ジョンソン・エンド・ジョンソン インターン内容とES突破方法|合格者体験談/ES付き

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最終更新日:2023年09月28日

企業研究

ジョンソン・エンド・ジョンソンのインターンシップES一覧はこちらから

アメリカに本社を持つ、外資系消費財メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)。

人気業界の1つである消費財メーカー大手の中でも特に製薬、医療機器などヘルスケア関連を中心事業に据えています。”バンドエイド”やコンタクトレンズの”アキュビュー”で知られている同社は、多くの方が耳にした事のある企業だと思います。

日用品から医療機器と幅広い分野の製品を提供する会社として、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)はグループ全体で人々の健康改善のために社会的貢献度の高い取り組みを活発に行なっています。

取り組み例として、東日本大震災をはじめとしチリ・タヒチの震災やタイの洪水被災者へ義援金や衛生用品を提供するなどのCSR活動を多国に渡って行なっていることも特徴の一つにあげられます。

また、社会活動に活発なだけではなくグループ発足以来76期連続増収していることからも、ヘルスケアを通じて医療発展をリードする企業としての実績があります。

そのような継続的な成長を遂げている同社のインターンシップ通過のためのES対策として2020年度インターンシップ合格者ESを元に解説し、その回答方針をまとめていきます。

求められる人物像

unistyleはジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が求める人物像を以下のように考えました。

・「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できる」
・「努力して個人として成果をあげられる」
・「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を達成できる」
・「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できる」

今回は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が求める人物像を採用ホームページから考察していきます。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の採用ホームページを見ると、企業理念やビジョンなどに代えて「Our Credo (我が信条)」と呼ばれる文書が公開されています。

そのため、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がどのような企業かを把握するためには「Our Credo (我が信条)」を理解することが一番大事です。

「Our Credo (我が信条)」を理解することで、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の社員がどのように働いているのかを知り、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が就活生にどのような社員になってもらいたいかを考察することができます。

では「Our Credo (我が信条)」は何を表しているのでしょうか。

「Our Credo (我が信条)」

これは"顧客、社員、地域社会、そして、株主という四つのステークホルダー(利害関係者)に対する責任を具体的に明示したもの"と紹介されており、同社における行動指針の根本として半世紀以上にわたって重要視されてきたようです。

ここから読み取れる「社員に求められる資質」は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)を目指す就活生としても備えておくべき資質だと思いますので、この点を意識することは大切だといえます。

【我が信条 1】

我々の第一の責任は、我々の製品およびサービスを使用してくれる医師、看護師、患者、そして母親、父親をはじめとする、すべての顧客に対するものであると確信する。

顧客一人一人のニーズに応えるにあたり、我々の行なうすべての活動は質的に高い水準のものでなければならない。

適正な価格を維持するため、我々は常に製品原価を引き下げる努力をしなければならない。顧客からの注文には、迅速、かつ正確に応えなければならない。

我々の取引先には、適正な利益をあげる機会を提供しなければならない。

第一の信条に挙げられているのは「顧客との関係」です。

顧客ありきのメーカーですので、いかに顧客と信頼関係を築き、相手の困りごとを自社の製品・技術で解決できるかが大切だといえます。

こうした力は、Unistyle関連コラム「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」で紹介されている「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できるという強み」に関連しているのではないでしょうか。

【我が信条 2】

我々の第二の責任は全社員 ――世界中で共に働く男性も女性も―― に対するものである。
社員一人一人は個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない。

社員は安心して仕事に従事できなければならない。待遇は公正かつ適切でなければならず、働く環境は清潔で、整理整頓され、かつ安全でなければならない。

社員が家族に対する責任を十分果たすことができるよう、配慮しなければならない。
社員の提案、苦情が自由にできる環境でなければならない。

能力ある人々には、雇用、能力開発および昇進の機会が平等に与えられなければならない。
我々は有能な管理者を任命しなければならない。そして、その行動は公正、かつ道義にかなったものでなければならない。

第二の信条は「社員の働く環境」に関する内容です。

「全社員の意見が軽視されることなく、どの社員に対しても平等に機会が与えられる環境でなければならない」という内容のことが書かれています。ただしこれは裏を返せば、社員一人ひとりも「自身の意見をしっかりともち、チャンスがあれば掴もうとする気概」を持ち続けなければならないということではないでしょうか。

この信条から読み取れる「ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)において求められる資質」には、「努力して個人として成果をあげられるという強み」(上記関連コラム参照)がよくマッチしているように思います。

【我が信条 3】

我々の第三の責任は、我々が生活し、働いている地域社会、更には全世界の共同社会に対するものである。我々は良き市民として、有益な社会事業および福祉に貢献し、適切な租税を負担しなければならない。我々は社会の発展、健康の増進、教育の改善に寄与する活動に参画しなければならない。我々が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めなければならない。

第三の信条は「社会全体との関わり」に関する内容です。「社会やその構成員の生活をより良くするためには何ができるか」という高い目標を常に念頭において行動のできる能力や、現状をきちんと把握し、必要であれば率先して変革を起こす素質などが求められているのではないでしょうか。

「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を達成できるという強み」「(現状を良くするために)価値観や立場の異なる人とも協力して成果をあげられるという強み」(上記コラム参照)などがあれば、この第三の信条に沿った形での自己PRがやりやすいかもしれません。

【我が信条 4】

我々の第四の、そして最後の責任は、会社の株主に対するものである。事業は健全な利益を生まなければならない。我々は新しい考えを試みなければならない。

研究開発は継続され、革新的な企画は開発され、失敗は償わなければならない。新しい設備を購入し、新しい施設を整備し、新しい製品を市場に導入しなければならない。

逆境の時に備えて蓄積を行なわなければならない。これらすべての原則が実行されてはじめて、株主は正当な報酬を享受することができるものと確信する。

最後の信条は「株主に対する責任」に関連したものです。

ここでの対象は株主に限定されていますが、「人々の役に立つ革新を起こし続ける」ことは、世界展開するリーディングカンパニーとしていつでも持っているべき気概なのかもしれません。

「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できるという強み」や既出の「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できるという強み」(上記コラム参照)などはこうした趣旨によくあっているのではないでしょうか。

まとめると、求められる人物像は以下のとおりです。

・「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できる」
・「努力して個人として成果をあげられる」
・「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を達成できる」
・「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できる」

以下では、上記に挙げた素養をもとに、インターン内容を踏まえてインターンESを分析します。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) 20卒 インターンレポート

以下ではインターンレポートを掲載します。他の方のインターンレポートをご覧になりたい方は下記サイトをご参考ください。

インターンが開催された月を選択してください。複数の月にまたがる場合はインターンが始まった月をお答えください。

12月

インターンが開催された期間について選択してください。

1~2日間

インターンの開催場所についてお答えください。

東京本社ビル

インターンを知ったきっかけについてお答えください。

マイナビで知った

参加学生の在籍大学および雰囲気についてお答えください。(100文字以上)

地方の国公立大学が多かった印象である。他社のインターンシップに比べて、旧帝大や早慶の人の割合は少なかった気がする。学生の特徴としては、外資系の企業ということもあり、海外留学や海外ボランティアなどの経験がある人が多くいた。

インターンの内容・課題の概略について教えてください。(100文字以上)

午前:オリエンテーションおよびグループワーク 
午後:社員さん方との座談会およびグループワークの続きを行い、最後にプレゼンが行ってフィードバックを受けた。また、具体的な内容ではなかったが、採用に関する情報も少し紹介された。

インターンの内容について詳細をお答えください。(200文字以上)

1Dayのインターンシップであった。 
「時代が変わってもジョンソンエンドジョンソン日本法人グループが発揮し続ける強みについて」という課題をグループワークとして取り組み、午後のプレゼンに向けて励んだ。また、グループワークの参考にするために、社員さん方との座談会が組み込まれていた。

最後には、グループごとに5分のプレゼンテーションが行われ、学生と社員さんの投票により、優勝グループを決定した。プレゼン後には、社員さん方からのフィードバックを受けることが出来た。

インターンの雰囲気についてお答えください。(100文字以上)

時間が限られている中で、黙々と行うというよりかは、意見が飛び交い、話し合いながら行っていくグループワークが全体的に出来ていたと思う。また、社員さん方との座談会においても、質問が途切れることがなく、積極的な学生がとても多かったと思う。

メンターや社員のサポートについてお答えください。(50文字以上)

グループワーク中は、2,3人の社員さんがグルグル見渡っていたが、特に話に入ってくるわけではなく、雰囲気をうかがっていただけな感じがあった。

インターン中の社員との交流についてお答えください。(50文字以上)

座談会では、4人の人事の方とお話をすることが出来た。しかし、グループワークに繋がるお話がメインで、採用や職種などのお話を伺うためには、インターン後に個別にお聴きするしかなかった。

インターンを通して内定が出るかどうかお答えください。

内定は出ないが、インターンシップ参加学生は、一次選考の中のWEBテストが免除されるとのお話があった。

インターンを通じて得たこと、成長した点についてお答えください。(200文字以上)

ジョンソンエンドジョンソン日本法人グループが、どのようなことに力を入れているのかであったり、どういった想いを抱いて仕事に取り組まれているのかなどを深く理解することが出来た。

また、グループワークを通して、数ある情報をまとめるための役割分担や時間配分など、自分がすべきことに対する判断の重要性について学ぶとともに体験することが出来た。こういった経験は、これから本格的に始まる本選考につなげることが出来ると思った。

インターンを通じての志望度の変化について選択してください。

やや志望度があがった

上記の選択した理由について詳しくお答えください。(100文字以上)

グループワークや社員さん方との座談会を通して、企業全体や社員さん方がどのような想いを持って仕事に取り組まれているのかということを知ることが出来、その想いにとても共感できたことから、自分もその一員になりたいと思った。

インターン参加後に企業からアプローチがあった方は、アプローチの内容についてお答えください。

特になし。

インターン参加を希望する後輩にアドバイスをお願いします。

グループワークでは、クレドに関する理解を求められていたので、事前にHP等で、企業についての理解を深めておくと良いと思う。

インターン選考のためにした準備についてお答えください。(100文字以上)

企業のHPをみて、企業理念や事業内容など、ざっくり理解した上でエントリーシートを作成するよう心掛けた。また、毎年同じような内容が聞かれているようだったので、過去に選考を通過した方々のESを見て共通する部分を探し、参考にした。

インターン選考のフローについて結果連絡を含めてお答えください。

ES→WEBテスト(TG-WEB従来型)

エントリーシートの設問項目についてお答えください。エントリーシートがない場合は「なし」とご記入ください

1.自信を持って他者に誇れる経験を教えて下さい。(400文字以内) 
2.これまでの経験の中で、一番大きな挫折を教えて下さい。(400文字以内) 
3.ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対する印象を教えて下さい。(200文字以内)

エントリーシートを書く際に注意した点をお答えください。エントリーシートがない場合は「なし」とご記入ください。

文字数が限られていたので、より簡潔に表現できるような文脈を意識して書いた。

筆記試験の形式、難易度、試験時間についてお答えください。筆記試験がない場合は「なし」とご記入ください。

なし

それぞれの面接およびGDについて、社員の人数や役職、面接を受ける学生の人数、面接の感想についてお答えください。面接がない場合は「なし」とご記入ください。

なし

インターン選考において評価されたポイントや選考において重視されていると思う点についてお答えください。(200文字以上)

インターンシップに参加していた学生を見ても、それなりに偏差値の高いレベルの大学の人が多かったことから、選考におけるWEBテストの成績が重要視されていたのではないかと感じた。選考結果の連絡が二日程度であったことからも、ESはあまり重視されていないのではないかと思った。

ただ、参加学生からしてみると、とりわけWEBテストが出来たという感覚がない学生が多かったこともあり、何を評価していたのかは、具体的に特定することはできない。

インターンの満足度について選択してください。

やや満足

上記で選択した満足度の理由についてお答えください。(100文字以上)

グループワーク等を通じて、「ジョンソンエンドジョンソン 日本法人グループ」についてよく知ることができた。特に、社員さん方が大切にされているクレドについての理解を深めることができた。ただ、職種別の詳しい話などはなかったので、そこに関する収穫はなかった。

インターンシップの不満点や改善点についてお答えください。

職種別の話が少なかったので、職種別のインターンシップがあると、より企業に対する理解を深めることが出来ると思う。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) インターンシップES設問

◆自信を持って他者に誇れる経験を教えて下さい。(400字以内)

◆これまでの経験の中で、一番大きな挫折を教えて下さい。(400字以内)

◆ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対する印象を教えて下さい。(200字以内)

設問内容は2018~2020年度は同様の設問となっているため、2021年度も同様の設問である可能性が高いと予想されます。(あくまで予想です)

字数に関しては、400字や200字以内とそこまで厳しい制限は設けられていないため、全体を通して難易度はそこまで高いものではないでしょう。

設問1:自信を持って他者に誇れる経験を教えて下さい。(400字以内)

設問の意図

オーソドックスに、あなた自身について問う設問ですが、ガクチカを回答できればよいでしょう。「自信を持って他者に誇れる」と記載があることから、最もアピールできるエピソードを用意すると良いと考えます。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)には「Our Credo (我が信条)」というものがあり、①「顧客との関係」②「社員の働く環境」③「社会全体との関わり」④「株主に対する責任」を大事にしており、ここから読み取れる社員に求められる資質は、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)を目指す就活生としても備えておくべき資質だと思いますので、この点を意識することは大切だと言えるでしょう。

参考:ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)|求める人材と内定者ES
→ジョンソン・エンド・ジョンソンの本選考ESの回答方法について解説した記事です。本選考向けの記事ですが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの求める人物像についても本記事と同じように言及しているので、インターン対策にも活用いただけます。

意図を踏まえた回答方針

同社の求める人物像は上記の4つの要素を就活生向けに噛み砕いて説明すると以下のとおりになります。

・「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できる」
・「努力して個人として成果をあげられる」
・「リーダーシップを発揮し、周囲の人と目標を達成できる」
・「今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現できる」

インターンシップ選考においても、この人物像が求められることに変わりはないでしょう。ただ、あくまでもインターンシップの選考であるため、設問の「自身の誇れる経験」が全てこの人物像にあてはまっているかを重視している訳ではありませんので、参考にしつつ、できるだけ上記を盛り込んだ内容とするのがベターと言えるでしょう。

また、本設問で企業側が聞きたいことは「経験の内容」ではなく、「その経験から何を学び、どう活かせるのか」になりますので、ただ経験を語るものにはならないようにすることが重要です。

以下の動画でも、ガクチカの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

合格者の回答

①塾講師のアルバイトを通して、「相手が求めるものに臨機応変に対応する大切さ」を学んだことです。
一般的には、成績不振に陥ったことから入塾する子供が多くいますが、私が働いていた塾には、いじめなどが原因で保健室登校や不登校になってしまった子供が多く通っていました。

私はそのような子供を多く受け持ち、塾講師として求められている成績向上は勿論のこと、子供達の心の支えになることが出来ればと思い働いていました。

常に笑顔でいることを心掛け、話し方や考え方を相手に近づけることで、少しでも心を開いてもらえるよう努力した結果、今では、学校の友達にするような流行りの話や恋愛相談などをしてくれるまでになりました。

こういった経験から、今自分に求められているものが何なのかを即座に判断し、それに応えられるよう自分自身を成長させる、といったことが社会においてだけでなく人として大切であるということを学ぶことが出来ました。

課題を見つけ出し、その課題を解決するための具体的な方法を実践し、課題解決という目的を達成した事が具体的に述べられています。この合格者は他者との「関係性」の構築がいかに大切かを述べる事ができているため、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の求める人物像「関係者と信頼構築、課題やニーズを引き出して解決できる」にも触れられていると言えるでしょう。

今回、この合格者は「関係性」を構築することがゴールになっています。プラスαの点を述べるのであれば、「関係性」を構築できた結果、塾本来の目的である成績向上などにつながったことが示せているといいでしょう。

②高校のアメフト部の活動において日本一を成し遂げたことです。
2年時まで控えであった私はチームの勝利に貢献できない無力さと疎外感に悔しさを感じました。

3年時では自身が試合に出場し日本一の感動を共有する目標を掲げ、チームに提供できる価値を模索しました。そこで勝敗を大きく左右する戦略に目をつけ、チームの戦術理解度向上に努めました。

具体的には日々のビデオ分析から他ポジションを含めたシステム全体の理解を目指しました。その際、自身がどう動けば他のメンバーが活きるか考察と議論を重ねました。

結果、周囲との連携を活かした安定性が評価されレギュラーを獲得出来ました。怪我でチームを離脱する挫折もありましたがサポート役として下級生の育成に徹しました。

そして復帰を果たした3年時の全国制覇後に仲間と嬉し涙を流すことができました。この経験を通じ【組織内での存在意義を追求しそれを実行する力】を醸成しました。

目標達成のために自ら課題を設定し、成し遂げた事が具体的に述べられています。

この合格者も他者との「関係性」の構築がいかに大切かを述べる事ができているため、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の求める人物像にも触れられていると言えるでしょう。

また、その学びがきちんと目標達成につながったことも表現できているため、インターンシップの場のみならず入社後にどのような活躍をするのかもイメージしやすいものとなっています。

設問2:これまでの経験の中で、一番大きな挫折を教えて下さい。(400字以内)

設問の意図

社会人として仕事をする中で「責任」を持ち困難なことも乗り越えなくてはならない場面も出てきます。そんな時にどう乗り越える力があるのか、企業は就活生の過去の経験談から探っています。

この設問では、どのように乗り越えたかは聞かれていませんが、本質的には「挫折したストーリー」が聞きたいのではなく、「どういうことを挫折と感じ、どのようにして乗り越えたのか、その結果何を得たのか。」を問うていることを理解し書き進めることが大切になります。

意図を踏まえた回答方針

同社の企業理念の中でも、「顧客との関係」「株主に対する責任」など他社との関わりの中における挫折と、そこから何を学んだのかをアピールできると良いでしょう。

ぜひ以下の挫折に関する記事を参考にしてみてください。

参考:【例文8選】ESや面接での挫折経験の答え方!エピソードがない場合はどうする?
→就職活動における頻出の質問である「挫折経験」に対する回答方法を解説した記事です。参考として、有名企業内定者の回答も掲載しているのでぜひご活用ください。
参考:【大手ES例文10選】"困難を乗り越えた経験"がない場合には〇〇〇〇をするべき!
→「挫折経験はなんですか?」という質問に対する、内定者の回答をまとめた記事です。ESの回答作りの参考資料として、ぜひご活用ください。

ジョンソン・エンド・ジョンソン合格者の回答と方針

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設問3:ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対する印象を教えて下さい。(200字以内)

設問の意図

印象を聞かれた際に企業が求めている答えは、会社のことを褒めてもらうことではありません。自社について印象的なポイントを聞くことでその就活生の価値観を探る意図があります。

例えば、同社の商品の印象について触れる場合、人事側は「いちユーザーとして自社を魅力的に感じており商品力の高さなどに興味があるのだろう」と考えるでしょうし、理念などについて触れる場合は「消費財メーカーとしての自社ではなく、一つの企業の考え方に共感しているのだろう。この就活生は○○な軸で企業選びをしてそうだな」などを考えられることが想定されます。

つまり、志望動機の大枠である、企業選びの軸について聞いているでしょう。

意図を踏まえた回答方針

この設問は個人の価値観に関係するものなので正解不正解はありませんが、上記にも記載している通り自身の価値観や興味のポイントなどを探ろうとしているため、印象→理由→背景(価値観の表現)という流れで記載をすることがベターだと考えます。

ジョンソン・エンド・ジョンソン合格者の回答

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最後に

世界で認められている企業でもあり、医療発展のリーダー格でもあるジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は人気企業の1つです。

インターン参加は企業の雰囲気を直に感じる事のできる良い機会となるはずですので、本インターンを通じて自身の志望職種や志望理由をより明確化し今後の本選考を有利に進めていきましょう。

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