サイバーエージェントの内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

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最終更新日:2023年09月25日

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サイバーエージェントで最も求められる能力は、自分の考えたもの・アイディアで「新しいものを生み出す」という部分になると考えています。

少し前のアメーバしかり、現在注力しているスマホアプリしかり、変化の早い業界の中でその変化に対応し、新しいものを生み出す柔軟性、ビジョン、周囲の協力を得るリーダーシップなどが求められているように感じます。

今回解説する内定者のエントリーシートはこちらです。
1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。 実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。
①社会人3年目 
 ビジョン 
・失敗を恐れない挑戦により社会人としての基盤を作る。 
理由 
・場数を踏み、高いハードルの課題を課すことでビジネスパーソンとしての深みを作りたい。それにより貴社及び社会に貢献できる人材となる。 
②将来30歳のとき(※年齢はご自身で設定してください) 
 ビジョン 
・人々の経験に影響を与える仕事をする 
理由 
・「経験に勝る成長なし」陸上競技や学生生活を通じてこのように感じた。人々の経験をと成功体験につながる新しいITソーシャルメディアをメディアプロデューサーとして創出していきたい。

2.「成長体験」<自分が一番「成長した」出来事について教えてください。
・団体解散という挫折を経験した後に、スポーツ科学のwebサイトを立ち上げ直し、公開することができたことだ。1ヶ月で千人以上の人に見て頂くことができた。また、協力してくれる力やコンテンツ作成も進めることができている。

3.「苦労体験」<これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。
・スポーツ科学のwebサイトを運営する学生団体がサイト完成を見ずに解散してしまったことだ。解散後、私は団体が取り組んでいた活動の立ち上げ直しを試みた。未経験のプログラミングの勉強協力者とコンテンツ集めなど、私一人では心が折れそうであった。
本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。
参考:サイバーエージェントのES・選考レポート一覧

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一つ目の設問

1.あなたが今の時点で考える、社会人3年目の自分と将来(何歳の時点でもかまいません。ご自身で設定してください)の自分のビジョンを教えてください。
実現したいこと・もの、作りたいこと・ものなど、広義で捉えてください。どんなことでも構いません。簡潔にお書きください。


①社会人3年目
ビジョン
・失敗を恐れない挑戦により社会人としての基盤を作る。

理由
・場数を踏み、高いハードルの課題を課すことでビジネスパーソンとしての深みを作りたい。それにより貴社及び社会に貢献できる人材となる。

②将来30歳のとき(※年齢はご自身で設定してください)
ビジョン
・人々の経験に影響を与える仕事をする

理由
・「経験に勝る成長なし」陸上競技や学生生活を通じてこのように感じた。人々の経験をと成功体験につながる新しいITソーシャルメディアをメディアプロデューサーとして創出していきたい。
よいビジョンを設定していると思います。

後述する学生時代の経験において既にWebサイトを立ち上げている経験があるために説得力が増しているように感じます。

ビジョンだけが優れていても共感してもらえず、その裏にあるバックストーリーも評価されていることは認識しておいた方がよいでしょう。

二つ目の設問

2.「成長体験」自分が一番「成長した」出来事について教えてください。

・団体解散という挫折を経験した後に、スポーツ科学のwebサイトを立ち上げ直し、公開することができたことだ。1ヶ月で千人以上の人に見て頂くことができた。また、協力してくれる力やコンテンツ作成も進めることができている。
非常によい経験をしていると思います。

学生時代に既に自分自身でWebサイトを立ち上げるという経験をしているため、サイバーエージェントという会社でも成長すれば十分に通用するであろうことが見て取れます。

もちろん仕事内容に直結する部分だけが評価されているわけではなく、「新しいものを生み出したいという意思の強さ」、「ビジョンを達成するために他者の協力を得て実現する」といった本質的な力が評価されているものだと理解しましょう。

そのため、Webサイト立ち上げでなくても、演劇の公演であったり、ゼミでの他大学共同ゼミの企画であったり、新しいものを生み出した経験であれば評価されるでしょう。

三つ目の設問

3.「苦労体験」これまでに一番「苦労した」出来事について教えてください。

・スポーツ科学のwebサイトを運営する学生団体がサイト完成を見ずに解散してしまったことだ。解散後、私は団体が取り組んでいた活動の立ち上げ直しを試みた。未経験のプログラミングの勉強協力者とコンテンツ集めなど、私一人では心が折れそうであった。
こちらも同じ経験ではありますが、非常によい経験をしていると思います。

常に順調にいくわけではなく、時には失敗しながら前に進めることが大事だと言えます。
この内定者も大きな挫折から立ち直り、サイト運営の立ち上げをまた試みている点が評価できると言えます。
たまに大きな苦労や挫折と言える経験がないという学生に出会いますが、自分では苦労だと自覚していないケースが多いように思います。
そういった「理想とする自分や組織のあり方と、現実の自分とのギャップをどう埋めたか」という観点で淡々と説明するとしっかりと苦労しているというケースも多いので考えてみてください。

最後に

ビジョンについては、これまで将来のことを真剣に考えてこなかった学生が、何の情報もないまま考えるとうまくいかないことが多いと思います。

多くの内定者や社会人の考え方に触れる中で、自分の考えに近いものや自分もそうなりたいと思える人に出会うことで、自分なりのビジョンが磨かれると思います。

ぜひOB訪問や内定者のエントリーシートなどによく触れることで、自分なりのビジョンを洗練させていただければと思います。
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