読売新聞東京本社のインターン選考(ES)対策|合格者ES付

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最終更新日:2022年04月20日

読売新聞 東京本社 のインターンES一覧はこちら

読売新聞は1874年創業で世界最大の発行部数を誇る新聞社です。しかし、最近では紙媒体での新聞売上が低迷するなど、業界全体の問題に直面しています。

その問題を解決するため、電子版新聞などのウェブコンテンツに力を入れています。

読売新聞のインターンは東京本社・大阪本社・西部本社の3拠点での開催で、記者職・業務職・メディアエンジニア職(技術総合職)の3つのプログラムがあります。

本記事では、どのプログラムも必須となる「読売アカデミー」のインターン内容と選考対策について紹介します。

本選考とインターンの締め切り情報

新聞業界とは


新聞業界と聞くと、「衰退産業」というイメージを持つ方が多いと思います。

スマホで簡単に即時性の高いネットニュースを見ることができるようになり、新聞発行部数は減少傾向にあります。また販売収入の低下に伴い、広告価値・広告収入も低下しています。

その状況を打破するため、新聞業界は新聞の電子化を推し進めています。スマホで読める新聞を定期購読してもらうことで、販売収入をあげようと努力しています。

しかし、電子版新聞でも、ネットニュースと競合するという新たな課題があります。

そのため、ネットニュースにはない、新聞社の強みを生かすことで独自性を打ち出す必要があります。

どこのメディアでも報道されていない「特ダネ」を取材し質の高い記事を書くことのできる記者は、電子版になってもその能力を発揮しています。

また、全国各地のネットワークを生かした深みのある記事を書くことも、新聞社にしかできないことです。

電子版の推進だけでなく、新聞社の打ち出す広告や企画、新聞の枠にとらわれない新規事業を展開していくことで、業界の抱える問題を解決しようとしています。

また、新聞業界を志望する就活生は、各新聞社の違いや特徴を認識しておくとよいでしょう。特に政治に関する記事では、報道する新聞社が違えば、違った観点から書かれていることが多くあります。

同じ話題に対する各社の論調を比較してみることは、効果的な企業研究になります。

読売新聞東京本社とは

読売新聞は1874年創刊、朝刊部数約900万部と、長い歴史と世界最大の発行部数が特徴ですが、近年では新聞社業界全体で発行部数が減少傾向にあり、デジタルコンテンツの進化が重要視されています。

東京本社のほかにも、大阪、西部の各本社(いずれも別会社)と150社を超える関連会社を持ち、文化、スポーツ、レジャーなど総合メディア集団を形成しています。

現在では、4種の新聞と YOMIURI ONLINEというデジタルメディアを発信し、ドローンの活用、他企業との協業による事業分野の開拓まで注力しています。

企業理念

読売新聞は
責任ある自由を追求する。
個人の尊厳と基本的人権に基づく人間主義をめざす。
国際主義に立ち、日本と世界の平和、繁栄に貢献する。
真実を追求する公正な報道、勇気と責任ある言論により、読者の信頼にこたえる。
(読売信条)

(読売新聞公式HPより引用)

読売新聞社は、自由、人間主義、国際主義を基本理念に掲げているようです。

自由を追求するという姿勢は、自由を制限しようとする権力に対してマスコミが監視を行う、という決意が表れている部分だと思います。

また、国際主義という姿勢も挙げられており、世界と日本の共存繁栄を行っていきたいと考えていることが読み取れます。

読売新聞東京本社のインターン内容

東京本社での21卒向けインターン内容は以下の通りです。

<概要>
「読売アカデミー2019」
読売アカデミーは、記者や業務といった職種に限定されない、「総合メディア企業の最先端」がわかるインターンシップ。

<開催時期>
東京は、8月を中心に、7月19日~9月9日の期間で実施します。
・全職種共通(読売アカデミー) 8月17日または7月19日
・記者 8月18日 、 22日または23日 、 24日または26日
・業務(Biz) 8月19日 、 9月9日
・メディアエンジニア(ME) 8月18日

<特徴>
1日目の共通プログラム(7月19日または8月17日)は総合メディア企業の全体像がわかります。取材と報道の最前線はもちろんのこと、世界最大の発行部数を誇る新聞社の信頼と影響力を背景に、幅広く展開するイベントや広告など巨大ビジネスの舞台裏に迫ります。

2~4日目の職種別プログラムでは、実践的な内容にチャレンジします。
1)記者:記事執筆、校閲、ニュースの中身を一目で伝える見出しのワークを体験。さらに、第一線の現場で活躍する記者とのトークを通し、記者のシゴトの醍醐味も学びます。
2)業務(Biz):新規ビジネスをプロデュースするグループワークを予定しています。社員とのトークも行い、幅広いシゴトの理解を深めます。
3)メディアエンジニア(ME):理系の技術者であるMEは、ニュースを発信するシステムにとどまらない新しいビジネスを生み出す技術を担っています。プログラミングなどのワークに挑戦します。

(読売新聞公式HPより引用) 

読売新聞東京本社のインターン選考フロー

21卒向けインターンの選考フローは以下の通りです。

①ES提出(エントリーはこちらから) 
締め切りは7月7日(日)23:59、応募者多数の場合書類選考を実施。

②合否発表 7月12日(金)

③参加する職種別プログラム(記者職、業務職、メディアエンジニア職)を選択する。

(読売新聞公式HPより引用)

読売新聞東京本社の求める人物像


読売新聞公式HPでは、以下のように言及されています。

好奇心から、はじめよう。
いつだって、自分を動かすのは「好奇心」だった。
初めて知る遠い世界のことに心を躍らせ、やったことがないことへの挑戦に楽しみを覚える。

そうして夢中になった思い出は、いつまでも色褪せない。

読売新聞は「好奇心」を失わない人たちが集まって会社。
むしろ、「好奇心」を一番の武器にしている、と言った方がいいかも。

世界で起きた驚く出来事や、身近な街で起きた明るい出来事の記事、あたらしい製品やサービスなどのホットな広告、地域社会との絆を育む販売戦略など、すべてにおいて、原動力となるのは「好奇心」。

「こんなことを伝えたいな」
「こんなことを提供したいな」
「こんなことを一緒にやりたいな」

それぞれがそれぞれの興味に全力で向かうから、毎日毎日、違う新聞がつくられ、届けられていく。

さあ、好きなこと、興味のあることを磨いていこう。
いつまでも面白い仕事をしていくために。

(読売新聞公式HPより引用)

読売新聞の企業理念と公式HPから読み取れる、求める人物像は、「広く社会に関心・好奇心を持ち、問題意識を持って行動できる人材」と言えるでしょう。


新聞社の仕事は、読者の期待に応えることです。そのためには、いま社会で何が注目されているのか、読者がどんな情報を求めているのか、ということに関心を持つことが必要です。

そして、真実を公正に報道するために、何が問題で何が真実なのか、問題意識をもって行動することが求められます。

また、どこのメディアでも報道されていない情報は、自社の付加価値になります。だからこそ、情報を得るために自ら行動し、取材対象との信頼関係を構築することが必要です。

読売新聞東京本社の求める人物像を、ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?に当てはめると、以下の2点に該当するでしょう。

・個人として努力し、成果をあげることができる
・関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる

読売新聞東京本社のES

21卒向けインターンのESは以下の通りです。

設問1:大学時代に力を入れたことを教えてください。(200文字以内)

設問2:読売新聞に掲載された記事(ニュース)のうち、印象に残ったものは何ですか。理由も教えてください。なければほかの新聞社、テレビ局、メディアの記事でも結構です。
・媒体名を記入してください。掲載された日付も可能ならご記入ください。(20文字以内)
・印象に残った記事の見出しをお書きください(50文字以内)
・その理由を教えてください。(400文字以内)

設問3:読売新聞の好きな企画、コーナー、連載、特集、ページなどがあれば教えてください。掲載された広告、主催しているイベントでも結構です。
・企画、コーナー、イベント名を記入してください。(20文字以内)
・その理由を教えてください。(300文字以内)

ES設問1

設問1:大学時代に力を入れたことを教えてください。(200文字以内)

回答方針

ガクチカの設問では、”就活生がどんな人間なのか””自社にマッチするかどうか”という点を見ています。

読売新聞東京本社の求める人物像は、「広く社会に関心・好奇心を持ち、問題意識を持って行動できる人材」です。

求める人物像を意識した題材設定と、以下のフレームワークに沿って回答しましょう。

この設問は200字と短いため、特に②動機④取り組みと結果を中心にコンパクトに言葉をまとめましょう。

以下の動画でも、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、参考にしてみてください。

読売新聞東京本社20卒インターン:合格者回答例

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読売新聞東京本社20卒インターン:ES設問2

設問2:読売新聞に掲載された記事(ニュース)のうち、印象に残ったものは何ですか。理由も教えてください。なければほかの新聞社、テレビ局、メディアの記事でも結構です。
・媒体名を記入してください。掲載された日付も可能ならご記入ください。(20文字以内)
・印象に残った記事の見出しをお書きください(50文字以内)
・その理由を教えてください。(400文字以内)

回答方針

この設問では、”就活生がどんなことに関心を持ち、何を考えているのか”を知りたがっています。

変に背伸びして読売新聞や新聞業界に関連するニュースよりを選ぶよりも、自分の経験や価値観に沿って語れるニュースを取り上げましょう。

そして、なぜそのニュースに関心・興味を持ったのか、という動機を中心に回答しましょう。

読売新聞東京本社20卒インターン:ES設問3

設問3:読売新聞の好きな企画、コーナー、連載、特集、ページなどがあれば教えてください。掲載された広告、主催しているイベントでも結構です。
・企画、コーナー、イベント名を記入してください(20文字以内)。
・その理由を教えてください。(300文字以内)

この設問では、"自社の仕事に対する理解度"を見ています。

企業研究を進める中で、実際に読売新聞に目を通してみるとよいでしょう。

興味を持った企画や特集について、設問2と同様に、何をきっかけに、なぜ興味を持ったのかという動機を中心に回答しましょう。

実際の企画や特については、読売オンラインを参考にしてください。

最後に

今回は、読売新聞東京本社のインターン内容と選考対策について紹介しました。

インターンでは、新聞だけに留まらない総合メディア企業としての読売新聞の全体像を理解することができるため、新聞だけでなくマスメディア全体に興味を持っている就活生が多いです。

この記事を通して、読売新聞東京本社の企業研究・インターン選考対策の理解を深めていただけたらと思います。

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