自己PRで「人当たりの良さ」をアピールする際の書き方を例文付で解説

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最終更新日:2023年12月13日

自己PR

自己PRで「人当たりの良さ」を強みとしてアピールしたい就活生がいると思います。その中には

「人当たりの良さが強みとして評価されるのかが分からない。」

「選考通過できる自己PRの書き方を理解したい。」という人がいるのではないでしょうか。そこで、本記事では「人当たりの良さ」を強みとした大手企業選考通過者のES例文を掲載し、アピールする際のポイントや自己PRの基本的な書き方について解説していきます。

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​​​​​自己PRで人当たりの良さをアピールした大手企業選考通過者のES例文​​​​​

自己PRで人当たりの良さをアピールした大手企業選考通過者のES例文

まず最初に、実際に人当たりの良さをアピールした、大手企業選考通過者のES例文を紹介していきます。ES作成に役立てていただけたらと思います。

人当たりの良さをアピールした自己PRのES例文:オリエンタルランド

「あなたはご家族、ご友人等身近な方からどのような人だと思われているか」を教えてください。※あなたの表情が分かるように、30秒以内の動画で説明してください。(30秒以内)

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 人当たりの良さをアピールした自己PRのES例文:国際協力機構(JICA)

自己PRを記述してください。(400文字)

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 人当たりの良さをアピールした自己PRのES例文:SUBARU

自身の強みと弱みを両方踏まえて自己PRしてください。(最大800字)

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人当たりの良さをアピールした自己PRのES例文:兼松 

あなたは周囲の人からどのように評価されていますか?また、それに対してあなたはどう考えていますか?

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企業が自己PRを聞く意図とは

企業が自己PRを聞く意図とは

自己PRの書き方を考える以前に、「そもそも企業はどのような意図で就活生に自己PRを聞いているのか」について理解しておく必要があります。

企業が就活生に対して自己PRを聞く意図は大きく分けて以下の2点になります。

  • 自社の求める長所・能力があるかを知るため
  • 人柄を判断するため

この2点について以下で詳しく説明します。

自己PRを聞く意図(1):自社の求める長所・能力があるかを知るため

企業が自己PRを聞く理由の一つ目は、「自社の求める長所・能力があるかを知るため」です。

企業は、営利団体である以上、利益を生み出さなければいけません。そのためには、企業の利益に貢献できる社員が必要です。

つまり新卒採用においても、"あなた自身が入社した際、その企業にプラスの利益をもたらすことができる人物かどうか"を企業は見ています。言い換えると、「その就活生が入社後に活躍してくれる人材かどうか」を見極めているということです。

そのため、自分の長所が何かを考えるのと同じくらい、企業が求めている長所や能力が何かを把握しておくことが重要になります。

自己PRを聞く意図(2):人柄を判断するため

企業が自己PRを聞く理由の二つ目は、「人柄を判断するため」です。

企業は自己PRを聞くことで、仕事面の能力などだけではなく、就活生の人柄も判断しようとしています。

企業は自己PR等の質問を通じ、就活生がどのような経験をする中で強みを発揮したのかを知ろうとしています。その背景まで深堀することで、「この人は○○な人柄だ。」と見極めているのです。

つまり、自己PRからその人の強みだけでなく"物事へ取り組む姿勢”を見ているということです。

そして、その導き出された人柄と自社の社風等がマッチしているかを判断し、採用するか否かを判断します。

「人当たりの良さ」でアピールできること

自己PR「人当たりの良さ」でアピールできること

企業が自己PRを聞く意図については理解していただけたと思います。

続いて、自己PRで「人当たりの良さ」を強みとすることでアピールできることについて解説していきます。アピールできることは、主に以下の2点になります。

  • コミュニケーション能力が高いこと
  • 周囲の意見を取り入れられること

「人当たりの良さ」でアピールできること(1):コミュニケーション能力が高いこと

アピールできることの1つ目は「コミュニケーション能力が高いこと」です。

人当たりが良いとは、誰とでもすぐに打ち解けられて、良い関係性を築くことができるということだと言い換えられます。つまり、人当たりが良いことを強みとすれば、コミュニケーション能力が高いのではないかと企業に期待させることができるのです。

新しい環境に素早く適応したり、社内の雰囲気を明るくするためにも積極的にコミュニケーションをとることはとても重要です。

さらに、ビジネスシーンでは社外の人と初対面で話す機会も増えるため、第一印象から明るい印象を与えられるコミュニケーション能力は重要な要素の一つとなります。

​​​​​「人当たりの良さ」でアピールできること(2):周囲の意見を取り入れられること

アピールできることの2つ目は「周囲の意見を取り入れられること」です。

人当たりが良いとは、協調性があり周囲に対して優しく振る舞えるということだとも言い換えられます。

ビジネスシーンでは、自分の意見を主張できることも大切ですが、異なる立場の人の意見を取り入れられることも大切です。

さらに、社外の人との取引や会議でも、異なる価値観を持った人と話し合い意見をまとめなければいけない場面が多々あるため、周囲の意見を取り入れられることは必要なポイントとなります。

企業が学生に求める人物像の傾向

経団連が、経団連全会員企業に対して、「企業の求める人材像」などについてアンケートを実施しました

 

そのアンケート結果を見ると、企業が学生に特に期待する資質として、回答企業の約8割が「主体性」「チームワーク」「リーダーシップ」「協調性」を挙げています。そのほかにも、「課題設定・解決能力」「論理的思考能力」「創造力」も上位に並んでいます。

 

「企業からどのような資質が求められているのか」を正しく認識したうえで、自己PRを考えるようにしましょう。

 

【参考】採用と大学改革への期待に関するアンケート結果:一般社団法人日本経済団体連合会

エントリーシート(ES)における自己PRの基本的な書き方​​​​​

エントリーシート(ES)における自己PRの書き方

ここまでで、「人当たりの良さ」でアピールできることについて解説してきました。

続いて、「人当たりの良さ」という強みに限定した書き方を解説する前に、自己PR全体の書き方について解説していきます。

自己PRを書く際は、基本的に以下のフレームワークに沿って書くことで論理的な自己PRにすることができます。

上記の図に記載してあるように、まず最初に「私の強みは人当たりの良さです。」のように"結論(書き出し)"を簡潔に述べ、その結論の根拠となるエピソードを伝えます。

前述したとおり、企業側は就活生の人柄まで知りたいと考えているため、エピソードを述べる際には「どのような努力や工夫をし、どんな結果を出すことができたか」という背景まで述べるようにしましょう。

そして最後には、自分の強み(長所)を通して企業にどう貢献できるのかをアピールします。企業側は自社の利益に貢献できる人材を求めているため、入社後強みを活かしてどのように貢献していきたいのかを伝えることが重要になります。

このような流れで自己PRを書き終わったら、必ず添削をするようにしましょう。

自己PRの基本的な書き方に関しては以下の記事で詳細に解説していますので、各フレームワークのポイントを確認したい就活生はこちらの記事もご覧ください。

文章だけでなく、動画を通じても自己PRの書き方を理解したい就活生は、以下のYouTube動画もあわせてご覧ください。

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント

ここまでで、人当たりの良さでアピールできることや、自己PR全体の書き方については理解していただけたと思います。

続いては、自己PRで人当たりの良さをアピールする際に押さえておくべきポイントについて解説していきます。ポイントを理解して、企業に評価される自己PRを目指しましょう。

ポイントは以下の4点になります。

  • 「人当たりが良い」という強みを言い換える
  • 強みを発揮したエピソードを伝える
  • 強みの再現性を伝える
  • 面接で人当たりの良さを損なわないようにする

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント(1):「人当たりが良い」という強みを言い換える

1つ目のポイントは、「人当たりが良い」という強みを言い換えることです。

「『人当たりの良さ』でアピールできること」で述べた通り、「人当たりが良い」といっても、コミュニケーション能力の高さをアピールしたいのか、協調性をアピールしたいのかが明確に伝わりません。

また、企業は多くの自己PRに目を通すため、印象に残る自己PRを作成することも重要なポイントとなります。

そのため、特にアピールしたい強みが伝わり、企業の印象にも残るような言い換え表現を考えることが大切です。

「人当たりの良さ」を言い換えた表現はこの記事の最後に載せてありますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント(2):強みを発揮したエピソードを伝える

2つ目のポイントは、強みを発揮したエピソードを伝えることです。

前述したとおり、企業は就活生の強みだけではなく、人柄も探り出そうとしています。そのため、どの場面で「人当たりの良さ」を発揮し、どういった結果を招いてそこから自分が何を考えたのかまで伝えることが大切です。

また、「人当たりが良い」というのは、自分の意思が弱く人に流されやすいといった短所として捉えられてしまう可能性もあるため、強みとして機能したエピソードを伝えるようにしましょう。

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント(3):強みの再現性を伝える

3つ目のポイントは、強みの再現性を伝えることです。

「企業が自己PRを聞く意図とは」でも述べた通り、営利企業である以上、社員は企業の利益に貢献できなければいけません。そのため、「人当たりが良い」という強みを活かすことで入社後企業にどう貢献できるのかを伝えることが大切です。

自己PRで人当たりの良さをアピールする際のポイント(4):面接で人当たりの良さを損なわないようにする

4つ目のポイントは、面接で人当たりの良さを損なわないようにすることです。

「人当たりが良い」とは、周囲に対して明るく振る舞うことができ、社交的であることだと捉えられることもあるため、面接で与える印象についても気をつけなければいけません。

面接で明るく笑顔で話し、良い第一印象を与えることができれば、「人当たりが良い」という強みに説得力を持たせることができるはずです。

しかし、面接官の質問を受ける際に愛想がなかったり顔が暗いと「人当たりが良い」という印象を持たせることは難しいでしょう。

「人当たりが良い」という強みは、その場で見極められてしまうため、面接での振る舞い方には注意が必要です。

「人当たりの良さ」を言い換えるなら?

自己PR人当たりの良さを言い換えるなら?

ここまでで「人当たりの良さ」をアピールする際のポイントに関しては理解していただけたと思います。 

前述したとおり、アピールしたい強みが明確に伝わり、企業の印象にも残るような言い換え表現を考えることが大切です。

以下に「人当たりが良い」を言い換えた表現をまとめましたので、自分で言い換え表現を考える際の参考にしていただけたらと思います。

  • 社交的で誰とでも打ち解けられるコミュニケーション能力がある
  • 人見知りをせず新しい環境に適応することができる
  • 協調性があり、異なる意見を受け入れることができる

まとめ

自己PR人当たりの良さのまとめ

本記事では自己PRで「人当たりの良さ」をアピールする際のポイントや、自己PRの書き方、選考通過者のES例文について解説してきました。

「人当たりが良い」といっても、企業側が受ける印象は様々であるため、言い換え表現を用いて、より明確に自分の強みを伝えることが大切です。

また、企業が「人当たりの良い」就活生を求めているのかを知ることが重要であるため、企業研究を行うなかで志望する企業の求める人物像を把握しておくようにしましょう。 

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