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16卒パナソニックのインターンのESで書くべき内容とパナソニックの求める人材

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16卒パナソニックのインターンのESで書くべき内容とパナソニックの求める人材

掲載開始日:2014年11月18日
最終更新日:2016年12月09日

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旧松下電器産業のパナソニックは総合電機企業として一昔前は就職活動でも人気の企業でした。しかし電気製品のコモディティ化が進み、韓国や中国の安価な電気製品に押される形で業績が悪化し、巨額の赤字を計上し、現在、ビジネスモデル再建の途上というところです。特にBtoBビジネスに注力することで成長性を担保しようという戦略は、東芝や日立など他の電機メーカーがこれまでとってきた戦略と言えます。経営トップの判断によりここまでの差が出るというのを見せてくれる電機業界はなかなか面白いと言えます。
 
今回もパナソニックの採用HPとエントリーシートから求められる人材について考えたいと思います。
 
 
この開発の途中では、多くの人に力を貸していただきました。モーターの分析・解析をお願いした「モーター開発センター」の技術者。ファンの原型を設計した先輩エンジニア。モーター損失を低減する運転の商品化を実現してくれた制御技術者。いくつもの試作を作ってくれたファンメーカーの技術の方、営業の方。数々のアドバイス、意見をくれた上司や先輩、同僚たち。もちろん私自身もものすごく勉強しましたが、周囲の人たちの力添えがなければきっと現状を突破することはできなかったと思います。今回のプロジェクトを通じて学んだ一番大きなもの。それは、まず自分が問題意識を持って主体的に行動して課題の発見に努めるとともに、「周囲のエキスパートの知恵や経験を結集してゴールを目指す」ことの大切さだったと思っています。入社して5年。「衆知を集める」という創業精神に触れ、あらためてその大切さを認識できたように思います。
 
パナソニック採用HPから一部引用)
 
上記はパナソニックの研究開発部門の方の働き方です。理系の研究開発への就職活動というと推薦状を書いてもらって終わりというイメージを持っている人も少なくないようですが、実際には研究開発でも求められる能力を面接を通してみられているように感じます。
 
研究開発においても、チームで開発を行い、課題に対して向き合い、様々な人から情報収集を行い、解決まで導くことが求められます。そのため学生時代の経験においても個人で黙々と研究して成果をあげたというよりも、様々な人と関わりながら成果をあげた経験を話した方が、企業における研究開発にも繋がる能力があるのか伝えやすいでしょう。
 
文系の学生が就職する事務系の仕事も含めて、メーカーでは下記のような能力が求められていると考えられます。
 
①社内の営業、研究開発の他部署の人、社外の関係者など価値観の異なる人と協力して成果を上げることの出来る人材
②リーダーシップを持って協力してくれる人々に対して方向性を示し、自ら提案、行動し、成果に結びつけることの出来る人材
③今までにない仕組みや技術を追求し、周囲の協力を得た上で実現し成果を上げることの出来る人材
 
基本的には文系においても理系においても、周囲の協力をえて成果を上げることの出来る人材の評価が高いと言えます。トヨタ自動車のエントリーシートにおいても「チームを巻き込んで成果を出したエピソード」について聞かれているのは、個人として成果をあげることができるだけでなく周囲と連携して成果をあげることのできる人材かどうかが問われているからと考えられるでしょう。
 
 
 

16卒パナソニックインターン設問

 
【設問】
①現在、学業で主に取り組まれている内容や、専攻・研究テーマについて具体的にお書きください(今後取り組みたい専攻・研究テーマもしくは得意な分野などでも結構です)。(300)
②なぜ上記テーマ(※第1希望テーマ)を希望しているのですか。これまでの経験や研究内容・専門知識・スキルなどを、希望テーマでどのように活かしたいかを含めてお書きください。(200)
③学生時代に学業以外でもっとも力を入れて取り組んだことをなるべく具体的にお書きください。(300)
④あなたのキャラクターを一言で表現してください。(20)
⑤上記に対する理由もしくは具体的なエピソードをお書きください。(300)
 
 

一つ目の設問

 
①現在、学業で主に取り組まれている内容や、専攻・研究テーマについて具体的にお書きください(今後取り組みたい専攻・研究テーマもしくは得意な分野などでも結構です)。(300)
 
学業で取り組んでいる内容を専門外の人にもわかりやすく伝えることができるかどうかが求められています。「学んだ内容が実社会でどのように活かされるか」という観点から話ができると専門外の人にもわかりやすいでしょう。理系の人は自分の研究テーマが志望企業の研究開発にてどのように活かすことができるのかを語れるとよいでしょう。直接的に繋がらなくても、「研究開発」として繋がることがあればそれを語れば十分だと言えます。
 
下記の内定者は「材料」が製品の性能を決めることを自分の研究から学び、材料開発により世間に貢献したいとして話をしています。
 
 
 

二つ目の設問

 
②なぜ上記テーマ(※第1希望テーマ)を希望しているのですか。これまでの経験や研究内容・専門知識・スキルなどを、希望テーマでどのように活かしたいかを含めてお書きください。(200)
 
「上記テーマ」とは志望部門のことです。ここで求められているのは、志望動機だと言えます。文系の人も理系の人も基本的な志望動機のフレームワークは整理してから書き始めた方がよいでしょう。
 
①仕事を通じて成し遂げたいこと
②きっかけとなる経験
③企業選びの軸
④企業選びの軸に合致する他に受けている業界と他業界ではダメな理由
⑤具体的にどのような仕事や部門に興味があるか
⑥業界の中でも志望企業の理由
 
ここでは①、②、⑤が求められていると言えます。下記の理系の内定者は、「太陽光発電の低コスト化、高効率化に取り組みたい⇒学生時代の研究開発から材料が製品の性能を決めると考えてきた」という流れで書いています。
 
文系の学生は書き方に悩むかもしれませんが、文系の重工業メーカーIHIの内定者は「資材調達部門で働きたい⇒学生時代の経験から周囲と連携することで企画を実現してきた⇒メーカーでも営業、開発、取引先と一体となりよいものを作りたい」という流れで説明してくれています。
 
 
 

三つ目の設問

 
③学生時代に学業以外でもっとも力を入れて取り組んだことをなるべく具体的にお書きください。(300)
 
学業と学業以外はほとんどセットで聞かれる質問です。「学業だけで評価されるべきだ」という急進的な意見もたまに見かけますが、アメリカの大学入試などにおいては成績だけでなく学業以外の実績について細かく求められており、日本のペーパーテスト一発とは異なっています。どちらの方法も一長一短があるのを理解しておきましょう。
 
 
学業以外の部分においては、上記で解説した求める人材をイメージしながら企業が求めている人材であることを伝えられるようにしましょう。下記のパナソニック内定者は飲食店のアルバイトに置いて営業責任者としてスタッフとともに店舗作りを目指したことが書かれています。
 
 
 

四つ目の設問

 
④あなたのキャラクターを一言で表現してください。(20)
 
この設問も求める人材であることを一言で説明できるとよいでしょう。自己PRに近いものと考えて一言を表現すればよいでしょう。こういった設問においてインパクトを残そうと他の就活生がやらないようなキーワードやオリジナリティの強い一言を考えようとする人もいますが、外した時のマイナスも考慮してやる必要があるでしょう。基本的には企業が求める人材であることを伝えればよいので奇をてらう必要はないですが、よいキーワードが浮かんだのであれば使ってみてもよいでしょう。
 
下記の内定者は「強み」を一言でと、少し設問が違いますが、「明確な目的意識を持ち諦めずに遂行すること」とオーソドックスな形で伝えています。
 
 
 

五つ目の設問

 
⑤上記に対する理由もしくは具体的なエピソードをお書きください。(300)
 
一つのエピソードに絞って書いてもよいでしょうし、自己PRだと捉えて、生い立ちや過去の経験から説明するのもよいでしょう。
 
①強み
②強みが培われた過去の経験や生い立ち
③強みをあらわす具体的エピソード(複数)
④強みを発揮する上で意識していること、方法論
⑤強みを企業でどのように活かすか
 
自己PRについては生い立ちや過去の経験から語ることで説得力が増します。下記のNTTドコモの内定者も「父が遠洋漁業で留守がちだったことから家族を支えた経験から責任感が培われた」として自己PRやキャッチフレーズの説得力を増しています。
 
 
 

最後に

 
文系も理系も基本的に企業が求めている人材をイメージした上で、そこに合致していることを伝えることが基本中の基本です。求めている人材についてはイメージ先行ではなく、しっかりと企業のビジネスモデルや働き方から理解を示す必要があります。今回のケースも参考に自分をどう伝えればより評価されるのか考えてみてください。
なお、こちらのコラムではパナソニック内定者のES解説を行っていますので参考にしていただければと思います。
 
 

credit: .:fotomaf:. via FindCC

【参考】パナソニックの内定者の回答(挑戦してみたい仕事)

 

入社後に挑戦してみたい仕事について具体的にご記入下さい。(300字以内)

創エネルギー分野で特に注目を集める太陽光発電に、最先端材料技術を駆使することで低コスト化や高効率化に挑戦したいと考えています。現在貴社では創エネ、蓄エネ、省エネの3つを制御してエネルギーの使用効率を高めるまるごとエナジーソリューション事業を推進しています。その中でも太陽光発電には外部環境に左右されやすく、まだ大きな可能性を秘めています。大学の研究で製品の性能を決めるのは材料であることを学びました。私は材料開発により次世代太陽光発電に携わりたいです。そしてゆくゆくはモノづくりの最前線である材料開発を通してこの世の中に存在しない新しい技術を確立させ、世界中の人々の暮らしを豊かにしていきたいです。


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