なぜ就活で全落ちするのか?原因と取るべき行動7選を紹介!

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最終更新日:2023年01月26日

受けている企業に全落ちし、「このままどこからも内定がもらえなかったらどうしよう…」「まだ応募できる企業なんてあるのかな…」と不安になってしまう就活生もいると思います。

選考に落ち続けてしまうと、違う企業を受けてもまた落ちてしまうのではないかと選考を受けること自体に恐怖を感じてしまうこともあるでしょう。

そのような就活生に向け、本記事では就活で全落ちしてしまう原因や全落ちしてしまった就活生が取るべき7つの行動を紹介します。

選考に落ち続け不安を感じている人はぜひ本記事を参考にし、再度選考に臨んでみてください。

本選考とインターンの締め切り情報

就活で全落ちしてしまう原因

多くの就活生は内定を獲得するために選考に向け対策をしっかり行ってきているため、選考対策が不十分なまま就活をしてしまうと全落ちしてしまう可能性が高いです。

というのも、採用担当者は選考を通して多くの就活生の熱意や志望度をチェックしているため、自社の選考に向けて準備をしてきていない人をすぐに見抜くことができるからです。

そのため、選考対策はES、GD、面接など選考フェーズごとに行うようにしましょう。

以下で就活で全落ちしてしまう原因を紹介していきますので、エントリー企業の持ち駒が少なくなってきている人は自分に当てはまるものがないか確認してみてください。

就活で全落ちしてしまう原因(1):自己分析が不足している

自己分析は就活の基盤となる就活の軸や自分の強みなどを洗い出す作業となるため、必ずすべき選考対策の一つです。

就活軸がある程度定まっていないと、自分が将来何をしたいのかがわからないため、受けるべき企業がはっきりせずなんとなくで企業の選考を受けることになります。

企業の採用担当は毎年数多くの選考を行い、たくさんの就活生を見ているため、「この学生は自己分析不足で就活の軸がブレブレだな。準備不足の状態で選考を受けるということは志望度は高くないな…」といったように見抜かれてしまうでしょう。

また、自分の強みが理解できていないというのも全落ちしてしまう原因の一つです。

企業は選考を通して自社にマッチしている就活生を探しています。いくら素晴らしい強みを持っていたとしても、その企業で活かせるものでなければ自身の魅力が適切に伝わらず、「採用したい」と思ってもらうのは難しいでしょう。

このことから、自己分析が不足してしまうと上述したように「就活の軸が定まらない」「志望企業で活かせる自分の強みがわからない」といった状況になってしまうリスクがあると言えます。

就活で全落ちしてしまう原因(2):質問の意図に沿った回答ができていない

書類選考は通過できるが面接で毎回落ちてしまうという就活生は、面接官の質問意図に沿った回答ができていないなど、コミュニケーション力が不足している可能性があります。

コミュニケーション力はどんな仕事でも必要な能力であり、どの企業でもチェックしている観点です。仮に面接でたくさんアピールできたからといってコミュニケーション力があるというわけではありません。

企業が求めているコミュニケーション力とは、以下2点のような能力を指しているため、ただ話せれば良いと思っている就活生は自分の面接での対応を振り返る必要があるでしょう。

企業が求めているコミュニケーション力

☑相手の話を聞くことができる
☑自分の意見を伝えることができる

上記をより具体的に説明すると、面接官の話を聞き質問の意図を正確に把握した上で、自分の意見を伝えることができるという能力が求められていると言えます。

そのため、話すのが苦手、質問にうまく回答できる自信がないという人は、面接を受ける前に頻出質問と質問意図を調べて予め回答を考えておくと良いでしょう。

また、面接時に緊張しやすいという就活生は、面接官の話を最後までしっかりと聞いて、的はずれな回答をしないようにするということも大事です。

そのため、話すのが苦手、質問にうまく回答できる自信がないという就活生は、面接を受ける前に頻出質問と質問意図を調べて予め回答を考えておくと良いでしょう。

就活で全落ちしてしまう原因(3):大手企業や有名企業に絞っている

大手企業や有名企業など、倍率が高い企業しか受けていないという人も全落ちしてしまう可能性が高いです。

倍率が高い企業はライバルが多いだけでなく、そもそもの合格基準が高いため、当然ながら他社よりも内定を獲得するのが難しいと言われています。

ただでさえ内定を獲得するのが難しい就活で、より難易度の高い企業だけに絞ってしまうと内定獲得できる可能性はかなり低くなってしまいます。

とは言え、もちろん大手企業や有名企業を受けるのがダメと言うわけではありません。

ただ、就職難易度の高い企業ばかりに絞ってしまうとどこからも内定をもらえないというリスクがあるため、視野を広げ大手企業以外の選考も一緒に受けることをオススメします。

就活で全落ちしてしまう原因(4):受けている企業数が少ない

大手企業しか受けていない人は選考に落ちやすいと上述しましたが、大手企業だけでなく、業界や職種を絞りすぎている人も全落ちしてしまう可能性が高いと言えます。 

やりたいことが絞れているのは良いことですが、「〇〇業界しか受けない!」とあまりにも絞りすぎてしまうと、いざ選考がうまくいかなかった時に途中から志望業界を変えるのは難しくなります。

そのため、関連のある業界や仕事内容が類似している職種から選ぶなど、エントリーの段階では1つの業界や職種に絞らずに多くの選択肢を持つようにすると、余裕のある状態で就活を進められるでしょう。

就活で全落ちしてしまう原因(5):自分の言葉で話せていない

就活では自分の言葉で話すということが最も大切です。“自分の言葉で話す”とは、自分の思いや考えを素直に自分なりの言葉で相手に伝えるということです。

面接でうまく話せるか不安になり、ESの文章を丸暗記しようとしている人もいるかもしれませんが、丸暗記してしまうと覚えた内容をしっかり言おうとするあまり、自分では気づかないうちに棒読みになってしまうことがあります。

棒読みになってしまうと「それは本心なのかな?作り込んだ感があるな…」と思われてしまう可能性があるため、面接ではうまく話すことよりも、面接官とコミュニケーションを取るということを意識しましょう。

また、内容が思いつかないからと言って、ネットなどに載っている例文をそのまま使用するのは避けましょう。例文を使ってアピールしてもあなたの魅力は伝わりません。

選考に落ち続け、どうアピールしたら良いかわからないという人はまず真似することから始める分にはいいですが、そのまま引用するのではなく、必ず自分の言葉に言い換えてアピールするようにしましょう。

いきなり面接で自分の言葉で伝えるのは難しいと思うので、面接の頻出質問を調べ予め回答を考えておくことをオススメします。

全落ちしてしまった人がすべき6つの行動

ここまで就活で全落ちしてしまう原因を紹介してきました。全落ちしてしまう原因について理解できたら次は対策をしていきましょう。

ここでは全落ちしてしまった人がすべき6つの行動を紹介していきますので、今後自分が全落ちしないために、まずは何からすべきかを考えてみてください。

全落ちした人がすべきこと(1):要因・うまくいかないフェーズを特定する

自分がなぜ選考に落ちてしまうのか具体的に理解できていないという就活生は”どこのフェーズで落ちることが多いのか、何が原因なのか”を考えてみましょう。

内定を獲得するためには現段階で足りない要素を補う必要があります。そのためにも自分が落ちてしまう原因を追求することは非常に大切です。まずは書類選考で落ちることが多いのか、面接で落ちることが多いのかを考えてみてください。

書類選考で落ちることが多い場合は、志望動機、自己PR、ガクチカであなたの魅力が十分に伝えられていない可能性があります。そのため、まずESの書き方をもう一度確認して自分が作成したESと見比べてみましょう。

また、現時点で志望動機や自己PRでアピールしている強みではなく、他にもよりあなたの良さを伝えられる強みがあるかもしれません。再度自己分析を行い、志望企業に貢献できるような強みを探してみてください。

面接で落ちることが多い場合は、「志望度が伝わっていない」「志望企業が求めているスキルを保持していない」「面接マナーが守れていない」可能性があります。これらは面接の評価基準とされているため、これらの観点で自分の面接を振り返ってみてください。

「志望度が伝わっていない」に当てはまる就活生は、志望動機の内容が薄いのかもしれません。再度自己分析と企業研究を行い、過去の経験や将来成し遂げたいことを踏まえた上で、志望企業でなければならない理由を伝えるようにしましょう。

「志望企業が求めているスキルを保持していない」に当てはまる人は、企業研究を行い志望企業の求める人材像を知ることから始めます。人材像を理解できたら、次は自己分析を行い、自分の過去の経験の中で志望企業で活かせる経験やスキルがないかを考えます。

志望動機や自己PRはただ単にエピソードや強みを伝えれば良いわけではなく、志望企業で活かせる強みを伝えなければ自社に必要な人材だと思ってもらうのは難しいため、できるだけ志望企業で活かせそうな強みを探しましょう。

「面接マナーが守れていない」に当てはまる就活生は、今すぐ面接マナーを勉強しましょう。面接マナーは難しいものではなく、学びさえすれば誰でもできるものであるため、現時点でなんとなく面接を受けていたという人は、マナーを身に着けていきましょう。

全落ちした人がすべきこと(2):志望先の視野を広げる

業界を絞りすぎている就活生は志望先の視野を広げましょう。当然ですが、業界を絞れば絞るほど、受けられる企業数が少なくなります。

「就職留年してもいいからこの業界が良い!」という人などは別ですが、年度内に内定を獲得したいのであれば選択肢は多い方が良いです。

視野を広げるためにはまず世の中にどのような業界があるのかを知りましょう。

世の中には上記のような多種多様な業界が存在します。まずは「ものをつくる」「ものを売る」「サービス・情報を提供」「社会基盤を整備する」「資金を動かす」の5つに業界を分類し、その中で興味があるものを選んでみてください。

その後、それらに分類されている業界について調べてみましょう。そうすることで自分の興味がある業界の共通点や、新たに興味を持つ業界が見つかるかもしれません。

全落ちした人がすべきこと(3):自己分析をする

全落ちしてしまっている就活生は受けている企業があなたに合っていない可能性があります。そのような場合は、再度自己分析を行い、自身の就活の軸や企業選びの基準を見つめ直してみてください。

今の状態のまま就活を進めてしまうと、いつまで経ってもうまくいかないという悪循環になってしまうリスクがあります。

とは言え、企業を選ぶ際の軸としてどんなものが挙げられるかイメージが湧かないという人もいるかと思います。そこでunistyleが提唱している「企業選びの軸8つ」をご紹介します。

上記を参考に、自分に取ってどの軸が大切なのかを考えてみましょう。

また、自己分析のやり方がわからないという人は以下の記事を参考にして行ってみてください。

全落ちした人がすべきこと(4):業界研究・企業研究をする

就活がうまくいかない人は業界研究・企業研究が足りていない可能性があります。

企業は選考を通して就活生の志望度や自社との相性をチェックしているため、企業知識や業界知識が薄いと志望度が低いと思われてしまうでしょう。

また業界研究・企業研究をしないと志望企業にアピールすべき強みを見つけることは難しいです。

アピールする強みは、志望企業で活かせる強みでなければ採用される可能性が低くなってしまうため、必ず業界研究・企業研究を行った上で志望動機や自己PRを考えるようにしましょう。

業界研究、企業研究のやり方に自信がないという就活生は以下の記事を参考にして行ってみてください。

全落ちした人がすべきこと(5):社会人に相談する

就活で全落ちしてしまった人は社会人に相談してみることをオススメします。友達に相談するのも良いですが、社会人に相談することで学生にはない視点でのアドバイスをもらうことができます。

また、一人で就活を進めていると、自分の主観だけで物事を判断することになります。誰かに相談することで自分だけでは気づけなかった客観的視点を得ることができるため、新たな発見ができるかもしれません。

相談する社会人はできるだけ志望業界・企業で働いている社会人に相談しましょう。というのも、実際にその業界で働いてるからこそわかる情報なども聞けるかもしれないからです。

とは言え、志望業界に知り合いの先輩がいないという人も多いと思います。そのような場合は大学のキャリアセンターを利用しましょう。

キャリアセンターにはその大学のOB・OGの連絡先と企業名が記載されているリストがあります。そのリストを活用することで志望業界で働いている先輩と連絡を取ることができるため、OB・OG訪問をしたいという人は積極的にキャリアセンターを活用してみてください。

全落ちした人がすべきこと(6):就活エージェントを利用する

就活で全落ちし自信をなくしている人もいると思います。

一人でこの先も就活を続けることに不安を感じている就活生は一人で抱え込まず、就活のプロである就職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。

就活エージェントとは、専任のキャリアコンサルタントが就職活動の始めから終わりまでを支援してくれる人材紹介会社が提供するサービスで、就活生であれば誰でも無料で利用することができます。

就活エージェントは企業と就活生の間に入り、キャリアアドバイザーが自分の強みや考え方に合う企業を提案してくれる仕組みとなっているため、エントリーや日程調整などもすべて就活エージェント経由で行うことが可能です。

ここまで簡単に就活エージェントについて紹介してきましたが、もっと詳しく知りたいという人に向けて、以下の記事で詳しく紹介しています。

 「就職エージェントに興味はあるけど、どこのサービスを利用したらいいかわからない」という人にはunistyleの運営元であるネオキャリアが運営している就職エージェントneoがオススメです。

就職エージェントneoでは、累計紹介企業数は約10,000社であり、その中からあなたに合った企業を紹介してもらうことができます。

さらに内定支援実績は約45,000件を誇っているため、誰でも安心して利用することができるというのもオススメポイントです。

少しでも興味があるという方は、気軽に利用してみても良いのではないでしょうか。

全落ちしてしまった人が受けるべき夏採用を実施している企業

就活で全落ちしてしまい、「今からでもまだ受けられる企業なんてあるの…」と不安を感じている就活生もいると思います。

しかし心配する必要はありません。選考終了時期は企業によって異なりますが、夏以降も選考を行っている企業は多数存在します。

「長く採用を続けているってことは人気がないのかな…?」と思う人もいるかもしれませんが、夏以降も採用を続けている企業には以下のような特徴があります。

夏採用をしている企業の特徴(1):知名度が高くない企業(BtoBなど)

1つ目の特徴として学生からの知名度が高くない企業が挙げられます。

というのも、学生からの知名度が高くない企業は応募数が少なく、春までに予定の採用人数を集めることができない場合があるからです。

一例ですが、私たちの普段の生活にあまり馴染みのないBtoB企業や大手のグループ会社は、他業界に比べて学生からの認知度が低いと一般的に言われています。

しかし、市場では業界トップの企業であったり、大企業のグループ会社ということで同業他社に負けない待遇や条件を持ち合わせていたりと、優良企業である場合も多くあります。

夏採用をしている企業の特徴(2):通年採用をしている企業

2つ目の特徴は通年採用をしている企業です。

通年採用をしている会社は、言わずもがな通年で採用を実施しています。しかし、通年採用をしている企業でも採用計画を立てるため採用時期は一定決まっていると言われています。

そのため、応募が可能とは言え基本的には狭き門であることは理解しておきましょう。

夏採用をしている企業の特徴(3):大学に求人を出している企業

3つ目の特徴は、大学に求人を出している企業です。

大学自体に求人を出しているということはあなたの在籍大学から採用したいという思いがあるため、学歴等の条件で落とされるということはまずないでしょう。

求人は大学の就職指導課などで見つけることができます。是非自分に合った企業がないかを確認してみてください。

夏採用をしている企業の特徴(4):就活エージェントで紹介している企業

4つ目の特徴は、就活エージェントで紹介している企業です。

まず前提として、就活エージェントとはサイトに登録することで年間何百人もの就活生を指導している就活のプロの担当アドバイザーが付き、企業の紹介・面接対策等を行ってくれるサービスです。

「このようなサービスを受けるにはお金がかかるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、費用は一切かからず、無料で支援を受けることが可能です。

就活エージェントで紹介している企業は、エージェントにお金を払ってでも採用したいと思っている企業であるため、採用意欲が高い企業だと言えます。中には3次選考から参加できるといった企業もあります。

就活エージェントでは、一般向けには選考を締め切っている企業でも就活エージェントの紹介を通すと申し込めることも多いので、持ち駒が少なくなってくる夏以降の就活に最適です。

unistyleの親会社であるネオキャリアでも就活エージェントサービスを提供していますので、就活に関する悩みを抱えている人は、下記の画像をクリックして就職相談に申し込んでみてください。

就職エージェント

夏採用を実施している企業の探し方

ここまでで”夏採用を実施している企業の特徴”については理解できたと思います。

続いては夏採用を実施している企業の探し方を紹介していきます。これから選考に参加できる企業を探す際は参考にしてみてください。

夏採用を実施している企業の探し方(1):就活サイト(ナビサイト)

企業の探し方1つ目は、就活サイト(ナビサイト)です。

皆さんが想像をしやすいのがマイナビやリクナビなどのナビサイトではないでしょうか。ナビサイトでは春採用ほどの求人数は期待できませんが、多くの企業を見つけることができるでしょう。

夏採用を実施している企業の探し方(2):企業の採用HP

2つ目の探し方は、企業の採用HPです。

非常にオーソドックスなやり方ではありますが、行きたい企業の採用ページを確認してみましょう。追加採用や二次募集などが行われている可能性があります。

夏採用を実施している企業の探し方(3):キャリアセンター

3つ目の探し方は、キャリアセンターです。

キャリアセンターでは大学に来た求人を紹介してくれます。さらに、過去の採用実績から自分の大学の採用数が多い企業などを教えてもらうことも可能です。

しかし、大学によっては紹介してくれる求人数が少ない可能性もあるため、他の探し方と併用して活用することをオススメします。

夏採用を実施している企業の探し方(4):就活エージェント

4つ目の探し方は、就活エージェントです。

就活エージェントとは専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で希望や適正に合致した企業の求人情報を紹介してくれるサービスです。

就活エージェントにはお金を払ってでも採用を手伝ってほしいという強い思いを持った企業からの依頼が集まっており、その求人をもとに学生に紹介しているため、その時にホットな求人を扱っています。

残された時間が少なく公開求人の数も減ってきている夏採用では、就活エージェントは非常に有効な手段と言えます。

全落ちしてしまった後の4つの選択肢

ここまでは、全落ちしてしまったが年度内に内定獲得を目指す人向けの対策を紹介してきました。

最後に、年度内の内定獲得は諦めるという選択を選んだ人向けの今後の選択肢を紹介します。4つ紹介しますので、今後の進み方を決める際の参考にしてください。

全落ちしてしまった後の選択肢(1):就職浪人

1つ目の選択肢は「就職浪人」です。

就職浪人とは、大学卒業後に既卒として就活を継続することを指します。

文部科学省の「令和元年学校基本調査」によると、大学学部卒業者における「正規の職員等」「正規の職員等でない者」「一時的な仕事に就いた者」「就職準備中」の割合は、下記の図のようになっています。

就職浪人をする際はデメリットをしっかりと理解した上で選択するようにしましょう。就職浪人のデメリットは以下3点が挙げられます。

(1)既卒扱いになり応募できる企業が減る
(2)不安や焦りを共有する人がいない
(3)就職浪人をマイナスと捉える企業もある

上記デメリットを踏まえた上で、就職浪人を選ぶ場合はその期間をなんとなくで過ごすのではなく、次の就活に向けて早めに動いておきましょう。

この期間をどう過ごすかで就活の合否が大きく変わってきます。具体的には下記の5点をやっておくと就職浪人期間を有効活用できるはずです。

(1)就職浪人を選んだ理由を考えておく
(2)志望業界・志望企業を考え直す
(3)志望業界・志望企業についてよく調べておく
(4)選考対策を早い段階から始めておく
(5)スキルを身に着けておく

上記の詳細を知りたい就活生は以下の記事を読んでみてください。

全落ちしてしまった後の選択肢(2):就職留年

2つ目の選択肢は「就職留年」です。

就職留年とは、再度新卒として就活するためにあえて大学を留年することを指します。

就職留年は既卒扱いにはならず、新卒の特権をもう一度利用することができるため、就職浪人よりはまだ内定を獲得しやすいと言えるでしょう。一方でデメリットは、学費が1年分余分にかかるということです。

どちらが良いかは人それぞれであるため、一概には言えませんが、選択する際は必ずそれぞれについてしっかり調べた上で判断するようにしましょう。

全落ちしてしまった後の選択肢(3):進学

3つ目の選択肢は「進学」です。

進学には大学院に進む、他大学に編入する、専門学校に通うなど、様々な道があります。

しかしどの道を選ぶとしても軽い気持ちで選ぶのはやめましょう。どの道も簡単なものではないですし、進学してもなんとなくで毎日過ごしてしまったらお金をかけて進学しても全く意味がありません。

「高い学費を払ってでも自分にとって行く価値があるのか」「真剣に学びたいことなのか」など、その選択を決して無駄にしないよう、しっかりと考えてから決断してください。

まとめ

本記事では就活で全落ちしてしまう原因やこれからすべき行動について紹介してきました。

全落ちしてしまうと焦りや不安を感じてしまうかと思いますが、内定を獲得するためにはなるべく早くに気持ちを切り替えて行動することが一番重要です。

自分が全落ちした原因を明確にし、今の自分に必要なことは何か考えてみてください。その際に本記事の内容を参考にしていただければ幸いです。

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また、早く内定を獲得して、就活を終わりにしたいという人は就職エージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

なお、「就職エージェントに興味はあるけど、どこのサービスを利用したらいいかわからない」という人には就職エージェントneoがオススメです。

少しでも興味があるという方は、下記の画像をクリックしてサービスを利用してみてください。

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