フクダ電子の企業研究

フクダ電子の本選考ES 4 件

フクダ電子のインターンES 2 件

【合格】インターンエントリーシート(総合職(技術系)) フクダ電子 2022卒 男性 Q ご自身の研究テーマとその中での役割について教えてください。
A 研究テーマは、「AuTe2化合物ナノ粒子の極微構造と相変態」です。具体的にはAuとTeの化学反応でAuTe2ナノ粒子を作製し、室温と低温での透過電子顕微鏡(TEM)を駆使した解析に取り組んでいます。 私は作成した試料のTEM観察・解析に取り組んでいます。研究活動ではナノ粒子の結晶構造を決定するため、TEM操作・解析の習熟が必要不可欠です。コロナウイルスによる活動制限もあり、7月からTEMを使用開始しました。TEMを自由に使える特別な環境にいるため、積極的にTEMの操作を練習しています。また自ら率先して先生方や技術職員の方に質問しに行くことで、手順を覚えるのではなくTEMの動作・計測原理や物質内における高速電子の挙動などから理解するよう心掛けています。 その結果、9月中旬に初めてAuTe2の高分解能像を独力で撮影できました。その像には論文に記載されているような原子が同じ間隔できれいに配列している場所だけでなく、原子が不規則にばらついている場所もありました。一般的にAuTe2は1:2の化学量論比ですが、ナノスケールの世界では原子が不均一であることを知り、原子の局所的なゆらぎと物性の関係性に面白さを感じました。また他の物質ではどのようになっているのか興味を持ち、残された時間と特別な環境を堪能しながら、SiやZnOなど様々な材料のTEM観察も積極的に行っています。
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