共同通信社関連のテクニック
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- 共同通信社の採用大学・文理・男女別採用人数|合格者ES付き 15,694 views 共同通信社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから共同通信社は、日本を代表する総合国際通信社です。提供するニュースはNHKなどの国内だけに留まらず、広く海外にも発信されています。本記事では、総合通信社の採用実績を大学・男女・文理別の3つの観点でまとめていきます。本記事の構成共同通信社の採用大学内訳共同通信社の男女別採用人数共同通信社の文理別の採用人数共同通信社の本選考レポート共同通信社の本選考合格者ESさいごに共同通信社の採用大学内訳共同通信社の採用大学実績は次のようになっています。各大学の詳細な採用人数は各大学のホームページを参照ください。・採用実績校一覧早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、熊本大学、千葉大学、一橋大学、明治大学、京都大学、広島大学、東京大学、中央大学、大阪大学、北海道大学、立命館大学、宇都宮大学、大阪市立大学、お茶の水女子大学、立教大学、ヨーク大学ほか参考:就職四季報2020〜2018年度版共同通信社の男女別採用人数共同通信社の男女別の採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020年度共同通信社の文理別の採用人数共同通信社の文理別の採用人数は次のようになっています。参考:就職四季報2020年度共同通信社の本選考レポートこちらでは共同通信社の20卒の選考体験記を一部抜粋して紹介します。共同通信社の本選考レポートはこちらから本選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください説明会→ES→1次面接→企業独自テスト・実技試験→2次面接→3次面接本選考のためにした準備についてお答えくださいエントリー課題と実技試験の作品のクオリティが重視されると聞いていたので練習した。自分は絵があまり上手くなかった代わりに、動画編集能力でカバーした。またグラフィックに関して専門分野でもなかったため、ポートフォリオや作品を作るなどクリエイティブ職を受けるにあたって当たり前のことを行った。面接においてもグラフィックのクオリティの低さを指摘されることを予想した上で、自分の強みや共同で活かせる能力をアピールするよう心がけた。それぞれの面接およびGDについて、社員の人数および役職、面接を受ける学生の人数、面接会場、面接時間、質問内容、面接の雰囲気、面接の感想についてご記入ください。面接がない場合は「なし」とお答えください1次面接:面接自体は和やか。ポートフォリオの作品を見ながら色々な感想を述べてくれる・グラフィック記者になりたい理由・ESと一緒に提出した課題について説明・ポートフォリオの中で自身のある作品は?・なぜ共同通信なのか・最近気になったニュースは?・逆質問2次面接:雰囲気は厳しいので、自信をもって落ち着いて答えるように注意した。また、論理的に答えるように注意した。・共同通信の志望理由・他社の選考状況・動画と絵どっちがいいのか・動画のスキルをどう活かしたいか・入社後取り組みたい仕事3次面接:終始ピリついた雰囲気。1人の面接官は優しかったが、残り3人は圧迫気味でほとんどの答えを詰めてきた。・共同への志望理由・共同通信のニュースの中で好きなグラフィックは何か・入社後どんなスキルを活かせるのか・動画での報道についてどう思うか・マスコミ落ちたらどうするのか・共同通信のニュースをどこで見るか・他社の選考状況本選考において評価されたと感じたポイントや選考において重視されていたと思う点についてお答えくださいエントリー課題と実技試験の作品のクオリティが重視されると思います。グラフィック記者は特殊な職種のため、地頭や能力はあまり関係なく、いかに読者に分かりやすい絵やインフォグラフィックが製作できるかが肝になってくると感じる。実際内定をもらっていた人は芸大出身や専門学校出身の人ばかりだったので、単に絵が上手いから申し込むような単純な気持ちで選考に臨んではいけない。面接・GDなど各選考フローにおいて心がけていたことをお答えください自分は絵があまり上手くなかった代わりに、動画編集能力でカバーした。またグラフィックに関して専門分野でもなかったため、ポートフォリオや作品を作るなどクリエイティブ職を受けるにあたって当たり前のことを行った。面接においてもグラフィックのクオリティの低さを指摘されることを予想した上で、自分の強みや共同で活かせる能力をアピールするよう心がけた。共同通信社の本選考合格者ESこちらでは共同通信社の本選考合格者ESを3つ紹介します。共同通信社の合格者ESはこちらから2020卒(記者)2020卒(運動記者)2020卒(運動記者)2020卒(記者)この合格者ESはこちらから・ニュースを知る手段新聞を定期購読しています。また、インターネットやSNSを利用し、速報ニュースやニュースに対する人々の反応をチェックしています。・自己PR(アルバイト、趣味特技、サークル、スポーツ歴など)趣味は読書で、月20冊以上読んでいます。映画鑑賞も好きで、過去の名作を中心に見ることで幅広い教養を身につける努力をしています。幼い頃から知的好奇心が旺盛で、小学校三年生で英検三級を取得しました。特技は文章を書くことで、読書感想文コンクールで全国入賞させていただきました。・第一志望職職種を志す理由は私は将来、知られていない社会課題を掘り下げ、それを幅広い層にわかりやすく伝えることができる記者になりたいと考えているからです。大学時代に所属した学生団体が主催するコンテストにおいて健康格差など知名度の低い問題を扱った経験から、真に困っているひとはその存在を一般に知られておらず、じぶんが知ろうとしなければ社会課題を発信することはできないと気づきました。さらに、さまざまな立場から情報を得ることが課題解決につながると知り、中立な立場でいろいろな人に話を聞く記者に興味を持ちました。・入社後、第一志望職種で取り組みたいと思うテーマとその理由外信部で、アメリカ政治と生活を取材したいです。とくに、トランプ氏の支持層であるラストベルトの人々の生活や、白人至上主義で日本と深いかかわりのあるジャレッド・テイラー氏の考え方に深く迫りたいと思っています。そのきっかけは2016年の大統領選でトランプ氏が大方の予想に反し当選した理由や、なぜ人々がトランプ氏に投票したのかを知りたいと思ったからです。そこで、『ルポ・トランプ王国』など何冊かの本を読んだ結果、アメリカは想像以上に格差社会であり、アメリカと聞いてイメージしていた豊かでグローバルな国というイメージは、アメリカの一つの側面でしかないと気づかされました。大手メディアが大統領選の結果予想を外したのは、ステレオタイプのアメリカのみを見て、その裏で苦しむラストベルトの人々に向き合っていなかったからだと考えます。今も日本を含め世界の国々に大きな影響を与える大国だからこそ、そのさまざまな面を伝えることでアメリカという国の正確な理解に貢献したいです。・あなたが人より秀でていると思うものを具体的なエピソードを入れて説明私の強みは、工夫して努力することができることです。それが発揮されたのが、所属する学生団体が主催するコンテストの参加者募集です。当初、私は読書感想文コンクールで全国入賞した過去を持つこともあり、文章力には自信があったため、SNSに長くまじめな文を載せていました。ところがリアクションの数が伸びず、集客状況も芳しくありませんでした。私は、受け手のニーズを考慮しなかったことが原因と考え、過去のアンケートから質問の多かった項目に関する記事を投稿し顧客の疑問点の解消につとめました。また、大学生の夏休みにこのようなコンテストに参加してもらう意義を自ら問い直し普通の大学生活では得られないような出会いや成長ができるコンテンツであることを中心にアピールすることにしました。そこで、複数のSNSを使用し、それぞれのSNSの特徴を生かした上で前述のメリットを感じさせる文章にして、応募意欲をかきたてられるように工夫を凝らしました。その結果、Twitterのフォロワー数は1000人以上増え、期日までに定員の約3倍の応募をいただきました。・過去一年で最も印象的なニュースとその理由2020年度から本格的に始まる大学入試改革です。とくに、民間の検定試験を利用できるとした英語の試験制度改革が印象的でした。私は公立高校出身のため、さまざまな家庭のひとに出会いましたが、そのなかには私立に行くお金や浪人するお金がないため、大学を安全圏に下げて受ける人もいました。こうした事情の人にさらにお金のかかる資格試験を要求することは、親の収入によっていける学校が変わってくる現状をさらに深刻化させることと思います。文科省は受験時期を高校三年生に限定する方針を示していますが、大学受験まで一年を切った時期に資格試験を受けさせることは生徒への負担になりますし、結果的に先取り学習を進め、自由にカリキュラムを組むことができる私立の生徒がますます有利になると考えます。多くの人が大学に行くようになった今だからこそ、大学で学びたい学問を学ぶために必要な知識や義務教育で教えられたことがきちんと身についているかをテストすべきだと思います。・これまでに最も困難だった経験はなんですか。また、それをどう乗り越えましたか家庭教師のアルバイトをした時のことです。当初、私は自分がやってきた勉強計画をそのまま相手に提案しました。ところが彼女は飽きっぽく、長時間の集中を要求する私の計画をこなせていませんでした。私自身は比較的長時間勉強できるタイプだったこともあり最初は戸惑いましたが、彼女のために勉強法の本を読んで短時間の勉強で結果を出すヒントを探り、彼女の性格に合わせた計画を立てて実行させました。また、机の上を勉強道具だけにし、ストップウォッチで時間を測って勉強させることで、一定の勉強時間を確保させました。さらに、生徒の勉強に対する向上心をひきだすため、得意分野の指導にも力を入れました。得意分野を伸ばすことで勉強における成功体験をより簡単に積めると考えたからです。そうした執念と工夫の結果、半年で偏差値を15上げることに成功しました。2020卒(運動記者)この合格者ESはこちらから・ニュースを知る手段新聞購読(読売新聞)、SNS(特にTwitter)での新聞社、通信社のアカウントからの情報、スマートフォンアプリ(SmartNews、NewsPicks、Nuzzle)・第一志望職種を目指す理由「スポーツというフィルターを通して世の中を見ていきたい」。これが運動記者を志望する理由である。10年間野球をしてきた中で様々なことを体験してきた。指導者による体罰やチーム内でのいじめ、少子化による小学生のプレー人口の減少。スポーツを通して成長してきたが、今度はそれを世間へ伝えていく側の者として人々にニュースを届けていきたい。・入社後第一志望職種で取り組みたいと思うテーマとその理由「スポーツ選手の活躍の背景にあるもの」をテーマに取り組みたい。これは大学の講義での経験に基づくものである。当時大学1年生だった私は「2020年東京オリンピック」をテーマに記事を書く、という講義を履修していた。高校生の時に野球部で「食事」の大切さを学んだ私は、アスリートを支える管理栄養士の方にインタビューをすることにした。日本を代表する多くの選手に対して、その人は栄養管理の仕方を教える、遠征時にも一人でバランスの良い食事を摂取できるように座学を実施している。「勝負は食事から始まっている。選手のために私も全力でサポートする」。その人からこの言葉を聴いた私は選手をサポートすることに対して並々ならぬ想いを感じた。スポーツ選手が活躍する裏側には、こういった“黒子”の存在が不可欠であることを目の当たりにすることができた。選手を支えている人々の実態や想いを知ることで、別の見方をすることができると私は考えている。共同通信の運動記者として、あらゆるスポーツを上記のテーマに沿って私は取材をしていきたい。・あなたが人より秀でていると思うものを具体的なエピソードを入れて説明してください「傾聴力」「持続力」である。エピソードとして大学のゼミ活動を挙げる。漁村の歴史と移住者の特徴、町の魅力を調査している。大学3年生の9月以降、調査地である神奈川県真鶴町に足を運び続け、これまで7名の方にインタビューを実施してきた。町の方に話を聴くため、最初に町で出版物を作成する方に直談判をした。そこから紹介を経て、移住者、町役場で働く方、漁業組合の方と多くの人に話を聴いた。年配の方へお話を聴く際は、相手の言葉に対し鸚鵡返しすることで内容を深掘りすることを意識した。インタビュー後には手紙を送るなど継続的に連絡を取ることで移住者の方々の集まり(飲み会)に招待もされ、町の人々と仲を深めることができた。・過去1年で最も印象的なニュースとその理由ニュース:「新潟県高校野球連盟が今春の県大会で投手の球数制限の導入を発表」新潟県高校野球連盟が一石を投じた。選手の健康を優先して考えた動きで、このニュースのことを私は肯定的に捉えている。小学生から高校生まで投手一筋で野球生活を送ってきた私は、肩や肘の致命的な怪我をしたことはなかった。指導者が怪我防止を最優先に考え、起用法を工夫してくれたからだ。それでも試合をした相手の投手は過度に球数を要し、次の対戦時にはベンチにすらいない。話によると「肘を故障した」ということだった。そんな場面を幾度となく見てきた私にとって、制限を設けることは小中高生の健康を第一に考えた動きであると感じた。部員不足の関係で複数投手の起用は難しいなど導入に慎重な声もある。このニュースをきっかけにアマチュアスポーツ界において「勝利のため」の選手起用ではなく、「選手の将来を考えた」策を講じていってほしい。・今までで一番困難な経験を書いてください。その困難をどうやって乗り越えましたか高校時代の野球部での経験。3年生の先輩が引退し、新チームとして始動して迎えた秋季大会でメンバーから外れ、大きな挫折を味わった。悔しい思いをしていた私は、公式戦のメンバー入りを目標に行動をした。始めに当時の自身の課題を抽出した。それは「スタミナ不足」「制球力」「独自性のなさ」であった。これら3点の課題を克服するために次の取り組みをした。⑴隔日で6kmのランニング・30m走⑵フォームの固定化と連日の投げ込み⑶同期、後輩投手の特徴を把握し、球種によるスピード差を減らすスタイルに転身加えて監督や同級生の仲間、後輩のアドバイスからヒントを得て妥協なく冬の日々を送った。冬明けの練習試合で結果が出ない時も上記の取り組みを継続的に行った。そして、高校3年生の春季大会でベンチ入りをすることができた。さらに夏季大会では初めて公式戦に出場することができた。このように、目標達成のために必要なことを抽出し、徹底した論理的な努力をすることで困難を乗り越えた。2020卒(運動記者)この合格者ESはこちらから・自己PR私は、目標に向かって継続する力がある。部のトレーニング担当として週三回の筋トレを2年以上継続し、部内の筋トレ活動を牽引している。指導面では、選手の目に見える成果につながることを意識し個々人の課題に合わせたメニューの掲示を常に心がけている。・第一志望職種を目指す理由小さい頃から活字が好きで、新聞をよく読んできた。新聞を読むうちに幅広い分野で、現場の一次情報を発信できる記者という職業に惹かれていった。一方で大学の部活動を通してスポーツ科学に興味を抱くようになった。貴社では運動記者枠での募集があり、スポーツ現場の裏側まで取材ができると考えるからだ。加えて、通信社としての性質上国内外を問わずに私の書いた記事を発信でき、話題を喚起できる点に魅力を感じる。・入社後、第一希望職種で取り組みたいテーマとその理由スポーツ現場の裏側で行われている、現場スタッフの取り組みを取材したい。そして、その情報を全国の地方にいる読者に届けたいと考えている。バレーボール部での活動の延長でV1リーグのチームのトレーニング見学に行ってきた。そこでリハビリやトレーニングなどに対して最先端の科学技術や知見を駆使したサポートを目の当たりにし、衝撃を受けた。一方で、「無知の恐怖」も同時に感じた。そうした取り組み方を知らなければ自然と選手が成長できる機会を奪うことにつながるからだ。そのため、球児たちの「野球肘」の予防など、青少年のけが予防に関するテーマを扱いたい。日本の部活動の問題点の一つに中学・高校での非科学的な指導によって選手の可能性が潰されていることが挙げられる。特に地方ではその傾向が強いため、貴社の通信社としての性質を活かして地方紙に向けて情報発信をしていきたい。・あなたが人より秀でていると思うものとその理由具体的なエピソードを含めて物怖じせず、新しい挑戦ができる点だ。私は現在体育会バレーボール部で選手としてプレーしつつ、トレーニング担当の役職を新たに作り果敢に挑戦している。入部当初、効率的なトレーニングが行われていない点に疑問を覚えた。トレーニング面の知見は全くなかったが一から独学で勉強し、有識者の方に自分から依頼をして指導を受けに行った。他にも提案する知見にも説得力を持たせるべく指導者資格の取得もした。このような取り組みを実施した人はこれまでおらず、当初はチームからの理解も少なかった。しかし、前例に囚われていてはチームも私自身も成長することはできないと考え、果敢に挑戦していった。こうして学んだ知識を活かし、昨秋のリーグ戦での優勝に体力面で貢献した。この点を貴社でも活かし、社会の潜在的な問題点を果敢に取材・報道していこうと思う。・過去一年で最も衝撃的だったニュースとその理由「ホンダの英国からの工場撤退」のニュースである。英国の合意なき離脱によって実際の市民の生活に大きな影響が及ぶことを痛感したからだ。ホンダの撤退に伴って、ホンダの工場に勤めていた現地の労働者の嘆く様子を記事で目にした。日本では政治問題が市民の生活にどうつながるかが分かりづらい現状がある。その側面を払拭するような点で衝撃を受けた。この時期、私は実際に英国に足を運んでいた。ゼミの海外研修でケンブリッジ大学の学生とBrexitについて議論を交わしたのだ。実際に多くの学生に意見を聞いたところ、ビザの取得や食糧不足など生活面の懸念の声が多く、上記のように現地の混乱を呼び起こしていることを改めて感じた。この経験を通じて、私は政治や国際問題がどのように市民の生活に関わるかを発信する記者になりたいと思った。・今までで一番困難だった経験とそれをどう乗り越えたか主将を解任させられたことである。私は高校時代もバレーボール部に所属しており当時は主将を務めていた。ただ、2年の秋に突然同期の部員から主将としての仕事ぶりを非難されて解任させられた。退部もし、喪失感や私自身への不甲斐なさも感じていた。しかし、その気持ちをバネに新しい環境で挑戦しようと思った。大学でも同じバレーボール部を選択し、4年間やり抜く覚悟をもって入部した。その中で当時の反省を踏まえて、仲間との意思疎通を積極的に取るように心がけてきた。具体的には、何か新しい取り組みを始めるときは関係各所の意見を伺うようにし、「やりたいこと」を「実現できること」に落とし込むように工夫してきた。その結果、自分の取り組みがチームの成長に繋がっている手応えを感じている。この経験を踏まえて、入社後はとにかく足を運び現場の人々の声に耳を傾けられる記者を目指す。さいごに共同通信社をはじめとしたマスコミ業界は毎年採用人数がさほど多くないにも関わらずかなり多くの応募者が集まります。それだけ選考も高倍率になっていきます。本記事では、就活生からの人気の高い共同通信社の採用実績を大学・男女・文理別の観点からまとめました。これらのデータは該当する年度の結果であり、来年度以降も同じようになるとは限りません。本記事を参考の上、共同通信社への理解と対策を深めていっていただけたらと思います。【参考】・・・
- 【共同通信社】インターン体験記とES選考攻略|合格者ES付 13,928 views 共同通信社のインターンES一覧はこちら共同通信社は、日本を代表する総合国際通信社です。提供するニュースはNHKなどの国内だけに留まらず、広く海外にも発信されています。本記事では、共同通信社のインターンシップ体験記を紹介すると同時に、19卒のESをもとにインターンシップ選考に向けて解説を進めていきます。【本記事の構成】▶︎共同通信社とは▶︎共同通信社インターンシップ体験記▶︎共同通信社インターンシップ選考フロー▶︎ES設問↪︎設問1↪︎設問2↪︎設問3共同通信社とは共同通信社はアジアに軸足を置く、総合国際通信社です。通信社は一般的な新聞社とは異なり、独自のメディアを持ちません。そのため、取材で情報や写真などを提携している企業に売ることで利益を得ています。就活生にとっては馴染みのない業界に思われがちですが、AP通信(アメリカ)、ロイター(イギリス)などの企業は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。これらも国際通信社と呼ばれる企業であり、共同通信社もその一部です。テレビや新聞が提供する情報を仕入れてくる仕事であるため、通信社はメディアの最前線を担う仕事と言っても過言ではないでしょう。共同通信社は、日本全国の新聞の紙面製作やテレビ・ラジオのニュース、さらに多メディア部門へのニュース報道を支え、日本のメディアの中枢としての役割をこれからも担っていきます。多メディア時代を迎えた今日も日本の代表的なジャーナリズム組織としての責務を自覚し、常に時代の先端に立って社会や時代の動向に敏感にニュース活動を続けていきます。引用:共同通信社HP共同通信社インターンシップ体験記ここでは、共同通信社のインターンシップ(記者部門)に参加した学生の声を一部抜粋して掲載します。参加学生の在籍大学および雰囲気について例を参考にお答えください早慶・MARCHの学生がほとんど。何となくマスコミ志望というのは固まっていたが、具体的な対策を行っていた人は少数であった。インターンの内容・課題の概略について教えてください3日間開催。1日目:参加者自己紹介、社内見学、漢字書き取りテスト、取材テーマ発表、各自取材2日目:各自取材、記者公演、更正チェック、編集会議見学、VTR視聴、各自取材、記事執筆3日目:各自記事執筆、記事発表、記事投票、フィードバック、内定者公演、採用担当者への質問インターンを通じて得たもの、成長した点について教えてください実際に取材を行い、記者職の楽しさを知った。取材テーマが、「共用の通路まではみ出す座席や看板」を中心としたもので、管理会社からは全くコメントをしてもらえず、遵守しているお店からは丁寧に解説してもらって、「ある立場の人が隠そうとした事実」等をたどるプロセスを辿れたのは非常に良かった。インターン参加を希望する後輩に対するアドバイスをご記入ください実際の記者の仕事に最も近いものを体験することができる。この体験を通じて思うことは本選考の志望動機や自己PRにも通じると思うし、積極的に参加すべし。共同通信社インターンシップ選考フロー21卒のインターンシップの選考フローは次のようになっています。・ES→結果連絡面接はなく、ESのみとなっています。ただ、ESは手書きであるため注意が必要です。Web入力のESとは異なるため、早めの準備を心掛けましょう。共同通信社インターンシップES設問◆インターンシップに参加を希望する理由(約200字)◆自己PR(約240字)◆作文「忘れられないこと」(約400字)ここからは19卒のESをもとに解説を進めていきます。ESは全て手書きとなります。設問1:インターンシップに参加を希望する理由◆インターンシップに参加を希望する理由(約200字)設問の意図シンプルに志望動機を問われています。しかし、業界・企業研究、自分自身の強み等を書く必要はないと言えるでしょう。なぜなら、インターンシップを開催する企業側の意図は、自社理解を深めてもらうことにあるからです。特に夏の段階では、多くの学生が就職活動を始めたばかりである為、企業側も深い理解は求めていません。最も、就活解禁日が近づくにつれて、企業はインターンシップを通して優秀な人材を囲い込むので選考の要素が強くなることは間違いないでしょう。同社も例年通りであれば、2021年の春に就業型のインターンシップを開催しますがそこでは早期選考の要素が強いと言えるでしょう。意図を踏まえた回答方針一般的な志望動機の設問なので以下のフレームワークに沿って書くと良いでしょう。①成し遂げたいこと②きっかけとなる経験③企業選びのポイント④他に受けている業界とその業界ではダメな理由⑤具体的に取り組みたい仕事⑥業界の中でもその企業の理由参考:同社の求める人物像は、ニュース配信に使命感とバイタリティを持って挑むことができる人となっております。また、共同通信社は正確公平な内外ニュースを広く提供し、国民の知る権利に応えるとともに国際相互理解の増進に貢献することを目的としております。合格者の回答通信社の記者は社会に対して最も影響力のある仕事だと思うからです。私は、民主主義の全世界的な危機的状況に問題意識を持っています。民主主義国家では、国民ひとりひとりの一票が政治を動かし、国家の最終意思決定となります。その国民世論はテレビや新聞の報道によって形成されます。そこにニュースを提供する通信社の記者はひとりひとりに重大な責任があり、その分社会に貢献できる仕事だと思います。そこに惹かれました。日本が正しい方向に進むために、日本の民主主義を支えることに貢献したいと考えています。参考:共同通信社インターンシップES結論先行でよく整理ができていると思います。自分の志望動機を自分の意見を根拠にそれが共同通信社でどのように実現できるかを明確に書くことができていると思います。ただ、どのような経験が元になり日本の民主主義を支えたいと思うようになったのかを記載することで、より完成度の高いESになると思います。設問2:自己PR◆自己PR(約240)設問の意図単純な自己PR文です。就活では特によく聞かれる設問の1つだと思います。自己PRで知りたいことは仕事ができるか、つまり自社の求める強み、能力を持っているか、ということと仲間とうまくやれるか、その会社と学生のキャラが合っているかということです。意図を踏まえた回答方針自己PRは以下のフレームワークに従って書くと論理的な内容に出来上がります。①あなたの強み②強みが形成されたきっかけ③強みを表す具体的なエピソード(2つ)④強みを発揮するために意識していることは⑤その強みを入社後にどう活かしたいか参考:最後に、設問1に述べた共同通信社の求める人物像と自身の自己PRを照らし合わせてみましょう。責任感やバイタリティの面でPRできると良いと思います。以下の動画で、自己PRの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、参考にしてみてください。合格者の回答私は学術団体に所属しています。そこでは、多大学から国際関係を学ぶ学生が集まり、共同論文を書くことを活動としています。様々な価値観を持った学生が共同で、本気で勉強するのは難しく、人間関係の摩擦が生まれてしまいました。私は、この団体の運営方針に問題があると感じ、現在は運営委員として来年で45年目となるこの団体をゼロから作り直しています。例年、勉強に注力しすぎるあまり、メンバー間の信頼関係が構築できていないことに気づきました。そこで私は、参加者同士が交流しやすい環境作りのための企画を考え、運営委員のコンセンサスを取り、実行に移すという仕事をしています。参考:共同通信社インターンシップES具体的なエピソードを使い自分がどのような行動をしてきたかはわかりやすく述べられていると思います。しかし、自己PRなので、序文で自分の強みを完結に記しておくと読み手にとって内容が入りやすい文章になると思います。設問3:作文「忘れられないこと」◆作文「忘れられないこと」(約400字)設問の意図エピソードを述べる作文です。マスコミ業界は特に作文、論文が重視されるようです。記者としての素質を見るために、語彙力、表現力、且つ400文字という限られた作文という言葉を使っていかに読者を惹きつけられる文章を作れるかといったところを見られていると考えられます。意図を踏まえた回答方針通常のESの回答とは違い、結論ファーストなどの読み手にいかに言いたいことをわかりやすく伝えるか、ということよりも、読み手がもっと読みたい、おもしろいと思えるような内容にすることが重要だと考えられます。文部科学省では良い作文を書くための15か条として以下のように上げています。参考にしてみて下さい。初級1、「わたしは/ぼくは」をいちいち書かない。2、必要のない「そして」を書かない。3、文(センテンス)を短くする。4、文脈から判断できる言葉や部分(不要な言葉)は削る。5、文末の文体を揃える。中級6、接続詞を適切に使う。7、主語と述語を照応させる。8、係る言葉は受ける言葉の近くに置く。9、体言止や、…や‐‐を使いすぎない。10、漢字を適正に使う。漢語は交ぜ書きしない(例「じゅく語」など)。ただし、平仮名で書く言葉にまで使わない。11、一つの段落では一つのことを述べる。上級12、読点は、意味と音調の両面から判断して打つ。13、文末の表現を多彩にする。14、書きながら読み返し、音調もよい文章にする。15、語彙・語法に、読み手の注意を引くものを交える。参考:文部科学省HP合格者の回答この世のものとは思えない光景に、言葉が出なかった。3月に南米を旅行した。ペルーの首都リマで大きな教会の前の広場で休んでいると、絵売りの青年に話しかけられた。話が弾み仲良くなると、教会内のツアーを勧められた。何となく参加してみると、教会の装飾や大きな壁画を見た後に、地下に案内された。天井は低く薄暗かった。独特のカビ臭さとひんやりと冷たい空気、異様な静けさだった。ガイドの後を進んでいくと、突然広い空間に出た。衝撃を受けた。そこには大量の人骨が、直径10メートルほどの円状に綺麗に並べられていたのである。ガイドによると、深さ12メートルまで7万5千体もの人骨が敷き詰められているという。ここに納められている人骨のほとんどが、スペイン植民地時代に抵抗して殺された現地人のものだ。明らかに南米人の顔をしていた絵売りの彼は、どのような思いで私にツアーを勧めたのだろうか。この時の彼の表情を私は忘れられない。参考:共同通信社インターンシップESこのESは15か条を満たしたものと言えるでしょう。最初に読み手を惹きつけるような一文や場所の細かい情景を述べることで読み手側としては非常に想像しやすい文章ではないでしょうか。また、自身の心情を含んでいるため、書き手側の価値観がわかるものとなっています。また、話の締めも自分の主張を述べることで非常にスッキリしたものと言えるでしょう。最後に共同通信社をはじめとしたマスコミ業界は毎年採用人数がさほど多くないにも関わらずかなり多くの応募者が集まります。それだけ選考も高倍率になっていきます。記者を目指す人にとってはこのインターンシップは仕事を理解する上でも有効な機会となると思います。共同通信社の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから