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日産自動車の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし

日産自動車の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし

最終更新日:2020年12月25日

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日産自動車は文理両方の学生から人気な日系大手自動車メーカーです。SKYLINE、GT-R、フェアレディZといった世界でも人気のクルマを生産している上、現在ではEVに力を入れています。

日産はカルロス・ゴーンという有名な経営者がトップに立って以来短期間で経営を立て直し、世界でも競争力のある企業に導きました。ただ、カルロス・ゴーンが来て以来日本の会社とは異なり成果主義の風潮、公用語が英語になるなど外資系の社風がもたらされたようです。

そんな日産自動車ですが事業内容を踏まえてどのような志望動機が適しているのでしょうか。考えていきましょう。

また、unistyleでは日産の内定者の志望動機や求める人材、さらに同業他社との違いに関する記事があります。参考にしてみて下さい。

 

参考:日産自動車の選考・社風・内定者の自己PRと志望動機解説【unistyle企業研究】
参考:トヨタ・日産・ホンダの事業・社風比較【unistyle業界研究】
参考:日産自動車のESと採用HPから考える日産自動車が求める人材

日産自動車のビジネスモデル

完成車メーカーである日産自動車は簡単に言うと自動車を開発、製造しその自動車を販売して利益を得るというビジネスモデルになっています。ただ、製造する過程では下請けの企業に部品を製造してもらいそれを組み立てるのを日産が行い、販売を行うという形を取っています。ただ、この際もマーケティング担当者やエンジニア、下請けの企業のそれぞれ専門領域の異なった人々と理想の車の作成へ向けた協力を行っていかなければいけません。

そしてそれらを日本国内で販売するだけでなく海外での販路を拡大しています。海外諸国で生産をおこない現地で生産し、現地で販売も行っています。このようなことから日産は世界で勝負していて、日本の存在感を高める事業を行っているともいえます。

では具体的にはどのような事業を行っているのでしょうか。実際の事業を見ていきましょう。

住友商事株式会社、日産自動車株式会社および、鹿児島県薩摩川内市の3者は12日、薩摩半島の西約30キロメートルに位置する甑島列島に属する上甑島に電気自動車40台を導入し、島民参加型のこしき島「みらいの島」共同プロジェクトを本格的に始動したことを発表しました。

 

■EVが支える「エネルギーのまちづくり」
リサイクルとまちづくり

 

本プロジェクトで導入するEVは、共同実証事業の一環で“走る蓄電池”としても活用を検討します。地域にEVが普及することで、再エネの出力変動を吸収できる容量が増え、より多くの再エネ導入が期待できます。数年後には、オンラインでEV充電を制御するシステムを構築するなど、大型リユース蓄電池と併用する新しいエネルギー・マネジメント事業の可能性も検討していきます。

 

住友商事、日産自動車および薩摩川内市は、本プロジェクトを通じて、地域に「再エネ」と「EV」を普及・定着させ、低炭素社会の実現につながる事業モデルの構築に取り組みます。将来的には、みらいのエネルギーインフラを備えたこの「みらいの島」モデルを、甑島にとどまらず国内外に広く展開することを目指してまいります。(中略)

 

<3者が本プロジェクトに参画する背景>

日産自動車は、2010年に住友商事との合弁会社であるフォーアールエナジー株式会社を立ち上げ、EVで使い終わった蓄電池を再利用・再製品化する仕組みを構築してきました。本プロジェクトでは、「e-NV200」を薩摩川内市に提供し、住友商事や市と協力して離島におけるEV導入効果を見極めていきます。

 

また「e-NV200」の特長を活かした導入事例を積み上げ、EVが支えるエネルギーのまちづくりのモデルケースを全国・全世界に発信することで、ゼロ・エミッション社会の構築に向けた取り組みを継続的に行っていきます。


参考:日産ニュースリリース

これは日産自動車が住友商事と鹿児島県の薩摩川内市と協同でプロジェクトを開始したというニュースリリースです。

なぜこの事業を行ったかというと低炭素社会の実現という目標を日産は持っているからです。また、リユース蓄電池を利用したエネルギーマネジメント事業というのも1つの目標としています。

日産のEVはただ単に走るだけでなく蓄電池としての役割も期待でき、下記の福島の記事でもわかると思いますが蓄電機能により災害復興能力を高められる点、EV活用により現在地球が抱えている問題の1つである地球温暖化の対策にも繋がる点から課題を解決できる提案であるともいえます。

ただ、どのように低炭素社会を作っていくかというのか、実際にどのようにすればEVを普及させられるかというのははっきりしているわけではないためモデルケースを作りそれから全国、世界へといった流れで事業、目標の実現を目指しているようです。

この事業は日産だけでなく住友商事、地方自治体の協力を得て理想を実現しようとしています。そのことから、価値観や能力の異なる人々と協力し1つの目標に向かっていきたいといった志望動機も適切なものの1つだといえるかもしれません。

日産自動車株式会社は5日、2011年3月の東日本大震災において甚大な被害を受けた福島県およびいわき市の復興に向け、今後も引き続き強力にサポートしていくことを表明し、アクアマリンふくしまといわき・ら・ら・ミュウに、電気自動車「e-NV200」を各1台寄贈しました。

 

「e-NV200」の寄贈式は同日、日産のいわき工場において、福島県の内堀雅雄知事、いわき市の清水敏男市長、および日産の社長兼CEOのカルロス ゴーンが出席し、盛大に執り行われました。

 

福島県は、今回寄贈する「e-NV200」の「クリーンであること」、「静粛性が高いこと」、「多量の電気が供給できること」といったクルマの特長を活かし、水族館「アクアマリンふくしま」において、移動水族館への電力供給をはじめ、走る蓄電池としてさまざまな場面に役立てる予定です。

 

また、いわき市は、観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」において、「e-NV200」を物品の搬送やさまざまなイベントの際の電源供給として活用する予定です。

 

福島県、および、いわき市は2011年の東日本大震災において、大きな被害を受けました。「アクアマリンふくしま」と「いわき・ら・ら・ミュウ」のあるいわき市小名浜地区は、2m以上の津波に襲われ、「アクアマリンふくしま」では、展示生物の9割が損失。「いわき・ら・ら・ミュウ」では観光物産店舗が海に流出するという甚大な被害を受けました。両施設とも再オープンを果たしているものの、風評被害等の影響で来場者数は震災前の約7割程度に留まっている状況です。日産自動車は両施設の賑わいを取り戻すための一助として、「e-NV200」を寄贈するとともに、今後も継続的に復興を支援して参ります。


参考:日産ニュースリリース

これは日産自動車が電気自動車を寄贈したというニュースリリースです。日産のEV自動車というのはただ走るだけでなく蓄電池という機能も持っており電気の備蓄ができるという観点から、災害復興力を高める車とも言えます。また、この事業は大きな被害を受けた福島が抱えている収入が少なくなってきている、車に回すお金がないという課題を解決するために寄贈したとも考えられます。

このようにメーカーなのでサービス産業とは異なり柔軟な提案はしづらいのですが今回のケースではメーカーならではの課題解決の提案であるといえます。日産はこのように課題解決を行える会社だと思います。

以上のことを踏まえ、『「軸」に基づく業界比較』に基づいて日産自動車の志望動機を考えると、
 
・価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい
・日本のプレゼンスを高める仕事がしたい
・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい

といった志望動機が適していると考えられます。では、実際どのような志望動機を内定者は挙げているのでしょうか。見ていきましょう。

日産自動車のES通過者の志望動機解説

内定レベルの志望動機が10分で書けるフレームワー」 を利用して今回も考えていきましょう。

また、下記の動画では志望動機の書き方についてフレームワークに沿って解説しています。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

こちらが実際の日産の内定者のESです。ちなみに設問は「日産自動車を志望する理由をお聞かせください 」で、600字以内という文字制限から余裕を持って書けるのではないかと思います。

実際に現場に行き当事者意識を持って働くことで、世界において波及力の高い貴社の自動車ビジネスの一端を担うことのできる仕事に魅力を感じ志望しています。

 

東日本大震災の時メディアで現地の被害の大きさを知った私は、被災した方々の助けになればと考え、自分の思いを綴ったメッセージを送り、アルバイト先のスターバックスを通じて募金活動を行いました。

 

しかし大学3年の時に実際に現地で被災した友人の話を聞き、その壮絶な内容に傍観者でしかなかった自分の認識と現場にいた方の感じ方には大きな開きがあると感じ、背筋が寒くなる思いをしました。実際に現場へ行きそこで暮らす人々の想いを知った上で行動することが大切だと感じました。

 

この経験を通じて離れた場所で目標を共有し達成するためには、実際に現場へ行き、当事者として物事を捉える必要があると学びました。セミナーに参加する中で貴社には世界中に広がるビジネスフィールドに実際に行くことのできる環境と、現場に行き当事者意識を持って働くことを大切にする社員の方がいると感じました。その中でも特に実際に自分の目で見て最適なものを買い付け、電気自動車の大きな課題となるコストの面から事業を支えることのできるグローバル購買部門に魅力を感じています。


参考:【内定】エントリーシート(グローバル購買部門) 

この方は「実際に現場に行き当事者意識を持って働くことで、世界において波及力の高い貴社の自動車ビジネスの一端を担うことのできる仕事に魅力を感じた」ということをこの方は志望のきっかけとして挙げています。これは先程あげた「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」というものに近しい志望動機であると思います。

また、この方の経験として挙げられていたことは東日本大震災のことです。東日本大震災の時、スターバックスで募金活動を行ったそうですが、現地で被災した友人の話を聞いたところ自分のやったことは不十分であることを感じ、実際に現場で行動する大切さを学んだそうです。これは主体的に動いた結果自身の行動の至らなさに気づいたということなので評価される経験だと思います。

ただ、フレームワークでもあるように③企業選びのポイント、④他に受けている業界とその業界ではダメな理由、⑥業界の中でもその企業があまり明確に書かれていないために志望動機の説得力に欠けるかもしれません。

私が自動車業界を志望する理由は、車が好きだからということが挙げられます。

 

車があると気軽に出かけることが出来、旅行などでは寄り道をするなど自由に楽しむことが出来ます。私は毎年、友人とサーフィン旅行に出かけます。車中で睡眠を取り、毎日場所を移動しながらサーフィンや観光を楽しみます。このように気軽に旅行できることは車の良さですが、私は車の良い点を他にも感じています。

 

それは、車内で同じ時間を過ごすからこそ、一緒に旅行する友人との絆がより深まることです。私は、車があるからこそ生まれ、強まる絆を世界中の人に感じてもらいたいと思い自動車業界を志望しています。 

 

その中で貴社を志望する理由は二点あります。一点目は、ダイバーシティを強みとしている点に共感したからです。私自身、外国人学生と研究について議論する中で、様々なバックグラウンドを持った人が意見を出し合うことで独創的なアイデアが浮かぶことを学びました。

 

また多様な国籍の人が協力していくことで、世界中の各地域に合った自動車を作ることができると考えています。二点目は、電気自動車のリーディングカンパニーだからです。私は、世界中に自動車が普及するためには環境に優しいことが必須条件だと考えています。ですので、貴社の電気自動車の技術をもってすれば、世界シェアを大きく拡大していくことも可能だと考えています。

 

以上の理由より、私は貴社を強く志望しています。


参考:【内定】エントリーシート(グローバルコンバージョン&アクセサリー/サービスエンジニアリング)

この方は同業比較として挙げているのは「ダイバーシティを強みとしている点」「電気自動車のリーディングカンパニーだから」という2つでした。

前者の経験として挙げているのは外国人学生との議論によって感じたダイバーシティーの重要性、後者は経験は挙げられていませんでした。前者の経験の理由付けは主体的に動いたものなので評価されるものだと思います。後者は「こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機の実例」の中にある「うんちくだけで実体験のない志望動機」に当てはまっているといえるでしょう。

フレームワーク自体はかなり使われておりどうして日産を志望しているのかというのは明確になっているとは思いますが自動車業界を志望する理由が自動車が好きだからというのは『「好きだから」という志望動機の8割が評価されない理由』の記事でも分かるようにあまり評価されないと思っています。

まず初めに興味を持ったきっかけとなったのがアメリカ留学後にアメリカとメキシコの各都市を一人旅したことです。

 

親しみのあるNISSANだけではなくINFINITYという貴社の高級車ブランドも各都市を訪れる中で多く見かけ、貴社が持つマーケットの広さを強く感じました。その後就職活動を行う中で貴社の職種別説明会へ行かせていただき、多くの社員の方と近い距離でお話させていただく機会がありました。

 

その中でこれからさらにグローバル視点でビジネスを行っていくことやDATSONというブランドの存在という貴社全体の事業内容だけではなく各社員の方のリアルな意見を聞くことができました。

 

特に「入社三年目で社長にプレゼンを行えるほど裁量権があり、同時に数カ国と関わり仕事を行っている」という田村奈津子さんの話が印象的で非常に魅力的であると感じました。これが私が就職活動の軸としている「成長の先に挑戦できる環境が常にあること、世界と直接的に関わることができる」に一致していると感じたため志望しています。


参考:【内定】エントリーシート

この方は「成長の先に挑戦できる環境が常にあること、世界と直接的に関わることができる」ということを志望動機の軸と合致したため日産を志望したと述べています。これは世界でのマーケットの話、世界と直接関わりたいといった話から、先ほど述べた「日本のプレゼンスを高める仕事がしたい」という志望動機に近しいものがあると思います。

この方は経験としてアメリカの一人旅の経験を述べていますが、これは「こんな志望動機は嫌われる!評価されない志望動機の実例」の中にある「実体験との結びつきが弱い志望動機」に当てはまっていると思います。

そしてフレームワークの中の他に受けている業界とその業界ではダメな理由が書かれておらず日産、自動車業界を志望する決定的な理由がなくなっているため志望理由としては弱くなっていると思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は日産自動車をとりあげて事業内容から志望動機を考えていきました。その結果、価値観やスキルの異なるメンバーと一つの目標を実現したい、日本のプレゼンスを高める仕事がしたい、相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたいといった志望動機が適していることがわかりました。

日産はBtoCのメーカーであるゆえ自動車が好きだから、〇〇という車種が好きだからといったものを挙げてしまう人も多いと思います。また、海外で日産の車をみて影響力を感じ志望したというのも多いように感じます。

ただ、これらはあまり評価されない可能性があるので自身の主体的な行動の経験に基づいた志望動機を書いていくのが重要だと言えそうです。

photo by born1945

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