HGSTジャパンの企業研究

HGSTジャパンの本選考ES 1 件

【内定】エントリーシート(技術職) HGSTジャパン 2023卒 男性 Q 研究概要
A 現在の消化器官の主な検査方法は内視鏡検査やバリウム検査です。これらはがんやポリープなどの発見に適しています。しかし患者への精神的・肉体的負担が大きく、pHや特定物質の検知が難しいといった短所が挙げられます。それらの欠点を補うために、可食材料のみで作製された経口摂取可能なセンサによる、体内の化学情報の取得を目指します。研究テーマにある「メタマテリアル」とは、光を含む電磁波に対して自然界の物質にはない振る舞いをする人工物質のことです。これは電磁波の波長よりも細かな構造体を並べたもので、ある周波数の電磁波に対し磁気的な共振を起こす特性があります。共振とは、照射された電磁波がグラフ上で鋭い波形を示すときに起きている現象です。この特性に注目し、本体の構造を「サイコロ型のシリコン製剤の各面に、マグネシウムでできたC 型のリングを張り付けたもの」にします。形状をサイコロ型にし、各面のCの向きを変えることで等方性(方向に依存しない性質)を出し、どの角度から電磁波を照射しても共振が起きるように工夫しました。シリコン製剤とマグネシウムは腸内で消化しやすく、かつ人体に害のない性質を持っています。さらに、この本体を特定の腸内細菌や酵素で分解される化学物質でコーティングします。これを経口投与し腸内に到達した時点で、腸内細菌によりコーティングが分解されます。露出したマグネシウムへ体外から電磁波を照射することで、共振を発生させ、共振により増幅された反射波を検知することで腸内細菌の存在を確認できます。
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