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「あなたのキャリアプランは?」質問の意図や書き方を解説|エントリーシート(ES)例文付
最終更新日:2020年11月17日
「あなたのキャリアプランは何ですか?」という質問にエントリーシート(ES)で直面し、頭を悩ませる就活生の方は多いのではないでしょうか。
「入社後のことはまだ深く考えられていない」「なぜそのような質問をするのか意図が掴めない」など、様々な思いがあるかと思います。
そこで本記事ではエントリーシート(ES)での「キャリアプラン」を聞く設問について、企業側の意図を踏まえながら解説していきます。
- 本記事の構成
- エントリーシート(ES)でキャリアプランを聞く理由
- キャリアプランの見つけ方
- エントリーシート(ES)でキャリアプランの答え方
- キャリアプランのエントリーシート(ES)例文を紹介
└アビームコンサルティングのキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例
└大和証券のキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例
└NTTドコモのキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例
└日本航空(JAL)のキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例
└千代田化工建設のキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例
└大和総研のキャリアプランのエントリーシート(ES)回答例 - エントリーシート(ES)のキャリアプランNG例
エントリーシート(ES)でキャリアプランを聞く理由
キャリアプランとは
まず初めにキャリアプランの定義を確認しましょう。
キャリアプランとは将来どのように働きたいか、どのような人間になりたいのかの目標をもち、その実現のために計画を立てることを言います。
ただ目標を立てるだけではなく、その目標に至るまでの道筋を具体的にイメージできているかが重要です。
企業側の評価基準とは
それではエントリーシート(ES)でキャリアプランを聞く理由を考察するにあたって、まず企業側がどのような評価基準で採用活動を行っているのかを押さえましょう。
一般的に採用担当者は「その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか」で選考の合否を判断しています。
「利益に貢献できる」ということを2つの要素に分解すると、「貢献できる能力があること」と「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」になります。
上記の2つの要素を基に考察すると、以下の2点が評価基準と言えます。
- 自社への志望度が高いか
- 自社が求めるスキル・能力を保持しているか
評価基準について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
上記の2点を踏まえ、エントリーシート(ES)でキャリアプランを聞く理由を考察していきましょう。
キャリアプランを聞く理由
企業がキャリアプランを聞く理由は「あなたの目標」と「会社の方針・業務内容」が一致しているかを確かめるためです。
つまり「あなたのキャリアプランは何ですか?」という質問は先述した評価基準の一点目、「自社への志望度が高いか」を判断する材料になります。
具体的に見られていると推測できることは以下の二点です。
- 企業理解をしているか
→企業の方針や活躍のフィールドを理解していないとキャリアプランを描くことはできないため - 仕事をする上での価値観が自社と合っているか
→例)スペシャリストとゼネラリストのどちらを目指すか
どのくらいの時間をかけてキャリアを積みたいのか
キャリアプランの見つけ方
前項で企業側がキャリアプランを聞く意図を押さえられたと思います。しかし中には「キャリアプランが頭に浮かばない」と焦っている人がいるかもしれません。
そこで次はキャリアプランの見つけ方を紹介していきます。
キャリアプランを見つけるにあたって有効だと考えられるのが以下の2つの方法です。
(1)就活の軸を定める
(2)企業理解を深める
(1)就活の軸を定める
就活の軸とは「企業を選ぶ自分なりの基準」のことです。自分が何を大切に働くのかを落とし込むことで、具体的なキャリアプランを考えることに繋がります。就活の軸を考える段階で、働いている自分を具体的にイメージすることができるからです。
(2)企業研究を深める
具体的には説明会への参加、OB訪問、採用HPを読むことなどです。企業研究を深めることでその会社への理解が深まり、キャリアプランを立てやすくなります。
例えばOB訪問の場合、どのような部署で、どのような経緯で仕事をしてきたかなど生の声を聞くことができます。また仕事の進め方、ジョブローテーション、昇進のタイミングを聞くことで入社後の自分のキャリアをイメージしやすくなります。
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OB訪問やり方大全!OB訪問の目的から時期・質問内容まで徹底解説
エントリーシート(ES)でキャリアプランの答え方
ここからは実際にエントリーシート(ES)でキャリアプランを答える際のポイントについて解説していきます。
基本的にはエントリーシートの志望動機の書き方6ステップを解説|ES例文付で解説していると同じフレームワークになります。
フレームワークは以下の通りです。
(1)具体的な目標を述べる
(2)会社の未来の予測、どのような分野に注目しているかを述べる
(3)自分の強み、その活かし方を述べる
(4)実現していく過程を述べる
以上の流れに従って解説していきます。
具体的な目標を述べる
まずは具体的な目標を述べます。その目標が長期的なものであればより良いでしょう。
入社後の自分のキャリアを長い目で捉え、具体的な目標を掲げることは「その会社で長く働き成長していきたい」という思いをアピールすることに繋がります。そのような学生は採用する側の企業にも意欲的に映りやすいです。
会社の未来の予測、どのような分野に注目しているかを述べる
会社がどのように成長していくか予測をすることは内容に説得力をもたせ、それと同時にその会社への熱意を伝えることができます。
具体的な事業内容を知らない学生よりも、今後の見通しまで調べ、推測している学生の方が熱意が伝わりやすいことは想像に難しくありません。
自分の強み、その活かし方を述べる
今回の質問に限らず全ての場合において、エントリーシートではできるだけ自己PRするべきだと考えられます。企業側は多角的に就活生のスキルや人柄を測り、自社で活躍できるかどうかを見極めたいためです。
単純にやりたいことを伝えるのではなく、自分の強みを活かすことでどのように目標を達成し、そして会社の利益に繋がるかを伝えましょう。志望動機やガクチカ同様具体的に書くことが大切です。
実現していく過程を述べる
自分の目標を達成するために計画を立て、実際に行動に移せるような人材はとても意欲的に映ります。そして実際に行動に移すことができるという印象を与えるために、目標を達成する過程を具体的に述べることが有効です。
未来の話なので具体的に書くことを難しく感じる人もいるかもしれません。しかし、目標を達成する過程まで詳しく考えることで具体性があり説得力が増します。
キャリアプランのエントリーシート(ES)例文を紹介
エントリーシート(ES)や面接で問われる「キャリアプラン」を考える際に、実際に内定者がどのように書いていたのかを知ることも有効です。
内定者のエントリーシート(ES)を参考に、自分が共感できるものを参考にしたり、どのような点に共感したのかを落とし込むことでより確固とした考えをもつことができます。
そこでunistyleのエントリーシート(ES)から内定者、選考通過者の「キャリアプラン」を紹介します。
キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:アビームコンサルティング内定者
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キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:大和証券内定者
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キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:NTTドコモ内定者
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キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:日本航空(JAL)内定者
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キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:千代田化工建設選考通過者
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キャリアプランのエントリーシート(ES)例文:大和総研内定者
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エントリーシート(ES)のキャリアプランNG例
以下でキャリアプランを書く際に気を付けるべきことを紹介します。
- 理想のみになっている
→具体的な行動計画がないと説得力が生まれない - ワークライフバランスを強調する
→企業は「自社に貢献する人材」を求めているため、そこをアピールできなければ働くモチベーションがないという印象を与えかねない - その企業で実現不可能な内容になっている
→企業研究をしていないことが露呈する
まとめ
ここまで「キャリアプラン」をESに書く方法について解説してきました。
エントリーシートでキャリアプランを述べる際に大切なことは以下の3点です。
- 自己分析、企業研究の下準備が整っていること
- 企業と自分の共通の軸を見つけること
- 具体的、長期的な目標をもつこと
自分が補うべき点を見直し伝え方を工夫することで、より相手に伝わる「キャリアプラン」を書くことができるのではないでしょうか。
あなたが自信をもってキャリアプランを語る手助けになれば幸いです。
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