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NTTドコモのインターン内容と選考突破方法【回答事例あり】

NTTドコモのインターン内容と選考突破方法【回答事例あり】

掲載開始日:2017年10月02日
最終更新日:2017年12月18日

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NTTドコモはソフトバンク・KDDIと並ぶ国内3大通信キャリアの一角を担う企業です。

就職活動の場においても、事業内容のイメージのしやすさやNTTグループのブランド力もあり、通信業界志望・NTT志望の学生をはじめとした幅広い層から志望者が集まる企業として高い知名度を誇っています。

同業3社と比較すると、NTTドコモには保守的なイメージを持つ方も多いことでしょう。しかし、「NTTドコモの事業・選考・社風・内定者と自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】」でも述べたように、近年では「攻めのビジネス」という言葉をキーワードに、現状の端末販売や通信料収入に拘泥することなく、新たな付加価値戦略を取っていこうという方針が感じられます。

このような事業方針や社風について、NTTグループ内の比較については以下の記事を参考にしていただければと思います。

また、通信に限らず多くの業界幅を持つNTTグループの強みを活かした事業を展開している点も特徴として挙げられます。NTTコミュニケーションズグループの一つであるNTTぷららと提携して行った以下のような取組みはその典型であり、通信インフラの応用分野の広さを感じられる事例だと思っています。

そんなNTTドコモですが、その知名度の高さから早い段階から志望者が集まり、インターン選考の場でも高い倍率となることが予想されます。

特にその特徴の一つであるプレゼンテーション選考について、その内容や対策について知りたいと考える方は多いのではないでしょうか。

以上を踏まえて、今回はそんなNTTドコモのインターン内容を紹介すると共に、選考を通過するための戦略について考察をしていきたいと思います。

NTTドコモのインターン内容

NTTドコモの3daysインターンは大きく文理向けのコースと理系向けのコースの2つに分かれているようです。今回は主に前者について紹介していきます。

文理向けのインターンはさらにビジネス手法を学ぶコースと技術体験のコースに分かれるようですが、両者はグループワークを中心に進めるという点でコンテンツ自体に大きく差はありません。

グループワークはドコモの事業に関連した事業立案に焦点がおかれ、最後に全体に向けて発表をする形式で行われます。

インターン中はグループに1名ずつメンターとして社員がつき進行していきます。メンターにはいつでも質問できるばかりでなく、議論への参加や相手方からの自主的なフィードバックなど、手厚いサポートを受けられる点を魅力に感じる学生が多いようです。事実、unistyleのインターンレポートを参照してもこの点を満足度の高さの理由に挙げた学生は多かった印象があります。

【インターンレポート引用】NTTドコモのインターンの満足度理由

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フィードバックが手厚いインターンでは、自分がどのような形で議論に貢献できているのか、客観的な意見を把握するうえで得られるものが多いと考えています。その内容が、例えば本選考での「集団でどのような役割につくことが多いですか?」「チームで何かを成し遂げた経験を教えてください。」といった頻出の質問に答えるきっかけにも繋がるでしょう。

以上のように、通信キャリアのビジネス体験だけでなく、現状の自分の発信力や課題解決力を知るうえでも、多くのことを吸収できるインターンであるとまとめることができるのではないでしょうか。

NTTドコモのインターン選考内容

NTTドコモのインターンでは以下のようなフローで選考が進みます(GD・プレゼンテーションの結果連絡については参加タームや年度により差があるようです)。

ES+Webテスト(締切から1週間程度でメールで結果連絡)→GDまたはプレゼンテーション(3日〜1週間程度で結果連絡)

このうちWebテストについては「言語・非言語の両形式がある」ことは毎年共通していますが、玉手箱・SPIなどここ数年で複数の形式が用いられているようです。

ここではESとGD・プレゼンテーション選考について解説していきます。

NTTドコモのインターンES対策

(1)ドコモに限らず、インターンシップに参加しようと考えた理由を教えてください。(150文字以内)


(2)以下の中からテーマを選んで、エピソードを教えてください。 ・世界はまだまだつまらないと思うこと ・アイラブ○○ ・誰かに伝えたい感動体験 ・読み手を笑わせてください ・テーマフリー(400文字以内)

 

参考:NTTドコモの企業研究

設問(1)「ドコモに限らず、インターンシップに参加しようと考えた理由を教えてください。」について

インターンへの志望動機に分類される質問ではありますが、「ドコモに限らず」と指定されている点に注意が必要です。この場合は、「なぜドコモのインターンに参加するのか」ではなく「なぜ(本選考が解禁されていないこの時期からわざわざ)インターンに参加するのか」という点が問われています。

インターン面接でよく聞かれる質問事例4選」でも述べたように、インターンへの志望動機では一般に「企業とあなたを結びつけるポイント」を知りたいという意図がありますが、この設問では「インターン(全般)とあなたを結びつけたポイント」について述べるべきだと考えられます。

インターンへの参加には志望業界の幅を広げる・当該企業の業務内容を体感する・本選考に向けての経験づくり(選考慣れ)など目的はさまざまですが、いずれにせよその内容がNTTドコモのインターンの内容と大きくかけ離れていないことが前提となるでしょう。「企業選びの軸」のように「インターン選びの軸」を示したうえで説明できると、自身の考え方を採用側に伝えるうえで効果があるのではないでしょうか。

すなわち、「絶対にドコモに就職したいからインターンにも行きたいんです」という媚を売るような内容よりは、現状の複数業界への幅広い興味を軸に沿って示した方が評価が高まる設問であるとまとめることができます。

ここでは実際にインターンに参加した学生のESを解説していきます。

「情報発信力」を鍛える絶好の機会と考えたからである。レベルの高い仲間に揉まれながら、ひとつの課題に対してお互いの意見をぶつけ合うことは、今までの自分にはなかった新しい視点を発見することに繋がり、情報通信力の強化へとつながる。また自分自身も刺激を与える存在となり、共に成長していきたい。(142字)


参考:【合格】インターンエントリーシート(総合職)

こちらの参加者は「情報発信力」という言葉をキーワードにインターンへの意気込みについて述べています。「ひとつの課題に対してお互いの意見をぶつけ合うこと」はまさにNTTドコモのインターンでも実現できる事項のため、整合性が取れていると思われます。
また、「自分自身も刺激を与える存在」ということから、インターン中でもチームに対して主体的に働きかけ貢献しようという気概が感じられます。

このように、ある程度各社のインターンに共通して言える理由にまとめていきながら、先述したNTTドコモのインターンの内容にすり合わせていくと良い評価に繋がるのではないでしょうか。

設問(2)「以下の中からテーマを選んで、エピソードを教えてください。」について

こちらの設問の選択テーマについては毎年少しずつ変更されているようです。

いずれのテーマもあまり他企業では見られない内容であり、回答に困ってしまう方も多いかと思います。

NTTドコモの面接質問リスト25選」でも述べたように、NTTドコモでは"個性"という言葉を採用のキーワードとして挙げられていることもあり、インターンの段階から学生の個性を知りたいという意図が感じられます。

しかし、どれを選択したとしても、自身の"経験"をベースに内容を補完していくことが求められると考えています。

例えば、「世界はまだまだつまらないと思うこと」を選択したとしても、世間一般に言われている社会問題などを取り上げてもあなたの個性は採用側には伝わらないでしょう。あなたが実際に経験した内容から、何に目的意識・問題意識を持って「つまらない」と考えたのか、それをどう変えていくべきなのかも含め経験ベースの回答を心がけるべきでしょう。

しかし、インターンの段階では学生時代頑張ったことを書く経験も積んでおらず、「何を書いていいかわからない」「書けるような経験がない」と考える方も多いかと思います。ですが、以下の記事にあるように、就活で用いるエピソードは"就活ネタ"としてわざわざ作り上げるものだけではないと考えています。この記事のように日常生活のエピソードから補完していくというのも、多くの他学生が取らないぶん、あなたの"個性"を示すアプローチとしては有効なのではないでしょうか。

また、ESについてはunistyleに以下のような記事もありますので参考にしていただければと思います。

NTTドコモのインターンGD対策

GD(グループディスカッション)と言いますと、「採用側からテーマが与えられそれについて話し合う」形式が一般だと思います

しかしNTTドコモの場合では、話合うテーマを採用側ではなく学生側が持ち寄って決めるという点が特徴になっています。話合うテーマをグループで決定したのち、そのテーマについて議論を重ねるという流れになります。

【インターンレポート引用】GDの形式について

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テーマについては「こうでなければいけない」というものはないでしょう。しかし、自身のテーマが採用されるにせよされないにせよ、以下の記事にあるように「自分一人で論理的に結論まで導ける」よう事前準備をしておくことは必要でしょう。

テーマを決定する段階では、インターン選考のGDの場として「ふさわしい」テーマを選ぶ基準は何かを明確化したうえで、それぞれのテーマの間に共通項や近しい考え方がないかを一致させることが重要であると考えます。本議論の場でも、そのテーマを選択した根拠を念頭に置きながら、事前に設定した議論の目的に沿った形で進行できると、建設的な議論に繋がり評価が高まるのではないでしょうか。

NTTドコモのインターンプレゼンテーション選考対策

インターンの選考と言えばES・GD・面接の3つが大きな柱だと思います。その点、NTTドコモのようにプレゼンテーション選考を実施する企業はやや珍しいと言えるでしょう。

GDと比べ学生1人に対して強く向き合うことができる形式のため、学生の"個性"とより真剣に向き合うことができるという考えから実施しているという推測も成り立つでしょう。

肝心のプレゼンのテーマについては、「私はただものではない。なぜなら...」から始まるアピールをするなど年によって変わっているようですが、自身の"個性"をアピールしている点では共通しています。制限時間は5分のようです。

一般に「個性」とは「他の人とは異なる、その人特有の性質・性格」を表しますので、自身の強みや先述したNTTドコモの社員のアドバイスように「これだけは負けないもの」をアピールする形を取るといいのではないでしょうか。

また、プレゼン後はその内容に対して採用担当者から質問が投げかけられるようですので、面接のように自身の発言について深掘りを加えておくことが必要だと考えられます。

GDとプレゼン、どちらを選択すべきか

選考通過率など統計的なデータがあるわけではありませんが、両者の選考上の特質から選択のメリット/デメリットを考えていきたいと思います。

GD:選考慣れがしやすいがテーマが採用されるかどうかのリスクもある

GDを選択するメリットはなんといってもその形式が使われている頻度の高さでしょう。
例えばunistyleでも「選考対策」の中にグループディスカッションの対策記事がいくつもあるように、プレゼンと比べ対策の立て方が明確であり、他企業の選考を事前に受けることで選考経験を積んでおくことができます。

一方デメリットとしては、事前準備をしたとしても自分の考えたテーマが採用されるかわからない点は考慮しておくべきでしょう。もちろんグループディスカッションには共通した考え方があるため、採用されなかったとしても準備が全くの無駄になるわけではないですが、提供元の学生に対して不利に働く可能性があることは認識しておくべきリスクでしょう。

プレゼン:自身の個性を売り込みやすいが対策の方針がやや立てづらいフローでもある

プレゼンテーションのメリット/デメリットは基本的にGDの反対になります。

プレゼンテーションでは用意した内容をそのまま本番でもアウトプットできることが最大のメリットでしょう。GDではいわゆる"クラッシャー"というような他学生の影響を受け自分の考えをうまく発信できないこともありますが、プレゼンテーションでは他の学生の影響を受けることなく採用担当者とじっくりと向き合うことができます。

一方デメリットとしては、GDよりは他企業での選考経験が活かしづらい点が挙げられるでしょう。unistyleでもプレゼンテーション対策のコンテンツが現状存在していないように、「何をしておくべきか」「何が評価されるのか」がGD以上にわかりにくいという意見もあるものだと思っています。

ちなみに、以下の記事によると「GDよりもプレゼンテーションを選択した方が有利だ」という考え方もあるようです。

「インターンの選考はGDよりもプレゼンを選択した方が通りやすいよ」「『これだけは負けない』というものを何か一つもって選考に臨んでほしい」等と最後に就職活動のアドバイスを頂き訪問を終えました。

参考:ホワイト企業?まったり高給?NTTグループから考えるグループ他社へのOB訪問のススメ

過去に参加した学生によるとGDの通過者とグループディスカッションの通過者の人数がほとんど変わらなかったというタームもあったようです。

一般にGDは一度の選考会で多くの人数がさばけますが、グループディスカッションは一人あたりにかかる選考時間が長い点が大きな違いだと思います。

また、GDの場合は言ってしまえば最悪何も準備していかなくても(提案テーマさえ決めておけば)一応さまにはなりますが、プレゼンテーションの場合は5分という時間で話す内容を決めるために必ず準備が必要になります。

そのため、その準備が面倒ということもあり、プレゼンテーションを選択する学生の方が少なく、結果的に選考通過率が高いという推測も成り立つでしょう。

以上のように、上記メリット/デメリットから自身の適正を考え選択していくことが重要になるでしょう。

NTTドコモのインターンで内定は出るか

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NTTドコモのインターンでは参加することでそのまま内定ということはないようです。

しかし、参加することによって上記のような優遇があることは特徴でしょう。

内容面で社員のサポートが手厚いということを先述しましたが、その分多くの社員を投じることで、インターン中の取組みをしっかりと見極め本選考にも役立てようという意図があるとも考えられます。

いずれにせよ、「選考に通過したからそれで満足」ではなく、インターン中でもグループに対して貢献できるような取組みをしていくことが重要と言えるのではないでしょうか。

NTTドコモのインターン参加者からのアドバイス

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繰り返しにはなりますが、NTTドコモではインターンの段階から"個性"という言葉が採用のキーワードのようで、上記の参加者の声を参照してもそのことが窺えます。

特徴的なES設問やプレゼンテーション選考からも、採用側の方から学生の"個性"を引き出すようなフローであることが感じられたと思います。

そのため、選考の段階では自分が他の学生とは違う、こういった強み・特質・価値観を持った人間だということをアピールできるよう常に意識して臨むことが重要になると言えるでしょう。

最後に

一般にインターンの選考フローが複雑な企業は本選考への繋がりがあるケースが多く、プレゼンテーションを始めとした特徴のあるフローを設定しているNTTドコモの場合でもそれは例外ではないと思っています。

プレゼンテーションとは何もこのような選考通過の手段だけではなく、一言では「人に伝える力」を見ていることから、その経験を積んでおくことは今後の面接選考等にも役に立つのではないでしょうか。

自身の発信力を試してみるうえでも、本記事をうまく活用し自身の就活力を高めるきっかけとしていただければ幸いです。

photo by PROOiMax

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