「職種への志望動機を教えてください」という質問へのES・面接回答例

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最終更新日:2023年09月28日

日系企業の新卒採用はしばしば「ポテンシャル採用」と称されます。

ポテンシャル採用では現時点で「どれだけ優秀な人材か」というよりは、「将来会社で活躍してくれる人材に成長しそうか」「会社の風土にマッチした人材か」という観点が選考で重視されることが一般的です。そのため、多くの有名大手日系企業は「総合職」という職種を設けています。

総合職採用では入社後は集合研修や初期配属で一定期間経験を積ませた後、徐々にキャリアに差をつけていくという形がモデルケースとなっています。

一方外資系企業の場合は多くの企業で職種別採用の形が問われ、入社後即戦力として企業の利益に貢献できる人材かどうかが重視される傾向にあります。いったんその部門に採用されれば、基本的には職種を変えることなくキャリアを歩んでいくことになります。

unistyle創業者の樋口が以下のように述べているジョブ型/メンバーシップ型の議論もこのような採用の背景と関連していると考えられます。

新卒における通年採用、副業・兼業解禁、週3日勤務などの働き方改革、金銭解雇、高度プロフェッショナル制度など労働に関する議論を眺めると、全体の流れとしてメンバーシップ型からジョブ型に日本も緩やかに移行してる感じ。副業などの労働者の自由を認める代わりに解雇など経営側の自由も認める方向

 

引用:Kotaro Higuchi  Twitter

一方で、日系企業でも新卒採用の段階から職種を決定する企業も一定数存在しています。

例えば、サントリー・NTTデータといった有名企業においても職種ごとの採用が実施されています。
そういった企業のESや面接でしばしば問われるのが、「なぜその職種を志望しているのですか」という質問だと思います。

この質問は、職種別採用を行っていない企業でも「具体的なキャリアプランを教えてください」「現時点で興味がある部門は何ですか」などといった形で近い内容が尋ねられます。

この手の質問では、「文系だから営業」といった浅はかな考え方ではなく、その職種の仕事内容や働き方を理解しているか、入社後に自分が働くイメージが持てているかが見られています。

今回はそんな「職種」に関する設問について、内定者の回答を参考にしながら解説を加えていきたいと思います。

参考:外資系投資銀行内定者が思う外資系企業と日系企業の面接の違い
→実際に聞かれたことの違いを掲載します。

本選考とインターンの締め切り情報

NTTデータ内定者の回答

(1)志望する職務を選択してください。(複数選択可)

SE

(2)NTTデータでは求める人財像として、次の3つを定義しています。この中で興味のあるものを選択してください。(複数選択可)

グローバル志向、テクニカル志向

(3)(2)で回答した内容を元に、NTTデータを志望した理由を記入してください。(全角200文字以内)

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日本ロレアル内定者の回答

 

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江崎グリコ内定者の回答

コース選択の理由をご記入ください。

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日本航空(JAL)内定者の回答

業務企画職を志望した理由・JALで何を実現したいかを具体的に記入してください。

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