【就活初心者向け】インターンシップに受かるエントリーシート(ES)の作り方-回答例付き-

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最終更新日:2022年06月02日

インターンシップでは、参加のためにエントリーシートの提出が必要な企業が多く存在します。

エントリーシート(ES)の提出が企業と学生が接点を持つ最初のポイントになっており、エントリーシート=第一印象といっても過言ではありません。

しかしながら、インターンシップのエントリーシート(ES)を書くにあたって、「初めてエントリーシートを作成するから心配」「何をどう書けばいいのかわからない…」と悩む就活生は多いのではないでしょうか。

本記事では、そんな就活初心者に向けたインターンシップに受かるエントリーシート(ES)の作り方を具体例を挙げながら解説していきます。

本選考とインターンの締め切り情報

インターンシップにおけるエントリーシート(ES)とは

インターンシップにおけるエントリーシートの意味とは

近年、多くの企業が早い段階から「優秀な学生を見つけたい」「自社の理解を深めてほしい」という思いからインターンシップを設けています。

企業側のインターンシップの位置付けを考えると、就活生としてもインターンシップを就活のスタートだと考えるべきでしょう。

そんな重要な意味を持つインターンシップの選考で最初に課されるのがエントリーシートです。選考の序盤で課されるため、エントリーシート(ES)が通らなければ面接すらしてもらえません。

まだエントリーシート(ES)に関する知識が乏しい就活生は本記事を参考にしていただければ幸いです。

インターンシップにおけるエントリーシート(ES)の重要性

エントリーシート(ES)は選考の序盤に課されるため、企業に与える「第一印象」になります。

インターンシップは本選考とは異なり、少しでも興味があればエントリーしてみるという就活生が多いため、必然的に倍率が高くなります。人気企業であれば倍率何百倍、何千倍なんてこともよくあります。

だからこそ、選考の入り口となるエントリーシート(ES)で企業に自分自身をアピールすることが重要になってきます。

インターンシップのエントリーシート(ES)で企業が見ているポイント

企業、業界に限らず必ず見ているポイントは「自社とどれだけマッチした人材なのか」ということです。

エントリーシート(ES)は自分がどれだけ素晴らしい人材かをただアピールする場ではなく、「自分がどれだけ会社に合った人材かアピールする場」なのです。

よく自分のやってきたことだけを書く就活生がいますが、それだけでは中々通過することはできません。

エントリーシート(ES)では自分のしてきた経験をどのようにして会社の利益に繋げることができるのか、どれほどの再現性があるのかをアピールすることが重要になってきます。

企業の求めていることを意識してエントリーシート(ES)を書くことで倍率の高いインターンシップでも突破することができるでしょう。

インターンシップのエントリーシート(ES)で聞かれる頻出質問

インターンシップで聞かれる頻出質問

インターンシップのエントリーシート(ES)で聞かれる質問の種類や量は本選考に比べて優しいとされています。

そのため、しっかりと対策を重ねることで高倍率の人気企業のインターンシップに参加することもできるはずです。

早い段階からどのような質問がよくされるのかを知っておきましょう。

インターンシップのエントリーシート(ES)で聞かれる頻出質問(1)志望動機

インターンシップの志望動機を書く中で重要になるポイントは「インターンシップの志望動機を会社の志望動機と勘違いしない」ということです。

内容としてはインターンシップのプログラムの「どのような点に魅力を感じているのか」「どのような経験・学びをしたいのか」を優先的に書く必要があります。

会社自体の魅力を書きすぎてしまうと入れるべき項目が入らなくなってしまうので注意しましょう。

志望動機の対策についてはunistyleの他の記事に記載されているため以下の完全攻略記事一覧からご覧ください。

インターンシップのエントリーシート(ES)で聞かれる頻出質問(2)自己PR

インターンシップの自己PRを書く中で重要になるポイントは「インターンシップの中で活躍できそうな強み」を書くということです。

企業としては当然ながらインターンシップの中で活躍してくれそうな人材を採りたいと考えています。そのため、活躍する姿がイメージしやすい自己PRを書くとよいでしょう。

自分の「主体性」や「協調性」がアピールできるエピソードとインターンシップのプログラム内容を照らし合わせることができれば、自ずと通過率は上がってきます。

自己PRの対策についてはunistyleの他の記事に記載されているため以下の完全攻略記事一覧からご覧ください。

インターンシップのエントリーシート(ES)で聞かれる頻出質問(3)学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」と呼ばれるものですが、これは就活を通して最も聞かれる質問と言っても過言ではありません。だからこそ、早い段階から対策をすることをおすすめします。

よくガクチカで挙げられる項目はアルバイト、サークル、学業、長期インターン、留学などがあります。

ガクチカを書く中で一貫して重要になってくることが「誰が読んでも理解できるくらいわかりやすく書く」ということです。

企業側は一日に何十、何百枚ものエントリーシート(ES)を見ます。そのため、誰が読んでもわかりやすいように「規模感」や「人数」、「期間」などを定量的に書くことがポイントになってきます。第三者目線で考えるということが意識しましょう。

ガクチカの対策についてはunistyleの他の記事に記載されているため以下の完全攻略記事一覧からご覧ください。

ガクチカ完全攻略記事一覧
1.
そもそもガクチカって何?
2.ガクチカがない人の対処法
3.ガクチカの書き方を徹底解説
4.ガクチカの例文を紹介
(1)ガクチカでゼミ活動をアピールするには
(2)ガクチカでサークル活動をアピールするには
(3)ガクチカで留学経験をアピールするには
(4)ガクチカで長期インターンシップをアピールするには
(5)ガクチカでボランティアをアピールするには
(6)ガクチカで研究(研究室)をアピールするには【理系学生向け】
(7)ガクチカで体育会系部活動をアピールするには
(8)ガクチカで資格・TOEICをアピールするには
(9)ガクチカで趣味をアピールするには
(10)ガクチカでアルバイトをアピールするには
ガクチカでカフェアルバイトをアピールするには
ガクチカで塾講師アルバイトをアピールするには
ガクチカで飲食店アルバイト(居酒屋・焼き肉・レストラン)をアピールするには
ガクチカでカラオケアルバイトをアピールするには
5.面接でのガクチカ対策と頻出質問10選

インターンシップのエントリーシートで聞かれる頻出質問回答例

選考通過者回答例

続いては、実際に「志望動機」「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」という問いに対しての回答例を紹介します。

本記事では3名の例文を掲載していますので、自身のES作成の参考にしていただければと思います。

インターンシップ選考通過者のES例文(志望動機):アステラス製薬

インターンシップ参加志望動機について、ご記入ください(400文字)

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インターンシップ選考通過者のES例文(自己PR):ロッテ

自己PRを自由に記述してください(400字以内)

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インターンシップ選考通過者のES例文(学生時代に力を入れたこと):野村総合研究所

学生時代に力を入れたこと(400文字)

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インターンシップのエントリーシート(ES)に載せる顔写真について

スピード写真機と写真館の違い

これまでエントリーシート(ES)の意味やよく聞かれる質問に関して紹介してきましたが、ここではエントリーシート(ES)提出の際に一緒に必要となってくる「顔写真」に関して紹介します。

写真の撮影方法としては大きく分けてスピード写真機、写真館があります。それぞれの特徴や使い分けを紹介していきますので顔写真なんてなんでもいいやと考えている人は是非読んでいただければ幸いです。

エントリーシート(ES)に載せる顔写真の撮影方法(1)スピード写真機

街中でもよく目にするスピード写真機ですが、自分の身一つで手軽にかつ安価で撮影できるところが特徴です。

価格は撮影一回につき1,000円未満というケースが多く、一枚当たりの費用が200円程度と非常に低コストで証明写真が撮影できます。その上、最近では美肌モードや携帯にデータを送信できる機能のついている機種も多く存在しています。

エントリーシート(ES)の顔写真は基本的にスピード写真機で撮影したもので問題ないです。

しかし、撮り直しも限られた回数までしかできないので、満足いく仕上がりにならず、撮り直しをして結局お金が高くついてしまうなんてこともあります。

エントリーシート(ES)に載せる顔写真の撮影方法(2)写真館

写真館で撮影してもらう方法ですが、料金に関しては2000~10000円程度が相場です。

上記の2つの方法に比べて手間やお金がかかるというデメリットがありますが、「写真映り」に関しては申し分ありません。

設備や機材が充実しているだけではなく、プロのカメラマンからアドバイスをもらいながら撮影してもらうことができるため、光の当たり具合や表情など、あなたが最も美しく見える状態の写真を提出することができます。

他の就活生よりも良い印象を与えたい方は写真館で撮影してもらうことをおすすめします。

インターンシップのエントリーシート(ES)添削方法

エントリーシートの添削方法

「エントリーシート(ES)が中々通らない」「そもそもこの書き方であっているのか?」という悩みを持つ就活生も多くいるかと思います。その悩みを解決するには自分以外の人に見てもらい、添削してもらうということに尽きます。

ここでは具体的な添削方法に関しては2つ紹介しますので参考にしていただけたら幸いです。

インターンシップのエントリーシート(ES)添削方法(1)先輩・友達に添削してもらう

1つ目の方法は、先輩や友達に添削してもらうという方法です。就活の終わった先輩に添削してもらうことで直近の経験談からアドバイスをくれます。

また、友達と添削のし合いをすれば添削する側の目線も経験することができるので、より自分のエントリーシート(ES)を作成する時に活かすことができます。

インターンシップのエントリーシート(ES)添削方法(2)就活エージェントに添削してもらう

2つ目の方法は、就活エージェントに添削してもらうという方法です。

就活エージェントとは専任のアドバイザーが就職活動を全面的に支援してくれるサービスです。エントリーシート(ES)の添削だけではなく「自己分析の手助け」や「面接練習」、「自分に合った企業の紹介」などをしてくれる場合もあります。

どの就活エージェントを利用しても基本的にはお金はかからないので、先輩や友達にエントリーシート(ES)を見られるのが恥ずかしいという方や人事目線での添削をしてほしいという方はおすすめです。

まとめ

まとめ
本記事では「就活初心者向け」のエントリーシート(ES)に関する情報を紹介しました。

どれもエントリーシート(ES)が通過するには必要な要素となってきます。早い段階から知識を深めて質の高いエントリーシート(ES)を完成させましょう。

下記にエントリーシート(ES)対策記事の一覧を載せましたので参考にしていただけたら幸いです。

【設問別】エントリーシート(ES)対策記事一覧
自己PRに関する設問

自己PR長所(強み)短所(弱み)

志望動機に関する設問
志望動機実現したいこと入社後にやりたいこと将来の夢キャリアプラン10年後の自分

学生時代頑張ったこと(ガクチカ)に関する設問
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)挑戦したこと最大の困難挫折経験打ち込んだこと苦労したこと辛かったこと成果を出した経験異なる価値観の人と協力した経験変化や変革をもたらしたエピソード成長した経験チームで成し遂げた経験

大学や学業に関する設問
ゼミ活動研究サークル活動留学専攻分野(テーマ)課外活動得意科目

パーソナルな設問
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経歴に関する設問
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その他
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