エントリーシートで自己紹介をアピールする方法-大手企業選考通過者ES例文3選-

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最終更新日:2023年02月22日

エントリーシート(ES)の段階で"自己紹介"を聞いてくる企業も少なくありません。

そこで本記事では、「エントリーシート(ES)における自己紹介のあれこれ」を解説していきます。

自己紹介と自己PRの違い、ポイント、例文など、この記事一つで「エントリーシート(ES)における自己紹介」を網羅することができる内容となっていますので、順番に読み進めていただければと思います。

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エントリーシート(ES)における自己紹介とは

自己紹介とは

自己紹介とは、その名の通り、自分のことを紹介する項目になります。

エントリーシートや履歴書、面接などでも導入として扱われる事項です。

具体的な内容としては、"大学名・氏名・大学時代に取り組んできたこと"などが一般的です。

もちろん企業によって多少の違いはありますが、上記のように認識していただければと思います。

エントリーシート(ES)で自己紹介を聞く企業側の意図・目的

自己紹介を聞く企業側の意図・目的

企業がエントリーシート(ES)において自己紹介を聞く意図・目的は以下の二つが挙げられます。

  • エントリーシート(ES)で自己紹介を聞く企業側の意図・目的 (1) 第一印象を見るため
  • エントリーシート(ES)で自己紹介を聞く企業側の意図・目的 (2) 論理的思考力を見るため

エントリーシート(ES)で自己紹介を聞く企業側の意図・目的 (1) 第一印象を見るため

選考官はまず最初にエントリーシート(ES)によってあなたの人物像を知ります。

人柄・性格・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)などを確認し、自社で働いたらどのように活躍してくれるのかを見ています。

そのため、エントリーシートを見たときの第一印象は大切です。

とくに自己紹介はエントリーシート(ES)の中でも、1番初めに目に入る部分なので、あなたの自己紹介であなたの第一印象が決まります。

自己紹介で他の就活生と差別化を図るなど、インパクトを与え、よい第一印象を抱いてもらいましょう。

エントリーシート(ES)で自己紹介を聞く企業側の意図・目的 (2) 論理的思考力を見るため

採用担当はエントリーシート(ES)のさまざまな項目から学生の論理的思考力を見ています。

社会人では論理的な思考が必須になるため、選考官はそれを文章から、話し方から判断しなくてはいけません。

これは自己紹介の項目においても例外ではありません。たかが自己紹介と高を括って適当に書いてしまうと選考に受からない可能性もあります。

自己紹介においても文の論理性を意識し、後述するポイントを参照しながら、自己紹介を書くようにしましょう。

エントリーシート(ES)における自己紹介と自己PRの違い

自己紹介と自己PRの違い

自己紹介と混同されやすいものに「自己PR」があります。

実際に、自己紹介と自己PRの違いについて「なんとなくはわかるけどはっきりとはわからない」というような就活生もいるのではないでしょうか。

自己紹介と自己PRは全くの別物となるため、企業はそれぞれに別の内容を求めています。

面接官から良い評価を得るためにもそれぞれの違いについて理解しておく必要があるため、以下で詳しく解説していきます。

エントリーシート(ES)における自己紹介と自己PRの違い (1) 自己紹介

自己紹介の目的は自分という人間に興味を持ってもらうことです。

つまり、自己PRのように自分を売り込むのではなく、「自分のことを知ってもらう」というスタンスになるため、自分の基本的な情報を答えるようにしましょう。

ここで言う基本的な情報とは「氏名、学校名・学部・学科・学年、学生時代取り組んできたこと」などのことを指します。

エントリーシート(ES)における自己紹介と自己PRの違い (2) 自己PR

自己PRの目的は企業に自分をアピールすることです。

ただ長所をアピールするのではなく、企業の求める人材像に沿った長所をアピールすることが大切です。

自己PRについては以下の記事で詳しく解説しています。

【関連記事】
新卒就活の自己PRとは-種類別例文19選と共にNG自己PR例も紹介-
→自己PRは面接で必ず聞かれます。企業が聞く意図はもちろんのこと、自己PRする際の論理的な構成や例文を解説しています。

エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容

自己紹介に記載すべき内容

エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容は以下の3つがあります。

  • エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (1) 個人情報
  • エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (2) 学生時代に取り組んできた活動
  • エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (3) 入社に対する意気込み

エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (1) 個人情報

自己紹介ではまず最初に個人情報を書きます。

具体的には「氏名・大学/学部/学科/学年」になります。これらを略称などを使わず、正式名称で正しく書くことがポイントです。

それに加えて部活動・サークル活動・アルバイト・ボランティア活動・趣味なども挙げられます。

分かりづらい学部や学科などは名称に加え、どのようなことを学んでいるのかも書くようにしましょう。

エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (2) 学生時代に取り組んできた活動

自己紹介では個人情報の次に「学生時代に取り組んできた活動」を記載するのが一般的です。

いわゆる「ガクチカ」を書くことが多く、学業(ゼミ/研究)・サークル・アルバイト・部活動など、学生時代に取り組んできた活動を端的に伝えましょう。

ただ、上述したとおり、自己紹介の際に「取り組んできた活動」を長々と記載する必要はありません。

ガクチカは別途の質問で聞かれる可能性が高いですし、自己紹介の内容を深堀りされることはめったにありませんので、基本的には"軽く紹介する"程度に留めておきましょう。

エントリーシート(ES)における自己紹介に書くべき内容 (3) 入社に対する意気込み

自己紹介の締めとして、入社に対する意気込みも盛り込むと良いでしょう。

ひとこと程度でよく、例えば「このように○○に魅力を持ったため、エントリーいたしました。」と書きましょう。

ただし自己紹介は志望動機とは異なるため、意気込みばかり長く述べないよう気をつけてください

エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント

自己紹介を書く際のポイント

エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイントは以下の3つがあります。

  • エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (1) 伝えたいポイントを決めておく
  • エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (2) 分かりやすい文章を書く
  • エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (3) 200~300文字程度で書く

 エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (1) 伝えたいポイントを決めておく

自己紹介を書き始める前に、まず自分が伝えたいポイントを決めておきましょう。

たくさんのことを言い過ぎたり話の筋道を見失ってしまっては「結局何が言いたいのかわからない」と企業に思われる可能性があります。また、情報が多すぎると採用担当が読みづらく感じ、逆効果となってしまいます。

先ほど、自己紹介に入れるべき基本情報としてさまざまな要素を挙げましたが、「氏名・大学/学部/学科/学年」以外の要素は自分の伝えたいもの1〜2つに絞り込んで選ぶと良いでしょう

ポイントを決めてまとめることで、相手にしっかり伝わる自己紹介を書くことができます。

エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (2) 分かりやすい文章を書く

初めて読む相手にも伝わりやすく、論理的な文章へ仕上げるためにも、PREP法を意識して書くのがポイントです。PREP法とは「結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)」の順で書くテクニックのことです。

この方法を使いこなせば文章のクオリティを高められます。

これに続いて自分の人となりに関するエピソードや強みについて述べる際に、PREP法を用いると論理的な文章が書けるはずです。

PREP法によって、文章力でもほかの就活生に差をつけていきましょう。

エントリーシート(ES)における自己紹介を書く際のポイント (3) 200~300文字程度で書く

自己紹介で文字数が指定されている場合は指定されている文字数で書きましょう。また、自己紹介で文字数が指定されていない場合は200~300文字程度に収めるのが望ましいでしょう。

200~300文字という文字数は、声に出す場合に1分程度で話し終えるぐらいの長さだと言われています。またこの文量は内容が頭に入りやすい長さにもなりますので、覚えておきましょう。

簡潔に自分のことを述べる自己紹介で、だらだらと長くなると頭の中が整理されていないと思われかねません。一方で、あまりに短いのもやる気がないのかと思われてしまう可能性があります。

指定されていない場合の適切な文字数は200~300文字だと意識しながら書いてみてください。

大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文

大手企業選考通過者のES

大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文は以下の三つになります。

これらを参考に自身の自己紹介を完璧に仕上げましょう。

  • 大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (1) サイバーエージェント
  • 大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (2) 日本ガイシ(日本碍子、NGK)
  • 大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (3) 双日

大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (1) サイバーエージェント

あなたのお人柄が伝わる自己紹介をお願いします。 例:簡単な経歴やエピソード、得意な事やアピールポイント、生活や仕事で大切にしている価値観、過去に行ったチャレンジや失敗など、過去や現在にフォーカスしてご記載ください。 (0~300文字程度)

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上記の企業研究ページを参考に自己紹介を具体的にアピールしましょう

大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (2) 日本ガイシ(日本碍子、NGK)

あなたがどんな人か分かるような自己紹介をしてください。(400文字以下)

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大手企業選考通過者のエントリーシート(ES)における自己紹介の回答例文 (3) 双日 

あなた自身のこれまでについて、具体的なエピソードを交えて自己紹介をしてください。(150字~300字)

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まとめ

まとめ

本記事では"エントリーシート(ES)で自己紹介をアピールするやり方"を解説してきました。

自己紹介に関する設問はおまけ程度に考えている方もいるかもしれませんが、エントリーシート(ES)の設問である以上、あなどることはできません。

本記事の内容を参考にしていただき、ES対策・志望企業の選考突破に努めていただければと思います。

【設問別】エントリーシート(ES)対策記事一覧
自己PRに関する設問

自己PR長所(強み)短所(弱み)

志望動機に関する設問
志望動機実現したいこと入社後にやりたいこと将来の夢キャリアプラン10年後の自分

学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する設問
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)挑戦したこと最大の困難挫折経験打ち込んだこと苦労したこと辛かったこと成果を出した経験異なる価値観の人と協力した経験変化や変革をもたらしたエピソード成長した経験チームで成し遂げた経験

大学や学業に関する設問
ゼミ活動研究サークル活動留学専攻分野(テーマ)課外活動得意科目

パーソナルな設問
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経歴に関する設問
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