AGC(旧:旭硝子)のES対策!求める人材を理解して採用レベルの志望動機・ガクチカへ

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最終更新日:2023年10月17日

AGC(旧:旭硝子)の本選考ES一覧はこちら

AGCはBtoBメインの企業として、日本だけでなく海外のマーケットを拡大できる素材メーカーです。

今回ご紹介する企業は、自動車用・建築用の板ガラスで世界一位を保ち、液晶パネル用やスマートフォンに使われる情報電子の先端品は世界二位のAGC(旧:旭硝子)です。

unistyle就職意識調査では、第一志望群企業人気ランキングで34位とそこそこの人気があります。

本選考とインターンの締め切り情報

採用HPから働き方の引用:AGC(旧:旭硝子)が求める人材

AGC(旧:旭硝子)採用ホームページでは、同社の求める人材を以下のように説明しています。

求める人物像
創業の精神「易きになじまず難きにつく」を持ち続けているAGC(旧:旭硝子)は、これからも新しいことにどんどん挑戦していきます。若いうちから一人一人が責任ある仕事を担うため、自ら考え、意見・行動し、挑戦できる人を求めています。


引用:AGC(旧:旭硝子)採用情報 

採用HPに書いてある様に、若手であっても自ら考え行動しチャレンジしていくことが出来る人材が求められていると言えます。

15年4月入社者の事務系職種における採用数も9名と非常に少なく、年次に関係なく仕事をしていかないといけない環境の会社だと言えます。

自動車メーカーで開発が予定されている新車にAGC(旧:旭硝子)の製品を採用していただくことが、わたしの最大のミッション。乗用車は約5年ごとにフルモデルチェンジが行われ、その度にフロントガラス、リアガラス、ドアガラスなども一新され、技術開発・原価提案によるコンペティションが行われます。コンペにあたって、お客様からの信頼を勝ち得ると同時に、開発車のコンセプトに合った提案ができるよう、社内をリードしていくことが重要になります。またタイムリーな情報収集を元に戦略を考え、スピード感を持って提案活動を実行していくことが求められます。さらにお客様の組織も大きく、さまざまな関連部署があるため、AGC(旧:旭硝子)も組織として、どのようなフォーメーションを組み、いかにパフォ ーマンスを高めて行くかを考える、司令塔的な役割も営業の重要な仕事です。


引用:AGC(旧:旭硝子)採用情報 

AGC(旧:旭硝子)などの素材メーカーの営業の仕事は、自社で開発した製品を各種メーカーに販売することです。

また営業する中で得た情報をもとに、さらにメーカーに売れる素材を開発するために、素材製品の開発を技術者と一緒になり行うことが生活消費財メーカーなどとの違いと言えます。

自社製品を知ることは勿論ですが、各種メーカーのニーズをきちんと把握し、いわゆる提案型の営業をします。
 
以上より、AGC(旧:旭硝子)では下記のような人材が求められていると考えられます。

  • 営業先のメーカー、技術者の橋渡し役として価値観や立場の異なるメンバーと協力関係を築き、新規製品の開発に繋げることのできる人材
  • 営業先メーカーと一対一の信頼関係を構築し、その企業の課題や問題点を引き出し、自社の製品を持って解決ができることを提案し、成果に繋げることのできる人材
  • 営業先メーカー、研究開発など様々な関係者をまとめてよりよい製品作りを主体的にリードできるリーダーシップのある人材
  • 若手から自ら考え行動し、チャレンジ精神のある人材

AGC(旧:旭硝子)のES設問

  • これまでに最も力を入れて取り組んだことを教えて下さい。 30文字以下
  • これまでに最も力を入れた取り組みにおいて、目標としていたことを教えて下さい。300文字以下
  • これまでに最も力を入れた取り組みの具体的な内容、およびそれに対する結果を教えて下さい。300文字以下
  • 今後チャレンジしようと思っている内容を教えて下さい。30文字以下
  • AGC(旧:旭硝子)で興味のある仕事はありますか?自由にお書き下さい。 30文字以下
  • 就職活動において、企業を選ぶ際に最も重視していることを教えて下さい。×5

1〜3つ目の設問

  • これまでに最も力を入れて取り組んだことを教えて下さい。 30文字以下
  • これまでに最も力を入れた取り組みにおいて、目標としていたことを教えて下さい。300文字以下
  • これまでに最も力を入れた取り組みの具体的な内容、およびそれに対する結果を教えて下さい。300文字以下

いわゆる学生時代頑張ったことです。

上記の通り、AGC(旧:旭硝子)が求める人物であることを伝えることが出来る内容のものが良いでしょう。なぜそれに取り組み、どのように行動しチャレンジした結果、何が得られたのかを明確に伝えると良いでしょう。

結果が良いものでも悪いものでも、その物事に取り組んだ過程の部分をしっかり伝えることが大事です。なぜそれに取り組み、何を考えどのように行動したのかが大切です。

以下の動画では、基本的な学生時代に頑張ったことの書き方のポイントやフレームワークを解説しているので、こちらも参考にして内容を整理したうえで、各設問を考えていくとよいでしょう。

4〜5つ目の設問

  • 今後チャレンジしようと思っている内容を教えて下さい。30文字以下
  • AGC(旧:旭硝子)で興味のある仕事はありますか?自由にお書き下さい。 30文字以下

文字数が30文字と非常に少ないので、抽象的な内容のものを書いても良いでしょうが、面接ではどの部門で働きたいのか、どのように成長していきたいのかを具体的に話せるようにしておく必要はあるでしょう。

単に、「自分の生活に身近なので自動車ガラスが良いです」というような形ではなく、自分の学生時代頑張った経験とつなぎ合わせて話すと良いでしょう。

志望度を図る上では、「入社後の働くイメージが持てているか」という点も見られています。仕事理解を示すことが志望度のアピールにも繋がります。

参考:エントリーシート(ES)や面接で選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る

6つ目の設問

  • 就職活動において、企業を選ぶ際に最も重視していることを教えて下さい。×5

いわゆる企業選びの軸です。

多くの学生が自分の経験に紐づかないままに、「成長できる企業がいい」、「働いている人が輝いている企業がいい」などと漠然とした企業選びの軸を語りがちですが、あくまで自分の経験に基づき、その業界の仕事に適正があることを示すことが求められています。

AGC(旧:旭硝子)の採用担当からのメッセージでも就職活動における企業選びの軸に関して言及しています。

私が一番注力するべきだと考えていることは、自分の“軸”を見つけることです。「大きく成長できる環境がほしい」「世界にインパクトを与える仕事をしたい」「この分野で世界一の技術者になりたい」 人それぞれ何でも構いません。ただし、それを自分の経験や体験からしっかり読み解くことが大切だと思います。なぜ“軸”探しが大切かというと、皆さんにとって一番いい会社とは、“軸”と企業の社風が合う会社だと私は考えているからです。どんなに優れた会社でも、環境が合わなければ頑張れませんよね。そこで、私たちは少しでも多くの情報を提供し、AGC(旧:旭硝子)の可能性を提示させていただきます。できるだけ具体的なイメージを持っていただけるように、人の雰囲気や社風、実際の経験談な ど、生の声を伝えますので、自分の価値観と照らし合わせてみてください。

AGC(旧:旭硝子)採用HPから一部引用(採用担当からのメッセージ

企業選びの軸について解説してます。なぜ軸が必要なのか、どうすれば軸が見つかるのか解説しています。
参考:企業選びの軸の定め方と注意すべき3つのポイントとは

最後に

素材メーカーは前述の通り、文系でも製品開発の企画から関わることが出来、やりがいが非常に感じられる企業であると感じています。

また、AGC(旧:旭硝子)は自動車用・建築用の板ガラスで、世界トップシェアを誇る一方で、化学品事業やセラミックス事業といった様々な事業を行っています。

事務系の文系でも裁量権が与えられる素材メーカーの中でも採用人数が少ないので、年次に関係なく大きな仕事を任されるのも魅了ではないでしょうか。

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