【東京海上日動火災保険の面接対策】最頻出質問22選

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最終更新日:2023年04月12日

東京海上日動火災保険は損害保険業界の中でも抜群の存在感を発揮しており、最近ではグローバル展開にも注力しています。

同社の選考は最終面接含め3回行われますが、志望動機はほとんど聞かれることがなく、一貫して自己分析に関する質問が投げかけられるようになっており、非常に独特な選考形式が敷かれていると捉えることができるでしょう。

今回はそんな同社の面接でされた質問内容を基に、面接対策を考察していきます。

学生時代の経験に関する質問

  • 学生(大学)時代頑張ったことを教えてください。
  • 中高時代の部活の取り組みを教えてください。
  • なぜ始めたのですか。
  • どうして頑張ったのですか。
  • 活動の中で苦労した点とそれをどう克服したかを教えてください。

こちらは「内定レベルの学生時代頑張ったことが10分で書ける学生時代頑張ったことのフレームワーク」を参照するといいでしょう。

「なぜ始めたのか」や「どうして頑張ったのか」という質問は、就活生のモチベーションの源泉を探るためのものであると考えられます。

そのため、過去に自分が注力した経験に関して自己分析する際は、「自分がどんな価値観の基で、熱意を持って物事に取り組んできたのか」が明らかになるまで掘り下げるように意識しましょう。

参考:「なぜ取り組んだのか」という質問の意図と対策方法
→学生時代頑張ったことの「動機」部分について詳しく説明したいと思います。

あなた自身に関する質問

  • 幼少期をどういった環境で過ごし、何を考えてきましたか。
  • 小学生の時はどんな子供でしたか。
  • 小中高大において親友は何人ずついて、それぞれから自分はどんな人だと言われますか。
  • 中学校~大学までの学問面を教えてください。
  • なぜ今の大学を目指しましたか。
  • 自身の性格を教えてください。
  • 長所と短所を教えてください。
  • 団体の中であなたはどのようなポジションですか。
  • 頑張ったことから得られた自分の強みと弱みは何ですか。
  • 人と接するときに心掛けていることはありますか。
  • 家族のことを教えてください。両親はどういった人ですか。
  • 友達はどんな人が多いですか。
  • 浅く広い交友関係か深く狭い交友関係か、どちらですか。
  • いまでも引きずっている過去の経験はありますか。

東京海上日動火災保険の選考で最も重視されている点が、「あなたがどのような人間なのか」ということです。

その”人となり”を見極めるために同社の面接では、幼少期から現在に至るまでの「時間軸」に加え、性格・勉学・交友関係・趣味から家庭環境に至るまで非常に「幅広い分野」に関する質問がなされます。

人の性格や価値観は、大学や院時代の直近の経験だけではなく、幼少期や小中高時代など「過去」に根差していることも多く、同社の面接ではこの「過去」の面に特にフォーカスすることで、就活生のこれまでの生き方やキャラクターを見極めようとしているように感じられます。

実際に就活生の過去を掘り下げるための質問例として、上記で紹介した「小学生の時はどんな子供でしたか。」や「いまでも引きずっている過去の経験はありますか。」などがあります。

以上を踏まえた上で同社の選考対策を考えると、何よりも「自己分析」が最優先になることは疑いようがありません。

ですが、同社が学生の「過去」に着目していることを考慮すると、「両親」に自己分析の手伝いを依頼することは極めて重要な対策になるでしょう。

人が忘れる生き物である以上、過去のことを自力で思い出すことには限界がありますし、また自分だけの自己分析では主観的になりすぎる可能性も排除できないためです。

自分という人間を誰よりも近くで見てきた両親に協力を頼むことで、客観的に自分を見つめ直す貴重な機会にすることができるでしょう。

参考:東京海上日動火災保険のインターン面接は最高の自己分析ツール
→自己分析をするに当たって最適な東京海上の過去の面接内容を提示します。

志望動機に関する質問

  • 志望度を教えてください。
  • 他社の選考状況を教えてください。

冒頭でも述べた通り、「当社の志望理由を教えてください」という質問がなされない点が、同社の選考の特徴でしょう。

その代わり、「他社の選考状況」や「同社の志望度の高さ」に関しては何度も繰り返して問われるようになっており、「本当にこの会社に来る意思があるのか」という点を極めて強く重視しているといえるでしょう。

そうした熱意の強さをアピールするための方法として、大きく以下の3パターンが考えられます。

1.業界内の特別なポジション・強みから語る
2.社風・企業理念から語る
3.企業で働く「人」から語る

同社の選考において志望理由が強く問われない以上、ここでは1や2よりも、3のアプローチを取る方がいいのではないでしょうか。

そのためにも、OB・OG訪問や座談会への積極的な参加を通じて、東京海上日動火災保険で働く”人”に触れるように意識することをお薦めします。

参考:【例文付】なぜその会社なの?志望動機の伝え方・企業選びの軸の定め方を解説
→「同業の中でもなぜうちの会社なのか?」という一見答えにくそうな質問に対する3つの簡単なアプローチをご紹介したいと思います。

学業に関する質問

  • ゼミでの研究内容を教えてください。

この質問では、「どれだけわかりやすく研究テーマを伝えられるか」が重視されています。

自分ではよくわかっていても、他人からしたら専門性が高くてよくわからない、といった事態は多々起こり得ます。

簡潔にわかりやすく説明することで、地頭のよさをアピールすることにも繋がりますので、実際の面接に臨む前に社員の方や家族に研究テーマを話し、理解に困る点はないかをしっかりと確認するようにしましょう。

参考:【ES例文22選付】学業で力を入れたことの書き方(ゼミ・研究・留学・資格など)
→ES・面接において頻出の多いガクチカの内定者回答事例集を提示します。

最後に


東京海上日動火災保険の面接では、幼少時代から徹底的に学生の経験を深掘りする事で有名です。最終面接まで志望動機を聞かれなかったいう学生がいる程、志望度だけでなく学生の「人柄」を重視する面接であると言えます。

面接を突破するにはやはり徹底的な自己分析が鍵となるでしょう。

また、自分だけでなく両親や友人を通して自分を知る「他己分析」も行う事で主観的・客観的両方の側面から「自分」を理解する事が出来、面接官の鋭い質問にも臆する事なく答える事が出来るはずです。

本記事を参考にし、東京海上日動の面接選考突破ひいては内定を目指してもらえればと思います。

参考:東京海上日動火災保険のエントリーシート・選考情報
→東京海上日動火災保険の本選考ES・レポート、インターンES・レポートを掲載しています。

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