キリンビールの本選考ES 24 件

エントリーシート(研究開発)(研究開発) キリンビール 2018卒 男性 Q 現在取り組んでいる研究内容、及びそこで特に力を入れて取り組んでいることをご記入ください。(500字以内)
A 私は現在バイオ生産工学の研究室に所属しており、出芽酵母の遺伝子改変に日々力を注いでいます。近年、化石資源の枯渇や温室効果ガスの増加といった環境問題が深刻化しています。この問題を解決するために、再生可能なバイオマス資源から燃料や化成品原料を効率的に生産する微生物の発酵能力に注目が集まっています。そこで私は、出芽酵母を用いて、燃料だけでなく、様々な化学品にも展開できる化合物として注目される2,3-ブタンジオールの高効率生産を目指しています。従来の手法である「過剰発現」では生産量に限界があります。そこで新たな手法を考えるために、積極的な学会参加、論文、先輩や先生などから情報集めに力を注ぎました。その情報をもとに「酵素融合」という新たな手法を考えました。これは出芽酵母内の生産に関与する二つの酵素の活性部位を、遺伝子改変技術を用いて繋げることで、野生株と比較して、反応の効率化が期待できます。現在、大部分の2,3-ブタンジオールは石油由来で生産されています。今後さらに生産量を増やすことができ、一部分でもバイオマス由来に代替することができれば、世の中に大きなインパクトを与えることが考えられます。
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エントリーシート キリンビール 卒 Q ♦ 1. 大学生活において力をいれてきたことを2つお書きください。
A テーマ①:大学と専門学校の2足のわらじ生活 【具体的な内容】 若くして独立できる公認会計士に憧れ、大学と専門学校を両立。専門学校は成績争いに凌ぎを削る殺伐とした雰囲気で、模試での不正も横行していた。私はこれでは誰にとっても損であると悩んだ。その後一時、所詮試験は個人戦なのだと諦めかけたが、真剣に解決策を考えた結果、大手専門学校の簿記大会にチームで参加することを提案。その結果、大会までの1ヵ月は切磋琢磨することで有意義なものとなり、大会でも優勝した。私はこの経験から、周囲を動かす方法とその威力を学んだ。   テーマ②:「まだ自分が知らない日本を発見する」旅 【具体的な内容】 私は上記をテーマに、観光地ではなく、自ら設定した目的地をひたすら目指す旅をしてきた。具体的には「福島へ徒歩の旅」や「京都へママチャリの旅」などである。特に、福島まで6日間かけて歩いた際には、歩きながらたくさんの人と会話した。宿もコンビニもない田舎町では「今晩泊まっていきなさい」と言ってくださった方もいて、人の温かみを感じた。私はこれらの旅から、同じ日本でも様々な地と暮らしがあることを再認識し、常に広い視野を持つことが重要であると学んだ。
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