井村屋の本選考ES 2 件

エントリーシート(生産技術職) 井村屋 2022卒 男性 Q 今までに経験した逆境とそれを乗り越えたもしくは、乗り越えようとした経験を教えてください。また、結果としてそこから学んだことも教えてください (1000字以内)
A ●研究活動で得た、考察力・状況把握力 私は、学部3回生から「ウルトラファインバブル(UFB)水」の食品への利用をテーマに研究を行なっています。このUFB水はシャワーヘッドのCMにて洗剤なしで顔に塗った油性ペンが簡単に落ちることを実演され、馴染みがあるかもしれません。この新しい素材を用いて茶碗蒸しを調理すると、スクランブルエッグのような状態になったという先行研究がありました。そこで、私はUFB水が鶏卵のタンパク質に作用していると考え、原因究明するために研究を始めました。しかし、研究を始めると失敗の連続でした。 原因は2つあり、 ① 私が所属する研究室は新設されたばかりで実験方法が確立されていない ② 新しい素材を使用した研究で似た実験をされている方や文献が少ない この2つが障壁となりました。 私はこの現状を打破すべく、実験の再現性を高めることを念頭において取り組みました。 条件設定を細かく変えながら実験を進め、2点を意識して実験の再現性を上げることに努めました。 ① 実験中気になったことは何でもメモをとる・先生に相談 初めての試みのため、作業中に起こった小さなこともメモに残し、失敗する原因が何か探りました。そして、行き詰まった際には研究系統が似ている先生のもとへ行き、助言を頂きながら実験方法の改良を進めました。 ② 条件を変えて実験した結果はエクセルに可視化 細かく条件を変えながら実験を行うため、実験回数が多くなり、実験ノートに記入するだけでは次に行うべき条件を明確にすることができません。そのため、全結果をわかりやすくするためにエクセルにデータをまとめました。先生と実験方法を模索する際もこの可視化データを参照しながら計画を立てました。 この2点を徹底的に行い、実験方法を約6ヶ月かけて実験方法を確立することができました。そして実験方法をマニュアルにまとめ上げました。その後、後輩は実験作法を素早く習得でき、円滑な研究活動を行なっています。 研究活動により、状況に応じてどのように行動すべきか考えて行動でき、周囲の協力を得ながら円滑に行動する能力があります。研究活動以外にも、塾のアルバイトにて、大学受験生の合格実績が下降線を辿る中、多くの講師と対話を密に行い、教室全体の課題を探りました。 受験生の模試結果を可視化、講師がすべきことを考えたものを会議で提示し、教室内の授業の質向上を図り、合格実績UPに貢献できました。
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