【26卒向け】5月前半(1日~15日)にエントリーの締切を迎える本選考・インターン・説明会のまとめ

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最終更新日:2024年05月09日

【26卒向け】5月前半(1日~15日)にエントリーの締切を迎える本選考・インターン・説明会のまとめ

本記事では説明会やインターン、本選考への応募を検討している26卒就活生に向け、5月前半(1日~15日)にエントリー締切を迎える企業を紹介します。

人気の企業では、5月から本選考を募集しています。タイミングを逃さないよう、積極的に志望業界・企業の情報収集を行いましょう。

注意点

情報の精度には最大限注意していますが、本記事の掲載情報には誤りがある可能性があります。本記事の掲載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。

5月前半(1日~15日)にエントリーの締切を迎える企業※締切日順に掲載

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【エントリーはこちらから】5月前半(1日~15日)のエントリー締切企業一覧

本記事を読む前に

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西日本旅客鉄道(JR西日本)

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最後に

本記事では、"5月前半(1日~15日)にエントリーの締切を迎える企業"を締切日順に紹介してきました。

5月に本選考が始まる企業も多数あります。志望企業のエントリーを逃さないよう、スケジュールをしっかり立て、選考に向けて準備をしましょう。

本記事を参考に各社のエントリー締切日を管理し、「効率的なエントリー・就活スケジュール設計」に役立てていただければと思います。

↑unistyleオリジナルの「インターンエントリー企業管理シート」と「本選考エントリー管理シート」になります。スプレッドシートをダウンロードするだけで使用できますので、ぜひご活用ください。

また、unistyleでは26卒就活生向けにLINEオープンチャットグループを運営しています。

匿名で様々な就活生と情報交換をすることができるという便利な機能になりますので、"最新の選考状況や選考結果連絡の有無等をリアルタイムで確認したい"という方は、ぜひご活用ください。

↑unistyleでは26卒就活生向けに就活用グループを運営しており、今後もグループを拡充させていく予定です。上記記事に各グループの参加用URLを掲載していますので、興味のある方は記事からご参加ください。

さらにunistyleでは、今後も26卒就活生向け「インターンシップ・本選考のエントリー締切情報」を公開していく予定です。

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減少する総合商社の若手の仕事、成長を阻害される若手社員とは 減少する総合商社の若手の仕事、成長を阻害される若手社員とは 近年、総合商社に対する就職人気は非常に高まっており、特に上位校を中心とする学生の間では最も就職したい業界の一つとして挙げられることも少なくありません。グローバルな職場環境、投資と経営を通じた企業価値の向上といった仕事内容の魅力もあれば、平均年収が1000万円を大きく超える会社も多いなど待遇面の魅力もあるでしょう。一方で、総合商社の中堅からベテランの方に話を伺うと、ここ3、4年で入社した若手にとって総合商社の職場は必ずしもいい環境ではないと話す人が少なくありません。若手の成長について心配するベテラン社員も多く、今回はその真意について噛み砕いて説明したいと思います。若手の数が多すぎる今の好調な経営環境から想像するのは難しいかもしれませんが、90年代後半から00年代初頭まで厳しい経営環境だったため、90年代後半〜05年ごろに入社した人は数十名から100名に満たない程度でした。そのため、06年頃〜10年までに入社した若手にとっては直近の先輩社員が少ない分、1人当たりにこなさないといけない仕事は非常に多かったそうです。新入社員のうちから決算資料の作成、事業会社管理と同時に受け渡しの担当も行い、幅広い業務を担っていました。一方で10年以後に入社した新人は、06〜10年までに大量に採用したこともあり、若手が多く、業務内容が分散されてしまいます。06年〜10年に入社した新入社員が1人でやっていた仕事を3人〜4人で担当することも出てきていると聞きます。ワークライフバランス重視の流れ近年、日本企業においてはワークライフバランス重視の流れが鮮明で、伊藤忠商事においては朝方勤務を推進し、業務効率を高めて残業時間の削減に努めています。参考:伊藤忠商事の朝方勤務、KDDIの退社後11時間以内の出社禁止などユニークな勤務体系全体の流れからも、以前のように夜遅くまで、時には徹夜も問わずに仕事をするという風潮は急速に後退しており、ある意味働きやすい環境が整ってきています。一方でワークライフバランスが整い、働きやすい環境が整うということは仕事時間が減少するとともに成長機会が少なくなっているということでもあります。特に若いうちは仕事も遅く、吸収すべきことがたくさんあるのですが、上記の通りそもそもの業務量も少なく、仕事時間が短くなるとどうしても一人前になるまでに長い期間を必要としてしまうでしょう。トレードから投資の流れで現場の仕事が減っているこれは部署によるといえますが、「現場の仕事が減っている」と感じているベテラン・中堅社員の人は多いようです。総合商社を志望して就職活動をある程度進めると、「トレードから事業投資へ」という話は聞くことになると思います。総合商社は元々は貿易業として、顧客企業の輸出入を担当していましたが、顧客企業の海外進出に伴い、徐々に総合商社の存在意義に疑問を感じる会社が増え、口銭の減少した結果、新たな事業モデルとして事業投資に移り変わっていきました。元々、トレードの仕事をしていた時は本社にも顧客企業と直接触れながら、貿易実務をこなしていましたが、近年では顧客企業とふれあう貿易実務部分を子会社に移管して、本社ではその子会社の事業管理がメインになっている部署もあります。また近年、総合商社各社が進出し始めているベンチャー投資や金融関連産業分野においてはトレードが存在せず、事業会社管理のみの部署も存在しているでしょう。実際にトレードを通じて顧客企業、扱う製品に対する知識や業界内のパワーバランスなどを、身を以って体感する機会が失われていることを危惧している中堅、ベテラン社員も多くいます。高いとはいえない総合商社の転職市場価値下記のコラムに詳しく書いていますが、元々総合商社の社員の転職市場価値はそこまで高いとはいえません。そもそもがプロフェッショナルというより何でも屋さんであり、成長に対する圧力はそこまで強くない環境です。総合商社からの転職で評価されているのはその業務内容というよりも、ブランドのある総合商社に入社できた地頭・リーダーシップなど、総合商社特有のスキルというよりは汎用的なスキルの部分だったりします。参考:意外に低い総合商社人材の転職市場価値そのような状況の中で、上記のように若手の業務量が減り、成長がさらに阻害されてしまうと、今後ますます総合商社の人材の転職市場価値は下がってしまうかもしれません。最後にもちろんこのような事態は総合商社各社の部長、役員も把握しており、今後、対策をしていくものと思われますが、人余りに加えて、ワークライフバランス重視の大きな流れの中で劇的に改善するのは難しいかもしれません。もし既に総合商社に入社した、入社を決めているという人は、こういった事態を理解した上で自分でどうするか考えてほしいと思います。業務以外の時間で自己研鑚に努めることが今まで以上に、自分のキャリアを充実させる上で重要になるかもしれません。総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 20,820 views
就活生が話しがちな志望動機「グローバルに働きたい」の3つの分類 就活生が話しがちな志望動機「グローバルに働きたい」の3つの分類 自分自身の海外生活経験や留学経験などから「グローバルに働きたい」という企業選びの軸を持つ学生は少なくありません。一方で、「グローバルに働く」ということについて、しっかりと定義まで考えている学生は少なく、何となくグローバルという言葉はかっこいいぐらいに使っているのではないかと思うことも多くあります。今回は実際の企業の仕事内容から、「グローバルな働き方」の3つの分類についてご紹介します。働き方その1:駐在がメインのグローバルな働き方総合商社は特に海外駐在が多いのですが、その他金融機関やメーカーにおいても海外駐在員としてグローバルに働くというのはイメージしやすいかもしれません。数年単位で、現地に駐在し、親会社の現地法人で働くというのが一般的なケースです。非常にグローバルな印象を受けますが、総合商社の人に話を聞くと、現地法人で経理の仕事などやっていると結局、日本人同士で仕事をすることが多く、働いている場所はグローバルだけど実際の働き方は果たして本当の意味でグローバルなんだろうかと思っている人もいるようです。また駐在の場合はどの国・地域に駐在するかで大きくライフスタイルが変わります。ロンドン・ニューヨークの英語圏大都市での駐在ならいいけど、ブラジルの奥地で投資先のメーカー工場に駐在するケースや、アフリカでシラミが大量に出るベッドで暮らさざるを得ない場所に駐在するケースなども存在します。総合商社であれば赴任する地域は配属によって選べない部分もあるので、運命に身を任さざるを得ないことも少なくないでしょう。働き方その2:頻繁な海外出張によるグローバルな働き方拠点は日本に置きながらも頻繁に海外出張を行ったり、時には数週間滞在して取引先と交渉を行うという出張をベースにした働き方もグローバルな働き方の一つです。総合商社や海外から資材を調達しているメーカー、販売先が海外のメーカーである素材メーカーなどはこういった頻繁な海外出張によるグローバルな働き方をしているように思います。あくまで拠点が日本であるため、生活基盤は安定させながらグローバルに各国の人々と関わることのできる働き方で、赴任先により生活スタイルが大きく変わる「駐在」よりはリスクが少ない働き方と言えます。一方で部署によっては、取引先が韓国だけだから、中国だけだからと一つの国に頻繁に出張するというスタイルもありえます。その場合は「世界を股にかけて」というイメージとは少し遠くなるかもしれません。働き方その3:チームメンバーが多国籍なグローバルな働き方最後に外資系企業に多い働き方の一つで、チームメンバーが多国籍であるという働き方があります。日系企業の多くは日本人とだけ働くことが多く、日本語で仕事をすることが多いのですが、チームメンバーが多国籍の場合は共通言語として英語を使うことが多くなります。この多国籍なチームで働くというのをイメージして総合商社に入社したけど意外と日本人だけで日本語で仕事している時間も多いと感じる人は少なくありません。一方で、チームメンバーが多国籍な企業の場合は英語でしか仕事をしないということもあり、選考の段階から高い英語力を求めることも少なくありません。例えば、世界的なタバコメーカーのフィリップモリスジャパンの選考は全て英語で行われます。参考:フィリップモリスジャパンの採用直結インターン「INKOMPASS」を徹底解説また元マッキンゼーの採用担当である伊賀泰代氏はその著書「採用基準」において、英語力が重要な採用基準の一つであると話をしています。採用基準もちろんP&Gのように入社時にはそこまで英語力は問わないものの、グローバルなチームで働くメンバーとしてふさわしいように、内定後からみっちりと英語のトレーニングがある企業もあります。このあたりは企業説明会などで質問しながら自分が受ける企業が採用時点から英語力を求めるのか、入社後に伸びればいいのか、聞いてみるのが良いかもしれません。最後に「グローバルに働きたい」といっても、駐在なのか、出張なのか、チームが多国籍なのかで3つに分けることができ、更に先進国なのか途上国なのかなどどこで働きたいのかという地域で区切ることで、その働き方は様々だということがわかります。「グローバルに働きたい」というのが就職活動生の間でマジックワードになっているからこそ、自分なりに定義して、その定義がどのように志望している企業に当てはまるのか理路整然と話すことができると評価されるでしょう。photobyLukePrice 36,376 views
マッキンゼー出身の起業家まとめ マッキンゼー出身の起業家まとめ 毎年就職活動性が多く応募する外資系コンサルティングファーム、マッキンゼー・アンド・カンパニー。実際に16卒就活生対象に行ったUnistyleの意識調査においても第一志望群企業人気ランキングでも11位にランクインしています。unistyle就職活動意識調査結果概要今回は、就職活動においても極めて難関とされている外資コンサルティングファームの中でもマッキンゼー出身に焦点を当て、同社を退職した後にどのような活躍をしているのかを紹介します。ところで外資系コンサルティングファーム全般に言えることですが、同社は報酬が非常に高額なことで有名です。シニアコンサルタントにもなると時給8万円とも言われています。また1つのプレゼン案件が6800万円で落札されたという過去の事例もあります。会社がここまで社員にお金をかけるのは、支払った何倍もの価値をその社員がもたらすのであり、そのような人材が集まっているということです。これから紹介するのは、その高給な給料や優秀な人材が集まる環境を打ち捨てて、自らビジネスを作り出すことを選択したリーダー達。サービス、著作等も合わせて紹介します。大前研一(おおまえけんいち、ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長)1970年マサチューセッツ工科大学大学院卒業後、日立製作所へ入社1972年マッキンゼー入社、アジア太平洋地区会長を務める1998年(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長マッキンゼー時代は、WSJ紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では自身の論文を発表。1987年にはイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与される。また2005年の「Thinkers50」で、アジア人として唯一、トップに抜擢される。2005年、自身の著書がWhartonSchoolPublishingから出版され、既に13ヶ国語以上の国で翻訳されている。マッキンゼー出資の起業家として有名な大前研一さん。大学教授を始めビジメス・ブレークスルー大学院学長も務め、幅広い分野で活躍しています。大前さんは経営コンサルタントととしても各国で活躍しながら経営や経済に関する多くの著書を出版、世界各地で読まれています。【著書】大前研一日本の論点2015~16企業参謀―戦略的思考とはなにか南場智子(なんばともこ、DeNA取締役)1986年津田塾大学英米分学科卒業後、マキンゼー入社1990年ハーバード大学へ留学しMBA(経営学修士)取得1996年マッキンゼーで日本人女性として歴代3人目となる共同経営者(パートナー)へ就任1999年株式会社DeNAを設立、代表取締役就任2011年療養中の夫の看病に力を注ぐため、代表権がないDeNA代表権のない取締役となる2015年横浜DeNAベイスターズオーナーに就任1986年津田塾大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。1990年、ハーバード・ビジネス・スクールにてMBAを取得し、1996年、マッキンゼーでパートナーに就任。1999年にSo-net、リクルートなどの出資を受け、ディー・エヌ・エーを設立。オークション&ショッピングサイト「ビッダーズ」を立ち上げるその後、不用品の買取見積りを取るサービス「おいくら」、携帯電話を主体としたオークションサービス「モバオク」などを次々と立ち上げ幾度の経営悪化を乗り越えて日本のeコマースに新風を巻き起こした。南場さんもマッキンゼー出身の起業家として有名です。マッキンゼー勤務中は毎日夜中の3時4時まで仕事をしていたそうです。ハーバード大学院留学中は勉強もしつつ多くの時間を友人と共に遊んでいたと語っています。しかしのちにこの経験から自分自身について見直す機会になり、転職のきっかけとなったそうです。著書不格好経営ではマッキンゼー時代の学びとDeNA時代の経験について赤裸々に語られているのでコンサルティング業界と事業会社とで迷われている方は一読をおすすめします。【著書】不格好経営―チームDeNAの挑戦近藤正晃ジェームス(こんどうまさあきらジェームス、Twitter社副社長兼TwitterJapan株式会社代表取締役会長)1986年慶応義塾高等学校卒業1988年米国ブラウン大学留学1990年慶応義塾大学経済学部卒業後、マッキンゼーに入社1997年米国ハーバード大学経営大学院修了2011年Twitter日本代表就任2014年Twitter社副社長兼TwitterJapan代表取締役会長に就任現在、Twitter社副社長、GE本社Healthymagination役員。前職は、マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタント。マッキンゼー・グローバル・インスティチュートの中心メンバーの一人として、日本・台湾・米国・英国・フランス・ドイツ・ロシアにおいて国家経済政策を立案。また、TABLEFORTWO創設者会議メンバー、教育支援グローバル基金代表理事、あしなが育英会理事も務めている。学界においては一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授。2003年から2009年まで東京大学先端科学技術研究センター客員助教授、特任准教授として、東京大学医療政策人材養成講座を共同設立を運営。近藤さんは経済界・シンクタンク分野・社会事業分野のみだけでなく学界や政治界等幅広い分野で活躍しています。現在自身が副社長を務めているTwitter社では「Twitterなら、日本やアジアのみならず、世界にリーダーシップを発揮するチャンスがある」という信念のもとでグローバルな経営人材の採用を強化しているそうです。【著書】マッキンゼー戦略の進化―不確実性時代を勝ち残る(TheMcKinseyanthology)世界を拓くリーダーたちへ(国際文化会館新渡戸国際塾講義録4)高島宏平(たかしまこうへい、オイシックス株式会社・株式会社ごちまる代表取締役社長、TABLEFORTWOInternational理事)1998年東京大学大学院卒業後、マッキンゼー入社2000年同社退社後、オイシックス株式会社設立、代表取締役就任2007年NPO法人TABLEFORTWOInternational理事就任2013年オイシックス株式会社、東証マザーズに上場大学院修了と同時にマッキンゼーに入社。Eコマースグループのコアメンバーとして活躍。2000年6月、インターネットを通じて安全でおいしい食材を一般家庭に宅配するオイシックス株式会社を設立。同社代表取締役社長に就任。2007年、世界経済フォーラムにおいて「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出される。現在は東日本大震災によって被害を受けた東日本食品関連産業の長期的支援を目的とした一般社団法人「東の食の会」代表理事も務めている。同氏は大学院生の時学生ベンチャーの立ち上げを経験。その時ついた社長という経験から経営者というものを意識し始めたと語っています。マッキンゼー入社後は週末に仲間と集まり起業について話すうちに現在のアイディアができたそうです。【著書】ぼくは「技術」で人を動かす――今いるメンバーで結果を出す{チームリーダー}のレシピライフ・イズ・ベジタブル―オイシックス創業で学んだ仕事に夢中になる8つのヒント川鍋一郎(かわなべいちろう、日本交通株式会社取締役社長)1993年慶應義塾大学経済学部卒業1997年ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了1997年マッキンゼー入社2000年日本交通入社2005年日本交通代表取締役就任慶應義塾大学経済学部卒業後、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院MBA取得。同年9月マッキンゼーに入社。そして2000年日本交通に入社する。同社三代目として『黒タク』『陣痛タクシー』『キッズタクシー』『ケアタクシー』『観光タクシー』導入や『日本交通タクシー配車』『全国タクシー配車』アプリ開発など改革を進め、日本交通グループとして約3800台の国内最大のタクシー会社を牽引。2013年6月に全国ハイヤー・タクシー協会の副会長、2014年5月東京ハイヤー・タクシー協会の会長に就任している。東京最大手のタクシー会社である日本交通3代目御曹司。入社時には1900億円と多くの負債を抱える状態をアプリ開発等多くの改革を進め経営者として立て直しました。しかしマッキンゼー時代には自分自身の限界を感じたと語っており、多くの挫折経験もあったといっています。田中裕輔(たなかゆうすけ、株式会社ロコンド代表取締役)2003年一橋大学経済学部卒業後、マッキンゼーに入社2007年26歳で同社史上最年少でマネージャーに就任2009年カリフォルニア大学バークレー校でMBA取得後、NarrowEarth社を起業し売却2011年株式会社ジェイドの起業に三角し、代表取締役兼共同創業者に就任一橋大学経済学部卒業後マッキンゼーに入社。26歳で史上最年少マネージャーを務める。その後カリフォルニア大学バークレー校でMBA取得し米国で起業。のちに事業を売却し、DeNAアメリカ支社でマーケティング・製品担当上級副社長歴任する。2011年株式会社ジェイドにおいて1年間で22億円の資本を集め、訪問者数日本第3位のECサイトに成長させる。同年2月、代表取締役兼共同創業者に就任。現在株式会社ジェイドの名前は株式会社ロコンドに変更。靴とバックの通販サイトで、日本で初めて「送料無料・99日間返品無料」のサービスを展開する。起業を意識したのはアメリカ留学時の知り合う起業家達の「世界にインパクトを与えようという強い志」だと語っています。【著書】なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?インパクト志向谷村格(たにむらいたる、エムスリー株式会社社長就任)1987年国際基督教大学卒業後、マッキンゼー入社1999年同社パートナー就任2000年現エムスリー株式会社就任国際基督教大学卒業後、マッキンゼー入社。99年同社パートナー就任。その後2000年、ソネット・エムスリー株式会社(現:エムスリー株式会社)社長就任。同氏はマッキンゼー時代に関わった製薬会社で、それまでMR主体の営業が主体だった経営改善をWebを使ったマーケティング改善を提案し、MRに関する大幅なコスト削減を経験。その後このアイディアからインターネットを使った医療のコストカットを目指しエムスリーを立ち上げました。葉山茂一(はやましげかず、漢方デスク株式会社代表取締役社長)東京大学文学部卒業後、マッキンゼーで3年勤めた後、アマゾンジャパンに3年半務める2012年クックパッドに入社2013年漢方デスク設立、代表取締役社長に就任東京大学文学部卒業後、マッキンゼー入社。3年でアマゾンジャパンに転職し、バイヤーとして3年半勤務。漢方に関する事業を目的に退職して起業。漢方のウェブサービス立ち上げを目指し、2012年11月クックパッドに入社。その後漢方デスクを立ち上げる。同氏が立ち上げた漢方デスクはたったひとりではじめたサービスで、プログラミングからデザインまですべてを2ヶ月間で完成させる。元々Webの知識はなく、クックパッドに薬膳の切り口から営業に行ったところ「Webサービスをしっかり作ってみたいならうちでやりなよ」と声をかけられ独立前提で入社し、勉強を始めたそうです。参考:漢方デスク小暮真久(こぐれまさひさ、NPO法人TABLEFORTWOInternational代表理事)1995年早稲田大学理工学部機械工学科卒業1999年スインバン工科大学工学修士号取得1999年マッキンゼー入社2007年NPO法人TABLEFORTWOInternationalを創設、代表理事就任早稲田大学理工学部卒業後、オーストラリアのスインバン工科大で修士号を取得し、マッキンゼー入社。ヘルスケアを始めとする幅広いプロジェクトに従事し、2005年松竹株式会社入社、事業開発を担当。経済学者ジェフリー・サックスとの出会いに強い感銘を受け、日本発の社会貢献事業「TABLEFORTWO」プロジェクトに参画し理事兼事務局長に就任。現在も社会起業家として世界11カ国拠点を指揮している。マッキンゼー勤務時には持ち前の情熱と対人スキルの高さを武器にヘルスケアをはじめとする様々分野で活躍。その後仕事を続けていくうちに外資系ファームが歴史ある日本起業の水に馴染むことが難しいと感じ、「新しいことを生み出せる環境で」、「その価値観を共有できる仲間とともに」、「誰のために働いているのかを実感できる」仕事をしたいと考えマッキンゼーを退社後多いの職務経験を経て現在の職に就いたそうだ。【著書】社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた――マッキンゼーでは気づけなかった世界を動かすビジネスモデル「Winの累乗」“想い”と“頭脳”で稼ぐ社会起業・実戦ガイド「20円」で世界をつなぐ仕事石井てる美(いしいてるみ、ワタナベエンターテインメント所属)2002年白百合女子高校卒業後、東京大学文科三類入学2008年同大学院卒業後マッキンゼーに入社2009年1年4ヶ月の勤務を経て同社退社後ワタナベコメディスクールに入学・卒業し現在お笑い芸人として活躍白百合学園中高出身で、学園祭では実行委員長も務めた。東京大学文科三類に進学。入学後に理系に転向し同大学院修了。大学・大学院在学中を通じて、タイ、デンマーク、フィリピンと3カ国でのインターンシップや交換留学を経験する。大学院修了後マッキンゼー入社、多忙な日々を送る。その後「人生は一度きり」と痛感する体験をしたことを機に、「芸人になりたい!」というかねてからの夢への思いを強め、約1年4カ月の勤務の後に退社を決意。退社後の2009年10月、芸能事務所・ワタナベエンターテインメントによるタレント養成学校「ワタナベコメディスクール」に11期生として入学、翌年9月に卒業した。後に出演したお笑いライブに、元マッキンゼー日本支社長の平野正雄も石井を観に来ていた。大学時代は何よりも勉強を重視して過ごしていたそうです。大学院時代にはアジア開発銀行でのインターンを経験。マッキンゼーに入社したきっかけは『ブランド力』だと同氏は語っています。しかし入社後エリートでありたいという意識のもと、自分の人生なのに周囲の視線が息苦しさを感じ、人生は一度だから本当に自分のやりたいことをやろうと決め、お笑い芸人に転身。【著書】私がマッキンゼーを辞めた理由―自分の人生を切り拓く決断力―(ノンフィクション単行本)以上、マッキンゼー出身の日本人起業家を一部紹介しました。『マッキンゼー出身の・・・』からはじまる本も最近はよく出版されており注目を浴びているので、知っている経営者の方も多かったのではないでしょうか。unistyleではマッキンゼーのエントリーシートを掲載しています。これから同社にチャレンジしたい人もそうでない人も、今後の就職活動に役立てて頂ければ幸いです。マッキンゼー選考通過者の回答【ブランド拡張の成功要因】ブランド拡張新製品の売上の規定因を、多変量解析によって明らかにしました。♦2.GPAおよび学業関連で特筆すべき事項(全角60字)2010年3月慶應義塾商学会賞受賞グローバルCOE学内研究協力者♦3.研究室名および指導教官と学会発表ないし学術雑誌での業績(全角60字)研究室:小野晃典研究会論文テーマ:ブランドレバレッジング学会発表:国内外学会にて6回学術雑誌掲載論文:主要論文4本♦4.アルバイトを含む職歴のなかで、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入下さい。(全角100字)職歴1において、チームを勝てる集団にするために奮闘しました。理論的なアプローチはもちろん、【選手と共に汗を流すこと】と【分からないことをごまかさないこと】で、選手の中心に入り指導を行いました。♦5.クラブ活動等でリーダーシップの経験についてご記入下さい。(全角100字)100人規模の野球サークルの代表をしておりました。練習は週1回かつ短時間ではありましたが、効率の良い練習を心がけ、慶應義塾大学代表として、チームを関東大会出場へと導きました。♦6.マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。(全角100字)海外のビジネススクールに留学し、これまでの専攻であったマーケティング以外に関しても最先端の知識を学び、事業会社においてプロジェクトのリーダーとしてその知識を実践に活かすことが目標です。♦7.長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。(全角100字)日系企業の海外進出に関する大きなプロジェクトのリーダーとしての役割を担う。また、大学院時代の専門であったマーケティング以外にも最低1つ、社内の誰にも負けない知識を持つ分野を固めることが目標です。♦8.コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入下さい。(全角100字)コンサルタントに仕事の依頼があるということは、クライアントにとって非常時であると思います。そのような非常時を日常的に扱うコンサルタントという職は、最も刺激的かつ成長のできる場であると考えるからです。♦9.マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入下さい。(全角100字)グローバル社会のリーダーになれ」との岩谷さんの言葉に奮い立ちました。ゼミ選びにおいて、最も厳しい環境を選択しその環境を最大限活かした私は、会社選びにおいても、最も厳しく刺激的な環境を求めるからです。♦10.大学院生活において、現在までに、あなたが世界、日本レベルで誇れるような達成事項、ユニークな実績があればご記入下さい。(全角100字)2回目の大学4年次に、先に大学院に進学していた同期とともに、学部生でありながら国際学会デビューをしました。その後も幾度か国際学会で発表を重ね、修士課程1年で異例のグローバルCOE研究員に抜擢されました。♦11.ご自身の強みについてご記入下さい。(全角100字)【チームをまとめる力】と【粘り強さ】です。両者とも、野球および学部で最も厳しいとされるゼミで培いました。また、多変量解析の技能は、コンサルタント業務においても活かすことのできる能力であると思います。マッキンゼー選考通過者の回答職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(1つ目)(工場ラインの生産性向上プロジェクトインターン経験の中で)新規事業立案プロジェクトでは、ファシリテーターとしてメンバー全員の意見に耳を傾け、コンセンサスを取っていった。与えられたフレームワークを使いながら、論理の飛躍が無いよう話し合いを進めるのに貢献した。職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(2つ目)(電気自動車ベンチャーのスタートアップ経験の中で)ベンチャーでは、開発エンジニアとしてマーケティング部門とのやり取りを担当した。利用者のニーズと設計者の意図に食い違いが起きないよう週1度のミーティングを提案し、メンバー同士の積極的な意見交換を促した。マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。一人前のコンサルタントとして、グローバルチームを牽引する人材になることが目標。留学先や研究等で培った基礎的な問題把持能力に磨きをかけると同時に、実際のプロジェクトを通じてビジネスセンスを養う。長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。70年代の高度成長期を彷彿とさせる活気を、日本の産業界に与えることが出来る人材になること。具体的には、経営知識を身に付けたプロフェッショナルとして、グローバルマーケットにおける経営戦略をリードしたい。コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。コンサルティング業界が最も他の業界との結びつきが強く、幅広い分野について学ぶことが出来るから。また、様々な業界のプロジェクトと関わることで多角的に物事を考え、解決する力を養いたい為。マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。海外支社との繋がりが強く、グローバルに活躍できる舞台が多くあると感じた為。海外との合同プロジェクトに関わることで、より幅広い視野と多くの事例に関わることが出来ると考えた為。あなたが世界、日本レベルで誇れるような達成事項、ユニークな実績があればご記入ください。学位取得可能な2年間の留学プログラムへ挑戦し、他言語で行われる授業、多国籍で行われるグループワークに取り組んだ。結果、日本人派遣生で初めて現地の生徒と同じ基準で全ての単位を修得して卒業見込みを貰った。ご自身の強みについてご記入ください。周りを見渡し、チームの目標を最大化できること。チームメンバー全員の意見を傾聴し聞きだすことが出来るため、幅広いアイデアを取り入れてかつ、絞り込むことで、チームでの行動を円滑に進めるのに貢献できる。マッキンゼー内定者の回答リーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(100字以内)SMBCのインターンにおいて短い期間で結果を出すためにメンバーと積極的に対話を図り良い部分を引き出しながら自分のアイデアも出すというチームの舵取り役に徹した。プレゼンでは16チームの中で優勝する事が出来た。クラブ活動などでのリーダーシップ経験上記の活動の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(全角100文字以内)チームの学生責任者として上手いチームから強いチームへ改革を行ってきた。積極的に対話を図り各自が考えれるような練習メニューを考案した。対話を通しメンバーの良さを引き出すリーダーシップをとることが出来た。マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。一人前のコンサルタントとしてクライアントと良好なリレーションを築き後輩に的確なアドバイスを与えられることなどチームにもポジティブな影響をもたらすことを目指す。長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。チームやプロジェクトに置いて責任感や勇気を行動で示す事が出来るようなリーダーを目指す。また家庭と仕事を両立できる人間的に余裕のある人間になっていたい。志望理由コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。グループが変化する瞬間に興味があるからだ。私はクラブ活動で自らが主体的に行動する事でチームとして個人を超えたエネルギーを発する瞬間を感じてきた。社会においてさらに大きなインパクトを企業に与えたい。マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。(100字)最高レベルの環境で自分を徹底的に磨けると考えるからである。その上で社会に与える事ができるインパクトの大きさや金銭的な対価を考えてもこれ以上魅力的な環境は無いと考えている。マッキンゼー内定者の回答1.研究室またはゼミに所属している場合は、指導教官名と卒論のテーマ(予定)をご記入ください。(50文字)会社法ゼミアメリカ会社法との比較から見る日本の会社法の特異性2.上記の職歴の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(100字以内)講師をしていた大学受験塾にて、実績と集客率の低さへの危機感から経営に加わりました。経営陣で分析した問題点の解決案を私が提案及び自身の講座で実践、検証していき、最終的に塾全体の制度として導入されました。3.クラブ活動などでのリーダーシップ経験上記の活動の中で、特にリーダーシップを発揮した経験と、その際のあなたの役割をご記入ください。(全角100文字以内)「海外帰国子女振興財団」にて、海外へ渡航する人を対象に海外生活の送り方講座を社員の方と共に立ち上げました。その際私は講座内容を考案し、講座の講師となる帰国子女を集め運営し、受講者を支援してきました。4.就職希望業界現時点で就職を希望している業界を最大3つまで選択してください。★商社、外資系金融、コンサル5.マッキンゼーに入社後5年間のキャリア目標についてご記入ください。(100字)問題解決力、プレゼン能力等の「スキル」だけでなく、成果に対する貪欲な姿勢等といった「マインドセット」をしっかり身に着け、チーム及び顧客に技術、意識の両方から価値を提供するコンサルタントを目指します。6.長期のキャリア目標(10年程度先の将来において達成したいこと)についてご記入ください。100字私は1「自分で判断する」ことができ、2「その判断に責任をとる」立場にあり、3「それに基づいた行動が人を巻き込める」人を理想のリーダー像と考えており、上記3点を備えたコンサルタントを目標としています。7.志望理由コンサルタントになりたいと思う理由についてご記入ください。(100字)私は「日本を世界一の国にする」という夢があり、社会の国際的競争力向上に貢献する職を希望しており、コンサルタントは企業の経営改善等を通し社会全体にインパクトを与えるため理想の仕事だと考え志望しています。8.マッキンゼーに入りたいと思う理由についてご記入ください。(100字)会社説明会の際に社員の熱意と社交的かつストイックな点に強く魅力を感じたためです。特に「最もやる気と集中力のある人が集まっている」という社員の言葉が忘れられず、その環境で学び実力を試したいと思いました。9.自分の強みご自身の強みについてご記入ください。(100字)私の強みは「貪欲な知的好奇心」とそれによる「多角的視点」であり、法学部として会社法ゼミに所属しつつ理工学部の量子論のゼミにも所属する等、自分に対し制限を設けず視野を広げることを意識し行動してきました。 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三菱地所社員が語る不動産ディベロッパーとテレビ業界の意外な共通点 三菱地所社員が語る不動産ディベロッパーとテレビ業界の意外な共通点 17年卒の就活生です。不動産業界とテレビ業界は高学歴の学生から非常に人気ですが、両者を併願する学生は少ないように感じます。不動産ディベロッパーというと街づくりをイメージしますが、不動産とテレビの仕事にはどのような共通点があるのでしょうか。OB訪問させていただいた方(三菱地所・10年目・男性)実際に私がOB訪問させていただいた三菱地所の社員にお話を伺いました。今回は都市開発に携わった後に、現在は物流事業施設を担当している社員にOB訪問しました。物流事業施設とは、倉庫を作る仕事のようでまだできたばかりの部署のようです。都市開発の仕事では、主要都市周辺の街並み形成に携わり、建物の配置などを考えていたそうです。余談ですが、不動産業界のOBのお話を聞くと、「自分で街を歩いて各ディベロッパー企業が関わった土地を体感しなさい」と言われることがあります。会社ごとの社風や雰囲気は街そのものにもかなり表れているのかもしれません。また、不動産業界を志望する学生の多くは、シムシティというコンピューターゲームの経験者が多く、ゲームを通じて街づくりへの理解を深めていた学生も多いようです。参考:これはコラムのテーマとは逸れますが、私が会ったOBは30代半ばだったのですが、OBの就活生時代の話を聞くと日本一の高家賃地帯である丸の内を保有する三菱地所は「何もしなくても収入源がある」イメージであった一方、三井不動産は「何が何でも新しくて面白いものを作ってやる」という気概に溢れたアグレッシブな印象をもっていたそうです。私自身も、他業界のOBの話を伺った際に三井不動産の方が体育会らしさがあると聞きました。また、三菱地所は女性総合職の採用人数が多く、男性と同じもしくはそれ以上です。女性でディベロッパー志望の学生は狙い目かもしれません。大手不動産社員に聞いた不動産ディベロッパーの併願先OBの就活生時代の併願先を聞いたところ、私にとっては意外だったのですが、不動産のほか、テレビ業界を志望していたそうです。というのも、不動産とテレビ局の仕事には大きな共通点があるからだそうです。以下に業界の簡単な仕事内容を記載しました。ディベロッパー街づくりのプロデューサーの役割。設計会社、ゼネコン、テナント等の様々な価値観を持つ関係者を統括して建造物を造り、土地を持つディベロッパーが最終的な決定権を持つ仕事。多様な価値観がある中でリーダーシップを発揮して物事を成功に導いた経験が活きる。テレビ局総合職番組制作のプロデューサー、ディレクターの役割。俳優、番組セット、スポンサー等の様々な関係者を統括し、番組を制作するテレビ局が最終的な決定権を持つ仕事。上記同様、多様な価値観がある中でリーダーシップを発揮して物事を成功に導いた経験が活きる。以上のように、双方ともに他業界の多様な人材を束ねるという仕事内容であり、少数精鋭の採用方針であるという点で共通しています。共に志望する学生数が多く、採用されるには難しい業界ですが、併願してみてもいいかもしれません。また話は戻りますが、そのOBは何もないところから新しいものを生み出す仕事がしたいという軸で、総合商社と広告代理店も併願していたようです。広告代理店・総合商社との共通点このOBは広告、商社も併願したそうですが、ただのミーハーで志望していたわけではなく、広告も総合商社も上記の共通点同様に、何もないところから価値あるものを生み出すという意味ではプロデューサーとして働く仕事だと語っていました。以下に広告、商社業界の簡単な仕事内容を記載しました。広告広告プロモーションのプロデューサー、ディレクターの役割。広告を受注した上で、テレビ、ネット、新聞などどの媒体でどんなプロモーションを行うのがよいのかを考えて、各関係者と一から顧客に合った斬新な広告をチームで考え出してチームを統括し、采配を行う仕事。総合商社川上から川下までのビジネスを生み出す際のプロデューサー、ディレクターの役割。業界内の関係者や時には海外の政府関係者などと協力しながら、国内外で他の企業や政府のの関係者を巻き込み、新しくインフラを作り上げたり、新しいビジネスを輸出、輸入したりする仕事。自分がプロデュースする建物を、顧客にとって魅力的なものに仕上げるプロセスに醍醐味があるという点で考えてみても、「面白い番組やCMを作る課程にやりがいを感じる」と考える人も多いテレビ局の番組制作、広告代理店のCM作成は、魅力的な建物を造り上げる不動産ディベロッパーに似てるといえるかもしれません。それに加え、テレビ番組や不動産は一度成功すれば、一定の期間以上、番組や建物というように成果が目に見える形で残るという点も双方の魅力でもあります。実際に、大手テレビ局に勤務する社員は「愛されるテレビ番組は人々の記憶に長く残る」と語り、不動産OBの男性も「私たちの作る建物は地図に残る」と語っていました。また、新しくモノを生み出した後にお金を稼ぎ出すためのビジネスモデルに関しては商社と類似しているとも言えます。商社では、一度権利を手に入れた商品が世の中で売れるとその内の数パーセントを利益として獲得できます。不動産ディベロッパーにおいても、一度建物が建ってしまうと、そこの人気さえ獲得できれば賃料で収入を得ることができます。最後に一見全く違う職種で、扱う仕事や取引相手も異なるので見落としがちですが、業務内容をマクロ的な視点で考察してみると意外にも類似している業界は数多くあります。とはいえ、「その志望動機だと、~業界はだめなの?」という企業側の質問に答えるためにも志望業界毎の志望理由の差別化もしなければならないので、ミクロ的な視点での業界研究が必要な場面も出てくるかもしれません。【関連記事】 34,903 views

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