【損保ジャパンの面接対策】面接過去問31選

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最終更新日:2023年02月17日

損保ジャパンの本選考ES一覧はこちら

金融業界は多くの文系学生が志望する業界ではありますが、中でも今回扱う損保ジャパンを始めとした、いわゆる3メガ損保は、インターンの段階から採用活動に力を入れており、全体として身近に感じている就活生も多いかと思います。

今回扱う損保ジャパンの選考フローは、例年「ES→テストセンター→面接(3回)」とオーソドックスなものになっています。毎年800人規模を採用するサマーインターンで評価されると、面接の回数が減るなど優遇されることもあるようです。

今回は、損保ジャパンの面接で実際にされた質問についてみていきます。

本選考とインターンの締め切り情報

志望動機に関する質問

  • 5年後・10年後どのような社会人になっていたいですか。
  • 弊社に入ったら具体的に何がしたいか述べてください。
  • 営業部門と損害サポート部門であればどちらの働き方の方がいいとお考えですか。
  • なぜ金融業界を志望するのですか。
  • なぜ損害保険業界を志望するのですか。
  • 数ある損害保険会社の中でもなぜ弊社を志望するのですか。
  • OB訪問はしましたか。その中で印象に残った社員の話はありますか。
  • 転勤があっても抵抗には感じませんか。
  • 他社の選考状況を教えてください。
  • なぜ弊社が第1志望なのですか。
  • 逆質問→どの面接でも最後に5分間で逆質問

【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」に沿った非常にオーソドックスな内容の質問が並んでいます。

特に④業界比較については突っ込まれて聞かれるようですので、企業選びの軸をぶらさないまま、「なぜその他の業界ではダメなのか」というところまではっきりと述べる必要があるでしょう。

一番下の逆質問については全ての面接で5分程度の時間が設定されているようです。以下の記事も参考に評価される逆質問について理解したうえで、面接序盤の段階から2〜3個は用意しておくべきでしょう。

参考:「なぜうちの業界?」|業界研究の重要性
→内定獲得にあたっては、当然ながら競合他社との比較検討がマストです。しかし、それ以前になぜその業界であるのか業界比較を行う必要があります。業界の中でもなぜその業界なのかを言語化することが、志望度のアピールにもつながり、説得力のある志望動機を作ることが出来るでしょう。

参考:面接における逆質問の重要性|どのような質問が評価されるのか?
→面接では必ずと言って良いほど逆質問の場が設けられます。企業側は逆質問で何を評価しているのかを正しく知ることが、逆質問を最大限有効に活用するためには不可欠です。まずは逆質問の意図・目的を抑えて、効果的な逆質問を作成しましょう。

学生時代の経験に関する質問

  • ESに記載した学生時代頑張ったこと3つについてそれぞれまとめて述べてください。
  • あなたのその取り組みで途中で投げ出すことなく最後まで続けられたのはなぜですか。
  • どのような思いでそのような行動をとりましたか。
  • その経験から何を得ましたか。
  • 人生において一番つらかった経験は何ですか。それをどう乗り越えましたか。

こちらも「ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-」に沿った内容が並んでいます。

ESでは毎年学生時代頑張ったことを3つ挙げたうえで、そのうちの1つについて詳細を述べるという形が取られていますが、面接の場ではその他2つの経験について掘り下げられることもあるようですのですので、フレームワークに沿って自分なりに深掘りを加えておくといいでしょう。

参考:【大手ES例文10選】"困難を乗り越えた経験"がない場合には〇〇〇〇をするべき!
→挫折経験を問われた際の回答事例をまとめました。「挫折経験がなくて困っている」、「どんなことを挫折経験とすれば良いか分からない」という方は、内定者の回答を参考にご自身で考えてみてください。

あなた自身に関する質問

  • 簡単に自己紹介してください。
  • 最後に自己PRしてください。
  • 長所と短所を述べてください。
  • あなたは自分をどのような性格だと思いますか。
  • グループで活動するときはどのような役割を担うことが多いですか。
  • 苦手なタイプはどのような人ですか。そういった人とどのように付き合いますか。
  • あなたの小学生から高校生について教えてください。

こちらも「【自己PR】面接で必ず聞かれる9の質問と回答ポイントを解説」で挙げている頻出の質問です。

一番下のような大学入学以前については、学生時代頑張ったことでの人柄、自己PRでの強みの原点、及び強みの再現性を高めるための複数エピソードを述べるうえでそれぞれ語れるようにしておくべき内容です。

学業に関する質問

  • 大学では何を勉強していますか。
  • 単位を取るのに苦労した授業はありますか。その単位を取るうえでどのような工夫をしましたか。
  • (成績表を見て)◯◯という授業を履修されていたようですがこの授業では何を学びましたか。

学業については主に2次面接で問われることが多く、例えば「会計学を学んでいます」のようにただ単に事実を述べるだけでなくその学んでいる内容について面接官にわかりやすく説明することが求められます。

下2つは成績表を見ながら面接官がそれに関連する質問をしていくいわゆる「リシュ面」と呼ばれる形式です。

履修した講義の概要やそこから得たことなど、自身の履修した授業について一度振り返っておくあたりの最低限の準備は必要になってくるでしょう。

このように文系学生にも学業に関する質問を深く投げかけることから、損保ジャパンは真面目にコツコツと物事に取り組むことができる学生を求めているのかもしれません。

参考:【ES例文22選付】学業で力を入れたことの書き方(ゼミ・研究・留学・資格など)
→学業に関する質問はES、面接問わず往々にして問われます。難関企業の内定者回答をもとに、アピールすべきポイントを押さえましょう。

その他の質問

  • 最近気になるニュースについてスポーツでもいいので述べてください。
  • イギリスのEUの離脱についてどう思いますか。EUの中でもなぜギリシャが破綻してしまったと思いますか。
  • 今日の天気についてどう感じていますか。
  • もし社内で喧嘩が起き、その仲裁をするとしたらどうしますか。
  • もし自分の後輩がお客様に対してミスをしたらどのように対応しますか。

上2つのように最近取り上げられたニュースについては面接の段階を問わず尋ねられ、自身が入社後取り組みたいと述べた仕事から派生した形で取り上げられるケースもあるようです。

なぜそのニュースを取り上げたのか、自分自身の経験や大切にしている価値観と紐付けて話せると採用側からの共感を得やすいでしょう。日頃からニュースアプリといった媒体と活用してアンテナを張っておくと面接の場で困ることなく対応できると思います。

天気については雑談形式の質問の一種で、面接のアイスブレイクのような位置づけで尋ねられるようです。

このような何気ない質問にも、会社に人柄が合っているか・お客様に何か尋ねられたときのアドリブに対応することができるかといった意図が存在していると考えられますので、気を抜くこと無く回答するよう心がけましょう。

下2つのように具体的なシチュエーションを提示されてそれに対してどのような対応を取るのかについて尋ねられることもあるようです。あらかじめ暗記してきた回答をそのまま述べるのではなく、どのような思いや価値観を持っているのか本心で述べてもらおうという意図があると考えられます。

参考:最近気になるニュースについて回答を求められたら?就活生必携アプリ「NewsPicks」とは
→面接では時事問題や昨今のニュース等、イレギュラーな質問がなされることも少なからずあります。そのような問いに対応するためには常日頃からの情報収集がマストです。この記事で紹介しているNewsPicksというアプリでは、識者のコメントについても見ることができるため、ニュースに対する自身の見解を固める上でも有効です。

最後に

いかがだったでしょうか。

全体として最後の具体的なシチュエーションについての質問以外は、ほとんどが多くの企業でなされるようなオーソドックスな質問が並ぶという結果になりました。

一方で、選考体験で多くの方が準備したと述べていた3メガ損保の違いについては面接の場ではあまり問われない様子で、企業研究というよりも面接マナーや素直に自身の考えを述べることができているかといった人柄面の方が重要であるといえるでしょう。このことは金融業界では多くの企業に共通して言えることです。

その他、金融業界の企業に選考に臨むうえでもこの記事を参考にしていただければと思います。

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こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。 

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