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【持ち物・身だしなみ・振る舞い】押さえるべき面接マナーとは?
掲載開始日:2018年12月05日
最終更新日:2019年01月17日
本記事では、就活生の多くが気にしているであろう就活における基本的なマナーについて説明します。
これらのマナーは就職活動だけでなく、後の社会人生活にも必ず活きるものとなるでしょう。これをきっかけに自身の言動を振り返り、改めるべき点は改めて、一人の就活生として恥ずかしくない立ち居振る舞いを心掛けましょう。
・面接持ち物チェックリスト
・面接身だしなみチェックリスト
・面接マナーQ&A
└何分前に着けばいいの?
└遅刻、欠席するときはどうしたらいい?
└コートはどこで脱ぐべき?
└受付はどのようにすればいいの?
└どのように入室すればいい?
└面接でフィードバックをもらうのはありか?
└お礼メールはするべき?
面接チェックリスト
持ち物
就活においてなければならないもの、あると便利なものをまとめました。必要に応じて持っていくかどうか考えましょう。
☑ビジネスバッグ
☑筆記用具(ボールペン)、メモ帳
☑スマートフォン
☑手帳
☑参加票
☑履歴書、エントリーシート
☑クリアファイル
☑エントリーシートのコピー
☑腕時計
☑学生証(身分証明書)
☑折り畳み傘
☑充電器
☑現金、ICカード
☑ティッシュ、ハンカチ
☑歯ブラシ
☑洋服ブラシ
☑ヘアブラシ
☑靴磨き
☑印鑑
☑ストッキングの予備※女子
身だしなみ
最低限チェックしておくべきポイントをまとめましたのでご確認下さい。
☑スーツにしわはないか。
☑スーツのしつけ糸が付いたままになっていないか。
☑ワイシャツにアイロンはかかっているか。
☑ワイシャツの袖、襟元は黒ずんでいないか。
☑ズボンに折り目がついているか。
☑靴が磨かれているか。
☑靴下の色が派手すぎないか。
☑爪が長すぎないか。
☑ヒゲの剃り残しはないか。
☑清潔感のある髪型か。
面接マナーQ&A
何分前に着けばいいの?
会場には基本的に10分前を目安に到着するように心掛けましょう。とはいえ、早く着きすぎるのもNGです。待合いスペースがない企業もあるため、30分以上前に着いてしまうと企業側にも迷惑がかかってしまいます。
ただし、早く着いてしまったからといって企業の建物の前で待つ等は避けたほうが良いです。早く着いてしまった場合は、近くの喫茶店やコンビニエンスストアのイートインスペースを利用する等の工夫をしましょう。
遅刻、欠席するときはどうしたらいい?
電車の遅延や体調不良で遅刻や欠席をしてしまうこともあると思います。当然ながら連絡が遅くなるほど、企業にも迷惑がかかってしまいます。遅刻、欠席する場合はメールではなく電話で伝えるようにしましょう。ただし、就業時間前など朝早い場合は、面接官も電話に出ることが出来ない場合があります。そういった場合は、電話とメール双方で連絡をするように心掛けましょう。
また、就活中は心身ともに疲労が溜まっているため、寝坊して面接に間に合わないといったこともあるかと思います。そういった場合に、体調不良などと言ってウソをついても企業側には見抜かれていることがほとんどです。そのため、寝坊してしまった場合には、寝坊した旨と謝罪し、もう一度面接の機会をもらえないかお願いするというのも一つの手です。ただし、このような場合にどのような決定をするかは皆さんにおまかせします。
コートはどこで脱ぐべき?
基本的にコートは企業の建物に入る前に脱ぎましょう。同様に、コートを着るのも企業の建物を出てからです。これは、コートについたホコリを中に持ち込まないためです。コートを建物の中で脱ぐか外で脱ぐかは些細なようにも思われますが、意外とそういった細かい行動に関しても見られているという意識を持ちましょう。
また補足ですが、面接の際にコートは折りたたんでカバンの上に置きましょう。椅子の背面にかけたり、床に直接置いたりといったことは避けましょう。
受付はどのようにすればいいの?
受付では挨拶した後、『大学名、氏名、要件』を伝えましょう。要件というのは、何時に誰と何を約束しているのかということです。例えば、
「おはようございます。本日☓☓時からの面接で参りました〇〇大学の△△です。恐れ入りますが、人事ご担当の□□様にお取次ぎをお願い致します。」
というように伝えましょう。受付も面接の一環であるという認識が必要です。受付係の方が面接官と繋がっている場合もあるようなので、企業の建物に一歩でも足を踏み入れた時点で面接は始まっているという認識を持ちましょう。
どのように入室すればいい?
声が掛かったら、ドアを3回ノックし「失礼致します。」と断ってから入室しましょう。ノックに関しては、2回か3回かという議論がありますが、言ってしまえばどちらでも問題ありません。また、ドアを開けてからも「失礼致します。」と一礼しましょう。ドアを閉める際は、後ろ手で閉めるのではなく、ドアの方を振り返りゆっくり閉めましょう。その後、椅子の横に立ち、「〇〇大学の△△と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。」と挨拶をしましょう。その後、面接官から「どうぞ。」と一声あった後、「失礼いたします。」と断ってから着席しましょう。
面接でフィードバックをもらうのはありか?
これは企業や面接官によっても大きく変わるため一概には言うことが出来ません。しかし、一般的にフィードバックを貰うことは控えるべきでしょう。なぜなら、面接は企業と学生が相互理解を深める場であるからです。お互いのことを深く知る場であるにも関わらず、あなたが一方的に自分の評価を聞くのは面接の趣旨に反します。また、他学生との公平性という観点からも企業側が特定の学生にのみフィードバックを与えるということは考えにくいでしょう。
もちろん、フィードバックを貰えるかどうか尋ねたことで大幅に面接官の心象が悪くなるということは考えにくいです。どうしてもフィードバックが欲しい方は聞いてみるのも一つの手かと思います。
お礼メールはするべき?
義務感からお礼メールをしようと考えているのであれば特段する必要はないと思われます。お礼メールによって選考が有利になるといったことも考えにくいため、少し投げやりになりますが送りたいのであれば送っても良いというのが回答になります。
そもそも、規模の大きい企業に関しては、メールアドレスが送信専用であるためホームページの問い合わせフォームからでしか連絡が取れない場合が多いです。そういった場合にお礼メールを送ると、他学生の遅刻や欠席といった急を要する連絡が確認しづらくなり企業の迷惑になると考えられるため、送る必要はないでしょう。
最後に
本記事では、面接における基本的なマナーについて説明してきました。社会人になるにあたってこれらのマナーは必要最低限のレベルとしてもとめられるものです。就活に関係あるか否かに関わらず、必ず身につけておくように心掛けましょう。
基本的なマナー全てを本記事に載せることは出来ません。どのように振る舞うべきか判断に迷った際は、「マイナス要素はなるべく減らすべし」と考えた上で行動し、またインターネット等を利用してその都度調べる癖を付けましょう。