あなたの興味や知識の幅広さを伝えることは大事です。アイドルでもラーメンでも数学でも、何の話でも構いません。あなたがある事象に対して何を考えどう感じているかを堂々としゃべりましょう。(そもそも知的好奇心の幅広さを持たない人には、あまり向いていない業界ですね。)最後になんとなく「面白いことを仕事にしたいなー」と思っている方や知的好奇心の広い方は、ぜひ出版社を受けてみてください。商社やメーカー、テレビ局などもそれぞれ魅力的ですが、出版社もなかなか悪くないですよ。何に「面白さ」を見出すのかだけは、真剣に考えてみてください。あと最後に。やっぱり「笑顔でハキハキ」が大事なのはどこでも一緒です!まあ、就活以前に人としての好感度の問題ですからね。では皆さん頑張ってください!出版社も面白いなと思っていただけた方は、是非下記の記事も併せてご参考ください。参考: 63,064 views
「学生ファースト」を掲げる東京保健医療専門職大学キャリア支援室による就職活動全面サポート 「学生ファースト」を掲げる東京保健医療専門職大学キャリア支援室による就職活動全面サポート 本記事は東京保健医療専門職大学キャリア支援室の紹介記事になります。東京保健医療専門職大学キャリア支援室の職員の方に就職支援の取り組み内容についてお話を伺いました。こんな方にオススメ・東京保健医療専門職大学に通っていてキャリア支援室の取り組みを知りたい学生・受験する大学を探している高校生や保護者の方・採用活動を行っている企業や医療団体の人事担当者の方本記事の構成東京保健医療専門職大学キャリア支援室とは第一志望への就職をサポート。キャリア支援室の想い「当たり前のことを当たり前にする」ための就職支援就職希望者就職率100%を誇るキャリア支援室の就職支援実績ファーストペンギンとして、医療界の未来を切り拓いてほしい高校生に向けた東京保健医療専門職大学の魅力企業の皆様に向けて取材後記東京保健医療専門職大学キャリア支援室とは取材した方のプロフィール池田さん「人と仕事を結ぶ仕事」一筋40年のキャリア職人。国家資格キャリアコンサルタント。2023年6月に東京保健医療専門職大学に着任され、学生のキャリア支援にかかわる全ての業務を所管しています。東京保健医療専門職大学キャリア支援室とは?東京都江東区の塩浜に、理学療法士、作業療法士を養成する専門職大学として2020年に開学されました。リハビリテーション学部の中に理学療法学科・作業療法学科を設置しています。建学の精神は「多様な人々が共生できる社会の実現と発展」です。ダイバーシティに対応できる理学療法士、作業療法士の育成を目的としています。少人数制で、長期の臨地実務実習があること、経験・実績豊富な実務家教員が多数在籍していること、保健医療の知識・技術に加え、展開科目で生活支援や社会参加を促進するための他分野の知識やチームワークや組織・マネジメントの知識についても学べることが特徴です。キャリア支援室とは?開学時に学生部学生課キャリア支援室として設置された後、2025年4月から学務部学生課キャリア支援室に改組されました。教員で組織するキャリア支援部会と連携して学生のキャリア形成を支援しています。どんな学生が多いか?__特徴的な大学だと思いますが、どのような学生が集まっていますか?池田さん:理学療法士になりたい、あるいは作業療法士になりたいという明確な目標をもって入学してくる学生が多いです。__やはり今までの経験の中で何かきっかけがあってそのような職種を目指しているんですか?池田さん:そうですね。それぞれのきっかけに特徴があります。理学療法学科には、中学・高校でスポーツに打ち込み、けがをした経験から理学療法士の支えに感謝し、自分も同じように人を支えたいと理学療法士を目指す学生が多いのが特徴です。それに対して作業療法学科は、自分の家族や身内が作業療法士に介入してもらったことで、QOL(=クオリティオブライフ)が上がったこと、つまり、今まで通りの生活ができるようになったり、笑顔が戻ったり。そういう姿を見て作業療法士を目指したいと感じたという学生が多いです。同じ療法士でも、目指すきっかけが一律でないのが特徴です。第一志望への就職をサポート。キャリア支援室の想い「学生ファースト」教員と連携した就職支援__キャリア支援室はどのような目的を持った部署ですか?池田さん:キャリア支援室単体で支援をするのではなく、教員と連携をして学生が希望する進路決定を支援する部署です。__初めに少人数制というところも東京保健医療専門職大学の特徴として触れていただきましたが、40人規模のクラスにおいて担任や副担任の先生、学修ワーキンググループの教員と、たくさんの頼れる大人が近くにいることは学生にとっても心強いですね。__キャリア支援室はどのような想いで接していますか?池田さん:「学生ファースト」ですね。すべては学生のためにという想いで接しています。本学は理学療法士、作業療法士の養成校なので、学生は4年間の間で二つの大きな目標にチャレンジします。1つは国家試験合格、もう1つは就職を決めること。国家試験合格の支援に関しては、専門の教員や担当の職員にお任せしています。キャリア支援室は就職を希望する学生が第一志望に内定するために、就職活動を全面的にサポートするのが役割でありミッションです。医療・介護・福祉業界の就職活動の特徴とは__療法士の資格を前提とした就職先に加え、一般の企業の対策もするんですか?池田さん:1期生、2期生を輩出してきましたが、現状ではほぼ病院や福祉施設に就職しています。2期生には一般企業に就職をした学生もいましたので、一般企業対策もしました。ただ、全くかけ離れた分野ではなく、医療・福祉・介護系の一般企業ですね。1期生、2期生はそのような動きをしていました。__そうなんですね。そうなるとやはり、療法士の資格取得を前提とした就職活動のサポートになるのですね。池田さん:国家試験は4年生の2月中・下旬、結果発表が3月20日前後のため、3月上旬の本学卒業式時点では合否がわからないままなんです。学生の多くは4年生の10月から11月頃に内定しますが、万が一、国家試験に合格できないと、多くの場合内定は自動的に取り消しになってしまいます。__なるほど。中には、資格前提の就職先に加えて、試験に落ちてしまった時のために、資格が必要ない一般企業の内定を保持したまま、国家試験の結果を待つ学生もいるんですか?池田さん:1期生、2期生とも、一般企業の内定をキープしながら病院・施設に応募する学生はいませんでしたね。病院・施設が第一志望で、でも国家試験に合格できなかったのでそこから一般企業への就職に切り替えたというパターンでした。医療業界としても複数院所への同時応募は一般的ではないようです。一般企業への就職のように、複数社にエントリーして複数社から内定をもらい、1社に決めたら他社は辞退する就職活動とは異なり、学生は第一志望の院所から応募して選考試験を受け、いただいた内定は辞退しないですね。__これが、医療・介護・福祉業界の就職活動の特徴だということがわかりました。医療業界ではより一層、一院所に向ける選考対策が重要になっていますね。「当たり前のことを当たり前にする」ための就職支援キャリアガイダンスの様子様々な就職支援取り組み__就職支援の取り組みについて教えてください。池田さん:大きく分けて二つ、情報面のサポートと人的な面でのサポートを提供しています。情報面においては、求人情報をタイムリーに学生に届けることに注力しています。4年生は4月から8月の終わりまで、臨地実務実習中で大学には来ないんです。そのため、学生が最新の求人情報を入手して就職活動を進められるように、大学が受理した求人情報をWeb掲示板にアップして配信し、学生はインターネット環境とデバイスがあればいつでもどこでも求人情報にアクセスできる環境を整えています。人的なサポートについては、キャリア相談や応募書類の添削、面接練習など、学生の就職活動にスタートからゴールまで伴走し、第一志望合格を目指してサポートをしています。情報面のサポートWeb掲示板人的な面でのサポートキャリア相談:就職相談/応募書類添削/面接練習就職支援プログラム:キャリアガイダンス/就職対策セミナー/合同就職説明会Web掲示板・対象卒業年次だけでなく全学年の学生がアクセスできる・概要求人情報、見学会、説明会・インターンシップ情報をタイムリーに発信就職試験報告書を閲覧できる(卒業生の就職活動記録)・ポイント実習期間中で登校できなくてもいつでもどこでもアクセスできる。学年不問の説明会・見学会情報は、Web掲示板に加えて、大学システムからも1~3年生に配信。就職試験報告書は、「面接試験で質問されたこと」など先輩の経験に基づくアドバイス集であり、いつでも閲覧できる。キャリア相談・対象卒業年次だけでなく全学年の学生が利用できる・概要キャリア、就職に関わることを(関わらないことでもOK)専門スタッフ(池田さん)に相談できる応募書類添削・面接練習・進学相談など・ポイント利用に際しては専用フォームに登録して予約する。電話、メール、来窓による予約にも対応。利用回数に制限はない。1人で10回利用した学生もいる。就職支援プログラムキャリアガイダンス・対象1年生:7月/2年生:6月・概要理学療法士、作業療法士業界の就職活動、職業理解・自己理解等就職対策セミナー・対象3年生・概要医療業界の就職活動の進め方求人票の見方と労働法の基礎知識就職活動の進め方と対策について(履歴書対策、面接対策等)面接対策の回では模擬面接をライブで体験できる合同就職説明会・対象4年生・概要病院・施設、隣接他分野企業の採用担当者を学内に迎えて病院・施設、企業の説明、採用の状況、採用条件、応募方法や選考フロー等についての説明、質疑応答を通して病院・施設、企業と学生のマッチングの機会としている合同就職説明会でコンタクトした病院や施設に魅力を感じた学生が応募し、採用に結びついている__9月頃から多くの学生が就職活動を始める中で、今の時期からWeb掲示板で求人情報を発信されているとのことですが、早くから就職活動を始めている学生もいますか?池田さん:そうですね、ただ実習期間中は実習が最優先、実習に専念し、実習中の休日に余力があれば、病院見学や説明会参加に充てるよう呼びかけています。早くから就職活動を行っている学生は、一般的に就職に対する意識が高く、上手にスケジューリングして進めているように感じます。特徴的な取り組みとは?__就職支援の取り組みの中で特徴的な取り組みはありますか?池田さん:就職支援に奇襲奇策はないので、「当たり前のことを当たり前にする」だけですね。受理した求人をWeb掲示板でタイムリーに発信し、履歴書の書き方がわからない学生がいれば最初から最後まで付き合います。__「絶対にこれだけは利用してほしい」オススメの取り組みはありますか?池田さん:履歴書添削と面接練習はぜひ利用してほしいなと思います。学生からも好評で、多くの学生が就職活動において役立ったとアンケートに答えてくれました。__予約の流れについて教えてください。池田さん:全体ガイダンス等で予約方法をPRしていますので、予約フォームから予約してくれる学生もいれば、廊下ですれ違った際に声掛けしてくれる学生や直接書類をもって窓口まで来てくれる学生もいます。どのパターンでも、他の業務を調整して可能な限り学生に対応を優先しています。就職希望者就職率100%を誇るキャリア支援室の就職支援実績主な就職先一覧東京都AIAIChildCare株式会社/赤羽リハビリテーション病院/あそか病院/王子生協病院/神谷病院/かわかみ整形外科クリニック/北原リハビリテーション病院/九段坂病院/株式会社クリア江東リハビリテーション病院/慈誠会徳丸リハビリテーション病院/株式会社シャンカラ/順天堂大学医学部附属順天堂病院/白河整形外科/清智会記念病院/総合東京病院/総合福祉センターレクロス広尾/竹川病院/タムスさくら病院江戸川/東京ちどり病院/東京メディカル学院/東京警察病院/東京慈恵会医科大学附属病院/東京都台東区立台東病院/東京都立病院機構_東京都立東部地域病院/東京品川病院/等潤病院/虎の門病院/NAORU整体/練馬高野台病院/初台リハビリテーション病院/福寿会病院/牧田総合病院/松江病院/柳原リハビリテーション病院/株式会社LITALICO神奈川県市ヶ尾病院/AIO国際病院エフィラグループ株式会社/湘南鎌倉総合病院/湘陽かしわ台病院/高山整形外科/茅ヶ崎中央病院/戸塚共立いずみ野病院/藤が丘こころのクリニック/藤沢湘南台病院/横浜聖隷病院千葉県柏たなか病院/行徳総合病院/千葉西総合病院/東船橋病院/富家千葉病院埼玉県熊谷総合病院/塩見病院/タムスさくら病院川口/とだ小林医院/丸木記念福祉メディカルセンター/西大宮病院茨城県茨城リハビリテーション病院/KINMAQ整体院/志村大宮病院/筑波記念病院レベルの高い就職先と就職支援実績__就職支援実績についてお聞かせいただけますか。池田さん:1期生、2期生を輩出しましたが、どちらも就職希望者の就職率は100%を達成しました。※国家試験に不合格で来年の国家試験を目指す学生は進学でも就職でもない就職準備者に区分されるため含まれません。国家試験不合格でも就職したいという学生を含めて就職希望者としています。__国家試験に不合格になってしまった就職希望者に対するサポートについて教えてください。池田さん:国家試験の翌日の自己採点の結果がふるわなかったため就職活動を始めた学生と、合格発表を見て不合格が確定してから療法士とは別の就職に向け就職活動を始めた学生がいました。特に後者の場合は4月の入社に合わせるために10日しかなかった状況での支援となりました。いずれの場合も他業種・多職種への就職活動であったため、その時点で応募可能な求人情報の提供と添削、面接練習の最優先対応が決め手になりました。なお就職とは異なりますが、国家試験不合格となった場合に、卒業後「研究生」として本学に籍を置いて再度国家試験を目指すという進路選択もあります。__その短い期間で学生が納得いく形で終われるようにサポートされたんですね。就職希望者の就職率100%達成がいかにすごいことなのか、理解しました。キャリア支援室を利用した学生の声実際にキャリア支援室を利用した学生の声を一部抜粋しました。・3年生の時から病院・施設見学に行った方がよいと促されて、2施設程行きましたが、他の病院を見ることができ、就職を決める際の参考になったため、促されたのがよかったです。(促されなければ、3年生の時から病院・施設見学に行かなかったと思います)・面接、履歴書共に対策や添削ができるので役に立った。・本当に助かりました。手厚くて嬉しかったです。・池田さんが親身に対応して下さり、とても心強かったです。ファーストペンギンとして、医療界の未来を切り拓いてほしい展開科目の1つである、統合科目の様子学生のキャリアの幅を広げていく__本年度内の今後の予定について教えてください。池田さん:1年生は7月、2年生は6月にキャリアガイダンスを実施します。3年生は後期に就活対策セミナーを予定しています。履歴書、面接について詳しく説明しますが、特に面接については内定4年生に協力してもらって公開模擬面接を披露します。また8月には4年生対象の合同就職説明会を学内で開催します。__中長期的にはどのような就職支援を行っていくのでしょうか。池田さん:本学は専門職大学として開学しました。専門職大学の特色として同じ養成校であっても他大学や専門学校にはない「展開科目」という科目があります。一見医療には関係ない科目、例えば経営学やマーケティング、ユニバーサルツーリズムや観光学、手話など、創造的な知識や能力を伸ばすための授業科目です。展開科目を学べるから入学したという学生もいます。展開科目を学ぶことで学生はキャリア形成の視野を広げることができます。理学療法士、作業療法士の資格を活かして働く場所は、病院、施設に加え、航空会社、ホテルなど幅広い選択肢があるよということを示し、学生がどのキャリアを選択してもサポートができる体制を整えていきたいと考えています。3年以内にはそのような体制を確立したいです。__最後に学生に向けてメッセージをお願いします!池田さん:うまくいかないとき、困ったとき、行き詰った時こそウェルカムです!来てくれさえすればなんとでもするぞ!という気持ちで全力でサポートします。東京保健医療専門職大学で学ぶ皆さん、”ファーストペンギン”として医療業界の未来を切り拓いてください。高校生に向けた東京保健医療専門職大学の魅力オープンキャンパスの様子他の分野についての学び__他大学や専門学校と比べた時の東京保健医療専門職大学の魅力について教えてください。池田さん:1期生、2期生ともに就職希望者就職率が100%であること、展開科目が学べることです。理学療法士、作業療法士の資格を活かして働く選択肢の幅が圧倒的に広いと思います。キャリア支援室から高校生へのメッセージ__高校生に向けて最後に一言お願いいします!池田さん:養成校として、就職率が100%であることは珍しくありませんので、どんな病院、施設に就職できているかに着目してほしいです。第一志望に就職できているか、難易度が高い大学病院、国立・公立病院等難関院所に就職できているかにも注目してほしいと思います。企業の皆様に向けて企業連携の1つ、ウォールペイントの様子企業・医療団体と共同した就職支援の取り組みについて__就職支援において、企業・医療団体様と共同した取り組みについて教えてください。池田さん:臨地実務実習ですね。実習は本来本学の授業カリキュラムなので就職支援が主たる目的ではないのですが、結果として、1期生で43%、2期生の30%が実習でお世話になった院所に就職しました。長い実習だと約2か月間院所のお世話になります。その間に双方が良いところもそうでないところも見せ合ったうえで「うちに来ますか?」「ぜひお願いします」というミスマッチが少ない就職活動が成立していますので、結果として就職支援につながっていますね。採用を考える院所様にとっては一番メリットがある取り組みではないでしょうか。__確かに2か月あれば企業のことをよく理解し、そこで働く姿もイメージできそうですね。次に、地域連携について教えてください。池田さん:江東区にある病院、施設様と提携して、実習を受け入れてもらっています。また江東区の社会福祉協議会様は学生のボランティアも受け入れていただいています。年に1回、ボランティア活動の実績に応じて学内で表彰式があり、学生にとっては履歴書の自己PRに記載できるなど、就職活動のアピール要素にもなっています。__ありがとうございます。先ほどの取り組みにも出てきた合同就職説明会も企業様との連携になりますね。池田さん:そうですね。卒業生アンケートから、2期生は12%が合同就職説明会でコンタクトした院所に就職を決めていました。もっとも、お世話になった実習先が合同就職説明会に来たので改めてお話を聞いたという重複ケースもありますが、やはり院所とコンタクトできる機会を提供する重要性を感じます。キャリア支援室から企業へのメッセージ__最後に企業様に向けてメッセージをお願いします!池田さん:東京保健医療専門職大学の学生は、リハビリ医療の専門知識・技術に加えて、将来は現場の実務リーダーとしても活躍できるようになるべく、展開科目を通して業界に関連する他分野や経営やマーケティング等についても学びます。社会の課題を解決し、新たな価値を世の中に生み出す創造力を身に着けた本学学生の採用にご高配を賜りたく、よろしくお願いいたします。取材後記専門職大学の特色を活かし、多くの実務家教員のもとで専門知識・技術に加えて業界に関連する他分野やキャリア創造力を育成する展開科目も学べる東京保健医療専門職大学。キャリア支援室が、職員、病院・施設様と連携し、学生の意思と希望を尊重して就職支援をしていることがわかりました。東京保健医療専門職大学キャリア支援室についての詳細は以下のリンクから確認ください。東京保健医療専門職大学キャリア支援室の詳細はこちら他大学の就職支援についての取材記事は以下のリンクからご確認ください。大学キャリアセンターインタビュー記事一覧 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