自己分析はどこまでやるべき?|自己分析のゴールについて

42,248 views

最終更新日:2023年09月26日

自己分析

就職活動を行っていく上で、まず初めに行う自己分析。

とりあえずやってみようと自己分析に関する書籍を購入したものの、量が多すぎて最後まで辿り着かずに諦めてしまった方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事は、自己分析はどうやるのか、どこまでやるべきなのかについて解説しています。

本選考とインターンの締め切り情報

そもそも何のための自己分析なのか

就職活動を行う前に、まずその目的を明確にしておく必要があります。

自己分析を行う目的は、「自分の適性を見つけるため」や「自分の強み、弱みを正しく把握するため」等様々あると思います。

しかし、就職活動の一環である以上、「志望企業の内定獲得」こそが最終目的であると考えます。

つまり、自分の強みや弱みを把握し適性を知ることは、内定獲得のための手段であって目的ではありません。この点をはき違えてしまうと、自己分析を行うこと自体が目的となり、際限なく自己分析を行わなければならないという思い込みに繋がります。

多くの学生が、どこまで自己分析をやる必要があるのか分からないのは、この点を正しく理解していないからであると考えます。

あくまで自己分析は内定獲得という最終目的のために行うものであり、その一手段として自己分析を行うという認識を持ちましょう。

自己分析の具体的な方法

unistyleでは、自己分析の方法として以下2点を挙げています。

自己分析の具体的な方法①:自分自身の経験を把握する

まず、自己分析のファーストステップとして、自分自身の過去の経験を整理することから始めましょう。

ここでは外的要因のみに絞って、その時の感情やあなた自身の考えといった内的要因は一旦除いて考えていきましょう。

また、過去の経験については大学時代の経験のみを書き出していきましょう。企業によっては、高校時代や中学校時代、小学校時代の経験についてまで遡って問われる場合がありますが、これらについてはひとまず後回しで問題ありません。これは大半の企業では、大学時代の経験を中心に問われることとなるためです。

更に遡ってする必要を感じたのであれば、その都度行っていけば良いと考えます。

ここでは、経験を取捨選択する必要はなく、自分が思いつくものは全て書き出していくことが重要です。

自己分析の具体的な方法②:経験に感情という解釈を加える

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

以下の記事や動画では、 "自己分析" の目的や方法、内定獲得に向けた活用法まで網羅的に示しています。就職活動のスタート時にはもちろん、ES・面接など各選考対策としても役に立つ内容だと思いますので、適宜見返してご自身の就職活動の軸にしていただければと思います。

自己分析は何をどこまでやれば良いのか(自己分析のゴール)

ここまで自己分析の目的と方法について見てきましたが、結局何をどこまでやれば良いか未だ明確になっていない方が大半かと思います。

そこで、ここでは3ステップに分けて自己分析をどのように進めていくか提示していきたいと思います。あくまで一例に過ぎませんので、自身の必要に応じてどのように進めていくか考えてみてください。

ステップ①:経験の書き出しとモチベーションの整理

まず、上記で述べたように経験の書き出しとその活動におけるモチベーションが何だったのかを考える必要があります。

ESでは、経験そのものについて問われることが多いですが、面接では「なぜその活動をしようと考えたのか」など、当時何を考え行動をしていたのか、あなた自身の内面について問われることが多いです。

そのため、動機とモチベーションに関する下記2点については必ず考えておきましょう。

  • なぜその活動をしようと考えたのか(動機)
  • なぜその活動を続けることが出来たのか(モチベーション)

「なぜ?」を繰り返すことでより深い振り返りを行うことが出来ると思います。

また、上記で大学時代の経験のみで良いと書きましたが、余裕がある方は小中高時代の経験についても書き出してみましょう。面接で問われるかどうかは置いとくとして、自分の小中高時代の経験を振り返ることは、自分自身でも気が付いていない志向や傾向を知るきっかけにもなり得ます。

ステップ②:経験を通して得た学び・能力のピックアップ

このコンテンツは会員(無料)の方のみご覧になれます。
また、会員(無料)の方は77482枚のエントリーシートを全て閲覧可能になります。
(無料会員登録はこちら)

ここまで自己分析の方法について段階を踏んでみてきましたが、時間の流れを意識しながら自己分析を行うことで、ESや面接で活きる自己分析を行うことが出来るでしょう。

最後に

ここまで自己分析の方法とどこまでやれば良いかについて示してきましたが、自己分析そのものが終わることはないでしょう。

そもそも、自己分析は机に向かって改まってやるようなものではありません。電車の移動中や風呂に入っているときに考えてみたりというように、日常の何気ない時間にこそ自分自身の経験を振り返るべきです。

だからこそ、ここまでやれば自己分析は終わりというようなことはなく、常に考え続けること重要となります。気負うことなく、自分自身がその時何を考えていたのかを振り返ることで今までは気が付かなかった新たな発見も沢山あるかもしれません。

自己分析を堅苦しく考えるのではなく、日常のすき間時間を有効活用するなどして、日常生活の中に取り込むことができればより自己分析も捗るでしょう。

おすすめの就活テクニック 4 件

現在ES掲載数

77,482

すべて見れる

上に戻る

会員登録・ログインして全てのコンテンツを見る

無料会員登録