SMBC日興証券のインターン選考(ES・Webテスト・面接)対策

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最終更新日:2022年04月18日

SMBC日興証券のインターンエントリーシート(ES)一覧はこちら

日本の三大証券会社の一つであるSMBC日興証券。

三井住友フィナンシャルグループの一員であり、例年就活生からの人気も高い企業です。

同社は総合金融グループとして、シームレスで最適なソリューションを提供するため、グループの中核会社の1つである三井住友銀行とともに「銀証連携」のビジネスモデルを推進しています。

本記事ではSMBC日興証券のインターン内容から具体的な選考対策まで紹介します。

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本選考とインターンの締め切り情報

証券業界とは

証券業界とは証券会社とは、株式や債権(国債や社債など)、投資信託、不動産投資信託の個人・法人への売買を手がける会社のことを言います。

銀行・信託銀行がプレイヤーとなる間接金融とは異なり、証券会社が携わるのは、企業や国が発行する株式や債券を投資家が購入し、その購入資金が企業や国に直接供給される仕組みである直接金融になります。

以下では下記の図を用いて証券業界の仕組みについて説明します。

上記の図が示す通り、証券会社の役割とは、「資金を運用したい投資家などの人達の資産運用ニーズ」と「資金を必要としている企業や国の資産調達ニーズ」のマッチングと言えます。具体的には株式や社債を含む有価証券を売買し、配当・利息をやり取りするという形になります。

具体的な業務内容は、以下の4つ部門で分けられます。

  • 営業部門
  • アセット・マネジメント部門
  • グローバル・マーケット部門
  • インベストメント・バンキング部門(IBD)

ここからは各業務について詳細に説明していきます。

営業部門

この部門では、営業を通じて株式や債券など、さまざまな金融商品を個人や中小企業に提供することで販売手数料を得るという形の業務です。

一般的な証券会社のイメージはほぼこの部門の業務から来ているのではないでしょうか。実際に新卒採用で証券会社に入ると大半の新入社員がこの部門に回され、日本各地の支店に配属になり営業に打ち込むことになります。

アセット・マネジメント部門

アセットマネジメント部門では、個人投資家や機関投資家などのクライアントに対し、投資信託や投資顧問などの資産運用サービスを提供し、そこからフィーを獲得するという形式になっています。

単純な株式の売買ではその売買の時という短期的な手数料利益しか生じないのに対し、投資信託などを提供し、顧客と長期的な関係性を維持できれば利益は長期的に獲得することができます。

それゆえに、現在各証券会社では、「顧客の資産運用に関するコンサルティングや、資産管理に力を入れている」と会社説明会などでよく述べられるように、この部門を重視する傾向があるそうです。

グローバル・マーケット部門

グローバル・マーケット部門では株式や債券、為替、各種デリバティブの販売・トレーディングを行なっています。よくドラマなどで証券会社が題材にされる場合この業務にスポットライトを当てている場合が多いと思います。

このグローバル・マーケット部門と後述するインベストメント・バンキングを合わせてホールセール部門と呼んでいます。営業部門の顧客が日本に無数に存在する個人投資家や中小企業なのに対し、ホールセール部門の顧客は金融機関や機関投資家、大手企業などといった日本でも有数の法人となります。

主な業務はセールス・トレーディング・商品組成(ストラクチャリング)・クオンツなどが挙げられます。

インベストメント・バンキング部門(IBD)

インベストメント・バンキング部門(IBD)は別名「投資銀行部門」とも呼ばれ、株式引き受けやM&Aアドバイザリーといった企業の多様なニーズやマーケット環境に合わせた最適なソリューションを提供する投資銀行業務を行う部門です。

IPO(新規株式公開)やM&Aなど、新聞の一面に大きく掲載されるような非常に影響力の高い業務であるとともに証券会社の大きな収益源ともなっており、花形部門と言えるでしょう。

主な業務としては、M&Aアドバイザリー、ソリューション・ビジネス、資金引き受け業務、カバレッジが挙げられます。

また、日本には250を超える数多くの証券会社がありますが、「野村證券」大和証券」「SMBC日興証券」みずほ証券」三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が主に日系大手証券会社とされています。

SMBC日興証券とは

SMBC日興証券とは三井住友フィナンシャルグループの一員であり、日本の三大証券会社の一つであるSMBC日興証券。

総合金融グループとして、シームレスで最適なソリューションを提供するため、グループの中核会社の1つである三井住友銀行とともに「銀証連携」のビジネスモデルを推進しています。

以下では、そんなSMBC日興證券の顧客規模や社内風土について紹介していきます。

顧客規模

証券会社の顧客規模を表す「顧客預かり資産」は54.8兆円(2020年3月期)と、野村ホールディングス、大和証券グループに次いで3位となっています。

これは、1918年に川島屋商店として創業以来100年以上に渡り、「お客様本位」の経営理念のもと、顧客に寄り添った営業活動を実践してきたことや、何度も合併を行うことで世の中の変化に対応できる環境を整備してきた結果だと考えらます。

社内風土

ここでは、SMBC日興証券新卒採用サイトの社員インタビューから社内風土について見ていきます。

・牧野 芽子(リテールFC課:2015年入社)

SMBC日興証券への入社を志望したのは、学生時代、カナダ留学中に米国で開催された就職イベントに参加したことがきっかけです。当時、金融業界に興味がなく何の予備知識もない私に、SMBC日興証券の担当者の方は、証券会社の仕事について丁寧に説明をしてくれました。きっと普段から面倒見のいい方なのだろうと感じると同時に、この方が勤める会社も、きっと素敵な会社だろうなと思いました。

入社後、当時受けた印象は正しく、やはり魅力的な方が多い会社だと感じています。新人の時にお世話になった先輩から、私の活躍を知って「おめでとう」と電話やメールをもらったことも、一度や二度ではありません。いつも誰かが温かく見守ってくれている。それが嬉しくて、周りの方やお客さまのためにもっと頑張りたいという想いが仕事への原動力になっています。

(中略)

これまで上司や先輩が私に教えてくれたことを、後輩たちに伝えていきたいと思っています。新人の時は、先輩が毎朝、新聞の読み合わせに付き合ってくれました。そのおかげでマーケットを知り、お客さまに有益な情報が提供でき、資産運用の提案に生かすことができるようになりました。今ではあの時の先輩のように、私が後輩と一緒に新聞の読み合わせをする立場となりました。私自身も的確なアドバイスができる頼りになる先輩になりたいと思っています。

また、将来的には、結婚や出産をしても、ずっとこの会社で働き続けたいと思っています。現在私が所属する支店は、支店長や課長も女性ですし、産休・育休を取得しながらも働き続ける先輩が大勢います。女性にとって充実した制度と働きやすい環境が整っていると感じています。

引用:SMBC日興証券 新卒採用HP 社員紹介
上本 拓郎(リスク管理部:2008年入社)
家族の影響で証券投資には元々関心があり、大学時代に自ら投資をしていました。大学では情報科学部でシステムを専攻していたので、当初はシステム関連の企業に就職しようと考えていました。しかし、就職活動を続ける中で、システムに関する知識はいかなる企業でも生かせるのではないかと気付き、そうであれば元々興味のあった証券投資の世界に飛び込もうと志望企業を証券会社一本に絞りました。

SMBC日興証券に入社した理由は、一緒に働きたいと感じるような、個性的かつ魅力的な社員の方が多かったからです。また、「本邦No.1を目指す」という当社のフレーズも、私のチャレンジ精神に火をつけました。入社後は金融知識を深めようと意気込んでリテール業務を希望し、営業活動に従事しましたが、リーマンショックの影響もあって非常に厳しいマーケット環境が続きました。けれども、そんな大変な時期だったからこそ、お客さまとしっかりとコミュニケーションを取り続け、より深い信頼関係を築くことができ、生きた金融知識を身に付けることができたと思います。

(中略)

一緒に働く同僚や上司の存在が、成長に欠かせないと感じています。リスク管理部に異動して1年が経過した頃、組織内で大きなトラブルが発生しました。過去のデータを全て確認し、影響度や、他のトラブルの確認など、連日対応に追われました。

しかし、同僚や上司とチーム一丸となって対応したことで、事態は無事収束し、再発防止策を練り上げることができました。大変苦労した経験でしたが、全員でひとつの目標に向かって仕事を行うことで、仲間の存在の大きさを実感しました。

チームのメンバーは様々なバックグラウンドを持ち、知識も経験も豊富で人間的にも魅力的な先輩ばかりです。そんな姿を見て、私も自分自身の価値を高め、後輩から頼られる人間になりたいと思っています。1人の力で達成できる仕事は多くありません。これからも、人と人との繋がりを大切にしながら、会社に貢献していきたいと思います。

引用:SMBC日興証券 新卒採用HP 社員紹介

今回は2名のインタビュー記事を一部紹介しましたが、二人とも共通して「先輩社員の魅力」に触れていました。

証券会社の営業は「ノルマが厳しい」というイメージを持っている就活生も少なくないと思います。確かに営業にはノルマが課され、達成することが大変なときもあると思いますが、今回のインタビューの内容から、「社内には充実したサポート環境があること」を読み取ることができました。

また、SMBC日興証券は、総合証券会社として業務が多様化する中で、どのような部署においても力を発揮できる人材を育成するための新たな方針を2014年より導入し、「証券のプロフェッショナル」ではなく、「金融のプロフェッショナル」を育てる人材育成制度を整えています。

加えて、数々の合併や提携を行ってきたことや、外資系企業との合弁会社であることから、「人材のバックグラウンドの多様さ」も大きな特徴です。

同じ証券会社でも、企業によって社内風土は異なります。そのため、就活生は自分の価値観や性格が社内風土と合っているかどうかを、企業選択の重要な判断基準にしましょう。

SMBC日興証券のインターン内容

SMBC日興証券のインターン内容ここでは、SMBC日興證券の22卒向けインターン内容について紹介していきます。

SMBC日興證券の22卒向けのインターンは、「SMBC NIKKO Open Job」、「Investment Banking Course」、「Global Markets」の3種類があります。

本記事では「Investment Banking Course」のインターン内容について紹介します。

Investment Banking Course

◆日程

8月31日(月)~9月4日(金)

◆場所
SMBC日興証券株式会社(東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング)

◆内容
M&Aまたはファイナンスを題材とした、企業の戦略・財務分析等の実践的な課題に、少人数のチームに分かれて取り組んでいただきます。その中で当社バンカーによるレクチャー、フィードバック及び交流を通じて、投資銀行ビジネスの魅力や当社のカルチャーを肌で感じて理解を深めていただきます。

◆備考
・報酬なし
・遠方からのご参加で近隣に住居がない方には、当社規定により交通費と宿泊場所を提供いたします

◆エントリー締切
7月6日(月)12:00 正午

参考:SMBC NIKKO Internship Investment Banking Course

SMBC日興証券の求める人物像

SMBC日興証券が求める人物像ここでは、SMBC日興證券の求める人物像について紹介していきます。

SMBC日興證券の採用HPでは、求める人物像について以下のように述べています。

SMBC日興証券では求める人材について以下の要素を兼ね備える人物と定義しています。

向上心
お客さまから最高の信頼を得るための自己成長・自己研鑽に励む

専門性
イノベーションを生み出す専門性を追求、プロアクティブに挑戦するオーナーシップを磨く

協働
他者を尊重し、部門間を越えて協調・協力する姿勢を持つ

親切・正直
親切で正直 創業者遠山元一氏の創業の精神を大切にする

引用:SMBC日興證券HP:採用フロー・FAQ

また、SMBC日興證券の代表取締役社長(CEO)の近藤氏からのメッセージでは以下のように述べられています。

お客さまと共に発展し、
最高の信頼を得られる会社へ。
変化を習慣に、変化を楽しみ、
新たな価値を生み出す。

(中略)
 

多様な人材が持つ共通の価値観は、「共存共栄」、「親切で正直」

お客さまと共に発展し、最高の信頼を得られる会社を目指す私たちSMBC日興証券のベースにあるものは、1918年の創業以来、変わることのないお客さまとの「共存共栄」、「親切で正直」の精神です。

100年を超える歴史の中で培われてきたお客さま本位の企業風土の上に、多様な人材が活躍するフィールドを備えていることこそ、当社の大きな強みと言えます。創業以来続く私たちのこの精神は、お客さまや社会との信頼関係を保つための大切な価値観として、今も私たち役社員一人ひとりの胸に刻み込まれています。

私たちは2009年にSMBCグループへ入り、旧四大証券会社とメガバンクが組む、これまでにない独自のビジネスモデルを構築してきました。2018年のSMBCフレンド証券との統合等を経て、当社には現在、様々なバックグラウンドを持つ社員が在籍しています。お客さまや社会のニーズが複雑化する中で、多様な人材が価値観を共有した上でイノベーションを起こす。そんな私たちの組織は、変化の時代にこそ大いに力を発揮することでしょう。

当社は、これからも親切で正直に、金融のプロフェッショナルである多様な人材の能力を最大限発揮させ、革新性の高い商品・サービスの提供を通じて、お客さまと共に発展していきます。


引用:SMBC日興證券HP:トップメッセージ

上記の内容をまとめると、以下の4つがSMBC日興證券が求める人物像だと考えられます。

  • お客さまから最高の信頼を得るための自己成長・自己研鑽に励む向上心がある
  • イノベーションを生み出す専門性を追求、プロアクティブに挑戦するオーナーシップを磨くことができる
  • 顧客や社員との共存共栄の精神を持つ
  • 顧客に対して親切で正直である

SMBC日興証券のインターン選考フロー

SMBC日興証券のインターン選考フローここでは、SMBC日興証券の22卒向けインターン選考フローについて紹介します。

22卒向け「Investment Banking Course」のインターン選考フローは以下のようになっています。

SMBC日興證券の選考フロー エントリーシート(ES)
締切:7月6日(月)12:00 正午
 ▼
Webテスト
締切:7月6日(月)13:00
※エントリーシート(ES)提出/Webテスト受検をもって応募完了となります
 ▼
書類選考
 
面接
※書類選考通過者のみ、面接の案内があります。面接は東京・大阪もしくはWEBで実施されます。
 ▼
インターン参加

続いて、それぞれの選考フローごとに対策を紹介します。

SMBC日興証券のインターン選考:エントリーシート(ES)対策

SMBC日興証券のインターン選考:エントリーシート(ES)対策ここでは、SMBC日興証券の22卒向けインターン選考のエントリーシート(ES)対策について紹介します。

22卒向け「Investment Banking Course」のインターン選考のエントリーシート(ES)では、以下の設問が設けられています。

  • SMBC NIKKO Internship インベストメントバンキングコースへ参加を志望する理由について述べてください。(200文字以下)
  • 今までの人生における最大の挑戦と、それに対するご自身の取り組み方について述べてください。(200文字以下)
  • 新型コロナウイルスが今後日本企業の経営/財務戦略に与える影響について述べてください。(300文字以下)

各設問の対策についてそれぞれ詳しく解説していきます。

SMBC NIKKO Internship インベストメントバンキングコースへ参加を志望する理由について述べてください。(200文字以下)

この設問では、いわゆる「志望動機」を聞かれています。

企業が志望動機を質問する目的としては、(1)自社への志望度を知りたい(2)入社の際のモチベーションを知りたいという2つが主に挙げられます。

そのため上記2つの目的を網羅する論理的な志望動機を伝え、志望している理由を、企業の採用担当者に納得してもらう必要があります。

また、今回の設問は「インターン参加への志望動機」となります。

そのため、"このインターンで何を学びたいのかこのインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"などを書けると、高い評価を得ることができます。

志望動機の大まかな構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。

基本的な志望動機の書き方については下記の動画を参考にしてください。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

また、実際に通過したエントリーシート(ES)のこの設問に対する回答は以下の通りとなっております。

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今までの人生における最大の挑戦と、それに対するご自身の取り組み方について述べてください。(200文字以下)

人生最大の挑戦を聞かれる意図としては(1)経験自体のレベル・スペックの把握(2)自社に合う・マッチする人材か知るための2つがあります。

挑戦したことを書く際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書くようにしましょう。また、その際はSMBC日興證券の求める人物像を意識して書くと良いと思います。

詳しい書き方は以下のフレームワークや記事・動画を参考にしてください。

また、この設問は22卒向けに新しく作られたため、以下ではこの設問に類似した設問に対する回答を載せております。

今までの人生で最大の「挑戦」は何でしたか。その中で苦労したことや工夫したことについてそれぞれ具体的に述べて下さい。(400字以内)

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新型コロナウイルスが今後日本企業の経営/財務戦略に与える影響について述べてください。(300文字以下)

この設問では、世間を取り巻く「時事問題への関心度」と「投資銀行ビジネスへの志望度の高さ」が問われていると考えられます。

投資銀行ビジネスでは、クライアント企業の経営/財務状況や戦略を把握する能力は勿論のこと、クライアント企業の経営/財務に影響が出るようなことがないか、常に経済状況にアンテナを張っておく能力が必須として求められています。これらの能力の片鱗でさえも、就活生が身につけるには相当の時間を要します。

したがって、企業は新型コロナウイルスの今後の日本企業の経営/財務戦略に与える影響についてしっかりと述べられるかどうかで、時事問題への関心度と志望度の高さをある程度知ることができるのです。

経済新聞やニュースアプリを活用して、情報を収集してからこの設問に取り組むようにしましょう。

SMBC日興証券のインターン選考:Webテスト対策

SMBC日興証券のインターン選考:Webテスト対策ここでは、SMBC日興證券の22卒向けインターン選考のWebテスト対策について紹介していきます。

21卒向けインターン選考のWebテスト形式は以下の通りでした。参考程度にご覧ください。

時間:1時間半程度
形式:玉手箱
科目:言語・計数・性格検査

玉手箱とは

玉手箱は日本SHL社が作成している適性検査の一つです。SHL社は他にも「GAB・CAB」という適性検査も利用しており、玉手箱の問題の一部はGABと同じ形式となっています。

受験形式はwebテスト形式となっており、自宅等のPCで受験する形となっています。

科目は「言語・計数・英語・性格検査」で構成されています。

性格検査以外の3科目に関しては、「言語3種類・計数3種類・英語2種類」の計8種類のパターンがあり、以下の通りとなっています。

【言語】
●論理的読解/GAB形式 (32問/15分または52問/25分)
●趣旨判定/IMAGES形式 (32問/10分)
●趣旨把握 (10問/12分)

【計数】
●四則逆算 (50問/9分)
●図表読取 (29問/15分または40問/35分)
●表推測 (20問/20分または35問/35分)

【英語】
●論理的読解/GAB形式 (24問/10分)
●長文読解/IMAGES形式 (24問/10分)

この中から企業ごとに「各科目1形式ずつ」選択され、出題される形式となっています。(英語は課されない場合もあります。)

そのため、各科目ごとに1つの形式の問題が最後まで続いて出題されることになります。

例えば、計数で最初に表推測の問題が出題されたのであれば、最後まで表推測の問題しか出題されないということになります。

また、対策に関して最も重要となることは"素早く正確に解く"ことです。選考前に問題集を1冊買っておき、しっかりと練習をしておきましょう。

SMBC日興証券のインターン選考:面接対策

SMBC日興証券のインターン選考:面接対策ここでは、SMBC日興證券の22卒向けインターン選考の面接対策について紹介していきます。

21卒向けインターンの面接選考参加者によると、以下のような面接形式だったようです。

●面接時間
1時間程度(30分×2回)
●面接官と学生の人数
1人:1人の個人面接

また、以下のような質問がされたようです。 (一部抜粋) 

●インターンへの志望動機
●学生時代に頑張ったこと
●逆質問

「インターンへの志望動機」 に関しては、エントリーシート(ES)の設問でも同様の内容が課されるため、"エントリーシート(ES)の内容を元に深掘りされること"が予想されます。

面接前にしっかりと振り返りをしておき、対策をしておきましょう。

学生時代に頑張ったこと

こちらの設問ではいわゆるガクチカについて問われています。

ガクチカを聞かれる意図としては(1)経験自体のレベル・スペックの把握(2)自社に合う・マッチする人材か知るための2つがあります。

ガクチカを答える際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書くようにしましょう。また、その際はSMBC日興證券の求める人物像を意識して書くと良いと思います。

詳しい答え方は以下のフレームワークを参考にしてください。

逆質問

企業が逆質問を行うのは、"(1)企業への「志望度」(2)基礎的な「コミュニケーション力」を知る”ことが目的です。

面接の場では、基本的に面接官から学生に対して質問する時間が多く、一方的なコミュニケーションになりがちです。そのため、逆質問という「面接官と学生の双方向のやりとり」を通して、"学生のコミュニケーション力"を見ています。

また、逆質問の場における「コミュニケーション力」は、"場の流れを読み、短時間で相手の意図を汲み取る力"があるかで判断されます。

その上で逆質問の際に気をつけるべきポイントは、"(1)その場でその人にしか聞けないことを聞くこと(2)ESなどの内容に沿った質問をする"ことの2点です。

逆質問の意図をしっかりと把握し、適切な質問をするようにしましょう。

面接対策に関しては以下に完全攻略記事一覧と動画を載せましたので、是非こちらをご参照ください。

最後に

最後に今回は国内の証券業界を代表する企業、"SMBC日興証券"のインターン内容と選考対策を紹介しました。

冒頭で述べたように、証券会社は企業によって業務内容が大きく異なるということはあまり見られません。そのため、「他社と比較をした上でなぜSMBC日興証券を志望するのか」という理由が必要となります。

インターンに参加することで、業界・企業理解を深め、就職活動に活かせるのではないでしょうか。

SMBC日興証券のインターン選考に臨む際は是非本記事を参考にしてみてください。

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