国際協力銀行(JBIC)関連のテクニック
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- 国際協力銀行(JBIC)の採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 19,390 views 国際協力銀行の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから株式会社国際協力銀行は株式会社国際協力銀行法に基づく特殊会社であり、輸出信用機関でもあります。資源開発や日本の産業の国際競争力の向上などが主な業務であるため、総合商社を志望する学生から併願される企業の一つでもあります。本記事では、国際協力銀行の採用実績を大学別・男女別・文理別の3つの観点からまとめました。本記事の構成国際協力銀行の採用大学一覧国際協力銀行の男女別採用数国際協力銀行の文理別採用数国際協力銀行の合格者ESさいごに国際協力銀行の採用大学一覧国際協力銀行の採用大学実績一覧は次のようになっています。各大学の詳細な採用人数は各大学のホームページを参照ください。・採用実績校一覧東京大学、一橋大学、京都大学、東京女子大学、聖心女子大学、日本女子大学、大阪大学、東京外国語大学、北海道大学、九州大学、学習院大学、立教大学、早稲田大学、ほか参考:就職四季報2020年度国際協力銀行の男女別採用数こちらでは国際協力銀行の男女別採用数を紹介しています。参考:就職四季報2020年度国際協力銀行の文理別採用数こちらでは国際協力銀行の文理別の採用数を紹介しています。参考:就職四季報2020年度国際協力銀行の合格者ESこちらでは国際協力銀行の本選考合格者ESを3つ紹介します。国際協力銀行の本選考合格者ESはこちらから2020卒(ビジネス職)2020卒(総合職)2020卒(総合職)2020卒(ビジネス職)この合格者ESはこちらから・学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績について、あなた個人が創意工夫した点を含めて600字以内で述べてくださいチームのために何ができるか、自身の存在意義を模索し続け、日本一に貢献した高校の米式蹴球部での活動高校のアメリカンフットボール部の活動において、日本一を目指しました。高校2年時の全国制覇後、控えであった私は自身の無力さと歓喜の輪に入れない疎外感に悔しさを感じました。3年時は日本一の感動を共有する目標を掲げ、まずは試合に出場するべくチームに提供できる価値を模索しました。そこでアメリカンフットボールにおいて勝敗を大きく左右する戦略に目をつけ、チームの戦術理解度向上に努めました。具体的には日々のビデオ分析から(1)自身の反省点と改善点をまとめたレポート作成及びコーチ・幹部への送付、(2)他ポジションを含めたシステム全体の理解を徹底しました。その際、自身がどう動けば他のメンバーが活きるか考察と議論を重ねました。結果、周囲との連携を活かした安定性が評価されレギュラーを獲得出来ました。怪我でチームを離脱する挫折もありましたが、組織内での存在意義を追求し、サポート役として貢献できる道を模索しました。そして復帰を果たした3年時の全国制覇後に仲間と嬉し涙を流すことができました。この経験を通じ、チームの成長におけるサポートと組織の中での存在意義を追求することの重要性を学びました。・実績2結果にコミットできるトレーナーを目指し、誰よりも知識を身につけたスポーツクラブでのアルバイト大学1年生から4年間フィットネスクラブのアルバイトに勤しみ、主に初心者向けのマンツーマン指導を担当しました。しかし初めて担当したお客様のトレーニング成果が上がらず、退会されてしまうという挫折を味わいました。私はマニュアルに固執し、意見を押し付けていたことが退会の原因と考えました。そこで柔軟にプランを提供するべく、以下の2点を重視しました。1つ目は知識量を増やすことです。これまでは目的や効果をはっきりと伝えきれない運動器具やスタジオレッスンがありました。そこで社員の方とプロのインストラクターにアドバイスを求め、不透明な部分も解消しました。また資格を持つトレーナーから栄養学を学び、食事内容に関する知識も身につけました。2つ目はコミュニケーションの徹底です。「1日10人必ず話しかける」という目標を掲げ、業務中の立ち振る舞いを改善しました。最初は30秒で会話が終了することもありましたが、根気よく話し続けることで長時間の会話ができるようになりました。その結果、モチベーションの変化を日々のコミュニケーションから見抜き、お客様に応じたプランを提案できる満足度の高いトレーナーに成長することができました。そして担当プログラム終了後もトレーニング指導の依頼が増えたことや、お客様と食事を共にすること等の強固な信頼関係を構築できました。社会においても、お客様に寄り添い続け、喜びを共有できる人物でありたいです。・あなたが国際協力銀行を志望する理由について800字以内で述べてください。その際、入行後に取り組みたい仕事を挙げ、取り組みたいと考えるに至った理由や自身が果たしたいと思う役割についても併せて記載してください【貴行志望理由】「資源の安定供給に寄与する」という私の夢を貴行において実現できると考え、志望いたしました。この夢は高校2年時の東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故を通じ、抱くようになりました。私は高校では再生可能エネルギーの導入政策に関する卒業論文を執筆し、現在は有望性の高いレアアース鉱床の資源量把握を目的とした研究に励んでいます。そして「主体的に資源ビジネスに携われる企業」を軸に掲げ、就職活動を行なっています。その中で貴行の(1)幅広く資源分野に携わることができる点、(2)政府系金融機関であるため、公共性を追求し業務に携わることができる点、(3)OECDへの出向や海外駐在等グローバルに活躍できる点に魅力を感じています。【入行後に取り組みたい業務】海外における再生可能エネルギー事業に対するプロジェクトファイナンスに携わりたいです。昨今の需要変動や環境問題が取り巻く状況を考慮すると、脱炭素社会の実現は必要不可欠であるからです。貴行において日本の先進的環境関連技術の海外進出を踏まえたインフラ事業を縁の下の力持ちとしてサポートすることで、日本の力を世界に還元すると同時に自身の夢を体現したいです。【自身が果たしたい役割】海外のプロジェクトはリスクテイクに関わる交渉やドキュメンテーションの作成等により長期的な案件となり、携わる人々も多様化すると考えます。そのような業務を遂行する上でこれまでに培った組織のためにできることを考え抜く追求力・お客様のニーズに柔軟に対応し寄り添い続ける姿勢・異なる言語や価値観を持つ人々とも信頼関係を構築してきた経験を活かすことでプロジェクトの成功に貢献します。・あなたのこれまでの人生における喜・怒・哀・楽を象徴する出来事について、それぞれ150字以内で述べてください。「喜」についてフィットネスクラブのアルバイトにおいてマンツーマン指導のお客様満足度が高いことや柔軟にプランを提案できる知識量が評価され、新人研修担当を任されたこと。苦労して積み重ねた努力を陰から評価してくださったことに喜びを感じると同時に周囲の手本となるよう気を引き締め直しました。・「怒」について高校の部活動において怪我で試合に出場できないという理由で練習を休むメンバーがいたこと。練習に参加できない時こそ全体を見渡し、裏方としてチームを支えるべきであると考えます。そのため部員全員が今できることをやり切ることが日本一に繋がるという意見を伝え、練習への参加を促しました。・「哀」について大学4年時に他大学院の研究室を目指したが、周囲からその決断を侮辱されたこと。私の研究に対する熱意や1日12時間の勉強量を理解されずに批判されたことに悔しさを感じました。しかしその悔しさをモチベーションに変え、より精力的に受験勉強に励むことで第一志望の研究室の配属権を獲得しました。・「楽」について大学2年時に埼玉-大阪間のヒッチハイクを敢行したこと。見知らぬ方に助けを求めることに対して恥じらいはありましたが総勢10組の方からサポートを獲得できました。粘り強く交渉を重ね、車に乗せていただいた瞬間の達成感や異なる価値観に触れ、多くの方と交流を深めた車内での経験は一生の思い出です。・長所/短所「貪欲さと謙虚さ」です。これまで何事に対しても頭でっかちにならずに、粘り強く取り組んできました。「優柔不断さ」です。慎重すぎる性格を改善するべく、現在は迅速な決断を意識しています。・あなたが大切にしていることについて、150字以内で述べてください「周囲との調和」を大切にしています。これまで良好な関係の維持やチームメイトとの連携を第一に掲げ、自身の負担になるようなことも厭わずに遂行してきました。ただし人から嫌われたくない気持ちが先行し、意見を主張できないことは今後の課題であり、調和を保った上で、組織を牽引できる人間になりたいです。2020卒(総合職)この合格者ESはこちらから・長所(全角入力50文字まで)困難な課題に直面してもそれに向かって突き進むことのできる行動力です。・短所(全角入力50文字まで)一つのことに集中するあまり、全体像を見失ってしまうことがあります。・学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績について、あなた自身が果たした役割や創意工夫した点を含めて300字以内で述べてください学生団体の代表という職務について重点的に取り組んできました。・実績1の内容私の役割は、団体の代表として、個々のメンバーとの対話やスポンサーへの相談を通じ、活動の円滑化を図っていくことです。私が工夫した点は、何においても立場の異なる人たちを巻き込んで、共に目標に向かっていけるように立ち回った点です。私の任期中は会規約という活動上でのルールを、時代に合わせて改正していくということに尽力しました。私の団体は毎月何かしらのイベントがあるという特殊な団体で、そうしたイベントの中には一部でその開催意義に疑問をもたれるものもありました。そこで、既存のイベントに積極的な人とそうでない人とを一堂に集め、団体としてどのようなイベントを運営していくべきか議論し、まとめてきました。・実績2大学のゼミで、メンターという立場から後輩の研究グループにおける相談役としての指導に注力しました。・実績2の内容私がメンターとして創意工夫した点は、相談役に徹し、適切な距離を保つようにした点です。後輩達との関係の中で、統計ソフトの使い方や基本的な概念について等、こちらから一方的に教えることもあります。しかし、問題意識の設定や研究デザインの設計等、実際には私が一人で取り組んだほうが早く終わることでも後輩達が自ら取り組み、時に失敗しながら学ぶべきことも多くあると考えました。そのため、手を貸しすぎず、しかし本当に課題に悩んだ時には徹底的に付き合うという姿勢に徹しました。そして、中間発表の際には教授からも高評価を得られ、チームを積極的に引っ張っていくという以外の立場で、大きなやりがいを感じることができました。・あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていることについて、300字以内で述べてください。その際、その中でどうして国際協力銀行を志望するのかについても、併せて述べてください。私が仕事を選ぶ際に最も大切にしていることは、日本企業の成長を支援できる仕事であること、また海外に目を向けていることの2点です。私は幼少期を東南アジアで過ごしてその急成長を実感した一方、日本とそうした国々との間に落差を感じ、不安を抱くようになりました。この現状を少しでも変えられる人材となるべく上記の2点を重視するようになり、それに該当する存在として貴行を志望するようになりました。特に、不確実性が増大して企業の持続的成長の実現に際して多くの困難を伴うこの現代社会において、貴行は政策とビジネスだけでは埋められない最後のピースを埋められる存在であり、私が自らの理想を達成し得る最善の環境だと考えます。・あなたのこれまでの人生における「挫折」及びあなたが将来果たしたい「使命」について、それぞれ150字以内で述べてください小学5年生の時にインターナショナルスクールに通い始めた当初の経験です。いきなり日本語が全く通じない環境に飛び込み、何もわからないままに目の前のことが過ぎていってしまうということに強い無力感を覚えました。この経験を機に何事にもまずは挑戦し、やりながら必要なことは覚えていくという姿勢を確立しました。・「使命」について「世界に尊敬される日本を築き上げること」です。幼少期の海外経験を通じ、近隣諸国の急成長と日本の現状との落差に不安を抱いた一方、現地で日本製品が信頼をもって使われており、また日本のインフラ、サービス水準の高さを実感した経験から、これらをさらに発展させ、世界に届けていくことでこの使命を果たしたいです。2020卒(総合職)この合格者ESはこちらから・学生時代に時間をかけて取り組み、やり遂げた重要な実績を2つ挙げ、各実績について、あなた自身が果たした役割や創意工夫した点を含めて300字以内で述べてください。実績1テーマサッカー部において、リサーチ担当としてチームの状況改善に取り組み、チームのリーグ戦1部昇格に貢献私たちはリーグ戦開幕後、他大学に勝ちきれない状況が2ヶ月間続いていました。そしてその要因は、部員の危機感なく漫然と練習に取り組む姿勢にあると考えました。そこで私は下級生という立場から課題の改善をできる策を考え、リサーチという役職を創り、2つの行動を起こしました。第1に、他大学の練習や試合のリサーチを行い、練習に取り組む姿勢の差や自チームの戦術対策の甘さを認識させました。第2に、自チームの試合分析を行い、自チームの強みや弱みを明確化して各々に練習内容の意図を強く意識させました。その結果、部員全員がチームの現状や改善点を客観的に認識し、強い危機感と高い目的意識を持ち練習に取り組むようになりました。実績2テーマ教室主任講師として講師と生徒の信頼関係を構築し、生徒の成績向上に貢献。私の所属する教室では、授業中のコミュニケーション頻度が少なく、授業の質が低いという課題がありました。そしてその要因は、講師と生徒の距離が遠く、生徒の授業態度が消極的であることだと考えました。そこで私は講師と生徒の距離感を失くし、生徒が「楽しい、学びたい」と感じる授業にするために2つの行動を起こしました。第1に、講師の意識改善です。具体的には、定例会議で生徒とのコミュニケーションを活発化させるように呼びかけました。第2に、生徒へのヒアリングです。ここでは、生徒に対して希望する講師や授業の不満点を聞きました。その結果、講師と生徒の間により強い信頼関係が生まれ、授業が活発化して生徒の成績向上に繋がりました。・あなたが仕事を選ぶ際に最も大切にしていることについて、300字以内で述べてください。その際、その中でどうして国際協力銀行を志望するのかについても、併せて述べてください「日本産業の再興と開発途上国の発展に寄与できるか」です。具体的には、人口減少の影響を受け衰退する日本産業の再興とインフラが整っていない発展途上国の生活環境改善への貢献です。この想いの背景には、ゼミで日本の少子高齢化の深刻さを学んだ経験、バックパッカーとして東南アジア・南アジアを旅した経験があります。貴行を志望する理由は2点あります。第1に、インフラ海外投資や企業の海外進出支援などを通じて日本経済の成長の促進と途上国の発展の双方を実現しているためです。第2に、貴行が一貫して融資意義に重きを置き、他金融機関では支援できないハイリスクな案件にも積極的に関わっているためです。・あなたのこれまでの人生における「挫折」及びあなたが将来果たしたい「使命」について、それぞれ150字以内で述べてください挫折高校時代、サッカー部の主将としてチーム作りを行うも上手くいかず、退部する部員を出してしまったことです。この要因は、私が部員一人一人としっかりと向き合えず、部員の悩みをしっかりと把握できなかったこと、試合に勝利することにこだわりすぎていたことだと考えています。使命私の使命は「目先の利益以上に行動意義を追求する」です。具体的には、短期的な成果ばかりに目を向けるのではなく、自分の行動が他者あるいは社会に対して本当に価値を提供できているかを思考し続けることです。働く上でも、自分の業務が他者や社会に対して最大限の価値を提供できるように行動していきたいと考えています。さいごに国際協力銀行は金融志望の学生のみならず、その事業内容から総合商社を志望する学生も多く志望する業界です。今回示したデータは該当年度の結果に過ぎず、来年度以降も同じ結果になるとは限りません。本記事を通して国際協力銀行への理解と対策を深めていき、ぜひ国際協力銀行に挑戦してみてはいかがでしょうか。【参考記事】・・・
- 国際協力銀行(JBIC)のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機へ 26,140 views 国際協力銀行の本選考ES一覧はこちらみなさんは"国際協力銀行(JBIC:ジェイビック)"という銀行を聞いたことがありますか?国際協力銀行は一般的なメガバンクなどとは異なり、日本政府が100%出資している「特殊銀行」という区分に属しています。国際協力銀行(以下JBIC)は、独立行政法人である国際協力機構(JICA)や日本貿易振興機構(JETRO)と並んで"3J(スリージェイ)"とも呼ばれ、グローバルマインドの強い就活生には特に人気のある政府系機関です。そんなJBICの任務を一言で述べるとすれば「日本と国際経済社会の発展を金融面から支えること」です。扱う投資案件は大規模かつ世界中に広がっており、さらに職員に対する海外駐在・海外留学の機会も多く用意されているようです。まさに国際的な仕事がしたいと思っている就活生の皆さんや金融業に関心のある方にはぴったりの環境なのではないでしょうか。そのためJBICは総合商社やメガバンクなどの人気業界と併願する就活生も多く、毎年ハイレベルな学生が集まる本選考となっているようです。新卒採用HPによれば、昨年度の総合職採用人数は11名(組織全体でも在籍職員は500名程度)と圧倒的に少なく、少数精鋭の組織であることがよくわかります。政府系機関であるJBICではビジョンや業務内容も一般企業とはかなり異なっていますので、まずは同機構に対するしっかりとした理解が必要だといえるでしょう。採用ホームページから読み取れる同機構の風土や求める人材像などをよく意識したうえで、いかに自身がそれにマッチしているかをエントリーシートや面接でアピールできれば良いのではないでしょうか。本コラムではJBICの採用ホームページの情報を利用して、同機構の求める人材像について考えていきたいと思いますので、エントリーシートの作成や面接対策にぜひお役立ていただければと思います。参考:→国際協力機構(JICA)の求める人材をESと採用HPから提示します。採用HPから知るJBICでの働き方とJBICが求める人材まずはJBIC新卒採用HPで、JBICが担う業務について理解しておきましょう。【4つのミッション】JBICは、日本及び国際経済社会の発展に寄与するため、以下の分野の業務を行っています。Mission01:日本にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進Mission02:日本の産業の国際競争力の維持及び向上Mission03:地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業の促進Mission04:国際金融秩序の混乱の防止またはその被害への対処引用:「4つのミッション」2016年度新卒採用情報サイト国際協力銀行(JBIC)冒頭で述べたように、JBICの任務は「日本と国際経済社会の発展を金融面から支えること」ですので、4つのミッションも全て「日本の国益に貢献するか」「国際社会の発展に寄与するか」の基準で行われています。①日本にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進→日本企業の海外での資源開発に対する投資②日本の産業の国際競争力の維持及び向上→日本企業の機械設備や船舶等の輸出に対する金融面での支援、および海外でのインフラ事業参画への支援③地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業の促進→海外における再生可能エネルギー発電所・省エネ設備の導入などの"高い地球環境保全効果"を有する案件に対する出資④国際金融秩序の混乱の防止またはその被害への対処→開発途上国向けの輸出案件などを支援以上がJBICにおける主な業務です。次にJBICの新卒採用ホームページ上では、「求める人材像」として以下のような記述があります。【求める人材人事課長からのメッセージ】皆さんは、国際協力銀行(JBIC)と聞いてどの様なイメージを持たれますか。「国際」という言葉が示す、世界と深い接点のあるグローバルな仕事でしょうか。「協力」と言う言葉から、世の中に対する貢献・公益を目的とする組織が思い浮かびますか。それとも、「銀行」と言うからには融資業務を通じた金融活動を行っている機関でしょうか。「日本の力を、世界のために」。この壮大なコーポレートスローガンの下、僅か500名あまりの職員が、日本及び国際経済社会の健全な発展を求めて活動する政策金融機関がJBICです。そんな私たちが若い皆さんに期待していることは、日本と世界のために働きたいとの熱い思い、複雑かつ変化の激しい時代に対応する柔軟な思考力、困難な課題でもそれに向かって突き進む行動力です。海外からの長期安定的な資源の確保、諸外国の膨大なインフラ需要を取り込むことによる日本の産業の国際競争力の向上。わが国経済の直面するこうした課題に対処するため、問題をグローバルな文脈で捉え、政策とビジネスの双方を深く理解したうえで、柔軟な発想で解決を図っていくことが、職員一人ひとりに求められています。引用:「求める人材人事課長からのメッセージ」2016年度新卒採用情報サイト国際協力銀行(JBIC)・日本と世界のために働きたいとの熱い思い政府系機関という立場である以上、JBICで働くにあたっては「パブリックマインド」が非常に重要になってきます。「日本と世界の経済発展のために」何をすべきかという基準で物事を考え、行動できる人材を求めているという事ではないでしょうか。・複雑かつ変化の激しい時代に対応する柔軟な思考力JBICで働く上では、活躍の場が世界中に広がっています。日本を含む世界各地が現在おかれている状況を正確に把握し、それぞれの状況に応じて臨機応変に行動できる必要があるということだと思います。時には自ら新たなアイデアを出し、それを実行に移すということもあるかもしれません。ここで求められている資質は、Unistyle関連コラム「」で紹介している「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」という強みにもよく関連しているのではないでしょうか。・困難な課題でもそれに向かって突き進む行動力これはどの企業で働くにあたっても重要なことですが、困難なミッションであっても長期的な視野で物事を考え、目標に向けて常に努力し続けられる人材が求められているということではないでしょうか。こちらの資質は、先ほどの関連コラムでいえば「個人として努力し、成果をあげることができる」あるいは「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を共有し達成することができる」と言った強みに合致しているように思います。参考:→企業に伝えるべき5つの強みを提示します。まとめいかがでしたでしょうか。今回はJICA・JETROに続いて、JBICの求める人材について考えました。どの企業も独自の企業文化や想いを持っていますので、まずはこうした情報になるべく多く触れ、志望企業を「知る」ことが大切です。特に独立行政法人を始めとする政府系機関は「パブリックマインド」「日本を支える」といったことが重要なキーワードとなりますので、意識して対策を進めていただければと思います。国際協力銀行の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらからphotobyMartinThomas