集英社の採用レベルのES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・自己PR・ガクチカへ

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最終更新日:2022年08月09日

集英社というと、週刊少年ジャンプのイメージが圧倒的に強く印象に残っている会社かと思います。実際に漫画を執筆するのは連載する漫画家ですが、出版社の総合職はどのような形で漫画に関わって仕事をするのでしょうか。

また、集英社はメンズノンノ、プレイボーイなど、扱う題材は多種多様です。では早速、編集者・ライターとして社会で活躍する社員のインタビューから集英社に求められるスキルを探っていきたいと思います。

本記事のコンテンツ
1.集英社の求める人材
2.集英社の質問
設問(1)「志望ジャンルでどのような仕事に携わりたいか、具体的に書いてください。」について
設問(2)「下記のジャンルについて、印象に残っている誌名・作品などを書いてください。」について
設問(3)「インタビューしたい著名人を1人選び、質問1つと、その質問の意図を書いてください。」について
設問(4)「あなたが出版社を志望する理由を書いてください。」について
設問(5)「出版業界以外で興味をもっている業種・企業と、その理由を書いてください。」について
設問(6)「学生時代とくに力を入れたことについて書いてください。」について
設問(7)「あなたの長所・短所を書いてください。」について
3.最後に

本選考とインターンの締め切り情報

集英社の求める人材

「われわれの仕事は、著者やクリエイターをはじめ様々な才能を集めて、新しい創造のお手伝いをすることです。つくり手が生み出したものを、多くの方のご協力で“本”という形にして、はじめてこの仕事は成立します。だからこそ、著者や仕事をともにしてくださる方々を大切にすることが重要。」

 

ー中略ー

 

「新しいことをやってみる、ということ。例えば、野球全盛の時代にあえて『キャプテン翼』でサッカーを描いたのが高橋陽一さん、世の中がサッカーブームだった頃に“バスケを描きたい”と言ったのが『スラムダンク』の井上雄彦さんです。作家の強い思いが、新しい市場を生み出しました。

 

マーケティングも大切かもしれないけど、そこからは新しいものは生まれにくい。

 

“どうしても書きたい”“これを書かなければ生きていけない”というくらいの、つくり手の強い思い込み、あるいは現場のひとりの編集者の“この作家が好きだ”“この人は絶対にいい”という思いの強さから生まれるものだからこそ、多くの人の気持ちをつかむことができるのです。

 

それに小説やマンガなどの出版物は、人手も製作費も莫大にかかる映画などとは違い、ひとりのつくり手が頭の中で考えたり想像したことを、ほとんど制約なく自由に表現できるという利点もあります」

 

引用:社長インタビュー

編集者としてはもちろんのこと、記事を書くライターになったとしても、取材やインタビューという形で世の中の「クリエイター」から創造物を引き出すことを生業とするわけですから、その意味では価値観の異なる人と協力して良い結果に繋げることが求められると言えるかもしれません。

もちろん、一人の編集者として作家と関わる機会は非常に多く、自分の裁量次第で作家のモチベーションをコントロールすることもあるようで、個人としての成果も求められます。

また、世の中で誰もやろうとしないことに、強い意志を持ってあえて飛び込んでいけるチャレンジ精神を求めていることもわかります。キャプテン翼やスラムダンクはその最たる例のようです。出版業界もITの発達とともに新時代を迎えているので、革新を求めているのかもしれません。

集英社の仕事で求められるスキルを「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」に照らし合わせて考えると、「1.個人として努力し、成果をあげることができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」の能力が重要になってくるのではないでしょうか。

出版社でも部署間の異動はしばしばあるようで、必ずしも自分の得意・専門分野に配属されるというわけではないので、編集者としてチームでも、記者として個人でも成果を出せる人材が欲しいのかもしれません。

集英社の質問

1. 志望ジャンルでどのような仕事に携わりたいか、具体的に書いてください。(手書きESのため、字数制限なし)
 2. 下記のジャンルについて、印象に残っている誌名・作品などを書いてください。

3. インタビューしたい著名人を1人選び、質問1つと、その質問の意図を書いてください。

4. あなたが出版社を志望する理由を書いてください。

5. 出版業界以外で興味をもっている業種・企業と、その理由を書いてください。

6. 学生時代とくに力を入れたことについて書いてください。

7. あなたの長所・短所を書いてください。

参考:集英社 エントリーシート

設問(1)「志望ジャンルでどのような仕事に携わりたいか、具体的に書いてください。」について

この質問では、志望動機について問われています。まずは、自分の考えを「【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」を参照しながら整理してみましょう。

このフレームワークに沿うと、⑤具体的にどのような仕事をしたいのか?に力点を置いて、回答できると良いのではないでしょうか。

また、動画を通じて基本的な志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

内定者の回答

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設問(2)「下記のジャンルについて、印象に残っている誌名・作品などを書いてください。」について

下記ジャンルというのは、雑誌、書籍、コミックス、映画・TV番組・音楽、Web/携帯サイト です。この中で、それぞれ印象に残ったものを選ぶわけですから、それなりに出版関係に幅広く興味を持っていないと書きにくいです。必ずしも、集英社が発信しているものに絞って記載する必要はないでしょう。どの部署に配属されるかで、仕事が180度変わる出版社としては色々な分野に興味を持つ、好奇心旺盛な人材を求めているのかもしれません。

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設問(3)「インタビューしたい著名人を1人選び、質問1つと、その質問の意図を書いてください。」について

ここでは、学生が興味を持っている分野と、価値観を知ろうとしています。素直に自分が興味を持っている分野について回答できれば良いはずです。

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設問(4)「あなたが出版社を志望する理由を書いてください。」について

一つ目の質問でも志望動機に関する質問(やりたい仕事)が問われましたが、ここでは出版業界への志望動機が問われています。「【例文6選】エントリーシート(ES)の志望動機の書き方!独自調査を基に人気業界ごとに解説」を参考に、自分の夢・目標を考えることから始めて、それらが出版社のビジネスモデルで実現可能かどうかを確認できれば良いでしょう。

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設問(5)「出版業界以外で興味をもっている業種・企業と、その理由を書いてください。」について

この質問も、志望動機に関連した質問です。自分の夢・目標を叶えることが出来るビジネスモデルを持つ併願業界について記載できれば良いでしょう。具体的に、併願業界と比較して出版社を第一志望とする理由なども述べられるように準備しておくとより良いはずです。

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設問(6)「学生時代とくに力を入れたことについて書いてください。」について

ここでは、学生時代に頑張ったことについて聞かれています。まずは、自分の考えを「ガクチカの書き方とは-6ステップで書けるESテンプレを基に解説-」を参照しながら整理してみて下さい。上記で述べたように、求められるスキルが「1.個人として努力し、成果をあげることができる」、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」を基軸とするので、これらを意識したうえで最後に、学生時代の経験から得た学びの部分まで言及できると高く評価されるのではないでしょうか。

以下の動画でも、学生時代頑張ったことの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

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設問(7)「あなたの長所・短所を書いてください。」について

この質問では、自己PRを求められています。いきなり自分の長所を探すのも中々難しいとは思うので、とっかかりは友人や家族による他己分析でも良いと思います。何となく強みが見つかったら、「【例文30選】新卒における自己PRの書き方を5つのフレームワークで解説」や以下の動画を参考にして、考えに肉付けしていきましょう。

また、短所に関しては、わかっていても中々率直には書けない学生もいる多いと思います。以下の記事を参考にしてみて下さい。長所の裏返しとしての短所を書くべきなのか、素直に短所を書くべきなのか、双方の意見が述べられています。

参考:短所は短所のままでいい?!面接で短所を聞かれた時の答え方
→短所を魅力的に伝えるアプローチを提示します。

内定者の回答

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最後に


出版社というと、有名業界ではあるもののニッチなイメージと採用人数の少ないイメージから受験が敬遠されがちです。

好奇心旺盛で様々な分野の事柄に興味のある学生、革新的な創造をしてみたい学生、世の中に何かを発信したい学生は、もしかすると出版社の仕事にむいているかもしれません。最初は興味がなくても、些細なきっかけから志望度があがることもあると思うので、ニッチな業界にも足を運んでみてはいかがでしょうか。

参考:【出版社への就職】良い点と選考対策
こちらの記事では出版社へ就職するメリットや選考対策を記載しています。出版社の理解も深まると思うので、ぜひご覧になってください。

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