■対象
理系学生の方(学年不問)
※プログラムはグローバル職(総合職)の内容となります。
■実施期間
①2023年7月24日(月)~8月4日(金)
②2023年8月21日(月)~9月1日(金)
③2023年9月4日(月)~9月15日(金)
■実習場所
全国12都道府県、7箇所の製鉄所・研究所
詳しくはこちら
■実習内容
工場設備の見学、立ち合い実験、データ解析、提案プレゼン等
■応募方法
STEP1 マイページ登録
▼
STEP2 エントリー
マイページにログイン後、案内に従ってエントリーしてください。
【応募締切】
①6月18日(日)
②7月9日(日)
③7月23日(日)
▼
STEP3 書類選考など・結果連絡
書類選考などを行った上で、結果が通知されます。
【結果連絡】開催日の2週間前まで
■プログラム内容
職種ごとにプログラムがあり、約300の実習テーマが用意されています。
◆操業技術(生産技術)
原料を溶かし、成分調整し、形を変える。鉄の製造プロセスはダイナミック且つ繊細です。各工程の品質向上・生産効率改善・コスト削減などの高付加価値化に取り組みます。
【実習テーマ一例】
・深海用ラインパイプの安定製造条件の確立
・熱延工程の生産性の向上
・精錬工程における反応/処理効率の改善
◆設備技術
他業界では類をみないほど大規模な設備で構成された鉄の生産設備。その設備の企画~立ち上げ~改善など、すべてに関わる職種です。能力を最大限に発揮させるための改善や長寿命化のための保全技術の確立などに、各要素技術のプロたちと共に携わります。
【実習テーマ一例】
・FEM解析を用いた製鉄機械装置の改善検討
・ビッグデータを活用した鉄鋼操業状態評価および解析
・鉄鋼プロセスにおける圧延・電気制御に関する検討
◆品質管理
世界最高品質を支える、製品の「品質設計」(製造工程、成分、温度条件などの製品のつくり方を決定すること)を担当します。生産設備を熟知した上で、お客様における鋼材の使用の仕方・条件まで理解を深めながら仕事を進めます。
【実習テーマ一例】
・熱延鋼板の板形状の改善
・ステンレス製品の商品メニューの拡充
・超音波探傷精度の向上
◆研究開発
未知の領域にチャレンジし、競争力の源泉である技術開発をリードします。未知の領域にチャレンジし、競争力の源泉である技術開発をリードします。
【実習テーマ一例】
・鉄道車両用台車の運動解析
・トライボロジー試験機を用いた摩擦特性評価
・自動車の軽量化に貢献する高強度鋼管の基礎特性評価
・製鉄プロセスへの人工知能技術応用の検討
◆ITシステム
製造に関わるシステム全般を担当し、確率統計学やシミュレーションによる経営資源の効率改善を企画。データ分析と現場ヒアリングを通して生産スケジュールの最適化、人工知能を応用した製造プロセスの自動化・高精度化を目指します。
【実習テーマ一例】
・自動車用鋼板のスケジューリング最適化による生産性向上
・異常予兆検知システム構築による操業安定化施策の提案
・製鉄プロセスへの人工知能技術応用の検討
◆エネルギー技術
鉄鋼業では、電力・石炭・重油・ガスさらには、水・蒸気・空気など多種・多様なエネルギーを大量に使用し、これらを安定かつ安価に生産現場へ供給する必要があります。各設備の効率を調査し、最適運転の評価・考察などを行います。
【実習テーマ一例】
・発電設備効率調査による高効率運転の検討
・鉄鋼用水処理設備の運転最適化を検討
・製鉄所内排熱蒸気の有効活用