リクルートキャリア|求める人材と面接対策

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最終更新日:2023年10月17日

リクルートキャリアの本選考ES一覧はこちら

学生団体や留学経験、ボランティア活動などに従事した学生の多くに人気のリクルート。従来は各カンパニーごとに選考を行っていましたが、19卒以降の入社予定者を対象に、国内9社を統合して新卒採用を行う形となりました。これにより、応募作業の簡略化が行われています。

リクルートと言うと「企業家志向が高い」「バリバリの営業マン」といったイメージの強い方も多いとは思いますが、中に入ると様々な人がいるようで、多様な価値観を受け入れているようです。

そんなリクルートの中では、どのような人材が求められているのか、なぜ多様な人材を取っているのか、採用HP・面接の設問から考えていきたいと思います。

本選考とインターンの締め切り情報

採用HPから見る求める人材

以下はリクルートキャリアの採用HPから抜粋した社員の方のインタビューです。

クライアントの事業展開や事業課題に伴った人材採用の、採用成功および入社後活躍を顧客と共に創り出す仕事。事業展開や組織課題等をヒアリングし、「どのような人を採用すべきか」「どのようなチャネルでどのような魅力を伝えるべきか」「どのようなフローで選考を進めるべきか」を提案し、実行、振り返りまでを一気通貫で行い、顧客と共に採用成功とその先にある事業成長を創り出す仕事。また、ユニットリーダーとしてメンバー5名と助け合いながらマーケットと向き合っています。

 

参照:リクルートキャリア新卒採用HP

リクルートは現在は様々な事業に乗り出していますが、元々は人材領域から始まった会社ということもあり、リクルートキャリアも「いわゆるリクルートらしさ」が強い営業に強い会社のようです。

営業の仕事は「顧客の経営課題を、新卒、転職等の正社員事業を通して解消する。」ということであり、リクナビに掲載してもらうことはもちろん、説明会自体のデザインや、学生を集める方法等、裁量を任されて自由な提案をできるようです。

ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」で言うと、リクルート全般で言える「1、個人として努力し成果を上げられる能力」が高いレベルで求められることはもちろんのこと、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる能力」が同様に非常に高いレベルで求められるでしょう。

また同時に下記インタビューも見てください。

私が所属する次世代プラットフォーム統括部の魅力を一言で言えば、インパクトの大きなWEBサービスの立ち上げのみに専念できるということ。

フットワーク軽くリーンスタートアップがしたくても、大企業の新規事業立ち上げでは、上司や経営陣からの口出しが多かったり、決裁が面倒だったりで、 スピード感が遅く、本当にやりたいことも実現しにくいといった話をよく聞きますが、ここではそういったことが一切ありません。

一方で、確かな経営基盤があるために、数千万円単位の予算を預けてもらいながらも、短期的な売上や利益目標に縛られず、中長期での大きな成功を目指すことができます。

失敗を恐れず、スピード感を持って新サービスの開発に取り組みたい方にとっては、これほど恵まれた環境はないと思いますね。

 

参照:リクルートキャリア職種採用HP

先ほど、「いわゆるリクルートらしい」会社という風に伝えましたが、昨今では新規事業、サービス開発にも力を入れているようです。

ITの普及もあり、就職や転職業界には、新たな風を吹かせようという ベンチャー企業が多く参入しています。いくら企業との強いパイプを持ちブランドがあるからといって、そこにあぐらをかいてしまえば他社に食われてしまうでしょう。

つい先日にも「30歳まで新卒採用」というような発表を耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが、業界のリーディングカンパニーであるからこそ、自分たちが新たなビジネスモデルを作って、さらに圧倒的な存在になっていこうという気概があるのかもしれません。

そうなると、「ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」で言えば、「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる能力」が強い人材が一定数求められているかと思います。

面接の質問

リクルートグループはESがない場合が多く、リクルートキャリアも同様にSPI受験後、面接というパターンで選考が進んでいくようです。また通常の一般的な面接ではなくコンピテンシー面接という面接法が採用されています。

面接で聞かれることは基本的には、

・学生時代頑張ったこと
・企業選びの軸

以上の2つのようです。

設問に対する解説

自分自身の描きたいキャリアによって押すポイントは変えたほうがいいように思います。

営業サイドで活躍したいのであれば、

「1.個人として努力し成果を上げられる能力」
「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる能力」

この二つを学生時代の経験からしっかりと証明できれば良いでしょう。

自分で新たな事業を起こしたい、社会にインパクトを与えたいと考えている学生は「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる能力」を推すと良いでしょう。

企業選びの軸に関しても自分の進みたい方向性によって伝え方を変えたほうがいいように思います。ただし、採用HPを見ると、「社員の社会に対する問題意識」が社員の方の一人一人の言葉で語られています。

・自分自身が社会をどのように変革していきたいのか
・それはどのような経緯からなのか
・そのためにどのような軸で会社を選びたいのか

ということをしっかり話す必要があると思います。

下記のエントリーでは、特別な経験を持っていないけれども有名企業に伝え方を工夫して内定している学生の自己PRを集めています。是非、この記事のことを念頭においた上で、内定者のエントリーシートを読むことで、自分自身の経験をしっかりと整理してもらえれば良いかと思います。

参照:【特別な経験を持たない人の自己PRの書き方】内定者の回答例付き

就活になると「もっとすごい経験をしておけば」と嘆く学生も多く見受けられますが、手持ちの材料をいかに上手に料理できるかを考えた方が生産的だと言えます。本記事では、特別な経験を持たない学生はどのように自身の経験を採用担当者に伝えるべきかを示していきます。

最後に

いかがでしたか。一概には言えませんが、恐らく働く役割によって採用を分けているようです。

リクルートだからきっとこうだろう!と先入観にとらわれて自己PRを行うのではなく、自分の将来の方向性から逆算して、自分自身の強みを伝えることができれば良いのではないかと思います。

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photo by Martin Thomas

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