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丸紅の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

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    丸紅の内定者ES解説!選考通過のエントリーシートの共通項

    最終更新日:2019年05月31日

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    丸紅の本選考ES一覧はこちら
    前回の解説では、丸紅がどのような人材を求めているのか、そこに基づきどのように学生時代の経験を伝えればよいのかについて書きました。今回は実際に総合商社の内定者のエントリシートをもとに、どういった点が評価されたのかを解説します。
    ちなみに総合商社と言えば海外経験と体育会が強いと信じ込んでしまい受けるか躊躇している学生がいますが、今回の内定者は海外経験もなく、体育会でもありません。伝えている内容はアルバイトでの取り組みのみですが、総合商社に内定しています。

    こういったケースを学ぶことが、企業が求めている人材とは何かということに対する深い理解に繋がると思いますので、ぜひ参考にしてください。

    自分と同じ属性の学生が書いたエントリーシートを調べたい人は、こちらを参考にしてください。
    丸紅の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

    一つ目の設問

    学業において熱心に取り組んだこと(300文字以内)

    私はゼミにおいて、自由主義下における経済思想を学んでいる。行動の前には動機として考え・嗜好が先立つこと、また、経済理論では完璧な経済的合理人をモデルにしていることから非現実的要素が大きいため、経済思想に興味を持った。実践は別にした理想論が多い中、比較的現実的な視点から自由主義・個人主義を唱える「フリードリヒ・ハイエク」という経済学者について、集産主義との対立軸をテーマとして研究を行っている。現在のところ、テーマに関する知識や考えを読み解き、インプットする作業が続いているが、今後はそれに対して自らの考察を作り上げ、アウトプットする必要もあると考え研究に取り組んでいる。
    自分自身の経験や考えに基づいていないため、「なぜこの学問を選んだのか」という部分が書かれていないのは残念ですが、面接で聞いたときにしっかりと答えてくれればよいでしょう。

    内容についてはインプットばかりしている印象を受けるものの、そこを自覚して今後の課題にしている点は好感が持てます。

    二つ目の設問

    学業以外の課外活動において打ち込んだこと(300文字以内)
    受験アドバイザーとして「営業成績全国1位」を目指し取り組んだ。当初、営業成績は86校舎中72位で、生徒は学費を抑える傾向が強く、社員と生徒の相反するニーズをどう満たすかという事に苦労したが、生徒が授業を受けるたびにポイントを付与し、そのポイントにより生徒のニーズを満たす「ポイント制」を提案・実行した。その中で、社員に計画実行の許可を得ること、同じスタッフに能動的に協力してもらうこと、また、「ポイント制」の計画を実施した後も円滑に進めるための苦労があったが、それらを乗り越えた結果、営業成績全国1位を達成することができた。この経験から得たことを、その後、新聞訪問営業やサークル運営にも活かす事ができた。
    この部分は総合商社が求める人材に通じるものがあります。総合商社の仕事においても、新たなビジネスを他業界の企業と協力しながら進めようとしても、そもそも社内の理解を得るのに苦労したり、提携予定の企業と目標を共有して実行していくことに苦労しがちです。そこにつながる経験を自分から「ポイント制」を提案し、実行する過程の中でしていることは評価できます。自ら提案する主体性、当事者意識があるのはもちろん、提案者としての実行力、信頼関係構築力なども仕事で活かせるほど十分ではないものの、資質として兼ね備えているというのが読み取れます。
    面接においては、「周囲の協力を引き出す上で重要なことは何か?」、「提案を受け入れてもらう上で重要なことは何か?」といった総合商社の仕事にも繋がる考え方や学びをしているかどうかを質問でチェックされるでしょう。そういった質問にしっかりと答えることができれば内定するのに十分であると言えるでしょう。

    三つ目の設問

    あなたが『丸紅』で成し遂げたい目標は何ですか?(200文字以内)

    自らの行動・アイデアを武器に新たなビジネスを創り、社会に新しい豊かさを浸透させたい。受験アドバイザーで新しい仕組みを仲間と実行し「営業成績全国1位」を達成した経験や、新聞の訪問営業での経験から、自ら前例のない事への挑戦は、私が最も熱中できる環境だと感じた。中でも、自ら関係者をリードし様々な利害関係を調整することで、貢献度の高い課題解決ができる貴社でこそ、私の強みを活かせる環境だと思い志望している。

    上記のアルバイトにおける新規仕組みの提案経験を総合商社におけるビジネス創出と結びつけて話をしています。「自ら前例のない事への挑戦は、私が最も熱中できる環境だと感じた」という部分において、自分がどのような「行動」に適正があるのかを示せている点は非常に評価できます。

    面接では「総合商社以外にも、前例のないビジネスを生み出すなど出来るが他にはどういった業界を受けているのか?」、「その中でもなぜ総合商社なのか?」といった他業界との比較は間違いなく聞かれるでしょう。これらの質問に対して総合商社に対する憧れだけでなく、しっかりと比較分析の上答えることができれば十分に評価されるでしょう。他業界との比較については下記のコラムを参考にしてもらえればと思います。

    志望動機は最重要項目であるにも関わらず、企業毎に書く必要があることからか、論理的に甘いエントリーシートが散見しています。志望動機を書く際に多くの人が陥りがちな、誤ったアプローチをしていないか確認し、例を参考に正しい志望動機の書き方を身につけましょう。

    参考:志望動機は「入りたい理由」ではなく「他業界ではダメな理由」を積み重ねて構成してみよう

    参考:内定する志望動機は業界比較をしっかりしている

    最後に

    1年以上の長期留学経験がありながらも総合商社に内定せず、上記のような海外経験も体育会経験もない学生が内定することもあるという純粋なスペック勝負とは言えないのが就職活動の現実です。

    なぜこのような逆転とも言える現象がおこるのかを理解した上で、どのように自分を伝えるべきか考えると、企業がどういった人材を求めているのか理解が深まるでしょう。スペックばかりが注目されがちですが、スペック勝負ではない現実に目を向け、どのように自分が行動すべきか考えるようにしましょう。
    丸紅の選考対策(ES・レポート・関連テクニック/コラム記事)はこちらから

    credit: zhouxuan12345678 via FindCC

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