日本財団の企業研究

日本財団の本選考ES 2 件

エントリーシート(総合職) 日本財団 2022卒 女性 Q 志望動機を教えてください。
A 「みんなが、みんなを支える社会」という理念に強く共感し、貴団を志望しています。きっかけは、三年間の高校生活です。私が入学した高校は偏差値40の不良高校と呼ばれる高校で、学業が苦手な学生は多く、周りからの評判もよくありませんでした。そのため、新任の先生に馬鹿にされ、地元の人々からは非難されることもあり、学生一人一人の自己肯定感がとても低い印象が強かったです。確かに勉強はその人の能力や可能性を図る一つの手段にはなりますが、私が高校三年間を過ごして感じたことは、勉強ができない人に悪いことはないのです。実は私の学校では、家庭事情に問題を抱えている生徒が多く、親に虐待を受けて施設暮らしを始めた人もいれば、経済的理由でアルバイトを強いられ勉学に時間をさけない人もおり、昔から生活に苦しんでいた人が多かったのです。そして私は早い段階で児童たちの心のサポートに携わるような事業や、子どもの貧困対策に取り組むことが重要であると考え、貴団を志望しています。現在の生きづらい日本社会において、日本の子供達が置かれている不平等な社会に対し、少しでも改善に貢献できるような仕事がしたいという気持ちがとても強いのです。私は何とか一心不乱に勉学に励み、上智大学に合格できましたが、大学の夢を諦めた友人や、不登校になったり退学したりした友人もいました。人の性格や考え方は、環境的要因で決められてしまう事も多いですが、私は少しでも子供たちに平等な機会を与えることで、一人一人が前向きな気持ちで誇らしく生きていけると考えています。また、大学に進学してからは英語を通して世界の抱える社会問題などを学んできており、特に世界の貧困問題にも興味を持つようになりました。一般の人々や企業、政府や国際機関など、様々なネットワークと連携している貴団であれば、国内も、世界の社会問題に働きかけ、貢献することが可能であると考えております。
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