【大手鉄鋼専門商社5社比較】伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事の違いとは-特徴・強み・売上高・年収比較

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最終更新日:2023年02月10日

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日本の主力産業の一つであり、就活生からの人気も高い鉄鋼専門商社。

しかし「鉄鋼専門商社を志望しているが、業界内の企業の差別化ができていない」という就活生は多いのではないでしょうか。

そこで今回は大手鉄鋼専門商社である伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事の5社を比較し特徴や強みの違い、売上高・平均年収比較などを解説します。

企業の体質について知ることは企業分析において重要であり、エントリーシート(ES)や面接対策にもつながると思うので鉄鋼専門商社を志望する方はぜひ最後までお読みください。

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専門商社業界の事業内容とビジネスモデル 

専門商社業界の事業内容とビジネスモデル

以前、「五大総合商社比較|三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅の強みや社風の違いとは」で紹介したとおり、商社業界のビジネスモデルは大きく2つに分けて説明することができます。すなわち、(1)「トレーディング」と(2)「事業投資」です。

トレーディング

トレーディングとは、顧客企業の製品の輸出入代行や貿易事務を担うことを指し、これが商社の基本的なビジネスとなっています。

このビジネスにおいて商社は、顧客企業の製品を海外へ輸出するための仲介役としての機能を保持しています。

しかし、高度経済成長期にメーカーの現地進出が進むにつれ、物流における単なる仲介役としての商社の存在価値は低下していきました。

メーカーが商社に支払う口銭料がコスト増につながるということで、メーカーは自社で物流網を構築するようになりました。このように事業環境が厳しくなる中で、商社が見出した活路が次に述べる「事業投資」です。

事業投資

「事業投資」とは、商社の持つヒト・モノ・カネといった経営資源をある企業に投資し、その企業が行う事業を全面的に育てていくことです。

買収した企業の成長や業績好転に伴う利益を取り込んだり、配当金や企業価値向上からの売却などの形で利益を得ることもあります。

また、商社の基本機能であるトレーディングを拡大するために、買収した企業に対して卸を行う場合もあります。

専門商社は、特定の商材に特化したトレーディングと事業投資を展開しており、その分野における豊富な事業ノウハウや顧客基盤を有しています。

とりわけ特定分野における、サプライヤーから顧客に至るまでの「人脈の豊富さ」こそ、専門商社の最大の強みであると言えるでしょう。

大手鉄鋼専門商社5社の特徴・強み比較

大手鉄鋼専門商社5社の特徴・強み比較

ここでは大手鉄鋼専門商社である伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事の特徴や強みを比較します。

各社の特徴や強みの違いを理解することによって選考が突破しやすくなりますので、本記事を参考に各社の違いを見つけてみてください。

以下ではまず伊藤忠丸紅鉄鋼の特徴・強みについて解説します。

伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)の特徴・強み

伊藤忠丸紅鉄鋼は総合商社である伊藤忠商事と丸紅、それぞれの鉄鋼部門が2001年に分割・統合して誕生した会社です。伊藤忠丸紅鉄鋼は、鉄鋼の専門商社というよりも、総合商社の一部門であるという考え方から、鉄鋼総合商社という呼び方をすることもあります。

総合商社としての総合力を維持しつつ、両社の事業基盤、人材、ネットワークを活用することで、それまでには成し得なかった多彩な機能・サービスを全世界のマーケットに提供することを可能にしています。

そんな伊藤忠丸紅鉄鋼の特徴としては伊藤忠商事と丸紅の鉄鋼部門を発祥としているため、両社の顧客基盤をそのまま引き継げているところが強みとして挙げられます。

“2つ”の総合商社の一部門を担う会社だからこそ成し得る、広範囲かつ専門性の高いサービスを提供し、52カ国88拠点に及ぶ強力な海外ネットワークで、グローバルに事業を展開しております。

また、元々の顧客基盤があることで、新規開拓営業があまり必要ではないため、既存顧客に引き細かいサービスを提供できることも強みだと言えます。

【企業研究ページ】
伊藤忠商事の企業研究ページはこちら
丸紅の企業研究ページはこちら

阪和興業の特徴・強み

阪和興業は1947年の創立以来、変化する時代に合わせて最適なビジネスを展開し、「攻めの経営」を旗印に積極的な事業展開を行い、企業としての価値向上を目指してきました。

具体的な事業内容としては売上高の50%近くを占めている鉄鋼事業の他に非鉄・金属原料、食品、石油・化成品、木材、機械事業も行っています。

そんな阪和興業の特徴としては特定の企業やグループに属さず独立系の専門商社として事業を展開していることが強みとして挙げることができます。

他の4社(伊藤忠丸紅鉄鋼・メタルワン・日鉄物産・JFE商事)が企業やグループに属している一方、阪和興業は唯一どこにも属していない独立系の専門商社であるため、自分で考えて、自分で行動して、自分で解決するということを一人で一気通貫ビジネスを行い、お客様のニーズに答えることができます。

誰にも束縛されることがなく、仕入れ先や事業展開の自由度が高いという強みを活かしたことが創業当時の鉄鋼専業という形から70年あまりで多彩なポートフォリオとなった要因と言えます。

阪和興業の部門別売上高構成比

(注)

上記のグラフは下記のサイトを参考にし、unistyleが独自に作成
阪和興業の事業

メタルワンの特徴・強み

2003年、三菱商事と双日による50%ずつの出資により設立されたのがメタルワンです。設立以来、国内の専門商社としてはトップの売上高を誇ってきました。

扱う商材や相手に応じて、第一営業本部、第二営業本部、第三営業本部、線材特殊鋼・ステンレス本部という4つの営業部署を設置しており、自動車や船舶、インフラ業などに向けて、多様な鋼材商品を取り扱っています。

そんなメタルワンの強みとしてはマーケット情報や政治経済など、豊富な情報ネットワークを駆使し、事業を展開できることにあります。その裏付けとして三菱商事と双日という総合商社とのコネクションが挙げられます。

三菱商事、双日の両社のDNAに新入社員の個性が融合した結果として現在のメタルワンがあります。

こうした多様な人材の総和と異なる文化の相乗効果が、変化をチャンスに変え、マーケットをリードしてきたメタルワンの礎になっていることは、間違いありません。

メタルワンは鉄鋼製品の流通を通じて、新たな価値を創造し、社会や産業の発展に寄与する「変革」と「成長」を推し進めていきます。そのためにグループの総力を結集し、株主の三菱商事、双日とも幅広い連携・協業を行うことで、どのような環境変化にも左右されない強靭な体質への転換と企業価値の持続的な向上の実現を目指しています。

【企業研究ページ】
三菱商事の企業研究ページはこちら
双日の企業研究ページはこちら

日鉄物産の特徴・強み

日鉄物産2013年に住金物産と日鐵商事株式會社が統合されてできた会社です。日鉄物産は、「鉄鋼」、「産機・インフラ」、「食糧」、「繊維」の4つの事業それぞれが長い歴史をもち、業界トップクラスのステイタスを確立しています。

そんな日鉄物産の特徴としてはただの専門商社ではなく「複合専業商社」であることが挙げられます。

具体的には、異なる事業を複合的に、それぞれ専業として業界内で確固たる地位を築いて商売(トレード)を行い、時に有機的に交わり新たな価値、ビジネスを生み出すのが複合専業商社です。

専門商社は特定の分野で特定の事業を行っていますが、複合専業商社は異なる事業を専業として一つの会社で展開しています。

鉄鋼や産機・インフラは生産財を取扱い、食糧や繊維は消費財を主に取り扱います。食糧は「食」、繊維は「衣」、鉄鋼、産機・インフラは「住」をつかさどります。

このように、日鉄物産は大きく異なる4つの事業を一つの会社で複合的に行い、時に互いがシナジー効果を発揮しながらビジネスを展開しています。

JFE商事の特徴・強み

新庄鋼材・青山特殊鋼・摩耶興業の3社の合併により1954年に設立された「川鉄商事」と、富士商事を母体として鋼管商事・伊藤宗二商店との合併や改称を経て誕生した「エヌケーケートレーディング」がJFE商事の源流です。

具体的な事業内容としては鉄鋼事業・原材料事業・資機材事業・その他(食品、エレクトロニクス、テールアルメ工法)が挙げられます。

そんなJFE商事の最大の強みは、『鉄に関する川上から川下まで全ての商売を担っていること』が挙げられます。

JFE商事は世界の様々な鉄鋼メーカーへの技術サービスも含めた原材料・資機材の供給から、顧客のニーズを捉えた鉄鋼製品の加工・販売・流通までを一貫して行っております。

鉄鋼周辺ビジネスを中心に、川上から川下までサプライチェーンを拡充することで、新たな可能性を切り拓いていくことに加え、カーボンニュートラルや循環型社会などの社会課題に取り組んでいきます。

また、それらを機会と捉えこれまで培ってきた経営資源や情報網を生かしながら、これからの時代をリードすべくESG経営に取り組んでいます。

大手鉄鋼専門商社5社の売上高ランキング

大手鉄鋼専門商社の売上高ランキング

ここまで大手鉄鋼専門商社である伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事がどのような企業なのかを、特徴や強みを踏まえて解説してきました。

ここでは5社の企業の中で売上高の高い企業ランキングを紹介します。

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大手鉄鋼専門商社5社の平均勤続年数・平均年齢・平均年収・採用実績比較

大手鉄鋼専門商社5社の平均勤続年数・平均年齢・平均年収・採用実績比較

次に大手鉄鋼専門商社である伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事の平均勤続年数・平均年齢・平均年収・採用実績を比較します。

上記の比較は最終的な志望企業を決める際に重要な指標になると思うので参考にしてみてください。

大手鉄鋼専門商社5社の平均勤続年数・平均年齢・平均年収・採用実績は以下の通りです。

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大手鉄鋼専門商社5社の社風比較

大手鉄鋼専門商社5社の社風比較

ここでは大手鉄鋼専門商社である伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事の社風を比較します。

社風を理解することは5社の差別化に繋がるだけでなく、自分が働きたい環境があるのかどうかも明確にすることができるため参考にしてみてください。

以下ではまず伊藤忠丸紅鉄鋼について解説します。

伊藤忠丸紅鉄鋼(MISI)の社風

まずは伊藤忠丸紅鉄鋼の社風を解説します。伊藤忠丸紅鉄鋼は「時代の変化を読み、いち早く行動する社風」があると考えられます。

伊藤忠丸紅鉄鋼は鉄鋼流通商社として、お客さまの成長と企業価値の向上に寄与し、かかわるすべての人とともに、より豊かな社会の実現を目指しています。

伊藤忠丸紅鉄鋼は広い視野と高い視座をもって時代や社会の変化を先取りし、既存のバリューチェーンや産業構造の本質的な課題まで踏み込んで、付加価値の高いソリューションを提供することで商社という枠を超え、新しいビジネスモデルを創り出しています。

また伊藤忠丸紅鉄鋼のシンボルマークは、鉄鋼業にかける熱い情熱と永久不滅の生命力をあざやかなオレンジ色で表現しています。

今にも飛び立とうと大空を見上げる鳥の姿は、お取引先様とともに飛躍しようとする企業としての姿勢を表しています。

そんな伊藤忠丸紅鉄鋼で実際に働いてる社員は以下のように話しています。

入社後の経験を通じて感じるMISI社員の特徴は?

MISIが出資する事業会社にはMISIの社員が出向することもあります。

時に商談相手がMISIから出資先のコイルセンターに出向している社員ということもあります。

私が担当したある商談ではMISIにとって厳しい条件を要求される非常にタフなものでしたが、それは同社員が出向先の組織のために自分の仕事に本気で向き合っている証拠だと感じることができました。

その経験を通じて、それぞれがいま所属している組織やチームのために全力を尽くすのがMISIパーソンの特徴であると実感しています。
 

 引用:伊藤忠丸紅鉄鋼『社員インタビュー』

阪和興業の社風

次に阪和興業の社風を解説します。阪和興業は「自ら考え、自ら行動することを促す社風」があると考えられます。

阪和興業は特定の企業やグループに属さない独立系の商社です。つまり、誰かに与えられる商売はひとつもなく、自力でビジネスを切り拓いていく必要があります。

しかし同時に、誰にも束縛されることがなく、仕入れ先や事業展開の自由度が高いという強みがあります。創業当時は鉄鋼専業でしたが、70年あまりを経て、多彩なポートフォリオとなったのもそのためです。

具体的には鉄鋼事業の他にリサイクル・プライマリー原料事業/食品事業/エネルギー・生活資材事業/木材事業/機械事業の5つの事業に力を入れています。

これからも阪和興業は、成長するために、そして、商売をもっと楽しむために、新しい挑戦を重ねていきます。

そんな阪和興業で実際に働いてる社員は以下のように話しています。

あなたにとって「ひとりの強さ」とは?

私が手がけているのは、誰が扱っても同じ「鉄」です。基本的には、鉄そのものに付加価値はありません。

だからこそ、住宅メーカーが仕入先を決める時には、私自身の「人間力」が大きく影響します。

私は常に「相手のために何ができるか。何がいちばん喜ばれるか」を深く考え、行動に移すよう心がけています。

その結果、ある取引先からはこんなふうに言われました。「他の業者が売り込みにきたけど、鉄は影山さんから買うと決めている。だから断ったよ」。

パートナーとして認めていただけたようで、とても嬉しかったことを覚えています。

これからも行動に気持ちをしっかりと込め、商売をさらに深めていきたいと考えています。

 引用:阪和興業『社員インタビュー』

メタルワンの社風

次にメタルワンの社風を解説します。メタルワンは「新しいことへの挑戦を応援してくれる社風」があると考えられます。

メタルワンのビジネスは、トレーディングと事業投資を軸に「鉄」で「社会」をつないでいく役割を担っています。

そして、その過程で多くのメタルワン特有の機能を活かした付加価値を創出しています。サプライチェーンマネジメントや戦略コンサルティング、事業会社の設立など、価値創造のためにあらゆる手段を用いています。

メタルワンの使命は、鉄を介して、こうした幅広い産業に対してビジネスを世界中で展開していくことです。

鉄鋼産業の世界的な競争が激化する中で、お客様が持続的に成長していくには、高付加価値製品の投入、新たなビジネスモデルの構築、コスト削減、営業力の強化などによる競争力の向上が不可欠となります。

メタルワンは、鉄鋼流通の全体最適化による創造的なバリューチェーンの構築などを通じて、お客様のビジネス競争力の強化、企業価値の向上に貢献することを目指しています。

そんなメタルワンで実際に働いてる社員は以下のように話しています。

「志」次第で若手のうちから活躍できるところも貴社の特色かと思います。
中島様は2年目にして採用主担当者を務められているわけですが、この点についてはどのように感じられますか。

想像以上に自由に仕事を任せてもらえることに驚いています。

1年目から当社の代表として学生の皆さんの前でプレゼンをする機会があったことにまず驚きましたし、昨年3月には採用ホームページ刷新の主担当となりました。

2年目からは採用企画について自分でアイデアを出し、実行しています。

若手からも積極的に挑戦できるこうした風土のおかげで、当社の採用チームは例年、それぞれ採用主担当が自分のカラーをフルに発揮できていると感じます。

引用:メタルワン『社員インタビュー』

日鉄物産の社風

次に日鉄物産の社風を解説します。日鉄物産は「時代の流れに合わせた会社経営を行っている社風」があると考えられます。

日鉄物産は「事業基盤強化策の実行による強靭な企業体質の構築」「成長戦略の推進による持続的な利益成長の実現」「ESG経営の深化」を強力に推し進め、「社会に貢献する強靭な成長企業の実現」に向け邁進しています。

日鉄物産グループは、2021年5月に公表した中長期経営計画において、「ESG経営の深化」を主要施策として掲げ、当社グループが取り組む重要課題(マテリアリティ)を新たに設定しています。

具体的には、エコソリューションの提案により脱炭素・循環型社会に貢献すると共に、ダイバーシティ&インクルージョンに配慮した次世代を担う人材育成や安全・健康経営のさらなる向上、信用・信頼に基づく経営などに努め、これまで以上にESG経営の深化を強力に推進していきたいと考えています。

サステナビリティに関するグローバルな動きが加速する中で、日鉄物産グループに求められる責務を積極的に果たし、また課題解決に真摯に取り組むことで、社会に貢献する強靭な成長企業の実現を目指しています。
 

そんな日鉄物産で実際に働いてる社員は以下のように話しています。

「現場を大事に」と語る企業は多い。

でも、例えどんなに泥臭くても、実際に現場に入り込み、確かなビジネスを展開している企業はどれくらいあるだろうか。

自社の論理だけでなく、本当に現場で関係を築いていこうと考える企業はどれくらいあるだろうか。

日鉄物産は本当に現場を大事にする企業だと思う。

長年の取引、人と人とが現場で向き合うことによって培われてきた信頼関係、私が担う加工食品は、まさにそのような力で市場を切り拓いてきた分野だ。

 引用:日鉄物産『社員インタビュー』

JFE商事の社風

最後にJFE商事の社風を解説します。JFE商事は「社員一人一人がスピード感を持って行動をしている社風」があると考えられます。​

金属製品の約90%を占め、あらゆる産業の基盤となり「産業のコメ」とも言われている鉄を扱うのがJFE商事の仕事です。

JFE商事の事業領域は幅広く、自動車やビルの構造材、橋を支える橋桁やワイヤー、船舶、鉄道、家電製品や缶詰といった私たちの身の回りのあらゆるものを扱っており、サプライチェーン全体の付加価値を向上させるサービスを、国内外97社のネットワークでグローバルに提供しています。

日本を含めた各地域が戦略を迅速に共有・連携することで、お客様ニーズに対してスピード感を持って対応しています。

また、JFE商事は​​​​教育制度や福利厚生、そして先輩との距離が近い職場環境などワーク・ライフ・バランスを実現させる環境が整っているため、新入社員の定着率は高く、それぞれが描くキャリアステップを踏んでいます。

そんなJFE商事で実際に働いてる社員は以下のように話しています。

チームのために尽くすことに喜びを感じる仲間たち

私がJFE商事に入社することにしたのは、社員間の仲間意識の強さに惹かれたことが決め手でした。

一緒に仕事をしているときはもちろんのこと、プライベートで遊んでいるときも楽しく過ごさせてもらっています。

「この人のためなら力を尽くしたい」「困っていたら手を差し伸べたい」と思える人が多く、お互いがそんなふうに相手を認めているから、一つのチームとしての一体感も生まれているのでしょう。

部署の違いは関係ありません。垣根を越えた風通しのよさがあると思います。

もちろん仕事ですから切磋琢磨し、競争することも大切でしょう。

しかし当社には一匹狼のような人は少なく、チームのために進んでバントをしたり犠牲フライを打ったりできる人ばかりだと感じています。

全員が“仲間”なのです。そんな社風が当社にはあると思います。

 引用:JFE商事『社員インタビュー』

まとめ

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は日本の鉄鋼産業を担う、伊藤忠丸紅鉄鋼・阪和興業・メタルワン・日鉄物産・JFE商事について紹介させていただきました。

同じ鉄鋼専門商社というくくりの5社ですが、得意としている事業や売上高から、各社の今後の課題や求めれられる人材像が浮かび上がってくるのではないでしょうか。

選考でも、他社との違いを聞かれることも多いようなので是非この記事を参考に企業研究を行っていただければ幸いです。

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