東京海上日動火災保険のインターンシップ|解説付き合格者ESと面接対策
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最終更新日:2023年10月18日
東京海上日動火災保険は保険業界のトップとして金融業界志望の学生に人気企業です。
インターンシップにも力を入れており、夏・秋・冬と満遍なく開催しています。また、後述のとおり最高の自己分析ツールといえますので、保険業界を志望していなくても第一志望の本選考対策のために受けることをオススメします。
今回は東京海上のインターンに参加するための攻略法について説明したいと思います。
東京海上のインターン選考内容
東京海上のインターン選考内容は応募する部門によっても若干異なりますが、2回〜3回の面接となっており、1次面接はグループ面接であることが多いようです。
ESが課された後に集団面接→個人面接という流れになっているようです。
東京海上のインターンシップのエントリーシート対策
東京海上のインターンシップのエントリーシートは例年、①学生時代の経験、②取組の中で気づいたことの2つが聞かれています。
本選考も同様ですが、東京海上の面接では個人の経験を幼少期まで深く掘り下げる面接が行われ、志望動機があまり聞かれません。
【1】あなたが学生時代に最も力を入れて取り組まれたことは何ですか?役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。 (150文字以内)
【2】その取り組みの中で気付いたことを自由にお書きください。 (200文字以内)
【2】の気づいたことについては本当に気づいたレベルの内容ではなく、仕事においても使える考え方を学んだという内容にしたほうが評価されるでしょう。
例えば、「チームワークの大切さに気づいた」という内容にするよりも、「チームで協力し合う上ではまずは率先垂範して自ら取り組み、周囲に働きかけることが大事だと気づいた」という内容にした方が仕事でもその考え方を応用できそうだということが伝わります。
またどのような「気付き」が東京海上の仕事で有効か考えることも大事です。
unistyleでは常々、「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」を元に志望企業が求める人材をイメージすることが重要であると伝えています。
東京海上日動火災保険の仕事においても、下記の記事を参考にどのような人材が求められているのかぜひ考えてみてください。
参考:東京海上日動のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ
→東京海上日動火災保険の本選考のESの回答方法について解説しています。東京海上日動火災保険が求める人材像についても説明しているので、参考にしてみてください。
→この記事では、人気企業内定者が自己PRで共通してアピールしていた5つの「強み」を紹介しています。東京海上日動火災保険が求めている人材を考える際の参考にご活用ください。
損害保険会社の収益の多くをあげているカーディーラー向けの代理店営業であれば、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」という力は不可欠でしょう。
代理店の方のニーズは何か、聞き出すための信頼関係を構築し、自社の保険商品を扱っていただけるようにしていくことが必要になります。
また代理店という自分とは立場や考え方が異なる人の協力を得るために、「4.価値観や立場の異なる人と協力して成果をあげることができる」という力も必要です。
こういった実際の業務と紐付けてどのような人材が問われているのかぜひ考えた上でエントリーシートも書くと面接で評価されやすいでしょう。
基本的なガクチカの書き方については下記の動画を参考にしてください。ガクチカの書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。
【参考】合格者の回答
あなたが学生時代に最も力を入れて取り組まれたことは何ですか?役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。(150文字以内)
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その取り組みの中で気付いたことを自由にお書きください。 (200文字以内)
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東京海上のインターン面接対策
東京海上の面接は学生時代の経験の深掘りに加えて、幼少期や両親の教育など、過去のあなたのことを深く聞く面接であることが特徴的です。
<一次面接>
社員1:学生6~8人。自分が頑張ってきたことをアピールし、それに対し社員が質問をする。併せて一人当たり約5分。活動の中でどの様な考え方をするのか、なぜそのように考えるのかと自分の人間性も見られていたと思う。全員分終了後にはフィードバックがあった。
<二次面接>
社員1:学生1。大学入学の話が多く小中高での活動や困難、親の教育方針などを中心に掘り下げられた。入念な自己分析が必要。
一次面接はグループ面接のため、一人あたり5分と短いので、簡潔にわかりやすく伝える必要があるでしょう。
少なくとも自分自身の活動について数十秒で簡潔にアピールポイントおよびどのような活動であったか伝えて、その上で相手の質問に対しても簡潔にやり取りすることがもとめられるでしょう。
二次面接は東京海上得意の、幼少期の深掘り面接になります。
幼少期のあなたと今のあなたとの一貫性やもし変化したタイミングがあったのであればそれはいつどのような出来事があったからかといったことを深く聞かれます。
幼い頃からの一貫して変わらないあなたの価値観と、あなたの価値観を変化させた経験の両方を整理しておくとよいでしょう。幼少期の経験については、一次面接でも聞かれてもいいように予め準備しておきましょう。
一次面接で話した内容と、幼少期の経験の整合性も問われるので、予め整理しておく必要があります。
また、こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく解説していますので、本記事と併せてご覧ください。
最後に
東京海上の面接は非常に深くその時の状況や心境を聞いてくれるもので、面接慣れしていない人にとってもためになる面接です。
難易度的にも面接の内容的にも、人気企業を目指す人は必ず受けるべき面接の一つなので、ぜひ受けてみてください。
以下参考には、東京海上の企業研究や、インターン選考に参加した学生の記事がありますので、そちらと併せて今後の就職活動の参考になれば幸いです。
参考:東京海上日動火災保険の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから
→東京海上のコンテンツは参考記事をご覧ください。
参考:東京海上日動火災保険のインターン面接は最高の自己分析ツール
→東京海上日動火災保険のインターン選考に参加した学生が、選考を通じて学んだことを述べています。また、実際に体験した選考フローや聞かれた質問をまとめているので、面接対策にも活用していただけます。