入社1年目で全社トップを獲得した私が、2年目にうつ病を発症した話

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最終更新日:2023年10月26日

入社1年目で全社トップを獲得した私が、2年目にうつ病を発症した話

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みなさんこんにちは。某有名営業会社新卒2年目のものです。

「自分自身がリーチできる影響力を広げたい」と思い、有難くも複数社から内定をいただいた上で、今私が働いている会社への入社を決めました。

私の会社のカラーとして、大手企業ではあるものの「成長したい!どんどん仕事を任せて欲しい!」というタイプのものです。例に漏れず、私自身も「若くして裁量をもらいながらビジネスパーソンとしてどんどん成長していきたい!」と思い、意気揚々と入社をしました。

そんな私ですが、お恥ずかしい話ながら、ハードワークが祟り「鬱状態」と診断をされ、会社を数ヶ月休んでしまいました。現在は体調も戻り、また普通に社会人生活を送っておりますが、自分自身が就活生の時は「まさかこんなことになるなんて思ってもいなかった!」とショックを隠しきれなかった記憶があります。

本日は、実際に鬱状態で倒れてしまった私がどのような生活を送っていたのか、何がきっかけだったのか、そんなお話を書ければと思います。

就職活動中の箸休めに読んでいただけたら幸いです。

本選考とインターンの締め切り情報

入社〜1年目9月:なかなかうまくいかない営業メンバー期

同期入社したメンバーの8割は本社を含めた東京のオフィスに配属される中、関東近郊のオフィスに営業として配属された私。

先輩からよく言われていたことは、「地方オフィスはメンバーの年齢も高くなく、担当エリアも広いから自分のやる気次第で裁量を持てる環境だよ」と言われ、意気揚々と業務に取りかかりました。

しかしながら、そこで待っていたのは、全く数字を作れない日々。

自分自身、大学時代に積極的な課外活動も行っていたため、ある程度自分自身の基礎力に関しては自信を持っていました。しかしながら、お客様先に行っても注文は取れず、新人が故、営業目標も低いにも関わらず、数字も大外し。たまに受注できた案件に関しても、自分自身の説明不足等や詰めの甘さがたたり、トラブルを巻き起こし、取引停止状態を起こす日々でした。

数字を達成できない焦燥感から、自分自身の入社した時の思いも忘れ、社外のステークホルダーをおざなりにした活動となっていたのです。部長との週一回の面談でも「お前は給料泥棒だよ」と発破をかけられて、モヤモヤした日々を過ごしていました。

1年目10月〜1年目2月:原点に振り返り、成果を上げた営業メンバー期

モヤモヤしていた日々を過ごしていた私ですが、このままの自分が情けない、と切に思い、今一度入社前のギラギラしていた自分を思い返しました。

先にも述べたように、「若くして裁量をもらいながらビジネスパーソンとしてどんどん成長していきたい!」と考えていた私ですが、気づけば日々の数字、タスクをこなすことにエネルギーを注ぎ、空回りしていたのです。自分自身が想像していたビジネスパーソンとは、「自分自身が関わるステークホルダーにとって、最適な提案を行うこと」と再定義を行い、日々の業務に向かうこととなりました。

もちろんテクニカルな営業スキルや、日々の戦略に関してもしっかりと見直しましたが、その努力の甲斐もあって、徐々に営業としての数字も達成するようになっていきました。またそのスタンスをお客様から評価していただき、今まで他社でしか取引を行っていなかった企業との取引も開始して頂く等、歯車がかみ合い出した瞬間でもありました。月間で、全社営業ナンバー1の営業成績を獲得したこともありました。

私自身、「自分の裁量をもっと持ちたい!」という思いもあったので、部の予算会議や、新規事業を提案する会、などのプロジェクトにも多く参加し、確かな一歩を踏み出した半年となったのです。

1年目3月:リーダーとして新しいチャンスを与えられる

やっと走り出した自分自身のビジネスパーソンライフですが、3月初旬に来期(4月以降)の人事発令が行われました。
そこで私が言い渡されたことが、

「地方拠点のリーダーとして来期以降は頑張って欲しい」

ということでした。

現状、30歳前半の男性がリーダーをしているポジションに抜擢されたのです。
自分自身がやりたいと思っていた方向性にマッチしたポジションを与えてもらったことに感謝の思いが芽生え、「このチャンスを活かすために一層頑張ろう!」と決意を新たにした記憶があります。

2年目4月〜:初めての土地・初めてのポジションで苦戦、うつ病に

4月になり、引き継ぎを済ませ、いざ地方都市での業務が始まりました。
リーダーポジションといっても具体的には、

・今までと同様の営業活動
・メンバー(アルバイト、契約社員)の管理
・グループとしての戦略の策定
・営業数字の取りまとめ

これらが業務内容となります。

チーム構成としては正社員は自分のみ、あとは契約社員、アルバイトの方が合計4名下に組織上下にいる形になります。また直属の上司は別オフィスと兼任となっていたため、基本的な裁量権は自分自身にあるという体制でした。

今までは営業活動のみの業務、それ以外が+αのものとなっていましたが、そこに加えて管理業務が発生したようなイメージとなります。もちろん営業としても、目標の数値は昨年度の1.5倍程度となり単純な業務量としては、体感で3倍程度になったような感覚でした。

営業1年目では、もちろん夜遅くなる日もありましたが、残業時間は平均しても月間30時間程度。一方、2年目では深夜に帰り、そのまま寝る間もなく家で残った仕事やミーティングで出された課題を考える日々。担当しているお客様の特性上、深夜や土日に緊急の対応が入ることも少なくはありません。縁もゆかりもない土地だったので、友人と休日に息抜きをすることもなく、日々業務に追われ続ける生活だったのです。

トラブルが起きても頼れる人は遠くにしかいない、対応しても降り注ぐ大量のタスク、帰っても終わらない仕事、休日のリフレッシュもままならない日々を過ごし、少しずつ自分自身が自分でないような感覚を得ていくことを今でも覚えています。

倒れる直前には、不眠症、拒食症状態にもなり、布団に入っても目が冴えていて30分仮眠だけして会社に行くような生活だったように記憶しております。Googleで「楽に死ねる方法」と検索したことも一度ではありません。

最終的には東京に帰り、そこから帰る新幹線の途中で嘔吐が止まらなくなり、アポイント先へ体を引きずりながら向かったものの、自分のオフィスに戻り倒れてしまい、心療内科にて「鬱状態」という診断を受け、休職に入ることになってしまいました。

休職〜その後:色々な思いを持って復帰

数ヶ月の休業期間を経て、現在は東京のオフィスにて勤務をしております。
会社の性質上、一定数休職経験のある社員がいる点で、そこまでの気まずさや後ろめたさもなく復帰をすることができました。

また、倒れたのち、すぐに上長が面談を設定してくださり、「心配しないでゆっくり治して帰ってこい」と言葉をかけていただいたこともあり、会社への恨み等はもちろん一切ありません。むしろ、せっかくいただいたチャンスを活かせなかった自分自身の不甲斐なさを悔やんだこともありました。

しかしながら、周りの人からも気を遣われている感覚があるのは確かで、「もっといろんな仕事を任されたい!」と思う反面、「もしまた無理をして倒れたりしたらどうしよう‥」という感覚の間をさまよっています。また、当たり前のことですが、まずは自分自身の健康な体があるからこそ、さらに大きな目標に向かって走ることができる、ということを心より実感した部分もあります。自分の描いていたキャリアと、現実として起こってしまった鬱になった過去の自分との間で揺れ動いているというのが今の自分自身なのかのように思います。

最後に

正直、オチも何もない、よくあるといえばよくあるような物語ではあるのですが、いざ就職し「順風満帆だ!」という中でもこういった目に見えないリスクはときにあるものなのです。これから就職活動を迎えるみなさんには、描きたいキャリア等を考えながら、考えられ得るリスクも鑑みた上で、意思決定をしてもらえればと思います。

photo by Steven Depolo

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本記事はNTTコミュニケーションズのPR記事になります。NTTコミュニケーションズが推進するSmartWorld、SmartMobilityについてご存知でしょうか。これらは、まさにこれから本格化する取り組みであるため、「SmartWorldとは何か」や「SmartMobilityの目的」など詳しく説明できる方は多くないでしょう。そこで本記事では、SmartWorld・SmartMobilityとは何か、SmartMobilityにおけるNTTコミュニケーションズの強みや役割について、プロジェクトに携わっているNTTコミュニケーションズ社員3名へのインタビューを通じて迫ります。本記事の構成NTTコミュニケーションズが目指すSmartWorldとは└SmartWorldを推進する理由└SmartWorldを実現する意義についてSmartMobilityとは└SmartMobilityとは何か└SmartMobilityプロジェクトの流れ・現在の段階について└コネクティッドカーを実現するうえでの技術的な障壁について└エッジコンピューティング技術についてNTTコミュニケーションズの強み・役割について└SmartMobilityにおけるNTTコミュニケーションズの役割について└他のNTTグループ企業との協業について└SmartMobilityにおけるNTTコミュニケーションズが持つ強みについてNTTコミュニケーションズがSmartMobilityで今後チャレンジしたいことについて終わりにNTTコミュニケーションズが目指すSmartWorldとはSmartWorldとは、ICT(情報通信技術)を基盤とした多種多様なデータの蓄積・利活用を通じて、社会課題の解決や「進化したより良い世界」を作っていくこと、そうした取り組みの総称のことを言います。NTTコミュニケーションズは、下図7つの重点領域を対象としてSmartWorldを開始しました。※上記資料はNTTコミュニケーションズから提供していただいたものです。例えば、SmartCityでは社会インフラの老朽化・交通渋滞など、都市が抱える問題解消のために新技術を活用し、より快適で効率的な都市を目指します。また他にも、人の移動の効率化をはじめとする、制約のない安全な移動環境の実現を目指す「SmartMobility」や、医療におけるさまざまな課題解決を目指す「SmartHealthcare」などがあります。【参考文献】NTTコミュニケーションズ|デジタルトランスフォーメーション(DX)SmartWorldを推進する理由では、なぜNTTコミュニケーションズはSmartWorldを推進するのでしょうか。主に以下の2点が理由として挙げられます。社会変化に対するレジリエンスの要請新型コロナウイルス感染症拡大による、社会の分散化社会変化に対するレジリエンスの要請近年、自然災害が増加したことで、NTTコミュニケーションズのようなICT企業には、レジリエンスが求められるようになりました。このレジリエンスとは、「いかに早急に社会活動を回復するか」という変化に対するしなやかな適応力のことです。新型コロナウイルス感染症拡大による、社会の分散化新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって到来した「ニューノーマルの社会」において、距離を越えて人々やモノ・コトをつなぐ重要性が急速に高まりました。そこでNTTコミュニケーションズは、2020年10月に中期的な新事業ビジョンとして「Re-connectX」を掲げました。「X」とはEverythingであり、これを「新たな価値でつなぎなおす」ICTサービスを提供し、サステナブルな未来の実現へ貢献することを目指しています。この取り組みの1つがSmartWorldです。SmartWorldを実現する意義についてSmartWorldを実現する意義は、ビジネススキームの変化やDX対象の拡大へ対応することにあります。これまでの法人ビジネスでは、顧客のリクエストに基づく仕事が中心でしたが、現在ではまだ顕在化していない顧客企業の課題や、社会・産業全体の共通課題を見つけ、課題解決するという全く逆のアプローチが求められています。また、企業間の関係はより複雑化しており、同一業界の企業同士であっても単なる競争関係だけではなく、協調すべき領域は協調するというように関係性が変化しています。そのため、これまで個社に閉じていたDXの対象が拡大しており、「SmartWorld」というビジョンを掲げ、データ利活用などの付加価値を組み合わせたトータルソリューションの提供を通じて、顧客企業のDX実現に貢献していくことが求められるようになりました。具体的には、とある企業から「その企業内のデジタルプラットフォームではなく、他社を含めた業界全体のデジタルプラットフォーム構築が求められる」といった事例が挙げられます。そんなSmartWorldですが、その中でも今回はSmartMobilityについて、現在SmartMobilityに携わっている3名の社員へのインタビューを通じて掘り下げていきます。SmartMobilityとは※上記の写真:左から吉富さん、成宮さん、船引さん吉富文香さん2009年NTTコミュニケーションズに入社。社内システムの開発管理を行う部署にて、申込処理の電子化に関するシステム開発に携わった後、法人向けのSI(システムインテグレーション)を行う部署に異動し、主に金融系の業務システム開発を行う。2021年4月より、スマートモビリティ推進室のコネクティッドカーチームにてマネジメント業務などを中心に幅広く活動している。成宮惇史さん2021年NTTコミュニケーションズに入社。スマートモビリティ推進室に所属。入社1年目からエンジニアとして、大手自動車メーカーとの研究開発や車・その他IoTデバイスのデータの収集・管理を行うサービスの提案活動に携わる。船引魁人さん2017年NTTコミュニケーションズに入社。関連企業にて、約3年半にわたってネットワークの運用から構築、ソフトウェアの内製開発などを行う。2020年7月より、スマートモビリティ推進室にてコネクティッドカーの協業を主に担当。__まず初めにSmartMobilityについて教えてください。吉富:IoT機器の普及や5Gの本格展開に伴い、さまざまな「ヒト」や「モノ」がネットワークにつながる、コネクティッド社会が到来するといわれています。これまでは、家電、工場の機械などの固定の「モノ」をIoTデバイスとし、機器の情報などを収集/活用、遠隔操作を行うようなユースケースが多かったと思います。コネクティッド社会の到来に伴い、対象となるIoTデバイスが固定だけでなく移動体に拡大され、さまざまな情報が収集されるようになります。SmartMobilityでは、さまざまなモビリティーデバイスから連携される大量の動的な情報を適切にハンドリングし、データ収集・利活用の促進によりモビリティーサービスの発展、価値向上を行うことを目指しています。__SmartMobilityプロジェクトの一連の流れ、現在の段階について教えてください。吉富:SmartMobilityは今後ますます大きくなっていく、且つ発展させていく分野であり、自動車メーカーさまと研究開発、商用化に向けたビジネス構想、概念実証を行っている段階です。プロジェクトの流れをStep1:ビジネス構想Step2:概念実証(PoC:ProofofConcept)Step3:サービス開発/リリースStep4:サービス拡大/改善とすると、現在はStep1,2を実施している段階です。__コネクティッドカーを実現するうえでの技術的な障壁について教えてください。船引:IoTデバイスである車は移動すること、また、車が送信するデータ量が非常に多いことが挙げられます。一般的に利用されている工場の各種センサーやスマート家電などのIoTデバイスは固定されており、且つ通信品質の安定した環境で使用されていることが多いと思います。一方でコネクティッドカーの場合、移動に伴って通信状況は常に変化し続けているため、スマートフォンなどと同様に山の奥では電波状況が悪く、IoTデバイスである車がネットワークに繋がらない、といった事象が発生します。そういった場合に車に対して送りたかった情報をどう処理するのか、といったことなど移動体であるがための状況を考慮する必要があります。また、CANデータやセンサーデータなどサイズが小さなデータに加えて、車に搭載されているカメラの動画像データといったこれまでのIoTデバイスではあまり想定されてないような大きなサイズのデータのやり取りも発生します。それらの条件に加えて車の数が多く、且つその範囲が全国に広がっているという地理的な難しさもあり、さらにそこからさまざまな技術課題が出てきます。例えば、車から送られてくるデータサイズが大きいという点と、車両台数が多いという点を掛け合わせると、非常に膨大なデータ量を捌けるだけの大きなネットワーク基盤が必要になります。__エッジコンピューティングは具体的にどのような技術なのか教えてください。成宮:エッジコンピューティングは、IoTデバイスとデータの集中的な処理を行うクラウドやセンタ設備の間にサーバーを置き、デバイスから送られて来るデータの一次処理などを行うことで、データ処理の高速化やレイテンシの削減を実現するような技術です。IoTデバイスが直接クラウドと通信を行う場合、デバイスの数や送信するデータ量の大きさによっては、かなり大きなネットワーク帯域が必要となってしまいます。一方でわざわざクラウドで処理せずIoTデバイスで処理して少量データだけアップロードしてしまえばいい、という考え方もありますが、負荷の高い処理を行ってしまうと車両電源の消費増やより良いチップ性能の採用が必要になり、車両のコスト増につながります。この課題に対してクラウドとIoTデバイスの間にエッジコンピューティング技術を導入し、エッジサーバーでデータの処理を行い、必要なデータや集約したデータだけをクラウド側に送るようにすることで通信量を抑えることができるようになります。また、デバイスと物理的に近い距離にエッジサーバーが置かれるようになるので、遅延が少ないリアルタイムな処理を実現することも可能になります。NTTコミュニケーションズの強み・役割について__SmartMobilityにおけるNTTコミュニケーションズの役割について教えてください。成宮:NTTコミュニケーションズはコネクティッドカーの主要技術の中で、「NWエッジコンピューティング(分散コンピューティング)」を担当しています。また、NTTグループ企業と協業し、長期的な将来の技術開発、短期的な将来のコネクティッドカービジネス構想/概念検証を行っています。__他のNTTグループ企業との協業について教えてください。吉富:コネクティッドカーのビジネス構想および研究開発では、すでにNTT研究所、NTTデータと連携し検討を進めています。商用化に向けて、モバイルネットワークや5G活用を含めて検討する必要があり、NTTドコモとの連携も視野に入れた検討を行っています。船引:グループ全体で、SmartMobilityやSmartWorldを創り上げていくような形です。__SmartMobilityでのNTTコミュニケーションズが持つ強みについて教えてください。船引:普段車に乗っている時にはあまり意識しないと思いますが、車の中では多くのネットワークが張り巡らされており、カーナビゲーションはもちろん、ブレーキやハンドル制御などもネットワークで繋がり、コントロールされています。コネクティッドカーでは、車の中のネットワークがインターネットなどの外部ネットワークと繋がるため、外部から侵入された場合には、突然ハンドルが効かなくなる、ドアが開閉されるなど、事故を誘発させるような攻撃が発生する可能性も考えられます。そのため、今後車両セキュリティへの取り組みは、より一層重要になってきます。NTTコミュニケーションズでは、ネットワークの構築・運用で培ってきたノウハウを活かし、強固なセキュリティや十分なサポート体制を確立することで安全安心なコネクティッドカーの実現に向けて邁進していきたいと考えています。今後の展望について__NTTコミュニケーションズがSmartMobilityで今後チャレンジしたいことについて教えてください。吉富:モビリティーは、人の行動や生活への関係性が非常に高い分野です。現在取り組んでいるコネクティッドカーや車両セキュリティ以外にも「移動」に着目し、新しいサービスや生活スタイルを創出できる可能性があると思っています。単純な移動手段の効率化ではなく、「SmartCity」や「SmartHealthcare」などと連携し、「社会に新しい価値を提供していく」ことがSmartMobilityでチャレンジすべき点だと思います。終わりにいかがでしたでしょうか。今回はNTTコミュニケーションズが推進するSmartWorldについて、またその中でもSmartMobilityについてスマートモビリティ推進室の社員の方々にお話を伺いました。インタビューを通じてSmartMobilityへの理解のみならず、NTTコミュニケーションズが持つ強みや役割などについても理解できたのではないでしょうか。以下の記事は、今回インタビューしたNTTコミュニケーションズの社員3名への個別インタビューです。ぜひ本記事と併せて読んでいただければと思います。また、以下の記事は、NTTコミュニケーションズが注力している「SmartCity」のインタビュー記事となっています。本記事と併せてご覧ください。 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5大商社の内定者研修からみる人材育成の違い 5大商社の内定者研修からみる人材育成の違い こんにちは。16卒の総合商社内定者です。この時期の16卒の学生は最後のモラトリアムを満喫している人、意識高くボランティアやインターンなどに励む人、入社してから同期に負けないように勉強する人など色々なタイプに分かれます。さて、今回は5大商社が入社までに内定者に課している課題及び研修内容を紹介し、それぞれの会社が今後どのような人材をに育てていきたいかを考えたいと思います。総合商社を志望している学生はぜひ参考にして下さい。16卒の場合は8月初旬に内々定を出し、ほとんどの会社が8月中にTOEICのIPテストを受けさせていました。その点数をもとにして、10月1日の内定式では研修内容が振り分けられます。各社の研修内容以上のようにどこの総合商社も英語の目安としてTOEICを課しているようです。これは前述のように基本的に内定式前の時期にIPテストで行います。求めている基準点はどこも700点以上で、内定者にヒアリングしたところ、内定者全体の平均点は700点を超えているので約半数はすでにクリアしているようです。また三菱商事と伊藤忠商事は他商社に比べて非常にたくさんの課題を課しているようです。特にCITIC/CPとの提携を経て中国とのビジネスチャンスが増える伊藤忠商事は中国語人材を増やすことに注力しているようです。先日、下記のような記事が出ていました。参考:伊藤忠、中国語を話せる人材を3倍の1000人にさらにもう一つの特徴的な課題としては簿記が挙げられます。総合商社のビジネスモデルを考えるとどこの部署に配属されようが、財務諸表を読むことで仕事を円滑に進めることができるので、簿記3級を課しているようです。また簿記3級取得者には2級の取得が推奨されています。それ以上はあまり求められていないようです。ただ内定者には稀に公認会計士の資格を取得済みの人もいます。丸紅はあまり内定者の時期には多くの課題を課さず、簿記も入社後に取得を目安としています。それぞれの人材育成方針三菱商事人材育成・活躍促進三菱商事グループの事業は、多様化・グローバル化が急速に進んでおり、それに対応した連結・グローバルベースでの人材の確保・育成・適材適所が求められています。当社グループ全体で人材マネジメントを強化しており、「グローバル競争力強化」「価値観共有」に取り組んでいます。三菱商事では、計画的なOJTを人材育成の基本とし、若手のうちから、海外勤務や当社グループ企業への出向を経験させるほか、部門やグループを超えた人材交流も積極的に進めています。海外拠点や当社グループ企業の人材についても、出向を含め、国を超えた当社グループ全体での適材適所を積極的に進めています。引用:三菱商事「人材育成、活躍促進」三菱商事は人材育成において対象の年齢層を新入社員、スタッフ層、ミドルマネジメント層、シニアマネジメント層の4つに分けています。会計やファイナンスのような「知識・スキル」に関してはどの年代においても変わらず学習していくことをいっています。新入社員、スタッフ層を対象とした「基礎プログラム」はグローバル研修生制度などを含みます。ミドルマネジメント層以降では「組織運営力強化」によってリーダとしての資質を鍛えます。内定者時期には「知識・スキル」にあたる簿記、英語、パソコンスキルを課していることから、入社してから定年を迎えるまで常に「知識・スキル」を育むことを意識して欲しいという意味合いが含まれているということがわかります。三井物産人材育成の考え方三井物産には「人が仕事をつくり、仕事が人を磨く」という言葉があり、仕事をつくりつつ人を育てていくことが当社最大の使命であり、それが当社の存在意義であると言っても過言ではありません。こういった考え方から、人材育成の根幹を担うのはOntheJobTraining(OJT:職場での実務を通じた育成)が基本になっています。一方、こうしたOJTを通じた人材育成を支援・補完するために、さまざまな研修などのOfftheJobTraining(OFF-JT:職場以外での育成)も充実させています。引用:三井物産「人材についての取り組み」「人の三井」という言葉が有名な三井物産ではやはり人材育成に力を入れています。社員を年次別に担当職1,2級,SF,M3バンド,M2バンド,M1バンドの6つに分け、それぞれの節目に行う節目研修をはじめとして、その他にも選択式の研修が豊富にあります。その人材育成の仕組みは総合商社の中でも群を抜いており、日本の企業の中でもトップクラスです。一方で内定者には最低限の英語と簿記のみを課しており、他の商社とそう相違はありません。今年の内々定後の動きを見ていても三菱商事や伊藤忠商事のようないわゆる囲い込みは行っておらず、自由闊達な風土が表れていると感じました。内定者時期の課題が少ないのもこのような風土が表れているといえるでしょう。伊藤忠商事人材育成の基本方針伊藤忠グループの成長を支えるのは人材です。グループ全体で、個々の適性・キャリアを踏まえ、個々の分野で活躍できる業界のプロ人材を育成します。具体的には、OJT(業務経験付与)を中心として、「評価とフィードバックによる成長意欲醸成」と「研修による知識・スキル習得」で補強することにより、将来のグローバルマネジメント人材を育成します。引用:伊藤忠商事「人材育成」伊藤忠商事は8年目までを一つの育成期間と定めているようで、若手からどんどん仕事を任せる風土がここに表れています。ホームページには9年目以降の具体的な研修内容は記載されておらず、三菱商事と三井物産との違いが大きくあります。また内定者研修を見てみても、他の商社と比べて最も豊富な課題量を課しています。第二外国語として中国語を指定して研修を課しているのは特徴的です。最後に総合商社は今や就職人気ランキングの上位を独占します。自社で製品を持たない業界だからこそ、どの商社も「人が財産である」と語ります。しかし、その中でも各企業ごとにカラーがあり、それがマネジメント層への研修、新入社員への研修、そして内定者研修に表れてきます。各社とも最終的に会社を担う存在をどのように育てたいかを考えた上でこのように考えているのであると感じます。総合商社を志望する学生はぜひこのポイントに留意しながら志望する会社を決めてみて下さい。以下では総合商社に関するUnistyle内にある記事をまとめましたので、業界研究にお役立てください。総合商社業界完全攻略記事一覧1.【業界研究】今更聞けない総合商社とは?仕事・歴史・年収をわかりやすく解説2.【業界研究】総合商社の年収の全てが一目で丸わかり!3.【業界研究】理解している?総合商社と専門商社の違い4.【業界研究】五大総合商社比較5.【業界研究】就活に役立つ総合商社の歴史を解説6.【業界研究】総合商社とは?歴史・仕事内容・年収などを徹底比較|選考対策付き7.【業界研究】総合商社の最新動向まとめ総合商社業界の情報収集に役立つ!就活生向けLINEオープンチャットを紹介unistyleでは業界別の就活用LINEオープンチャットを運営しており、数多くの就活生が匿名で就活に関する情報交換をしています。実際に総合商社志望者向けのグループでも、各社の選考に関するトークが活発に交わされています。下記の画像をクリックすることで参加用ページに飛び、ニックネームとプロフィール画像を登録するだけで参加することができますので、興味のある方はぜひご参加ください。 51,968 views
4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える大手企業の本選考まとめ|締切順 4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える大手企業の本選考まとめ|締切順 21卒向け本選考エントリー締切情報◆4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える大手企業◆4月下旬(4/16~4/30)にエントリー締切を迎える大手企業2021卒の就職活動が本格解禁されてから、約1ヶ月が経過しました。新型コロナウイルスの影響もあり、21卒の就活状況は例年と大きく異なる側面もありますが、各社のエントリ締切日は刻一刻と迫っています。すでにエントリー受付を締め切った企業もありますが、まだまだエントリーを受け付けている企業は多数存在しており、これから本命企業のエントリーシート(ES)を書くという就活生も多数いることでしょう。そこで本記事ではそんな方に向け、就活生から特に人気の高い大手企業に絞り"4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える本選考情報"を締切順に紹介していきたいと思います。情報の精度には最大限注意していますが、本記事の記載情報には誤りがある可能性があります。コロナウィルスの影響で選考内容に変更があるかもしれないため、本記事の記載情報だけでなく、必ず"各社から発表されている一次情報"を確認していただくようお願い致します。また、本記事に掲載している情報は「本エントリー締切日」となります。"プレエントリー締切日とは異なる場合"がありますので、誤認識のないようにしていただければと思います。4月上旬(4/1~4/15)にエントリー締切を迎える本選考情報4/1(水)丸紅東急エージェンシーKDDI東京ガス4/2(木)サントリー小学館PwCコンサルティングアサヒビール日本政策投資銀行(DBJ)キヤノン(CANON)住友化学4/3(金)三菱UFJモルガン・スタンレー証券講談社JT(日本たばこ産業)4/5(日)凸版印刷JETRO(日本貿易振興機構)4/6(月)みずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)三井住友銀行ヤクルト本社NTTデータベネッセコーポレーション(Benesse)4/8(水)旭化成4/9(木)アサヒビール東急不動産全日本空輸(ANA)関西電力日鉄物産(旧:日鉄住金物産)4/10(金)双日東京海上日動火災保険アビームコンサルティング4/12(日)大日本印刷三菱ケミカル日本製鉄(旧:新日鐵住金)ユニ・チャーム4/13(月)住友商事SMBC日興証券東京海上日動火災保険森ビル日本航空(JAL)国際石油開発帝石(INPEX)4/14(火)JR東日本(東日本旅客鉄道)リクルート4/15(水)豊田通商明治安田生命NTTドコモ国際協力銀行(JBIC)日本銀行三井化学旭化成東京ガス4月上旬(4/1~4/15)に本選考のエントリー締切を迎える大手企業以降の会員限定コンテンツでは、各社のエントリー締切日・募集職種に加え、「本記事からのマイページ登録・各社の企業研究ページへの遷移」が可能となっています。まだ会員登録をされていない方は会員登録をしていただき、本記事をより効果的に活用してみて下さい。丸紅◆エントリー締切一次締切:4月1日(水)23:59二次締切:5月20日(水)23:59◆募集職種/コース総合職/新卒オープン採用(6月)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら東急エージェンシー◆エントリー締切第2期応募締切:4月1日23:59◆募集職種営業・メディア職コースプランニング職コースクリエイティブ職コース総合職コース本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらKDDI◆エントリー締切【3次期間】~4月1日(水)【4次期間】~5月24日(日)◆募集コースOPENコース(技術系、業務系)WILLコース本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら東京ガス◆エントリー締切【通常選考(文系職・理系職)】二次締切:4月1日(水)23:59最終締切:4月15日(水)23:59【フリースタイル採用】4月15日(水)◆募集コース通常選考(文系職・理系職)フリースタイル採用【通常選考(文系職・理系職)】本選考へのエントリーはこちら【フリースタイル採用】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらサントリー◆エントリー締切4/2(木)15:00◆募集部門生産研究1部門本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら小学館◆エントリー締切4/2(木)※当日消印有効(郵送のみの受付)◆募集職種総合(管理・営業・編集)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらPwCコンサルティング◆エントリー締切4/2(木)23:59◆募集職種ビジネスコンサルタント職(通年採用4月選考分)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらアサヒビール◆エントリー締切【生産研究系】4月2日(木)11時【事務系】一次募集:4月9日(木)11:00二次募集:5月1日(金)~6月15日(月)11:00◆募集職種生産研究系事務系【生産研究系】本選考へのエントリーはこちら【事務系】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら日本政策投資銀行(DBJ)◆エントリー締切一次締切:4月2日(木)17:00二次締切:4月9日(木)17:00◆募集職種総合職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらキヤノン(CANON)◆エントリー締切【第1回締切】4月2日(木)正午12:00【第2回締切】5月8日(金)正午12:00※特許のみ第2回目の募集の予定なし◆募集コース/職種技術系職種別採用(自由応募)→特許、調達エンジニア、ファシリティ、ManufacturingManagement職※各職種の併願はできない本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら住友化学◆エントリー締切2次締切:4月2日(木)15:00◆募集職種総合職/プロフェッショナルスタッフ職技術系本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三菱UFJモルガン・スタンレー証券◆エントリー締切2次締切:4/3(金)12:00◆募集職種総合職(リサーチコース)※その他コースの締切情報はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら講談社◆エントリー締切第2クール:4月3日(金)12:00(正午)◆募集職種総合職※編集・営業・校閲ごとの部門別採用は行っていない本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらJT(日本たばこ産業)◆エントリー締切(6月選考)第1回:4月3日(金)24:00第2回:4月20日(月)24:00※6月選考最終締切◆募集職種総合職※職種の詳細はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら凸版印刷◆エントリー締切4月5日(日)23:59◆募集職種企画職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらJETRO(日本貿易振興機構)◆エントリー締切4月5日(日)23:59◆募集職種総合職※21卒新卒採用では一般職の募集はありません本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらみずほフィナンシャルグループ(みずほ銀行・みずほ信託銀行)◆エントリー締切【第3回受付】4月6日(月)14:00◆募集職種基幹職(総合/専門)※各コースの詳細はマイページからご確認ください本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら三井住友銀行◆エントリー締切第3回受付:4月6日(月)12:00◆募集職種総合職・総合職(リテールコース)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらヤクルト本社◆エントリー締切【総合職コース(事務系・海外系・SE系)】第1回:4月6日(月)23:59第2回:5月14日(木)23:59【総合職コース(技術系)】第1回:4月6日(月)23:59◆募集職種総合職コース(事務系・海外系・SE系)総合職コース(技術系)【総合職コース(事務系・海外系・SE系)】本選考へのエントリーはこちら【総合職コース(技術系)】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらNTTデータ◆エントリー締切第2回締切:4月6日(月)23:59第3回締切:5月11日(月)23:59第4回締切:7月6日(月)23:59◆募集職種SE(システムエンジニア)コンサル営業R&D(研究開発職)ファシリティマネジメント(建築系、電力系)スタッフ(法務・財務・人事等)※途中でエントリーを締め切るコースも有り本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちらベネッセコーポレーション(Benesse)◆エントリー締切4月6日(月)12:00本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら旭化成◆エントリー締切【事務系総合職】第二次締切日:4月8日(水)【MR総合職】第二次締切日:4月8日(水)【事務系専門職】第一次締切日:4月15日(水)第二次締切日:4月27日(月)◆募集職種事務系総合職MR総合職事務系専門職【事務系総合職】本選考へのエントリーはこちら【MR総合職】本選考へのエントリーはこちら【事務系専門職】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら東急不動産◆エントリー締切【第2回】4月9日(木)23:59本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら全日本空輸(ANA)◆エントリー締切【客室乗務職】4月9日(木)17:00【グローバルスタッフ職(技術)】4月9日(木)23:59【自社養成パイロット】締切(3回目):4月9日(木)23:59◆募集職種客室乗務職グローバルスタッフ職(技術)自社養成パイロット【客室乗務職】本選考へのエントリーはこちら【グローバルスタッフ職(技術)】本選考へのエントリーはこちら【自社養成パイロット】本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら関西電力◆エントリー締切2次締切:4月9日(木)23:59◆募集職種総合職(技術系)本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら日鉄物産(旧:日鉄住金物産)◆エントリー締切4月9日(木)23:59◆募集職種総合職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら双日◆エントリー締切4月10日(金)15:00◆募集職種総合職本選考へのエントリーはこちら企業研究ページ(選考対策記事・本選考レポート・本選考通過者ESなど)はこちら東京海上日動火災保険◆エントリー締切【総合職SPECエリアコース】4月10日(木)12:00【総合職エリアコース】一次募集:4月13日(金)12:00二次募集:5月7日(木)12:0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