内定レベルの自己分析ができる!効果的な自己分析シートの書き方とは

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最終更新日:2023年10月26日

就職活動の手始めとして、"自己分析"に取り組もうとする方は多いのではないでしょうか。

自己分析をやろうと思っても、就職活動の中で最も「何をやっていいか分からないものの一つ」と言われることから、とりあえず本を購入したり・Web上に載っているツールやシートに沿って取り組んでみたりしている就活生は多いのではないでしょうか。

本記事では就職活動の自己分析で使用される代表的なシートの使用方法から効果、注意点について紹介していきます。

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自己分析の目的とゴール

自己分析の目的とゴール
簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-
にもあるように、unistyleでは自己分析の目的を以下のように定めています。

  • 企業選びの軸を明確にすること(=志望動機)
  • 自分の価値観、性格、強み、弱みを知ることで、自分のことを他人に分かりやすく伝えられるようにすること(=自己PR)

つまり自己分析は上記目的の2点を達成できればOKということになります。そして目的を達成するためにも、自己分析シートを用いることは有効だと考えています。

そこで、以下で自己分析の手順に従って、自己分析に活用できるシートを解説・紹介していきます。

自己分析で用いるシート

自己分析で用いるシート
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ここから自己分析をする方法を簡単にできる自己分析のやり方8選!-やり方別のメリット・デメリットをunistyleが独自調査-の流れに沿って紹介していくので、一緒に進めていきましょう。

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過去を振り返る【自分史】

ここでは次のシートを使って行います。

ESや面接で「挫折した経験」や「リーダーとしてみんなを導いた経験」などを問われたことはないでしょうか。これらは全て過去の出来事になります。

ESや面接で問われる質問に対する回答の多くは自分の過去の出来事をもとにしています。そのため自己分析を行う際にも自分の過去を振り返ることからスタートします。

過去を振り返る際に役に立つのがこの「自分史」の作成です。自分史とは、自分の過去の出来事を時系列順にどんなことがあったのかを書き出していくものです。

下記の記入例を参考に自分の過去の出来事を振り返っていきましょう。

【記入例】

なかなか埋まらないなと思う人は下記の質問を参考に自分の過去の出来事を思い出してみてください。

下記の質問は自己分析にも使えると評判の前田裕二さんが執筆した「メモの魔力」より抜粋しています。


メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

質問

幼少期・小学校・中学校・高校・大学それぞれに当てはめながら考えてみてください。
・好きだった時間の過ごし方は?
・一番嬉しかったことは?
・一番楽しかった経験は?
・一番幸せな出来事は?
・一番誇れる経験は?
・一番感動した経験は?
・一番努力した経験は?
・一番影響を受けた出来事は?
・一番影響を受けた人は?
・周囲と協力して成し遂げた経験は?
・生き方や考え方を刺激された経験は?
・一番悲しかった経験は?
・一番苦しかった経験は?
・一番裏切られたと感じた経験は?
・一番の挫折経験は?
・一番恥ずかしい経験は?
・一番後悔していることは?
・一番怒りを覚えた経験は?
・家族の中でどのような役割だったか
・家族の教育方針はどんなだったか
・どんな家族だったか
・生まれた地域はどんなところだった
・家族との間での一番良い思い出は?
・勉強で一番残した成果は?
・勉強で一番悔しかったことは?
・部活で残した一番の成果は?
・部活で一番悔しかったことは?
・どんなアルバイトをしていた?
・アルバイトで残した一番の成果は?

過去の出来事に感情を付け足す【モチベーショングラフ】

次にモチベーショングラフを作成します。下記のシートを用意してください。

モチベーショングラフは、これまでの人生の中でどんな時にモチベーションが上がったのか、逆にどんな時にモチベーションが下がったのかを可視化するために用いられるシートです。

ガクチカや志望動機で企業が知りたいことの一つに「入社の際のモチベーション」があります。モチベーショングラフを作成することで、自分の価値観やモチベーションの源泉を知ることができます。また、自己分析のゴールでもある企業選びの軸を決めていく際にも用いる事ができるのでしっかり行いましょう。
 

【記入例】

過去の出来事の深掘りをする

過去を振り返って出てきた出来事を深掘っていきます。過去の出来事を深掘りしていくことで、自分の根源的な欲求や価値観を理解することに繋がります。

       

  上記のシートを用いて、過去の出来事の深掘りを進め、価値観・欲求を探します。

例えば、悔しかったことの1つ に「サッカー部で大会のメンバーに選ばれなかった」という出来事があったとします。この「サッカー部で大会のメンバーに選ばれなかったことが悔しい 」という感情に対して「なぜメンバーに選ばれなかったことが悔しいと感じるのか」と問いかけます。

実際に記入してみると次のようになります。

【記入例】

ここでのポイントは、できる限り多く「なぜ?」と繰り返し問い続けることです。繰り返し何度も問いかけることで、自分の本質に近づいていくことができます。

今回の例のように、深掘りを繰り返すことで価値観はもちろん、人間の根底にある欲求を見つけることができます。参考までに、下記にマレーの欲求リストに基づいた人間の欲求を、表にまとめました。

マレーとは

人間の欲求を階層化(マズローの欲求5段階説)したアブラハム・マズローと並ぶ心理学者です。マズローが欲求と欲求の間の関係性を階層として表したの対し、マレーは欲求を網羅的に書き出し、それぞれを個別に考えています。

自分がどんな欲求に当てはまるのかイメージがわかない場合は、参考にして探してみてください。

共通点を探しMUST・WANTに分類し企業選びの軸を考える

過去の出来事に対して深掘りができたら、過去の出来事を振り借り共通点を探します。共通点を見つける際には深掘りした内容だけでなく、モチベーショングラフからも共通点を見つけることはできるので、振り返ってみましょう。先程作成したモチベーショングラフに下記の図のように色ペンで共通点を書き込んでみてください。

全体を俯瞰してみることで自分のモチベーションが上がるタイミング、下がるタイミングはどんな時なのかといったように、自分の志向のクセを見つけることができます。

上記の図の例でいくと、自分のモチベーションが上がっているタイミングは「周囲の人(仲間)と目標に向かって共に努力している」という共通点が見られます。一方で、モチベーションが下がっているタイミングの共通点は「1人で行動している」「目的が『自分のため』」になっています。

また、モチベーションが一番高くなるタイミングは「努力した結果が形になった時」のように具体的なところから少し抽象度を挙げて考えることで共通点が見えてきます。

こうして見えてきた共通点を、下記シートの左の共通点の欄に書き込んでいきます。

そして、ここからが自己分析において最も重要な部分です。

これまで分析した内容を振り返り自分に合う職種や仕事内容、企業の特徴、合う人の特徴などを分類して企業選びの軸を考えていきます。

ここまでの過程で見つけた共通点や価値観を働く際に企業に求めることに置き換えていきます。

●楽しかったこと・嬉しかったこと
・サッカーで優勝を目指して練習している時
・学園祭の運営委員をしたこと
・サークルでの合宿を企画し開催したこと

●共通点
・チームで動くことが好き
・自分が主体となり企画することが好き
・努力した結果がきちんと目に見えて分かる

●求めるもの
◯組織風土
◯仕事内容
◯人的見職


●辛かったこと・苦しかったこと
・受験勉強(第一志望にいくことができなかった)
・ゼミでの研究活動
・バイトで上司とうまくいかなかった

●共通点
・1人でコツコツやることを苦に感じる
・周りの人と協力してできない
・成果が出るまでに時間がかかる

●求めないもの
×個人で働く環境
×成果がわかりにくい環境

上記のように分けられた要素を更にMUSTとWANTに分類します。

働く上で求めるものの中でも、「これは譲れない、絶対必要」なMUSTと、「あってもなくても大丈夫かな」というWANTに、働く上で求めていないものであれば、「絶対に無理」なMUSTのものと、嫌だけどあっても「まあ大丈夫」なWANTのものに分けます。

そのMUSTとWANTに分けられたところに、企業選びの軸を当てはめていきます。

実際に書いてみると次のような形になります。

【求めるものの記入例】

【求めないものの記入例】

軸としてどんなものを上げれば良いのか分からない人は、下記にunistyleが推奨している企業選びの8つの軸を載せていますので、こちらを参考に考えてみてください。

■「チームで動くことが好き」⇨『チームで協力して働ける環境』
■「ワークライフバランスを大切にしたい」⇨『福利厚生が整っている』

といったように会社基盤・理念戦略・事業内容・仕事内容・組織風土・人的見職・施設環境・制度待遇それぞれに振り分けることができます。

過去の出来事の振り分けができたら、将来のことも同様に振り分けてみましょう。子供が欲しいのか、昇給して給料をあげたいのか、起業したいのかなども踏まえMUST・WANTに振り分けます。

もし将来実現したいことがあれば、過去の出来事から導き出した軸の様に、MUSTとWANTに振り分けましょう。なければ大丈夫です。

ここまでできれば自己分析は完了です。

その他の自己分析シート

その他の自己分析シート
ここまで述べてきた方法以外にも自己分析に用いられるシートがあるので、ご紹介していきます。

自己分析シート(1) 他己分析シート

「自分の中だけで分析しても正確性に欠ける。やはり他者からの客観的な意見で自己分析は補完されるべきだ!」

このような考えのもと、自己分析の一種としてしばしば紹介されるのが他己分析シートです。

「周囲からのどのような人と言われるか」についてはES・面接ともにたまに問われることがあります。

この手の設問は、「自身の考える特徴(強み)と周囲からの評価にズレがないか。あるとすればなぜか」を問われています。これを考える際に、用いられるのが自己評価と他者評価を比較する他己分析です。

有名な他己分析の方法として「ジョハリの窓」というものがあるので、今回はこちらをご紹介します。

ジョハリの窓とは、”自分が思う自分”と”他人が評価する自分”を4つに分類することで、自分では気づいていない、知らない部分まで理解するというものです。この方法では自分自身の特性を「開放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」の4つに分類していきます。

ジョハリの窓

進めていく場合は、対象者に対して思っていること・印象などをそのまま自由に書いてもらう方法と、予め用意した人間の性格や能力を見ながら当てはめてもらう方法、またWebを利用する方法の3パターンがあります。

対象者に対して思っていることや印象などをそのまま書いて貰う場合は、紙とペンを用意し書き出してもらい、集計して分析していきます。Webの場合もサイトの指示に従って行いましょう。

あらかじめ人間の性格や能力を用意しておき、それを見ながら当てはめてもらう方法の場合は、下記のシートと、性格や能力をまとめたものを用意します。

性格や能力については下記の内容をそのまま使用しても問題ないですし、仕事の能力面を増やしたいのであれば必要に応じてカスタムして使ってください。

この性格・能力の中から対象者に当てはまるものを選んでもらいます。(その際に自分も自分に当てはまると思うものを選択しておきましょう。)

最終的に自分が行ったものと他者に行ってもらったものを集計し、分析していきます。

こうすることで、他人から見た自分を知ることができます。自分は上手く自己開示できていると思っていてもできていなかったり、間違った伝わり方をしていることや今まで知らなかった自分に気付くことができます。

作成した窓から読み取れること

【開放の窓】
開放の窓は自分も他人も知っている自分の性質です。この窓の項目が多いと、自分の内面や能力が他人に上手く伝わっているということになります。逆にこの窓が小さいと他人からよくわからない人のように見られている可能性があるので、積極的な自己開示が必要かも知れません。

【盲目の窓】
盲目の窓は自分は知らないが他人は知っている自分の性質です。この窓の項目が多いと自分自身の分析ができていない、もしくは無意識に表現していることがあると考えられるため、自分への理解を深めるきっかけになります。この項目を自分自身で自覚できるようになると、開放の窓へ移っていきます。

【秘密の窓】
秘密の窓は自分は知っているが他人は知らない自分の性質です。この窓の項目が多いと、内に秘めている部分が多く自己開示をしていない、できていないということが考えられます。自分の個性を知ってもらうためにも意識的に表現すると良いでしょう。

【未知の窓】
未知の窓は自分も他人も知らない自分の性質です。この窓の項目はまだ誰にもわからない部分です。新しい何かに挑戦していったり、新たなつながりを作っていく中で見つけられる可能性があります。

他己分析を行ってもらう際には、できるだけ様々な人にお願いするように心がけてください。自分との関係の深さや相手の立場を変えるだけで見え方は大きく変わります。

また、自己分析から得られたデータは、自分と他人との評価の差だけでなく、面接官が自分に対して抱く印象との差について考えるうえでも役に立てることができます。

とは言え、分析してくれる他者もあくまで人間であり、自分に対する遠慮などから一般的な評価が得られないという見方もあります。他己分析の結果は絶対とは考えず、参 考程度にしていただければと思います。

自己分析シート例(2)  SWOT分析シート

SWOT分析は企業分析のためによく使われる手法ですが、自己分析として使うこともできます。

■強み(Strength)
■弱み(Weakness)
■機会(Opportunity)
■脅威(Threat)

上記の4つのカテゴリーの頭文字を合わせて "SWOT" という名称が用いられています。4つのカテゴリーに様々な要素を分類した上で現状を分析し「どのように強みを活かすか・どのように弱みを克服するか・どのように機会を利用するか・どのように脅威を取り除くか」を考えることができます。

具体的に各項目は以下のような意味を持っています。

各項目の意味

S :「強み」
過去の経験から得た知識、技術、考え方、習慣から分かっていること。

W:「弱み」
過去の経験で克服できなかったこと、苦手なこと。

O:「機会」
社会全体の動きを考え、自分自身が社会で活躍できると思われるところ。(受けたい企業・業界のポジティブなこと)

T:「脅威」
社会全体の動きを考え、自己の強みや弱みとマッチしない部分。(受けたい企業・業界のネガティブなこと)

実際に考えていく際には、内部環境=自分のこと、外部環境=受けたい企業のこととして考えてみると考えやすいでしょう。

強み・弱みを1から考えるのが難しいと感じる人は次のリストを参考に考えてみてください。

・学歴
・学習面(研究内容・得意科目)
・語学力(留学経験等)
・趣味
・スポーツ
・対人関係(協調性・リーダーシップ)
・性格(負けず嫌い・忍耐強さ)
・経験(苦労した経験・自分にしかない経験・努力した経験)
・価値観

下記に具体的な例を挙げています。

このようにして書くことで、自分の強み・弱み・機会・脅威をわかりやすく整理することができるのに加え、自分自身と企業のリンクしている部分、そうでない部分までを理解することができます。

ここまでできていれば大丈夫ですが、より詳しく自己分析したい人は、次の内容も考えてみましょう。

ステップアップ

■Opportunity(機会)×Strength(強み)
企業の「機会」に対して、自分の「強み」を活かすために行えること

■Threat(脅威)×Strength(強み)
企業の「脅威」に対して、自分の「強み」を活かすために行えること

■Opportunity(機会)×Weakness(弱み)
企業の「機会」に対して、自分の「弱み」が出ないようにするために克服(カバ-)する方法

■Threat(脅威)×Weakness(弱み)
企業の「脅威」に対して、自分の「弱み」が出ないようにするために克服(カバー)する方法

上記のパターンを考えることで、自分の経験に基づいた内容で、企業の力になれることを具体的に述べることができるようになります。

自己分析シート(3)  各種媒体による診断テスト

今まで紹介したもの以外でも、転職サイトの適社診断などを自己分析として用いることができます。

実際就職活動でも、Webテストやテストセンターで性格検査を受験することになります。性格検査といった診断テストは形式が近しいものも多いため、形式に慣れるという意味でも一度取り組んでみてもいいかもしれません。

多くの診断テストは事前に用意された結果パターンから診断結果が表示されます。しかし、その結果が直接就職活動に活かせるわけではありません。自分なりに咀嚼し、文章化・言語化することが重要です。

また、アンケート調査の結果はテスト当日の自分の状態により診断結果が大きく変わる可能性があるため、診断テストの結果を鵜呑みにするのではなく、一つの指標として用いるようにするのが無難でしょう。

自己分析シートを使用する2つのメリット

自己分析シートを用いるメリット

メリット(1)  考えた内容をわかりやすく整理できる

世間で出回っているシートは構成としてわかりやすくまとまっているものが多く、経験の洗い出しをする際に、考えた内容を整理し上手く可視化できるようになっています。

実際に自己分析をする時は、紙とペンがあればツールとしては十分ですが、考えたことを図表で表すなど、見やすくするために、自己分析シートを用いるのは効果的だと言えます。

メリット(2)  過去の経験を振り返るきっかけになる

自己分析の出発点は過去の経験を洗い出すことです。

自己分析シートの多くは、この過去の経験を洗い出す作業に基づいています。すなわち、自己分析の入口としてこれらのツールを使ってみるのは効果があると考えられるでしょう。

もちろん、それらで自己分析の全てが完結できるというわけではないので、ただ読んでやればいい訳ではないことを認識しておいてください。

自己分析シートを用いる際の注意点

自己分析をシートを用いる際の注意点
自己分析シートを用いることには先述したような効果もある一方で、取り組む際にはいくつかの注意点があります。

注意点(1)  それを行っただけで就職活動をした気にならないこと

自己分析シートをやって満足しないようにしましょう。自己分析はそれ自体をやりきることに目的があるのではなく、その結果を自身の就職活動に活かしていくことに目的があります。

説明会をはしごしてひたすら人事の話を聞いていると就職活動をしている気分になってしまうのと同じように、自己分析シートを机に広げて取り組んでいると、内定獲得に近づいているような感覚に陥ってしまうこともあります。

当然、内定獲得のためには選考フローを突破することは必要になります。目的を見失うことなくシートを活用しましょう。

注意点(2)  自己分析だけでなく業界研究も並行して進めること

自己分析からは企業選びの軸や自身の強みなどを知ることができます。

しかし、それらをそのまま述べても評価には繋がりません。

企業選びの軸と企業のビジネスモデルは合致しているか、自身の強みは当該企業の仕事内容で活かされるものであるかなど、その業界・企業のビジネスモデル・仕事理解も同時に進めていく必要があります。

自己分析は業界研究と合わせて行うことで、より効果を発揮します。「自己分析のための自己分析」にならないよう、その先の業界研究や実際の選考にまで目を向けながら自己分析シートに取り組んでください。

注意点(3)  分析結果を見てそのまま使用しないこと

特に各種媒体による診断テストを行う際に注意してほしい点です。診断結果をそのまま志望動機や自己PRなどに使用することはオススメできません。

例えば、「あなたは社交的なサポータータイプ!」という診断結果が出たとして、それをそのまま「私の強みは持ち前の社交性からメンバーをサポートできることです!」と述べても、自分の経験に基づいていない場合、その後の質問で自分の首を締めてしまう可能性があります。

結果を鵜呑みにすることなく、それが本当に自分にとって正しいものなのか、過去の経験と向き合いつつ思考を深めるようにしましょう。

最後に

自己分析シートのまとめ
自己分析は就職活動で非常に重要なステップですが、そのやりづらさから、とりあえずシートをやっておけばいいか、と思ってしまいがちです。

自己分析の意図や目的を見失うことなく、改めて自己分析シートとの向き合い方について考えるきっかけとなれば幸いです。

最後に、以下の動画でも自己分析のやり方を解説していますので、改めて確認したい方はこちらも参考にしてみてください。

 

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