学歴の低い就活生は何をするべきか?|エントリー戦略と対策方法

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最終更新日:2023年08月23日

「就活には学歴フィルターが存在する」というのは良く耳にします。

いわゆる「難関大・有名大」に通っている就活生であれば、学歴はそこまで気にならないことかもしれませんが、「学歴の低さに悩んでいる・学歴にコンプレックスを抱いている」就活生にとっては、気になる内容ではないでしょうか。

また実際に、「学歴差別・学歴フィルター」に関する質問は後を絶ちません。

そこで本記事では、そんな「学歴が低いと感じている就活生」に向け、効果的なエントリー戦略とリスクヘッジ対策を紹介します。

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(1)エントリー戦略の基本は学歴が低かろうと変わらない


一般的なエントリー戦略として挙げられるのが、次の3つの要素です。

  • 受けたいところから受ける
  • 効率よく受けられるだけ受ける
  • 三つのフェーズに分けて受ける

上記3点は、実は学歴が高かろうと低かろうと変わらずに重要とされており、学歴によって変える必要はありません。

多くの学生が自分自身のスペック、つまりは「学歴・資格・海外経験・部活/サークルでの結果・学業成績」を気にしすぎていますが、就職活動で重要なことはスペックだけではありません。

だからこそ「高学歴・帰国子女・体育会」といったハイスペックの塊のような学生が選考で落ち、一般的な大学の学生が内定するといったことが往々にして起こります。スペックも一要素ではあるけれども決定的な要因ではないということです。

自分の良さを伝えるアウトプット能力も非常に重要な要素の一つですし、企業との相性も実は重要な要素です。就活力とも呼ぶべき内定を得る能力は偏差値のように数値化することはできませんが、逆を言えば全ての人間にチャンスがあるのが就職活動と言えます。

だからこそ学歴やスペックに引け目を感じて受けないというのは自らチャンスを放棄しているに等しいと言えます。まずは「受けたいところを受ける」という基本に対して忠実になることが重要です。

また、これは同時に、高学歴ということにあぐらをかいてエントリー戦略の基本を守らないと痛い目に合うことを示しています。

(2)リスクヘッジを厚めに行う


とは言っても、企業が学歴差別をしているのは事実ですし、大企業に入社するのは高学歴の学生が多いのも事実です。(学歴差別について詳しくは「企業が学歴差別をする理由」をご参照下さい。)

だからこそ学歴を含む自分のスペックに自信がない場合は、リスクヘッジを厚めにするなどの対策を講じることが重要です。つまり業界の下位企業や中小企業、三つのフェーズの中でも晩期に相当する企業にも予め多めに目を向けておくべきです。

皆が受ける超有名企業ではなくとも優良企業はたくさんあります。特に伸び盛りのインターネット関連企業やBtoBのメーカーには目立たないけれどもユニークな技術と顧客基盤で業界内では有名だという企業はたくさんあります。

こういった企業に目を向けるためにもビジネスマップやOB訪問で自分の視野を広げていくことが大事になります。

最後に

上記で紹介した通り、学歴が低かろうと自分のスペックに自信がなかろうと「基本戦略」は変わりません。

但し、きれいごとばかりではなく、学歴による不利があるのは事実です。その事実を真正面から受け止めた上で戦略を考えるようにしましょう。

今回のまとめ

本記事のまとめは以下の2点になります。

  • 学歴が低くてもエントリー戦略の三つの基本の重要性は変わらない
  • 学歴/スペックが低いと感じるのであればそれなりの対策をすることが重要

下記に「就活における学歴」に関する記事も記載してありますので、こちらも併せてご覧ください。 

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