【ES例文付き】楽天の志望動機対策|事業内容の理解なくしてES通過なし

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最終更新日:2022年02月15日

楽天の本選考ES一覧はこちらから

楽天は日本発のインターネット・サービス企業で、Eコマースをはじめ、FinTech、デジタルコンテンツ、通信など、多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しているIT企業です。

楽天市場を通じてネットショッピングをしたことがある方、プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスを応援している方など、生活のどこかで楽天のサービスが関わっているというケースは多いことでしょう。

社内の公用語を英語にするなど今注目を集めるIT業界で話題の楽天について、事業内容を踏まえて志望動機を考えていきたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

楽天のビジネスモデル

楽天は1997年創業の企業です。今までになかったIT市場の拡大を受けて創業されました。企業理念として「イノベーションを通じて、人々と社会をエンパワーメントする」という理念を掲げているところからもわかる通り今まで行われてきた様々なことをインターネット上で行えるようにし、人々の生活を豊かにしてきました。

インターネットでの市場を活性化させることによって、都会へのアクセスが悪い辺境の土地や過労や病気などで移動が困難な消費者に対しても裾野を広げることに成功しました。

また海外にも事業の幅を広げ、日本の商品を海外でも購入できる環境を整備し、日本のプレゼンスを高めているといえます。

楽天と日本IBM、「楽天AIプラットフォーム」を構築

 

- カスタマーサポートへのチャットボット導入を促進 -
  楽天株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長兼社長:三木谷浩史、以下「楽天」)と、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:エリー・キーナン、以下「日本IBM」)は、カスタマーサポートへの自動応答機能を備えたチャットボットの円滑な導入を目的とした楽天社内向けシステム「楽天AIプラットフォーム」を構築したことをお知らせします。

 

「楽天AIプラットフォーム」は、IBM Watson(ワトソン)が提供する自然言語処理、会話制御等のAPIと、楽天のAI関連技術、カスタマー対応に関するデータベースを活用し、構築した社内システムです。本プラットフォームを、楽天グループの各サービスが提供するWeb上のお問い合わせチャットやスマートフォンアプリと連携させることで、チャットボットの円滑な導入が可能となります。今後は本プラットフォームを活用することで、各サービスへのチャットボット導入作業期間の短縮、カスタマーサポートの品質や利便性向上を見込んでいます。

 

また、楽天と日本IBMは本AIプラットフォームの開発にあたり、仮想組織であるセンター・オブ・コンピテンシー(Center of Competency)を本年より共同で設置しています。両社からの専任の担当者が、AIプラットフォームに関わるAI技術の開発・導入を進めており、今後は楽天の社内向け教育やトレーニングも実施する予定です。

 

楽天は、これまでも機械学習やディープラーニング(深層学習)を活用した画像認識技術の向上、ビッグデータの分析等、AI関連技術の研究、実用化を推進してきました。今後も社内外の様々なAI関連技術と、楽天が培ってきたビジネス上のノウハウを組み合わせることで、AIの導入を促進し、各サービスの品質、利便性の向上に努めてまいります。

 

参考:楽天プレスリリース「楽天と日本IBM、「楽天AIプラットフォーム」を構築」

上記の記事は楽天と日本IBMが協同で「楽天AIRWAYSプラットフォーム」を構築したことに関する記事です。

IT業界は常に競争で進歩しています。それに対応するために柔軟に様々な企業と協力して新たなシステムを構築しています。IT業界は注目され始めてまだ歴史の浅い業界です。

先例が無いぶん市場のニーズの分析が難しいため、その能力はとても重要になると言えるでしょう。また、様々なニーズに対応するため多様な価値観を理解し、周囲の人との協力関係の構築が重要ということも分かります。

以上のことを踏まえ楽天の志望動機を考えると、

・日本のプレゼンスを高める仕事がしたい
・相手のニーズを把握し、自らの提案で解決する仕事がしたい
・新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい

といった志望動機が適当だと考えられるでしょう。

楽天のES通過者の志望動機解説

以下では、実際に楽天のエントリーシート選考を通過した人の志望動機について見ていきましょう。

就活の軸に最も該当する企業だからです。まず上記の①、②に当然該当しておりますが、この二点を満たす企業は他にも存在します。

 

しかし③に関して、貴社こそが最も該当すると考えました。貴社は「世界一のインターネット・サービス企業になる」ビジョンを掲げ、「供給側と需要側を結ぶ市場事業」「先を見越した新規事業の開拓」「世界を見越した英語の公用語化」などといった戦略を取っております。

 

ここから、貴社は正に「ネット版総合商社」と言うべき存在を目指していると考えます。そして現在、総合商社が産業の要であるように、今後インターネットがより発展することで、貴社こそが要となると考え、このビジョンに

共感したため志望します。

 

参考:【内定】エントリーシート

このESでは自分の経験は述べていませんが、企業の未来に可能性を感じている旨が述べられています。この点がまだまだ成熟しきっていないIT業界においては大切な考えです。そしてこのことは「新たに事業や仕組みを生みだす仕事がしたい」と先述の「『軸』に基づく業界比較」に合致します。

もう一つ内定者のESを見てみましょう。

貴社は、格安SIMカードへの参入を決めました。ハードに参入することにより、楽天経済圏をより拡大されています。 

 

さらにエアアジアとの提携により、航空業界に参入しました。アジアに強いエアアジアの路線を組み込んだ旅行商品の提案により、楽天ブランドを世界で確立させようとしています。 これらから、国内だけでなくグローバルな視点で挑戦し、実行力のある貴社に感銘を受けました。 

 

一方、私も学生時代には挑戦を続け、飛び級を実現し、海外留学も経験しました。 

 

これらの経験を生かし、貴社で世界中の人々に影響力のあるサービスを作り、貴社が世界一のインターネットサービス企業になるという目標の達成に貢献したいと考え、志望しました。

 

参考:【内定】エントリーシート

このESでは近年話題の格安SIMに関する話題や航空業界に参入した話題に触れています。その一連の取組が楽天の特に大切にしているイノベーションと海外進出という理念に一致し、自身のやりたいこともそれに一致していることが上手く述べられています。

志望企業が他のIT企業ではなく、楽天であるべき理由がより明確になっています。

最後に

いかがでしたでしょうか。

先述した通り楽天は創業してまだ20年にも関わらず、IT業界において常に第一線で活躍し続けてきた企業です。このような新しい業界で進化し続けるには、企業理念にもある通り、革新的な思考を持ち、既成概念にとらわれない姿勢で仕事に臨むことが求められます。そのような姿勢を心がけてESを書いてみて下さい。

楽天の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

photo by Martin Thomas

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