早川書房の企業研究

早川書房の本選考ES 3 件

エントリーシート(編集職) 早川書房 2024卒 男性 Q 【志望部署】および【志望動機】(志望部署が複数ある場合は第3志望まで可)(100~600文字)
A 【志望部署】 第1志望:編集 第2志望:制作 第3志望:プロモーション 【志望動機】 貴社出版作品に初めて出会ったのは、中学三年生の時、法条遥先生の『リライト』シリーズでした。非常に時系列が難解で作品理解が追いつかない、それでいて物語の着地の描き方がとても綺麗な所に心を惹きつけられてしまい、すっかり先生の作品に共通するテーマである「理不尽」の虜になっていました。今でも一番大好きな作品を尋ねられたら、このシリーズを即答します。また同時期に、『僕が愛したすべての君へ』や『θ 11番ホームの妖精』、『地球移動作戦』等の作品にも触れ、次第に書店の文庫売り場の外れにある、普通の文庫本より少し背丈の高い「ハヤカワ文庫」には心がワクワクする作品がたくさんあるらしいと気づき、次第に貴社出版作品にハマっていきました。『アステリズムに花束を』・『ウタカイ』の発売記念のイベントにも参加させていただいたことがあります。 私は幼少期から様々な小説作品に触れてきて、いつか書籍出版に携わるお仕事をしたいと考えてきました。国内に数多く出版社がある中で、先述のような強い熱意を抱いているのは片手で数えられる程しかありません。その1つにあたる貴社でいつか私にそうさせたように、誰かの心を強く揺さぶり、急速にコンテンツが消費されてしまう現代において何度も再読させてしまうような作品をつくりたい。そう思い、貴社を志望しました。
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エントリーシート(営業) 早川書房 2019卒 男性 Q 志望動機(600字)
A 本そのものの力で、多くの人に読んでもらえて、その人の人生にとってかけがえのないものになるような一冊を作るという夢があるからだ。貴社はこの夢を共有し、実現できる出版社だと考えている。私は大学2年の時、アゴタ・クリストフの『悪童日記』を読み、翻訳でも伝わってくる簡素ながらも力強い言葉で紡がれる物語に強い感動を覚えて、この本はおそらく生涯何度も読み返す大切な作品となった経験がある。この体験から、私は多くの人に同様にかけがえのない作品とであう経験をしてほしいと考えている。 そして私は、「活字」いわば生き生きした言葉にこだわる貴社の姿勢に惹かれている。私は翻訳の本を読むとき、原文を参照して確認することを習慣にしている。フランス語と英語を勉強してきたので、それらの言葉で書かれた作品については、原典と照らし合わせて確認するほどに言葉への執着心を持っている。例えばM.フーコーやS.フィッツジェラルドの著作を読む際には、そうすることで有意義な経験を数多くした。言葉にこだわることは、必ず出版の未来にも関係してくることだと考えている。言葉の重要性を痛感しているからこそ、私は貴社を志望する。 貴社は主に海外作品、SF・ミステリという分野において言葉にこだわる姿勢を体現してきたと考えているが、私は貴社でそのノウハウをさらに広い文芸のジャンルで応用したい。そうすることによって、上質で末永く人々に愛される作品を多く生み出せるとも考えている。
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エントリーシート 早川書房 卒 Q 1.志望動機(800字以上)
A 書籍編集者として人々の意識に変化を与えたいと考えて、貴社を志望しています。 私は昔から自分の考えたことで人の心を動かすのが大好きでした。中学生の頃は生徒会長として全校参加型のクイズ大会を開催したり、卒業式で数百人を一度に泣かせてみたいと考え、必死に練り上げた答辞を読んだりしてきました。大学では、「大人とは何か」を考える雑誌を制作し、「大人になりたくない」と呟く友人達を意識を前向きにしようと働きかけました。こうした様々な企みを仕掛ける中で、企画を売る仕事に就きたいと考えるようになりました。答辞を読んだ経験や、雑誌制作の経験から言葉の力を強く感じ、特に出版社を志望しています。 数ある出版社の中から特に貴社を志望する理由は三つあります。 一つは貴社がSF作品に強みを持っていることです。SFの魅力は、突拍子もない内容に見えて、実は理論的には実現可能なことが描かれていることだと考えています。そのため、読者の想像を駆り立てるのと同時に、現実世界への認識や意識も大きく変化させることができるはずです。例えば、近年出生前診断の技術が発展し、医療倫理の問題が深く問われていますが、約20年前のSF映画「ガタカ」は当時から現状の可能性を鋭く指摘し、人々に未来と向き合うことを促していたと言えると思います(残念ながら今日に至るまで遺伝子選定の研究は進められるばかりでしたが)。このような未来の人間社会を問う、哲学的要素を多分に含むSF作品を企画していきたいです(具体例としては、IT化がさらに進行し、人々が働かなくてすむようになった社会を昨今の貧困論などと絡めながら描く作品など)。 二つめは、貴社がシャーロックカフェ等の体験型コミュニティ形成を行っている点です。出版不況と言われる中、重要になるのは「モノ」より「コト」だと考えています。コンテンツはウェブで無料で消費できても、体験は現実世界でお金を払わなければ得られません。そうした意味で今後体験型コミュニティは更に重要性を増すはずです。 三つめは、メディアミックスが非常に有効に機能している点です。多くの出版物が映画化されていますが、ロアルド・ダールの短編を世にも奇妙な物語のような感じでテレビ局に提案してみたいと思っています。 以上の理由から貴社を志望しております。
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