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武田薬品工業の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

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    武田薬品工業の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

    最終更新日:2018年07月06日

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    武田薬品工業の本選考ES一覧はこちら
    前回の記事の通り、医薬品業界のMRは働き方としては食品メーカーの営業や金融機関のメーカーに近い部分があります。働き方を理解した上で、自己PRや志望動機を話すことが大事ですが、多くの就活生は「○○業界に入るためには」と働き方を軽視して、業界への憧れで就職活動をしてしまいがちです。今回の武田薬品の内定者もMRという仕事内容と働き方を理解した上で学生時代の経験と結びつけて志望動機、学生時代頑張ったことを伝えています。

    今回のエントリーシートはこちらの内定者のエントリーシートになります。

    こちらでは武田薬品の本選考ES・レポート及びインターンES・レポートを掲載しています。

    武田薬品エントリーシート一覧

    一つ目の設問

    タケダを志望する理由をご記入ください。150文字以内

    より多くの医師と患者に貢献できる最高のMRになりたいと考え貴社を志望する。業界最大手として医師からの信頼が厚く、幅広い製品を扱う生産性の高いゼネラリストMRとして様々な視点から医師に提案ができる貴社であれば、冒頭の想いを実現できると考える。また、優秀な社員が集い切磋琢磨できる環境に強く惹かれている。
    前回の解説の通り、ここは製薬業界の中でもなぜ武田薬品工業を志望するのかという同業の中でもなぜこの会社かという部分になります。

    二つ目の設問

    この職種を志望する理由をご記入ください。150字以内 

    学生時代にWEB広告代理店で法人営業に注力する中、相手のニーズを引き出し、それに立脚した戦略を考え提案していくことのやりがいを実感した。そこで、世の中に必要不可欠な製品に立脚し、プロである医師という顧客に対して信頼関係でビジネスをしていく『究極の営業職』に挑戦したいと考え、MR職を希望している。学生時代にWEB広告代理店で法人営業に注力する中で、相手のニーズを引き出し、そのニーズに立脚した提案をしていく事のやりがいを実感し、将来は営業を極めていきたいという想いが生まれた。
    ここではどのような仕事・働き方に興味があるのか、その理由は何かという志望動機における「動詞」の部分に焦点が当てられています。志望動機においては「○○業界に入りたい」という憧れを語るのではなく、「○○のようなことがやりたい」と動詞を語るものです。上記の内定者のように、「相手のニーズを引き出し、それに立脚した戦略を考え提案していくことのやりがいを実感した」と語り、それが製薬業界でどう繋がるのかという繋がりを示すのが志望動機で必要なことです。

    企業のことを調べて企業に媚を売るのではなく、自分が面白いと思うこと、やりがいを感じることができそうなことを過去の経験と結びつけて語るようにしましょう。
    その意味でも上記の志望動機は非常によくできていると評価できます。前回の解説で似ていると評価した食品メーカーや銀行の営業職と比べてどちらを志望するのかというのは面接では必ず聞かれるでしょう。

    三つ目の設問

    大学生活で自らが積極的に取り組み、得られた成果の中で、他人に対して誇れるものをお書きください。30文字以内
    ※成果の記載は、第三者にも分かるように具体的にお書きください。

     WEB広告代理店で所属部署の売上目標約30%を稼ぎ存続に貢献。
    上記の成果を出すために、自らが主体的に取り組んだ内容についてお書きください。400文字以内

    学生の枠に捉われず厳しい環境で新しい事に挑戦したいと考え、東証マザーズ上場のWEB広告代理店で有給の長期インターンを始めた。当初、自身の所属部署は年間売上3200万円を達成しなければ翌期撤退が決まっていたが、月間目標の未達状況が続いた。部署発足から企画・管理を任され、自分に沢山のチャンスをくれた部署の存続に具体的な形で貢献したいと強く思い、自ら法人営業を担い目標未達分の売上を賄うことを決意した。初めの2か月間は契約が全く取れずに苦戦した。そこで、他部署の営業同行や既存顧客との対話を重ねて原因を探った。そして、その原因は一方的なサービス説明による提案方法にあると考え、提案先のニーズ理解に徹底注力し費用対効果という最大のニーズを引き出すことに成功した。それに立脚した2つの戦略を考え、部署全体の協力を得て実現させ、提案方法を大きく変えた。結果、新規顧客の案件数が大幅に増加し上記の成果を得られた。
    上記活動の中で、困難に直面した経験と、それを乗り越えるために取り組んだことについてご記入ください。400文字以内

    費用対効果という各社最大のニーズに対応した提案をすることが自社の既存プランだけでは難しく、新規顧客の獲得に苦戦する中、競合他社の動向に関連して売上が大幅に減少するという困難な状況に直面した。そこで、そのニーズを満たす提案をしていくために、広告主がサービスに投じた費用から得られる成果を最も分かりやすく実感できる成果報酬型プランの作成に取り組んだ。この実現には、上司やエンジニアからの協力を得て、成果件数に応じた広告料を自動で確定する管理ツールを開発する必要があった。自ら開発期間を試算し予算計画を立て、その効果を定量的に示すために何度もプレゼンを繰り返した。その結果、新規プランを実現させることができ、案件数を伸ばして困難を乗り切った。この経験から、組織内で立場が異なる人からの協力を得るためには、自身の取り組みが組織の全体最適にかなっている事を熱意だけでなく、定量的に伝えることが肝心だと実感した。
    インターンにおける実績そのものもレベルが高く評価できますが、それ以上に「提案先のニーズ理解に徹底注力し費用対効果という最大のニーズを引き出すことに成功」の部分のようにMRの仕事とも通じる経験を学生時代にしている点が高く評価できるでしょう。こういった苦労をしてきた人材であればMRにおいても問題なく適応し、結果を出すことができそうだと感じさせられます。
    このように学生時代の経験を抽象化し、志望する企業での具体的な働き方とどう結びつくのかを語ることが大事です。今回の内定者の例で言えば、「企業と一対一の信頼関係を構築し、相手のニーズを引き出した上で自分の提案で解決する」という部分がMRで「医師と一対一の関係を構築し、相手のニーズを引き出した上で自分の提案で製品を販売する」という部分に繋がると言えます。

    六つ目の設問

    自身で認識している強み・弱みをご記入ください。(100文字以内)

    何事にも当事者意識を持ち、目標達成に向けた戦略を自ら考え貪欲に実践できることが自身の強みであると考える。その一方で、昔から大雑把で何気ない不注意から細かいミスを人よりも多くしてしまう点が弱みである。
    自己PR

    私の持ち味は、何事にも当事者意識を強く持ち、自ら考え主体的に行動して周囲と協力関係を築けることである。この持ち味は、両親が仕事の都合で幼い頃から周囲と比べて自立した生活を送ってきた事や高校時代のサッカー部で学年別の主将としてチームの立て直しに向けた取り組みを推進していく中で培ったものだと考えている。大学では、WEB広告代理店での営業活動や友人と団体を立ち上げ、ライブイベントの企画や運営に注力した。中でも、約2年間長期インターン生として社員同様に働いていたWEB広告代理店では、組織の全体最適を考え行った管理ツールの開発・他社とのアライアンス強化・法人営業に注力する中で自身の持ち味を発揮してきた。
    非常によい内容であると思います。幼少期の経験や高校時代の経験を含めて自分自身を語っているため、どんな人物か文章からも何となくイメージが湧きます。このように自己PRする際には過去の生い立ちを語ることで説得力を増すことができます。自分の生い立ちから何か語ることができないかぜひ考えてみてください。こちらのドコモの内定者のエントリーシートも生い立ちが語られることで説得力が増している例になります。

    他者と差をつけるためのエントリーシートの書き方

    参考:「同業の中でもなぜうちの会社か?」という質問に驚くほど簡単に答える三つのアプローチ

    こちらの記事では、「何故同業他社ではなくうちなのか?」という質問に対応できる、志望動機の考え方を紹介しています。

    業界までは論理的に説明できても、業界内でその企業を選ぶ理由をうまく説明できないと悩んでいる人は是非参考にしてみてください。

    最後に

    「仕事の具体的な内容・働き方」というのは入社後もついてまわります。業界に対する憧れや知名度だけで入社すると入社後に働き方が向いていなかった、仕事内容に興味が持てなかったということになりがちです。

    ぜひ過去の内定者や採用HPからどんな働き方が求められているのか、いいところと悪いところは何なのか冷静に見極めた上で、自分にあった会社を選べるようにできるだけ評価されるように行動してほしいと思います。
    武田薬品工業の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

    credit: phalinn via FindCC

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