「個人の経験しかない」と感じる就活生はまず個人と組織の関係性を考えてみよう ー嵐「5-1=0」よりー

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最終更新日:2023年10月16日

「個人の経験しかない」と感じる就活生はまず個人と組織の関係性を考えてみよう ー嵐「5-1=0」よりー

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5-1=0

代数学的には誤った数式です。

これを見てピンときた方。何のことか見当すらつかない方もいらっしゃると思います。

こちらは2019年1月末に約2年後の活動休止を発表した人気アイドルグループ "嵐" について表した数式として話題を集めたものです。

嵐は5人組のグループですが、そこから1人でも欠ければ、それはもう嵐ではない。
誰1人として欠けてはいけない。

そんな "嵐の定理" とも呼ばれるこの数式は、嵐の仲の良さや絆の強さを表すものとして、一時はTwitterのトップトレンドに挙がるなど大きな話題を集めました。

「嵐は最高のグループだ」といった正に称賛の嵐に沸く中、捻くれ者の私にはこのような考えが浮かびました。

「果たしてこれが人気グループのあるべき姿なのか?」

以上より本記事では、嵐の定理「5-1=0」を起点に、個人と組織の関係性」及びそこから導かれる就活生が考えるべき組織論のアプローチを提示していきます。 

本選考とインターンの締め切り情報

前提として:嵐の今回の決断や考え方は素晴らしいと思う

前提として、筆者は「5-1=0」も含めた今回の嵐の一連の活動休止に関する対応に関して、否定的な考えは持っていません。

人気グループと言えども、事務所や本人たちが合意した形で決断したことにあれこれ言う権利はなく、ましてや「無責任」なんて考え方には至りえないと思っています。

本記事は嵐自体について述べることが主旨なのではなく、「嵐のような考え方を持つグループ・チーム・組織」について、就職活動と照らし合わせながら考察しているという位置づけをまず理解していただければと思います。

「あなたがチームで働いている姿が想像できません」

章タイトルは私が大学時代に所属していた陸上競技サークルの後輩が東京海上日動のインターン面接で実際に面接官にフィードバックされた内容になります。

ご存知の通り、陸上競技は典型的な個人スポーツです。もちろん駅伝のような他人のタイムが自分を含めたチームの結果に影響する競技もありますが、それもあくまで個人のタイムの合計に過ぎません。

なぜ企業は集団での経験を求めてくるのか

この手の話は上記例に限らず多くの後輩から相談を受けた記憶があります。

ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?における「1.個人として努力し、成果を上げることができる」をアピールするようなエピソードというのは用意しやすいことも多い一方、いわゆる企業ウケがよくないのではと個人としての経験ばかりしていたことに不安や焦りを感じている就活生は一定数存在している印象があります。

ではなぜ、企業側は個人としての経験よりもチームとしての経験を就活生に求める傾向にあるのか。

unistyleユーザーの皆さんには聞き飽きた話かもしれませんが、それは「仕事は基本的に1人で完結するものではなく、ほとんどが複数人数が関わり合って進めていくもの」だからです。

皆さんの多くが目指すような企業は事業部やプロジェクトチームといった組織に細分化されたのち、それぞれに属する個々人が協業することで事業部の成果・企業全体の成果に貢献していくことになります。

そのため、学生時代から集団の中で自らの強みを発揮し、チームに貢献した経験をしたことがある人材を企業側が評価するのは自然な考え方でしょう。

なお、個人で何かをした経験しかなく、自己PRなどで悩んでいる就活生は就職エージェントneoの利用も検討してみると良いでしょう。

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勘違いすべきでないこと:「個人としての努力は前提かつ重要」である

上記のような背景から、「就活界隈では個人としての経験はチームとして成果を上げるための前提に過ぎず、それについてアピールしてもあまり意味がない」といったような風潮は少なからずあると思っています。

確かに個人の努力なくして組織の成果はまず上がらないので "前提" というのはそうなのでしょうが、その重要性自体にも目を向けてほしいと考えています。

終身雇用・年功序列といった日本的雇用慣行が薄れ、高学歴卒や「〇〇社に勤めている」という肩書の価値低下が指摘される昨今。

もともと学歴フィルターというのも、「高学歴層では目標達成のために愚直に努力できる人材に出会える可能性が高い」という観点での統計的差別によるものと言われています。

一方で、「今の時代、正解があること・言われたことをただただ必死にこなす能力はAIでも出来るようになるんだから、学歴なんて肩書の意味はなくなる」のような論調も少なからず耳にします。

しかし、起業家のような一見アイデア力で勝負しているように見える人材であっても、結局のところ個人としての努力がベースとなっており、多くの人は「そもそもの行動や努力が足りない」という段階で甘んじている面もあると思っています。

就職活動においても、下記で述べたように「何をやるか」以前にそもそも時間をかけて努力する気概が足りていない就活生は多く見受けられます。優秀な就活生は、必ずどこかで個人としての努力を積み重ねています。

「人生の夏休み」とも呼ばれる大学生活において、"効率性" を語るほど時間が無い人がどれだけいるのか疑問であり、重要なファーストキャリアを決定する就職活動に圧倒的に時間をかける選択が間違っているとは考えにくいでしょう。

出典:unistyleの記事をひたすら読み込んだ私が面接で無双した話

以上より、企業がエピソードとして個人ではなく組織での経験を求めることが多いのは事実にせよ、「個人としての努力」それ自体は前提かつ重要であるという立ち位置は把握していただければと思います。

「個人と組織」の関係性を考えてみる 

「ヒト」は組織の構成要素の一つである

ヒト・モノ・カネ・情報が経営の四要素と言われるように、当然ですが現代社会においては基本的に人間の力がなくては事業は成り立ちません。

ヒトが集まればそのまま組織になるというわけではありませんが、ヒトの集合体は組織の構成物の一つであり、ビジネスモデルによって割合は前後しますが企業の競争力の源泉に少なからず関係しています。

例えば皆さんが今ご覧になっているunistyleも、ユーザーが直接目にするのはこういった記事を始めとするコンテンツ(=商材)になるわけですが、現状それを作り出しているのは我々人間です。

個人の成果は組織の成果に直結するか 

企業とは、営利を目的とする組織です。

一般的な大企業が利益を上げるためには、先述した通り、事業部・プロジェクトチームといった単位の成果に向けて個々人が行動することが求められます。

では、そのような小単位の組織が成果を上げる要因は何か。ヒトにフォーカスして考えてみると、まず個々人のスキルが高いことは当然成果を上げる要因になります。1のスキルを持った人が5人いる組織と、2のスキルを持った組織が5人いる組織とでは、後者の方が成果が出るのは当然でしょう。

組織論においてはそれよりも、単純な足し算では同じ成果が期待できるメンバーをうまく稼働させてより大きな成果を出すこと。すなわち、「1+1+1」で「3」より大きな成果を出すことが重要な論点になります。

企業全体で見れば、例えば新卒就活においていかに優秀な個人をどれだけ採用できるかはもちろん人事側の重要なミッションでしょう。しかし、それと同時に、限られた人的資源というリソースをどう各組織に割り当てるかというのも、メンバーシップ型をとる日系大企業の多くでは重要になってきます。

更に広く新卒就活市場全体で見ても、日本という組織にどう人材を割り振るかを決める活動が就職活動だったりもします。

皆さんの学生生活においても、例えば新歓で「いい」新入生をより多く集めることに対する取り組みは多く見受けられるのですが、「いいサークル」というものをつくるには役職決めやメンバー決めといった人的資源配分の観点からも貢献できるという視点も持っていただければと思います。(もちろんサークルやゼミといった組織は一般には営利を目的とした団体ではないため、企業と同じようにはいかない面もあるとは思っていますが)

「いい組織」とは何かを考えてみる

では、以上の内容から、「いい」組織とは一体どういうものなのか。どうすれば、「1+1+1」で「3」より大きい成果を出すことができるのか。

「仕事が1人で完結しない」理由

「仕事は基本的に1人ではせずチームで進めていくもの」である理由として、

・単純に業務量として1人ではこなせないため
・個人のスキルでカバーできる領域には限界があるため

の2点が挙げられます。

総合職一括採用としてゼネラリストとしての活躍が求められることが多い日系大企業の場合でも、「営業職」「係長」といった職種・役職が設定されているように、個々人がそれぞれの立場から行動していくことで事業は成り立ちます。

例えば、メーカーの一般的な仕事の流れである「研究開発→調達→生産→営業」といった役割を全て同時に全うしている人材はまず存在しません。いくら高品質の商品を生み出すアイディアがあっても実際に小売店の棚に並ばないことには利益にはなりませんし、商品を生産する体制が確立していないことには営業活動も意味をなさなくなってしまいます。

まとめれば、一つの商材にも、数多くのプレーヤーが関わり合って最終的な利益を生み出しているということ。すなわち、個々人がそれぞれの役割を果たしながらお互いの足りないスキルや知見を補い合いながら協力していくことが求められており、事業の円滑化のためには不可欠な組織の在り方だと言うことができます。
(繰り返しますが、「1人で完結できる度合い」といったものはビジネスモデルによって前後します)

実際に大企業で1年働いてみて感じたこと

筆者は昨年春に大学を卒業し、新卒でSIerと呼ばれる業界に属する大企業で1年近く働いてきました。

短い期間ではありますが、実際に社会に出て働いてみて一番実感したのは、先述した「個々人がそれぞれの役割を果たしながらお互いの足りないスキルや知見を補い合いながら協力していくこと」によって組織は成り立っているのだということです。

unistyleでもSIer業界は典型的な上記軸に該当する業界だと述べてきましたが、実際に働くまでは「そういうものらしい」と自己PRで述べる強みを寄せようかぐらいにしか考えていませんでした。

しかし、実際の企業の現場では
・プログラミングは全く出来ないが、コミュニケーションロスを起こさない仕組みづくりにとことん長けた社員
・基本無口で正直普段は何をやっているかよくわからないが、データベース周りの故障だけは何でも解決してくれる社員
etc...

といったように、「それ自体は実体がないサービス」であるシステムを完成させるために、それぞれのスキルや知見を総結集してプロジェクトは進んでいくのだと実感するようになっていきました。

また、ICTのソリューションには、企画段階から分析・運用段階まで文系・理系問わず多様な人材が携わっており、それぞれが異なる価値観や要望を持った人が存在しています。

参考:富士通のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ

エンドユーザーにサービスを届けるためにはグループ他社や情報サービス産業に携わる各プレイヤーと共に事業を遂行していく必要があります。クライアントとなり得る業界・分野は非常に多岐に渡り、あらゆる角度から社会へ価値提供している点が特徴と言うことができます。

参考:【NTTデータ】選考フロー別対策|ES・Webテスト・面接まで

嵐の定理と日系大企業 

さて、冒頭で話題に挙げた嵐ですが、活動休止の決断理由は「嵐は誰1人として欠けてはいけない」グループだからでした。

リーダーの大野さんが芸能界から一旦離れることを考えていたことをきっかけに、「大野さん(=1)」が欠けた「嵐(=5)」は「嵐じゃない(=0)」というのが嵐全体の考え方に見えます。

特に嵐のことを詳しいわけではない一般人の私があれこれ語るのは恐縮ですが、大野さんは嵐の中でも歌が上手く・櫻井さんは司会やまとめ役・二宮さんはトーク力に優れ...といったように、メンバー一人ひとりが自分の役割を持ち、助け合いながら嵐という国民的グループを作り上げたのだと勝手に考えています。

そんな中で、大野さん1人が欠けるのでも足りないピースは補い合い切れず、グループとしての意義は大きく薄れるという想いを、メンバーの方々は少なからず抱いていたのかもしれません。

お互いがお互いを補い合う "n銃士" 的な組織

このような、個人がそれぞれの特性を活かしお互いを補い合うチームの代表格として知られるのが、フランスの小説家アレクサンドル・デュマの代表作である『三銃士』です。

アトス・アラミス・ポルトスの3人は王妃を救う大冒険へ、それぞれ性格や得意技が異なる中でお互いの役割を発揮しながら足を進めていきます。

今では剣裁きに関係なくとも、「切っても切り離せない友情関係」のようなものを "n銃士" として間接的に表現した作品はいくつもあります。
(一番有名なのは、2009年にアカデミー賞作品賞を獲得したスラムドック$ミリオネア辺りでしょうか)

私自身、小学校の時からこのn銃士的なチームには何となく憧れを抱いており、駅伝のメンバーやエース格のサークルの同期といった仲の良い友人と一緒に "四銃士"なり"六銃士" といった形で勝手に命名したりもしていました。

例えば各メンバーが色分けされた戦隊モノのヒーローなんかもn銃士的な考えが一部根底にある印象もあります。

「助け合い」「誰1人として欠けてはいけない」「みんながいたから乗り越えられた」といったようなチームは理屈抜きで美しく・格好良く感じるもので、組織の理想的な姿として好印象を持つ方は私に限らず多いものだと勝手ながら思っています。

冒頭から触れている嵐についても、典型的なn銃士をベースとしたグループと言えるのかもしれません。

考えて欲しいこと:"n銃士 "とは「誰にとって」いい組織なのか

さて、ここまでの内容では「個々人がそれぞれの役割を果たしながらお互いの足りないスキルや知見を補い合いながら協力できる組織」こそがいい組織なのだという結論に至りそうな形になっています。

そんな中で、一つの考え方を提示する一曲を提示します。

力を合わせりゃ どんな困難も怖くない
皆で一緒にいこうぜ! ヨーロッパ丸かじり(Hey!)

出典:スタメンKiDS 『スタメン七銃士』
作詞:kenmochi hidefumi(水曜日のカンパネラ)

こちらは小学生男子メンバーによる7人組ユニットスタメンKiDSの楽曲である『スタメン七銃士』の一節になります。

唐突に嵐と関係のないグループの話になりましたが、就職活動に絡めるためにビジネスにおける組織について両者を踏まえながら考察していきます。

 組織のメンバーが欠けることはそれなりにある

嵐は「一人でも欠けたらそれは嵐ではない」という信念(=嵐の定理)から活動休止の道を選びました。

当然ですが、ビジネスの現場では「〇〇さんが退職されたからこの事業部は撤退する」という決断は勝手にできるものではなく、基本的にはメンバーが欠けても全社方針に沿って事業を継続していく必要があります。

メンバーシップ型の日系大企業では、本人やチームの本意 / 不本意に限らず突然の異動というのが発生する可能性はいつでも考えられます。

そんな中で、「誰1人でも欠けてはいけない」という状況は継続的な組織運営の観点では好ましくないものであり、知識やノウハウの共有を日常的にするなどして「〇〇が欠けてはいけない」という状況からは少しでも離れた方がリスクは小さいでしょう。(近年の働き方改革の観点でも、業務量的な話で「多少誰かが休んでも仕事が回るような余裕を持った人的資源配分をすべき」という論調を耳にすることは多くなっています)

みんな「で」において、やるのは「誰」か?

先ほどのスタメンKiDSの楽曲の一節には「皆で一緒にいこうぜ 」という言葉がありました。

では、この場合の「皆で」とは誰を指すのか。これは(恐らくメンバー)"全員で" という意味でしょう。

「みんなで頑張ろう」「チーム一丸となって勝ちに行こう」といった ”全員主義” とも言える方針は日本人好みの考え方だと言われることがあります。

個人が入学試験会場で合格点を取るかどうかで合否が分かれる大学受験ですら、「受験は団体戦」という言葉で団体意識も求められたことがあるという方もいるでしょう。

しかし、個人的な意見ではありますが、この「みんな『で』」という意識と「みんな『が』」という意識には乖離があると思っています。

「みんな『で』」一丸となって成果を上げるには個々人の行動が当然不可欠です。しかし、これは見方によっては「個々人がどう活躍するのかは問題ではなく、組織全体がうまくいけばいいもの」として、「みんなのうち誰かがやってくれるだろう」という当事者意識に欠けた集団になる可能性を含むものだと考えています。

もちろん、ビジネスモデルによって個々人の成果が見えにくい働き方というのは多数存在していますが、「評価されにくい=行動・努力をしなくてもよい」というわけには当然いきません。

「みんな『で』一丸となる」意識は必ずしも必要ではなく、個々人が「自分『が』この案件を成功させるのだ」・「自分『が』この問題を解決するのだ」という強い当事者意識から主体的に行動出来る個人の集まり。これこそが真の「組織として成果を上げることが出来るいい組織」という見方も出来るのでは無いでしょうか。

馴れ合いではなく、誰かが補ってくれるだろうでもなく、誤解を恐れずに言えば「自分の力でなんとかしてしまおう」ぐらいの気概を持った個人の集合体は強固に見えます。

個人で出来る仕事は個人で済ませてしまった方が意識違いといった障害や稼働を削減する効果もあり、何でもかんでも「みんな『で』取り組もう」とする姿勢は結果的に組織の成果を阻害することも考えられるでしょう。

「リーダーシップは全員に」の意味

リーダーシップとは、リーダーだけ必要とされる能力ではなく、チームの誰もが持っているべきものだと言えます。

出典:自己PRでリーダーシップをアピールするポイントは3つ!‐ES例文5選付‐

上記記事を始めとして、unistyleでは何度も「リーダーシップとはリーダーだけが持つべき素養ではなく、メンバー全員が持つことでより良いチームとなる」という旨を述べてきましたが、ここまで本記事を読み進めた方はその意味が明らかになってきたのではないでしょうか。

先述した「自分『が』」という意識・態度は、信頼関係構築や周囲を巻き込むといったリーダーシップを生み出す一因になるということを認識いただければと思います。

では、実際の選考では組織論をどう活用していくべきか

ここまでは個人と組織の関係を一貫して考えていきました。

この内容をエントリーシートや面接といった選考フローでどう活用するかは皆さん次第ではありますが、一つ例を挙げながらもう少しヒントを加えます。

「チームプレー」と「チームワーク」

私事ではありますが、筆者は大学時代陸上競技とダーツという二つのサークルを掛け持ちしていました。

身体的な活動量が大きく異なる両者ですが、共通して言えるのがどちらも典型的な個人スポーツだというところです。(ダーツが「スポーツ」かという話は置いておいて下さい)

どちらも、複数人数で戦う競技は存在します。陸上競技なら、リレーや駅伝・ダーツならダブルスやトリオスといった団体戦がそれに該当します。

しかし、結局のところ団体戦とは言え、その結果はほぼ個人のタイムやスコアを積み重ねたものに過ぎません。「1+1+1」をどう高めるかよりも、1自体を高めないとチームの結果には結びつきません。かと言って、自分1人の力でどうにかなるわけでもありません。

何だか個人競技なのか団体競技なのか線引きが難しいような話になりましたが、これを言語化するうえで一つのヒントとなるのが以下の言葉です。

『我々の間にチームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。』

出典:ITmedia  エンタープライズ 荒巻課長は電脳部下の夢を見るか――攻殻機動隊にみるHuman Resource Management

こちらは士郎正宗氏原作の漫画『攻殻機動隊』の有名な一節です。

私自身作品自体をあまり深く知っているわけではないですが、この言葉の意味に関して様々な意見が飛び交っていること自体は認識していました。

"チームプレー" とは文字通り、「チーム『で』プレーすること」です。
先述したお互いが自らの役割を認識し足りないスキルや知見を補い合いながら協力していくn銃士的な側面が大きいと言えます。

しかし、作中でこの言葉を残した荒巻課長は、このチームプレーを "言い訳" と表現しています。この部分が「『誰かが何とかしてくれるだろう』という当事者意識に欠けた状態」に近しいものがあると言えます。

「データベース回り」といった過度な役割化は、その領域から外れたときに自分ゴトとして捉えられず、荒巻課長の言う ”言い訳” に繋がります。
(GDで役割決めが本質的ではないとする理由もこれに近いものがあります)

チームワークとは、「チームワークを発揮しよう」という直接的な意識から生じるものではなく、個々人のスタンドプレーから結果的に生じるものという意味があると考えられます。

陸上競技もダーツも、プレー中は誰かが助けてくれるわけでもなく、結局は自分の力で目の前にある道は切り開いていかなければなりません。それでも、その多くにはチームワークが存在しています。

皆さんが持つ、就活ではアピールしにくいと考えがちな、「個人としての経験」。

それは確かに直接的なチームプレーではないかもしれません。では、メンバー・サークル全体・バイト先の店舗といった各組織の成果に、一体どのような形で貢献しているのか。

本記事を起点に、あなたなりの個人と組織の関係論を導き出していただければと思います。

 最後に ー 個人と組織は不可分。だからこそ常に向き合い続けよう

最近、「いかがでしたか?」で締めを開始するような中身の無いキュレーション記事乱立の問題点が指摘されています。それらを見ても物事を解決できないことが上記では問題視されています。

中身の無い内容を乱立されるメディアは価値が高いものとは言えないでしょう。一方、Webサイトに記載されている内容で解決出来る物事が限られているというのは以前からわかっていた話であり、過度にそこに解を求めるべきではありません。

今回も、「こうやって個人の経験を伝えれば内定が獲得出来る」という解を提示したのではなく、個人と組織の考え方について示唆を与えたものに過ぎません。
(そもそも、「〇〇すれば内定」みたいなあり得ないテクニックを語ることは適当ではないと思っています)

嵐が「5-1=0」を選んだのなら、今度は1人欠けてもグループ活動を続ける道を選んだ関ジャニ∞と対比して捉えてみてもいいかもしれません。

途中で述べた、役職決め・メンバー決めといったテーマで学生時代頑張ったことを書き上げてみてもいいかもしれません。

unistyleは、「一人ひとりの納得したキャリア選択のための考え方を提示するメディア」であるという意味を、本記事を通して感じ取っていただければ幸いです。

話が逸れましたが、個人と組織は不可分です。

「個人でも稼げる時代」と言われながら、GAFAを始めとした莫大なデータを持つ組織が世界をも支配するのではという指摘もある、混沌とした時代。

「個人『でも』」稼げる時代でも、「個人で稼げるような人材」の組織化は今後も続いていくでしょう。

また、今回はどちらというと “n銃士” の弱点側にフォーカスして記述しましたが、あくまでそれはビジネス上の観点に過ぎません。

日常生活で何が何でも組織の成果を基準に良し悪しを判断するのは息苦しいことですし、互いが互いを補い合うn銃士は理屈抜きで美しく感じます。

私自身、n銃士的なチームにはこれまでの人生で何度も助けられて来ました。明確な役割は無く、チームへの貢献意識すらない中でも、直感的にいいチームだと思える所に所属出来ることは喜ばしいことだと思っています。

学生時代の出会いは、社会に出てからと比べれば損得無しに付き合えるものばかりであり、長期的に見ても貴重な存在です。

それでは最後になりますが、七銃士とは別かつ私の好きなスタメンKiDSの曲の一節をお借りして、本記事の末筆とさせていただきます。

強がって意地張って いきがってみたって
蓋を開ければ 皆んな同じ
つまんないことにくよくよする
そんな暇なんてないないなーい

出典:スタメンKiDS 『まつりBAYASHI!!』
作詞:kenmochi hidefumi(水曜日のカンパネラ)

就職活動という場において、就活生の皆さんはスーパーマンや聖人君子である必要はありません。

強がって意地張っていきがったところで自分は自分であり、時には周囲に助けを求め、助け合い、補い合うことは社会に出てからも大切になっていきます。

是非前向きな気持ちを崩すこと無く、残りの就職活動を全力で駆け抜けていって下さい。

皆さんの学生生活・社会人生活がより充実したものになりますように。

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本記事ではインターンシップ応募を検討している25卒就活生に向け、9月(前半)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。インターンシップは本選考に向けた経験が身につくだけでなく、インターンへの参加が本選考のフローに直接影響を与える企業もあります。参考注意点情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。9月(前半)にインターンのエントリー締切を迎える企業※締切日順に掲載9月1日読売新聞西部本社9月2日日本郵政グループ9月3日農林中央金庫スクウェア・エニックスエイベックス・グループ・ホールディングス全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)INPEX(旧国際石油開発帝石)9月4日大林組松竹コスモエネルギーグループアカツキ9月5日ソニーグループ商船三井9月6日サッポロビール西日本電信電話(NTT西日本)コスモエネルギーホールディングス全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)京セラ9月7日住友商事日揮ホールディングス9月8日資生堂コスモエネルギーホールディングス9月9日東洋エンジニアリング9月10日読売新聞東京本社読売新聞大阪本社大東建託9月11日セガグループTBS日鉄物産(旧日鉄住金物産)石油資源開発(JAPEX)積水化学工業みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)日本郵政グループ9月12日ヒューリック(Hulic)大東建託9月13日デロイトトーマツコンサルティング(DTC)9月14日大塚商会GMOペイメントゲートウェイアットホーム9月15日日本たばこ産業(JT)九州電力【エントリーはこちらから】9月(前半)の締切企業一覧本記事を読む前に以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日に加え、"本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移"が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用して下さい。読売新聞西部本社よみうりアカデミー■応募締切9月1日(金)正午■開催日程9月16日(土)13:00~16:30頃インターンへのエントリーはこちら読売新聞西部本社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞西部本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループ日本郵政OpenCompany(総合職)■予約締切日時:各開催日2日前正午まで■開催日程8月29日(火)、9月4日(月)各日とも17:00~19:00※両日同じプログラム内容インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら農林中央金庫秋冬インターンシップ(第1ターム)■エントリー締切(第1ターム)2023年9月3日(日)23:59◆2daysインターンシップ→オンライン・参加必須「産業変革を志す農林中央金庫を知る」本インターンシップでは、農林中央金庫の金融機関としての業務と、銀行業務にとどまらないワークフィールドの広さを体感します。食農ビジネス職員の目線に立ちながら、農林中央金庫の目指す姿やビジネス手法をグループワークを通じて伝えられます。インターンのエントリーはこちら農林中央金庫志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら農林中央金庫の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらスクウェア・エニックス編集職長期インターンシップ■応募締切2023年9月3日23:59※上記期日は、フロー②の締切日となります■開催期間・日程:2023年11月上旬より2カ月程度~最大5カ月程度※プログラム上、最低限2カ月程度の参加が必要です。以降は学業状況・就業状況を踏まえ個別に検討されます。インターンへのエントリーはこちらスクウェア・エニックスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらエイベックス・グループ・ホールディングス"志"インターンシップ■挑戦状締切9月3日(日)23:59■開催日時2023年10月中旬開始予定※約1~2か月のインターンシップになります(各コースによって期間が異なります)※実施コースについては、各コースの説明会参加後に選択します※各コースの説明会は8月末実施予定です。インターンへのエントリーはこちらエイベックス・グループ・ホールディングス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらエイベックス・グループ・ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)インターンシップ【アクチュアリー職】■応募方法マイページ《予約・確認フォーム》から予約をしてください(先着順/定員になり次第受付終了)■開催日時2023年8月17日(木)15:30~17:002023年8月21日(月)15:30~17:002023年9月1日(金)15:30~17:002023年9月4日(月)15:30~17:00インターンへのエントリーはこちら地域総合職都道府県本部(エリア合同)インターンシップ■予約の流れ(1)マイページの「都道府県本部(エリア合同)インターンシップ参加希望フォーム」から「志望都道府県本部」を選択ください。(2)(1)を選択すると「予約・確認フォーム」より予約可能です。■実施日程(先着順・選考なし)・北海道、東北エリア:2023年8月31日(木)・北陸、東海エリア:2023年8月24日(木)、9月6日(水)・中国、四国エリア:2023年8月30日(水)・九州、沖縄エリア:2023年9月7日(木)インターンへのエントリーはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらINPEX(旧国際石油開発帝石)【全職種向け】1Day仕事体験~INPEXOnlineEnergyForum~※日程追加■開催日時:2023年9月4日(月)9:00~13:00■申し込み締切り:9月3日(日)選考無し、先着順になります。インターンへのエントリーはこちらINPEX(旧国際石油開発帝石)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらINPEX(旧国際石油開発帝石)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大林組生産系(施工管理)インターンシップ■お申し込み後のスケジュール応募締切(開始日の4週間前10:00)~SPI受検とキャリアイベント申込書の提出(開始日の3週間前10:00)~当落の連絡(開始日の2週間前)■生産系(施工管理)のための5daysインターンシップ生産系のフィールドに興味のある方向けに「生産系(施工管理)のための5daysインターンシップ」が開催されます。応募は、応募フォームよりご都合の良い日程を選択してください。なお、本インターンシップは大学・高専の所在地がそれぞれ該当する【希望エリア】にのみ応募できます。インターンへのエントリーはこちら大林組志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大林組の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら松竹1dayインターンシップLIVE「エンタメビジネス講座~松竹5本部徹底解剖!~」■開催日時:9月5日(火)13:30~18:00(4時間30分・休憩あり)■申し込み締切り:9月4日(月)12:00インターンへのエントリーはこちら松竹志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら松竹の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコスモエネルギーグループ1Day経営体感セミナー■受付締切:土日祝日を除く3日前23:59■開催日時2023年8月21日(月)13:00~18:002023年8月24日(木)13:00~18:002023年8月29日(火)13:00~18:002023年9月4日(月)13:00~18:002023年9月7日(木)13:00~18:00※日程は変更される可能性があります。インターンへのエントリーはこちらコスモエネルギーグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらコスモエネルギーグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアカツキ25卒企画職志望学生向け1DAYインターンシップ「AkatsukiGamesPlanningWorkshop」■開催日程▼ゲームプランナーコース【第1回】2023/8/20(日):オンライン開催終了【第2回】2023/9/9(土):対面開催【第3回】2023/9/23(土):オンライン開催【第4回】2023/10/14(土):対面開催▼総合職コース【第1回】2023/9/3(日):対面開催【第2回】2023/10/7(土):オンライン開催■応募資格ゲームやエンターテインメントコンテンツの「企画」に興味がある方現在、大学・大学院・短大・高専・専門学校に在籍しており、2025年3月以降に卒業する見込みの方(学部・専攻は不問)■選考方法書類選考■選考書類提出締切:2023/9/4(月)※提出された書類は随時選考が行われるため、締切前に合否が出る場合があります。インターンへのエントリーはこちらアカツキの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらソニーグループSonyStartupPitchContest■エントリー期間:2023年8月9日(水)10:00~9月5日(火)10:00■開催日時(予定):2023年10月24日(火)、10月31日(火)、11月7日(火)、11月14日(火)、11月28日(火)※時間は全日19:00-22:00※5日間全ての日程への参加が必要ですインターンへのエントリーはこちらソニーグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらソニーの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら商船三井1daycollege海上職<自社養成コース>■応募締め切り/結果発表〈前期〉終了・応募締切日:8月22日(火)12:00・選考結果発表日:8月25日(金)〈後期〉・応募締切日:9月5日(火)12:00・選考結果発表日:9月8日(金)■開催日時〈前期〉受付終了8月30日(水)、9月1日(金)、9月4日(月)、9月6日(水)各日程9:00~13:00〈後期〉9月13日(水)、9月19日(火)、9月22日(金)、9月25日(月)、9月28日(木)各日程9:00~13:00インターンへのエントリーはこちら商船三井志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら商船三井の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらサッポロビール【1Day】サッポロビールの業務用営業を体験しよう■締め切り◆大阪開催【エントリーシート提出締切:2023年9月6日(水)17:00】【創造セッション】2023年9月12日(火)10:00~2023年9月14日(木)12:00【評価セッション】2023年9月14日(木)17:00~2023年9月15日(金)17:00■開催日時【大阪開催】2024年1月12日(金)10:00~19:00インターンへのエントリーはこちら【1Day】サッポロビールの家庭用営業を体験しよう■応募締め切り◆大阪開催:2023年9月6日(水)17:00■開催日程【大阪開催】2023年11月13日(月)9:30~19:00インターンへのエントリーはこちらサッポロビール志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらサッポロビールの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら西日本電信電話(NTT西日本)インターンシップ説明会「What'sNTTWEST」■予約・キャンセル締切9月6日17:00■日程以下からご都合の良い日程を選択し、マイページよりご予約ください。2023/08/31(木)14:00〜16:00/17:00〜19:00▼追加日程▼(8/10追加)2023/09/19(火)14:00〜16:00/17:00〜19:002023/09/20(水)14:00〜16:00/17:00〜19:00インターンへのエントリーはこちら西日本電信電話(NTT西日本)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら西日本電信電話(NTT西日本)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコスモエネルギーホールディングス1Dayセミナー【技術系基幹職・事務系基幹職共通】■申込締切:土日祝日を除く3日前23:59■開催日時2023年8月29日(火)13:00〜18:002023年9月4日(月)13:00〜18:002023年9月7日(木)13:00〜18:002023年9月13日(水)13:00〜18:00インターンへのエントリーはこちらコスモエネルギーホールディングス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらコスモエネルギーホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら京セラハッカソン型WEBワークショップ■応募締切:9月6日(水)23:59■開催日時・9月23日(土)9:30~17:30・9月25日(月)9:30~17:30※いずれか1日に参加インターンへのエントリーはこちら京セラ志望者向けの企業別LNEオープンチャットはこちら京セラの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら住友商事SumishoAutumnInternship~DesignThinkingProgram~■応募締切第一日程応募締切:2023年8月28日(月)18:00迄第二日程応募締切:2023年9月7日(木)18:00迄(※STEP1創造セッションの受検締切)■開催日程・第一日程:2023年11月8日(水)~11月10日(金)・第二日程:2023年11月28日(火)~11月30日(木)インターンへのエントリーはこちら住友商事志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら住友商事の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日揮ホールディングスBuildofPlant大いなるEPC~LNG編~(文系限定)■予約方法マイページ「予約・確認フォーム」内より、希望日程に申し込み※先着順■開催日程9月8日(金)@新大阪付近※横浜本社での実施は10月以降インターンへのエントリーはこちら日揮ホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら資生堂2025年4月入社希望者向けSupplyChain職1Dayワークショップ(採用直結型)■応募締切9月8日(金)12:00■開催日程11月7日(火)、11月8日(水)(予定)インターンへのエントリーはこちら資生堂志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら資生堂の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらコスモエネルギーホールディングス1Dayセミナー【技術系基幹職・事務系基幹職共通】■申込締切土日祝日を除く3日前23:59■開催日時2023年8月29日(火)13:00〜18:002023年9月4日(月)13:00〜18:002023年9月7日(木)13:00〜18:002023年9月13日(水)13:00〜18:00インターンへのエントリーはこちらコスモエネルギーホールディングス志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらコスモエネルギーホールディングスの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら東洋エンジニアリング1Day仕事体験※日程追加■締切申し込みは各開催日の10日前まで可能となります。例)6月16日(金)に参加する場合、6月5日(月)23時59分までにお申し込みください。※先着順■開催日程下記日程にて開催されますので、都合がよい日程でご参加ください。1Day仕事体験後に「EPCシミュレーション」も用意されていますので、お早めにご参加ください。いずれの日程も13時15分開始、17時30分終了予定です。2023年7月7日(金)2023年7月21日(金)▼追加日程2023年7月25日(火)2023年8月9日(水)2023年8月23日(水)2023年9月5日(火)2023年9月20日(水)インターンへのエントリーはこちら東洋エンジニアリング志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら東洋エンジニアリングの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞東京本社DXカフェ■申込期限9月10日(日)23:59■開催日時9月14日(木)14:00~17:00(予定)インターンへのエントリーはこちら読売新聞東京本社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞東京本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら読売新聞大阪本社広告ビジネス講座【大阪本社】■応募方法・締切応募の締切は9月10日(日)23:59■開催日時9月28日(木)10:00~17:30頃インターンへのエントリーはこちら読売新聞大阪本社志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら読売新聞大阪本社の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大東建託1Day仕事体験(不動産総合)■申込方法マイページ【予約・確認フォーム】より予約をしてください。(先着順)■開催日程・東京会場(品川本社)9月6日(水)10:00~16:30・大阪会場(AP茶屋町)9月11日(月)10:00~16:30インターンへのエントリーはこちら【HalfDay】SDGs視点で学ぶ仕事体験■応募方法:マイページ《予約:確認フォーム》より希望の日程の予約をしてください。(先着順)■開催日時2023年08月22日(火)10:00~12:302023年08月28日(月)10:00~12:302023年09月01日(金)14:00~16:302023年09月07日(木)10:00~12:302023年09月13日(水)14:00~16:30インターンへのエントリーはこちら大東建託志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大東建託の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらセガグループプログラマ職3days就業体験■応募締切第1回2023年9月11日(月)10:00AM第2回2023年11月6日(月)10:00AM■開催日時第1回2023年10月18日(水)~20日(金)10:00~18:00第2回2023年12月6日(水)~8日(金)10:00~18:00インターンへのエントリーはこちらセガグループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらセガグループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらTBS【TechDesignCamp2023】■応募締切9月11日(月)10:00■開催日時9月30日(土)、10月1日(日)※両日程に対面での参加必須インターンへのエントリーはこちらTBS志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらTBSの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)ワークショップ②チーム醸成ワーク■申込み方法マイページ〈ワークショップ②チーム力醸成ワークの予約/確認はこちらから〉より希望の日手を予約してください。(先着順)■開催日時2023年9月6日(水)13:30〜17:002023年9月12日(火)13:30〜17:00インターンへのエントリーはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日鉄物産(旧日鉄住金物産)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら石油資源開発(JAPEX)【技術系インターンシップ】2days※コース別締め切り■応募締め切り【Bコース】9月11日(月)■開催日時、場所【Bコース】対面開催型9月25日(月)~26日(火)【2日間】10:00~16:00(予定)インターンへのエントリーはこちら石油資源開発(JAPEX)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら石油資源開発(JAPEX)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら積水化学工業【住宅カンパニー】お客様を導け!マルチタスク体験ワーク/プランニング体験ワーク(住宅営業)■事前準備マイページの『住宅カンパニー1DAY夏季インターンシップ誓約書』より誓約書に回答してください。※誓約書の同意・提出がない場合は、当日の参加が断られる場合があります。■開催日時2daysインターンシップとなりますので、1日目・2日目ともに参加できる日程の組み合わせをご予約ください。1日目2日目2023/09/08(金)13:00〜2023/10/12(木)13:00〜2023/09/08(金)13:00〜2023/10/16(月)13:00〜2023/09/12(火)13:00〜2023/10/12(木)13:00〜2023/09/12(火)13:00〜2023/10/16(月)13:00〜インターンへのエントリーはこちら積水化学工業志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら積水化学工業の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらみずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)【2ndseasonInternship】法人営業ワークショップTheRealBanker(3days:対面開催)■開催日程【東京】2023年11月6日(月)〜11月8日(水)11月12日(日)〜11月14日(火)11月16日(木)〜11月18日(土)11月20日(月)〜11月22日(水)【大阪】2023年11月27日(月)〜11月29日(水)11月30日(木)〜12月2日(土)■応募方法:マイページから以下の①②③を完了させると、応募が完了します。①応募フォーム回答(みずほ銀行/みずほ信託銀行マイページ)②適性検査受検(みずほフィナンシャルグループマイページ)③WEBテスト受検(みずほフィナンシャルグループマイページ)■応募締切9月11日(月)12:00■結果連絡2023年9月19日(火)■選考フローStep1:書類選考(WEBテスト/適性検査含む)Step2:グループディスカッションStep3:WEB面接※Step4:本番インターンへのエントリーはこちらみずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらみずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本郵政グループ日本郵政インターンシップ(総合職)autumn■応募締切9月11日(月)正午エントリーシートの提出締切日9月13日(水)正午適性検査の受検締切日■開催日程Day1~Day3《autumn》Session12023年10月11日(水)~10月13日(金)Session22023年10月18日(水)~10月20日(金)Session32023年10月24日(火)~10月26日(木)Session42023年10月31日(火)~11月2日(木)Session52023年11月11日(土)~11月13日(月)※Day4・Day5については別途案内されます。インターンへのエントリーはこちら日本郵政グループ志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本郵政グループの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらヒューリック(Hulic)HULICINTERNSHIP■応募締切2023年9月12日(火)AM10:00■開催日程〈第3ターム〉2023年11月7日(火)・8日(水)・9日(木)〈第4ターム〉2023年11月14日(火)・15日(水)・16日(木)インターンへのエントリーはこちらヒューリック(Hulic)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらヒューリック(Hulic)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらデロイトトーマツコンサルティング(DTC)ウィンタージョブ■締切9月13日(水)正午■開催予定時期【東京ウィンタージョブ】ターム1:12月6日(水)~8日(金)ターム2:12月20日(水)~22日(金)【Region(大阪・福岡)ウィンタージョブ】ターム1:12月13日(水)~15日(金)インターンのエントリーはこちらデロイトトーマツコンサルティング(DTC)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちらデロイトトーマツコンサルティング(DTC)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら大塚商会プロ養成1day仕事体験〜SEコース〜※10月開催■締切9月14日(木)■開催日程(1)10月11日(水)(2)10月18日(水)(3)10月20日(金)※日程につきましては、申込時に希望の日程を回答します。※11月開催については、9月15日(金)から申込受付開始インターンへのエントリーはこちらプロ養成1day仕事体験〜営業コース〜※10月度■締切①9月14日(木)23:59■開催日程10月3日(火)、6日(金)、12日(木)、13日(金)、16日(月)、17日(火)※日程については、エントリー時に希望の日程を回答します。※11月も開催予定(9/15〜申込み受付開始)インターンへのエントリーはこちら大塚商会志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら大塚商会の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらGMOペイメントゲートウェイ1DAYインターン<エンジニアコース>■開催日時9月8日(金)13:30~17:309月13日(水)13:30~17:309月21日(木)13:30~17:30※各回定員10名■申込方法・今後の流れ①応募フォームにて日程をご選択のうえエントリーをお願いします。↓②後日、マイページ登録のご案内があります。↓③マイページにログインの際に、履歴書・ESをご提出ください。※unistyleからご予約いただいた方は、書類選考はございませんが、提出をもって予約完了となります。↓④上記書類の提出確認が出来次第、予約完了となります。※参加希望日の前日12時までに提出確認ができなかった際は、参加不可となります。↓⑤イベント参加&アンケート回答※アンケート回答された方を「インターン参加済」としています。必ずご提出ください。Zoom上での出欠確認は行いません。インターンへのエントリーはこちらGMOペイメントゲートウェイの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちらアットホーム1Day仕事体験会■開催日時【WEB】8月30日(水)13:30~17:40【WEB】8月31日(木)13:30~17:40【WEB】9月4日(月)13:30~17:40【東京】9月1日(金)10:30~17:00【東京】9月11日(月)10:30~17:00【東京】9月15日(金)10:30~17:00【福岡】9月13日(水)10:30~17:00インターンのエントリーはこちらアットホームの企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら日本たばこ産業(JT)地域密着型総合営業インターンシップ■募集期間8月14日(月)9:00~9月15日(金)12:00厳守■開催日程前半日程:2023年10月30日(月)~11月1日(水)後半日程:2023年11月16日(木)~11月17日(金)※両日程への参加が必須となります。インターンへのエントリーはこちら日本たばこ産業(JT)志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら日本たばこ産業(JT)の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら九州電力1day仕事体験&インターンシップ■応募締切日時9月15日(金)15:00まで(適性検査・・9月18日(月)締切)◆開催日時10月11日(水)~12日(木)1日目:9:00~17:00、2日目:9:00~12:00予定インターンへのエントリーはこちら九州電力志望者向けの企業別LINEオープンチャットはこちら九州電力の企業研究ページ(選考通過者ES・本選考レポート・選考対策記事)はこちら最後に本記事では、"9月(前半)にインターンの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。秋冬インターンシップやジョブに参加することは、本命企業の内定獲得に向けて非常に重要なポイントとなっています。本記事を参考に各社のインターン締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。→unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。また、unistyleでは25卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。→unistyleでは25卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。さらにunistyleでは、今後も25卒就活生向けに「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。まだ会員登録を済ませていないという方は、以下から早めに会員登録をしていただき、本サイトを有効的に役立ててもらえればと思います。 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就職留年して総合商社に内定するために心がけた二つのこと 就職留年して総合商社に内定するために心がけた二つのこと こんにちは。筆者は就職留年の末、今年総合商社から内々定を頂いた私立文系の学生です。四月から面接が本格的にスタートし、3ヶ月が経過しましたが皆さんの調子は如何でしょうか。すでに進路を決めて落ち着いた方もいれば、納得いく結果を追い求めて活動を続けている方もいると思います。そして、中にはこれまでの活動への後悔から「留年してもう一度就活に挑戦したい!」と考えている方もいるのではないでしょうか。ただ、留年することは非常に大きな決断となりますので中々踏み切りにくいと思います。そこで、今回は私の就職留年の体験について述べようと思います。進路に迷われている皆さんの一助になれば幸いです。昨年度の就活〜留年に踏み切った経緯〜まず、初めに申し上げると昨年度の私の就活はとても苦しいものでした。ほとんどの面接では手応えなく、一次で落選。たまたま4月に1社から内々定を頂きましたが、すごく行きたい会社ではなかったので他に内定がないに関わらず辞退をしました(失礼な話ですが)。それ以降、5月6月と色んな企業の面接を受け続けましたが芳しい結果は得られず。周りの友達がほとんど進路を決めていている中、自分だけ活動に縛られ結果も出ないことに大変苦しみノイローゼ気味になりました。そして、7月に留年して来年再挑戦することを決めたのですが決断した理由について述べたいと思います。1.自分を見つめなおした上で、幅広い業界を見たかった昨年度、当初僕は自己分析を大してしないまま軽い気持ちで新聞社や通信社などマスコミ系の会社を志望していました。それらの業界は時事問題など特殊な対策が必要だったので1〜3月はそれに追われてしまい、その結果他の業界研究を怠りました。今思えば自分がマスコミ向きだったかと思うと疑問ですし、大した覚悟もないまま業界を絞ったことに大変後悔しました。4月にマスコミが全滅し、その後ダラダラと活動を続けたものの、自己分析への取り組みが甘かったので心から行きたいと思える会社を見つけることができず。そこで、もう一度自分を見つめなおし将来どういう人生を歩みたいかをしっかり考えた上で,色々な業界を見たいと思うようになりました。2.これまでの学生生活でやり残したことがあった僕は二つのサークルに入っていたので、就活までの3年間はほぼサークル漬けの日々でした。興味はありつつも留学など長期間海外に行く経験をしていないことに後悔があり、留年して長期間インドの日本語学校や幼稚園でボランティアをしながら生活することにしました。留年中に何をやっていたのか留年を決意し、次年の就活までどう過ごすかは非常に重要だと思います。この時期をいかに実りあるものにするかが、次の就活で成功を収めるキーになります。人それぞれやるべきことは異なってくると思いますが、各自で1年目に足りなかったことを補強するために目的意識を持って生活することは必須でしょう。僕の場合は1年目の就活を通じて海外、とりわけ新興国の成長につながる仕事がしたいと思ったので①インドでボランティアをしながらの長期滞在、②TOEICの勉強の2点に取り組みました。当然ながら留年生は現役生に比べてビハインドを背負っているので、現役生に大きな差をつけるべく目標を高く持って生活することが重要です。私の場合インドでは現地人が通う日本語学校で日本文化を教えるなど他の人にはできない体験をし、空き時間にひたすら自己分析をしました。また、TOEICでは900点超えを目標に据え達成しました。これはあくまでも一例ですが、留年するのであれば各自高い目標を据えて生活をするべきでしょう。就職留年のメリット、デメリットまずメリットは昨年度の経験があることでしょう。昨年度なぜ上手くいかなかったかを分析し、それに対して具体性を持って取り組めば経験の少ない学生を一歩リードできるでしょう。私の場合昨年に足りなかったのが①客観的なスペック②各業界の違いについての理解だったので、これを補強しました。また、留年を早く決断すれば次の就活まで半年程予定を空けることができるので、留学など自分のやりたいことをするチャンスが増えることもメリットでしょう。次にデメリットとしては面接官を納得させる理由を提示しなければ面接に落ちやすくなることです。ただ単に就職留年したことを伝えるだけでは「不真面目な学生」と捉えられかねません。なぜ留年したのか、留年中になにをしてどう成長したのかを本音で心を込めて話せないと面接官の納得は得られないでしょう。僕は上記の理由を正直に話しましたが、ほとんどの面接官に納得していただき(恐らく)1次や2次面接で落ちることはありませんでした。おわりに振り返ってみて僕は就職留年をして心から良かったと感じています。しかし、そう思えるのも辛い時でも妥協せず高い目標を持って行動してきたからだと思います。就職留年するとなると同期の友だちと自由に卒業旅行に行けなくなったり、周りからの目が気になったり色々苦しいことが増えます。しかし、それでもなお自分が心から望む進路先を見つけ、自分らしい人生を歩みたいという気持ちがあるのであればトライする価値はあると思います。一生の間に多くの業界への挑戦権がある中で、自分の進むべきキャリアについて深く考える機会なんて今しかないんですから。ここまで偉そうに書いてきましたが、留年を決意した方は並々ならぬ覚悟で頑張ってください。応援しています!photobyTreefortMusicFest 32,076 views
入社したら起業する気で仕事をするとめちゃくちゃ成長する 入社したら起業する気で仕事をするとめちゃくちゃ成長する 将来的に起業を考えている人もそうではない人も、仕事のやり方の一つとして将来起業するつもりで仕事をするとメリットが大きいと感じています。入社したての頃はどうしても先輩のやり方を覚えることや上司の言われた通りにやることに頭がいっぱいになりがちで、どうしても何を目的としているのか、何のための仕事なのかといった全体像を見失いがちです。しかしながら起業するつもりで仕事をすると、目の前の仕事も今後の糧として新鮮に映るので全体像を把握しながら成果を得るためにはどうすればいいのか考えるようになると思います。今回は起業するつもりで仕事をするメリットについて説明できればと思います。起業する気で仕事すると全体像を把握しようとする起業する気で仕事をするようになると、目の前の仕事が会社の利益にどう繋がっているのか積極的に考えるようになるでしょう。小さな仕事や直接的に利益には繋がらない経理や総務といった仕事でもなぜその仕事が存在しているのか、その仕事の会社における意味は何かといったことを考えるようになり、会社・ビジネスの全体像に興味がわいてくると思います。小さな報告資料一つをとっても、その資料をもとに上司が何を判断したいのか、自分が起業して経営者となったときにどんな資料をもとに判断するのか、報告資料の中でも何が大事な要素なのかといった様々な視点から考えるようになります。起業する気で仕事をすると全ての仕事自分の知肉にしようとする起業をしてからは最初は2人とか3人とかの少ないメンバーで起業することになると思います。そのためどんなに小さな仕事でも自分たちでやる必要があります。大企業にあれば存在しているような資料のフォーマットなどもゼロから自分で作る必要がベンチャー企業にはあります。起業する気で仕事をすると、例えば交通費の申請書といった小さな書類一つをとっても、その書類のフォーマットはどうなっているのか、申請書は上司の決済がおりたあとはどの部署にいき、どのように処理されるのか考えて、起業後の役にたたせようとします。大企業で、このような事務を事務職の人にやってもらえる立場であれば事務職の人の仕事のやり方を教えてもらいながら吸収しようとすることで、結果的に事務職の人と仲良くなり普段の仕事がよりやりやすくなったりもするでしょう。起業する気で仕事すると会社が与えてくれるものに何でも感謝できる2年目、3年目になるとせっかく企業が無料で研修を受けさせてくれるにも関わらず、研修なんかいまさら面倒だ、仕事が忙しいのに研修に時間を取られるなんてと考えてしまいがちです。一方で研修は多くの場合は外部のプロの研修を頼んだりしていたりして、会社が負担せずに自分で受講しようとしたら数万円かかるのが普通だったりします。起業をする気で仕事をしているとこうした研修も前向きに自分のものにしようとするし、また会社が与えてくれた機会に感謝できるようになります。研修といった直接的な形ではなくても、業務に詳しい先輩に質問ができることも自分で会社を立ち上げたらなくなってしまいます。会社という組織があるからこそ、利用できるもの、会社が与えてくれるものを積極的に利用し成長することは、会社にとってもプラスになるでしょう。起業する気で仕事をすると目の前の仕事の業務改善をしようとする起業する気で仕事をすると、全ての仕事に対して前向きに取り組むようになり、仕事のやり方も工夫しようとするようになります。非効率な業務や自分が起業したらもっとこうしたらよさそうと思いつくものに対して積極的に提案することで、そういう姿勢が評価されたり、実際に業務改善されたりして仕事がもっとやりやすくなることもあります。もちろん全ての提案が受け入れられるわけではないのですが、提案して周りの人を動かす難しさは起業してからの糧になるでしょう。何も信頼されていない人間がいきなり提案しても難しいことを学びながら、身近な人を動かしてより効果的な仕事の仕方を提案し実現することが出来れば社内での評価も自ずと高くなり、また自分なら人を動かして仕事をよくすることができるという起業への自信にも繋がると思います。起業する気で仕事すると目の前の人間関係を大事にする起業する気で仕事をすると、将来的には一緒に働く先輩、上司、後輩や取引先と仕事ができなくなり学ぶことができなくなると思い、そうした人間関係を大事にするようになると思います。取引先についても、企業に所属していなければ付き合うことができなかったような企業だったりするため、取引先との関係も大事にしようとします。人間関係を大事にしようとするため、丁寧に周囲と付き合うようになり、その姿勢から周囲の評価もあがり、仕事がしやすくなるでしょう。最後に企業に勤めるというと自分を押し殺していきていく必要がある、企業が何もしてくれないから成果があがらないなど、誰しも不満を言いたくなりがちだけど、企業に勤めているというのは実は結構恵まれている環境だったりします。起業する気で仕事をすると上記の通り、会社内で評価されることが多くなると思います。起業する気で仕事をしてすごく評価されるようになった結果、居心地がよくなったり会社の中でやるべきことを見つけて会社に残る判断をするのもいいだろうし、起業する気で仕事をして企業から吸収できるものをしつくして起業するのもよいと思います。起業する気なんてぜんぜんないよって人も、将来自分が勤める会社がどうなるかわからない、キャリアアップで転職も考えてみるなど考えた上で、起業するつもりで仕事してみると早く成長できるし、何より仕事の人間関係がよくなり仕事が楽しくなると思います。起業する気で仕事をするのはかなりオススメなのでぜひ検討してみてください。photobyDVIDSHUB 18,042 views
就活は動物園!?私が遭遇した”トンデモ人間”7選 就活は動物園!?私が遭遇した”トンデモ人間”7選 皆さん、こんにちは。就職活動を終えた19卒の学生です。就職活動は、これまで出会うことのなかった多種多様な人々と出会う良いチャンスです。これまでのコミュニティを飛び出すことで得られるものも多いでしょう。ただし、それは裏を返すと、自分とは相容れないような変わった人々とも沢山遭遇するということです。そこで今回は、私が就職活動を通して出会った”ヤバい”人々を紹介していきたいと思います。最初に断っておきますが、これから紹介する人々に関しては完全に私の主観で捉えたものです。そのため、人によって感じ方は様々かと思います。本記事から得るものは特に無いかと思いますが、皆さんの息抜きになれば幸いです。それではご紹介していきたいと思います。トンデモ人間~面接官編~これは、とある企業の採用面接での出来事です。恐らくこの方の座右の銘は、『原体験』です。志望動機を聞かれたので、私はその業界を志望する理由、その企業を志望する理由、どのような仕事をしたいかについて端的に述べました。するとひたすら、私がそのように考えた経緯について深堀りしてこられました。このような質問を延々と繰り返してきます。巷で流行りのコンピテンシー面接を意識しているのでしょう。ただ、この方の面接はコンピテンシー面接とは程遠いものでした。原体験をただ問うてくるという、質問を考えることを放棄したかのような面接が30分間繰り広げられました。ここで、面接中にも関わらず私の頭の中には1つの疑問が浮かびました。『人間ってそんなに一貫性のある生き物だっけ?????』確かに過去の出来事が今の自分を形成していることは否めません。ただし、全てが全て過去の自分の行動が今の自分に結び付いているのでしょうか?そもそも、この企業で働きたい!とか、この仕事をしたい!という思いが、何か幼少期の原体験に結びついている人なんてほとんどいないような気がします。ましてや幼少期から一貫して同じ思いを抱いている人なんて、そういないでしょう。誰もが誰もソフトバンク創始者の孫さんのような強烈な原体験を持っている訳ではないのです。子供の頃から好きなものは好きだし、嫌いなものは嫌いです。それに理由なんてあるのでしょうか。過去との繋がりを聞く時間があるなら、今後何を実現したいか、そのために何をしてきたか、今何をしているかを聞いた方がよっぽど有益ではないかと感じました。少し話が逸れたので本題に戻しましょう。このような面接官にあたった場合は、話にストーリー性を持たせるしかありません。私は無理やり原体験となりうるようなエピソードを探し出し、それが今の自分にどのような影響を与えているのかを伝えることで、無事乗り切ることが出来ました。続いては、コンサルを名乗るベンチャーで遭遇した武闘派ジジイの話をします。武闘派と聞くと暴力を振るわれたのかと思う方もいるかもしれませんがそうではありませんのでご心配なく。この方の得意技は、『自身の価値観に基づく言論封殺パンチ』です。自分基準のものさしで相手をぶん殴るという類の論法でした。この面接で開口一番に言われたのは、「で、うちで働いていくら欲しいの?」でした。正直、明確にいくら欲しいとかがなかった私は、「他人よりも少し多めに貰えたら良い」という趣旨の発言をしました。この発言が奴のスイッチを入れることになるとは思ってもいませんでした。私が上記の旨の発言をした瞬間、相手の目つきが変わり、威圧的な態度で「そんな生半可な気持ちで他人より多く金稼げると思ってるの?」と言われました。ここから、この方の自分語りが始まります。私もさすがにうんざりしていたので適当に相槌を打って聞いていました。そもそも、なぜ私がお金に重きをおいていると最初から決めつけているのかも謎でしたし、365日働くことのできる会社のガバナンスは大丈夫なのかと単純に疑問を抱きました。何より、面接という場で初めて会った相手をこういう人だと勝手に決めつけて一方的に批判できる神経には心底驚きました。また、この30分間の面接で私が話した時間は5分にも満たないでしょう。この後も、この方の人格否定とも言える発言は続くわけですが、今思い返しても腹立たしいのでここら辺にしておきましょう。トンデモ人間~学生編~某生命保険の集団面接で遭遇した学生の話です。その学生の学生時代頑張ったこと、いわゆるガクチカは、”ナンパ”を頑張ったというものでした。その時の、女性の面接官の顔は少し引きつっていたように思います。私も「何を言っているんだこいつは?」と戸惑ったのを覚えています。その学生と面接官のやりとりを以下で簡単に紹介していきたいと思います。「学生時代頑張ったことを教えてください。」「私は奥手な自分自身を変える為に、学生時代は女性をナンパすることに力を入れました。」「、、、ナンパ、、なるほど。。それは具体的にどういうことをしたのかな?」「具体的には、ライブで横の席になった女性に声をかけて連絡先を交換したり、道行く女性に話しかけたりしました。」「ナンパをする際にどんなことを心がけていたのかな?ポイントとかはあるの?」「まずは、服装や身だしなみに気をつけるようにしました。第一印象を良くするために流行りの洋服をチェックしたり、香水をつけたり、ダイエットにも取り組みました。ポイントは、まずは相手と共通の話題を探すことですね。自分と共通点があると分かったら、相手も比較的心を開いてくれるので。」「自分自身を変える為にナンパを始めたということだったけど、なんで自分自身を変えたかったのかな?その後どのように変化したかも教えてください。」「もともと高校では太っていて自分に自信が持てなくて、女子とも話すことが出来ませんでした。大学では、モテたいと思って高校の時の自分と変わる為にナンパをするようになりました。ナンパを始めたおかげで、少し自分に自信が持てるようになりました。」上記のようなやりとりが面接官とその学生との間で行われました。非常にツッコミどころが多いため、全てに言及することは出来ませんが、以下の4点が個人的には気になりました。この学生の合否については分かりませんが、選考に落ちたであろうことは想像に難くないです。3月1日が何の日かは皆さんご存知かと思います。そうです、就活解禁日(2019年現在)です。この時期になると早期内定者のマウント合戦が始まります。ここでは、私が遭遇した内定マウンターの話をしようと思います。それは、就活解禁された3月中旬のことです。私はある電力会社の説明会に参加しました。20人ほどの小規模な説明会で、人事が2人に現場社員の方が3名ほど来られていました。説明会が始まる10分前くらいでしょうか。周囲が静かであるのにも関わらず、2人の学生が周りにも聞こえるほどの声で話し始めました。2人はおそらく知り合いなのでしょう。かなり親しげに話していました。時期が時期だけに当然、就職活動の話になり、その後どこの内定を持っているかという話を彼らはしていました。すると、1人が「俺はA社(外資コンサル)の内定持ってるから、就活余裕だわ」ということをもう一方に向かって話していました。3月になり、就活生はみんなピリピリしている中、デリカシーのない発言だなとは思いましたが、内定貰ったら友達に自慢くらいしたくなるよなと聞き流していました。すると案の定、もう一方も「俺もD社(外資コンサル)の内定持ってるわ、実際ここの会社興味ないから説明会来るか迷ったわ」と大声でイキリ始めました。内定を持っていることを自慢するのは良いにしても、興味のない会社の説明会にわざわざ来てやったという旨の発言は、他の学生や社員にあまりに失礼じゃないかと怒りを覚えました。就職活動をしていると少なからず、こういう自己顕示欲に満ちたデリカシーのない人々と遭遇することもあるかと思います。ただし、内定マウントは3ヶ月も満たないうちにその効力を失います。周囲が内定を貰い始めると、ただのイタいやつになるので、ないかとは思いますが皆さんもそうならないように注意してください。インターンに行かれた方は、遭遇したことがあるかもしれません。フレームワークお化けは高確率であなたの周りにもいることでしょう。これは私の偏見かと思いますが、この類のお化けは意識高めの早慶コンサル志望に多く見受けられます。数が多いだけに非常に厄介です。このフレームワークを振りかざしてくる学生の多くが対策本の受け売りです。彼らは自分の頭で考えるより先にフレームワークを使いたがります。フレームワークが手段ではなく目的となっている場合が多いです。私も一度カード会社のインターンでこのお化けに遭遇しました。彼女はチームとして解を出すことよりも、いかにフレームワークを駆使できるかに重点を置いていたように思います。最終的には、彼女自身もフレームワークとはなんなのか分からなくなり、議論は混沌と化しました。もちろん、フレームワークを勉強し、それを活かそうという意識は評価されるべきでしょう。しかし、他の学生は疎か、本人までもがその使い方や意義を理解していない以上、フレームワークのゴリ押しは無意味でしょう。言わずもがな、私たちのグループの発表は見事撃沈しました。これは就活でよくあると言えばよくあることです。インターンでは当然メンバー同士の仲が深まります。そこに20代の男女がいるならば、予期せぬ”事故”も起こるというものです。これをチャンスと捉えるか、ピンチと捉えるかは人それぞれでしょう。ただ、彼氏彼女持ちのインターンメンバーが飲み会の後に闇に消えていったときは、この世の無常を感じざるを得ませんでした。また、遠方から来るメンバーには会社がホテルをとってくれることも多いです。そこで、"何か"が起きたということも就活中しばしば耳にしました。これから就活をするという方々は、これらの話が本当なのか嘘なのかを身を以て判断して頂ければと思います。トンデモ人間~番外編~就職活動をするにあたって、SNSで情報収集をしている方も多いことかと思います。私もその一人で、ツイッターで就活垢(就活用アカウント)を作って、インターン情報や選考情報を集めていました。上手く使えば就職活動を有利に運ぶことも可能なツイッターですが負の側面も当然あります。その1つが、『再現性ゼロアドバイスおじさん』です。こういう方々は”就活アドバイザー”を名乗っていることが多いです。このようなアカウントは、n=1の成功例でしかないにも関わらず、あたかも再現性があるかのような口調で就活生にありがたい指導をしてくださいます。しかし、このような方々のアドバイスをむやみに信じることは非常に危険です。常に自分の頭で情報の取捨選択をすることが重要です。また有難いことに、リプライやダイレクトメールを一方的に送りつけてきて、そんな就活のやり方をしてたらダメだよとわざわざ忠告してくださる方もいます。ツイッター界隈には優秀な方々が多いため、上手く活用すれば就活をスムーズに進めることも可能です。一方で、マルチや宗教くさいアカウントもあったり、偉そうに説教を垂れて来るアカウントもあるため、個人のネットリテラシーが問われます。皆さんもSNSの利用法には十分注意を払いましょう。最後に就活は、これまで接する機会のなかった人々と交流を深めるチャンスが随所にあります。この記事では、ネガティブな書き方をしてしまいましたが、皆さんにとってはそれ以上に有益な出会いがあることかと思います。私も就活後も飲みに行ったり旅行に行ったりすることのできる友人が出来ました。就職活動を単なる内定獲得ゲームと考えるのではなく、友人・知人を増やすチャンスだとポジティブに捉え、就活後も繋がりを持つことのできる関係を築くことができれば、就活も後の人生において有意義なものとなるでしょう。 21,832 views

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