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製薬業界の志望動機の書き方を内定者ES例文付きで職種別に紹介

製薬業界の志望動機の書き方を内定者ES例文付きで職種別に紹介

最終更新日:2021年09月17日

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日本の医療を支え、人々の健康な暮らしをサポートする製薬業界は、理系文系問わず人気の業界です。

自らの専門的な知識を活かしたいという人材が数多く志望することから、各社の選考倍率は高いことが予想されるため、より具体的で明確な志望動機を作成する必要があります。

本記事では、そんな製薬業界の志望動機の書き方について紹介していきます。

製薬業界とは

製薬業界とは

世界一の長寿国日本の健康な暮らしを支えているのが製薬業界です。

製薬会社は医薬品の製造・販売が主な収益源となります。自社で製造した医薬品を、病院やドラッグストアを通じて患者に販売するというのが大枠のビジネスモデルです。

上に示した通り、製薬会社は大きく分けて、医療用医薬品一般用医薬品(OTC・大衆薬・市販薬とも呼ばれる)を製造しています。

医療用医薬品とは、医師の処方に基づいて患者が薬局などで購入する薬のことです。それに対し一般用医薬品とは、医師の処方箋が無くても、ドラッグストアなどで個人が自由に買うことのできる医薬品を指します。

医療用医薬品は、更に新薬後発医薬品(ジェネリック)に分けることができます。

それぞれの製薬会社がいずれか一つの分野を担っている訳ではなく、会社の戦略によって幅広い分野の医薬品を製造したり、強みを生かし注力する分野を決めて製造しています。

製薬業界で求められる資質

製薬業界で求められる資質製薬業界各社は、新薬探索・臨床開発から製造、販売まで一貫した事業活動を行っており、それらの業務に沿って職種が分類されています。

一般的に理系学生は「研究職」「開発職」「生産職」「営業・販売促進職(MR)」文系学生は「営業・販売促進職(MR)」を志望するケースが多いようです。

以下では、「研究・開発職」と「営業・販売促進職(MR)」に分け、実際の事例をもとに求められる資質を解説します。

研究・開発職

主体性とは、当事者意識を持ち、率先して一歩目を踏み出すことだと解釈しています。勇気のいることですが、踏み出すことで視野が広がり、次の段階に移っていくものだと思います。私はチームに対して、治験を円滑に進めるためにできることを常に考えるようにしています。その意識を持つことで問題点や細かな変化に早く気づき、一歩目を踏み出すまでの時間のロスを防ぐことができます。誰かがやってくれるのを待つのではなく、くすりの開発に携わる者としての大きな責任を自覚し、率先した行動を続けていきたいと考えています。

【引用】アステラス製薬:採用HP『Astellas Way』

新薬の開発は年々難しくなってきており、各製薬企業間の開発競争が激化している中で、企業は新しい価値を創造できる人材を求めていると考えられます。

特に研究者を目指す人にとっては、学生時代の専門分野の勉強のみならず、日々の研究を通じて積極的に多くの実験スキルを身に付けることが大切です。

また、採用枠が少ない研究職では、他者より一つでもアピールできる経験が必要です。実際に会社に入って研究内容が違ったとしても、こういった経験をしてきた人はどんな新しい課題にも対応できるでしょう。

営業・販売促進職(MR)

私は現在、大学病院を担当しているのですが、日々心に留めていることは「大正製薬のMRとして埋もれないように」ということです。その病院では他社のベテランMRが5.6人担当することもあるため、その中でいかに製品や自分自身をアピールできるかというのが重要だと感じています。そのために、信頼していただけるような人間としてのふるまいをすることや、限られた時間の中で効率的に訪問できるようスケジューリングをするなど工夫を重ねています。優先順位をつけながら高い成果をあげられるようしっかりと計画を練り、最善を尽くしていきたいと考えています。
【引用】大正製薬:新卒採用サイト『PEOPLE』

人命に関わる情報を扱ったり、医療の専門家から情報を収集したりするという業務性質上、仲介役としての発信力や傾聴力、協調性などのバランスが重視されます。

何か1つに突出していることよりも、すべての能力で安定したパフォーマンスを発揮できることが重要であると考えられます。

関連記事
【営業職の志望動機対策】保険・食品メーカー・広告・不動産のES例文付|新卒
→当記事では営業職全体の志望動機の書き方を紹介しています。本記事と併せて読み、製薬業界の営業職の志望動機の制作に役立ててください。

志望動機の基本的な書き方

基本的な志望動機の書き方ここまでは製薬業界に求められる資質について紹介しました。

自分自身の製薬業界への適性を確認した就活生は、続いて具体的な志望動機の書き方を見ていきましょう。

論理的な志望動機のフレームワーク

志望動機で伝えるべきことは、以下の6つになります。これらを全てを押さえることで、選考官も納得の志望動機を伝えることができるでしょう。

​​

​​よくある志望動機の作成パターンとして、(6)の同業比較から考え始めてしまうことが挙げられますが、狭い視点から1社1社考えることは難しく、また論理性に欠けるケースも多いです。

参考:【例文あり】良い志望動機を、悪い例から学ぶ|高評価を得られる志望動機にするには
→狭い視点で書いてしまった志望動機をはじめ、一見すると良いものに見えて、選考官が見ると疑問点が多い志望動機のパターンを解説した記事です。

志望動機をフレームワークに沿って作成することで、論理性を担保しつつ企業ごとに志望動機を考える労力を削減することも可能です。

動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。

志望動機を書く際の6つのステップ

志望動機のフレームワーク

ここからは、先ほど紹介したフレームワークを基に、各ステップの詳細や注意点について解説します。

6つのステップ

(1)成し遂げたいこと・目標

(2)きっかけとなる経験

(3)企業選びの軸

(4)他に受けている業界および他の業界ではダメな理由

(5)具体的に取り組みたい仕事

(6)業界の中でもその会社の理由

(1)成し遂げたいこと・目標

まずはあなたが「キャリアを通じて何を成し遂げたいのか」というモチベーションの根源を伝えるようにしましょう。

どんなことを企業で成し遂げたいのか、働く上ではどんなことをしたいのかを語ることで、高い気概を持って仕事ができる人材であることを示すようにしましょう。

もちろん、成し遂げたいことがその業界で成し遂げたいこととして的外れな場合は評価されないので、注意してください。

また、やりたいことが見つからずにつまずいてしまう人が多いのですが、その原因は仕事がどのようなものかわからないからという部分が大きいと思います。

まず世の中にはどんな仕事があるのか、説明会やOB訪問などで「仕事」への理解を深めることをおすすめします。

参考:【夢がない人必見】良い例・悪い例有!就活における将来の夢の答え方
→就活の場で聞かれる「将来の夢」についての記事です。多数の内定者のES回答に加え、「仕事」に触れることの有用性について解説しています。

(2)きっかけとなる経験

なぜ仕事をするのかというモチベーションの根本及び、その上で仕事を選ぶ基準を伝えた所で、次は「なぜそのような目標、企業選びのポイントを設定したのか」を自分自身の経験から語りましょう。

どんなに立派な成し遂げたいこと・目標があったとしても、自分自身の経験に深く根ざすものでなければ説得力に欠けます。

きっかけとなる経験を語らず、企業のごきげんを取るようなエントリーシート(ES)を見かけますが、志望動機で語るべきは「自分が何をしたいのか・どんなことにやる気を持って取り組めるか」ということです。

自分自身の経験から自らの志向を伝えられるようにしましょう。

参考:あなたの志望動機が共感されないのは自分の経験に根ざしていないから?
→「きっかけとなる経験」についての記事です。きっかけとなる経験があることで志望動機の説得力がどう増すのか、内定者のESと共に解説しています。

(3)企業選びの軸

(1)で成し遂げたいことを語りましたが、同時に企業選びの軸も明確にしておきましょう。

成し遂げたいことや目標を達成するために、どのような視点で企業を選んでいるのかを一言で示せるようにしましょう。

企業選びの軸がまだ定まっていない方は、下記参考記事にて軸の定め方を解説していますので、是非お読みください。

(4)他に受けている業界および他の業界ではダメな理由

成し遂げたいこと・企業選びのポイント及びそのきっかけとなる経験を語った上で、他にはどのような業界を考えているのか、また、他の業界ではなく志望業界の理由について話しましょう。

ポイントとしては、「他の業界」が(1)や(3)に基づいた適切な業界かということで、ここを損ねると信憑性が揺らいでしまいます。

また、ここでは志望業界と他業界の比較になりますが、この部分を適切に語れる就活生は本当に少ないため、これがしっかり語れるだけで大きな差別化に繋がります。

以下の参考では、どのように業界比較をしていくのかを解説していますので、ご参照ください。

(5)具体的に取り組みたい仕事

次に志望業界で具体的に取り組みたい仕事を語りましょう。

ここも非常に大切な内容で、志望動機において企業が知りたいこととしては1,2を争うものだと思います。

というのも、企業が求めているのは、自社の情報やうんちくをたくさん知っている人ではなく、入社後に活躍してくれる人であるためです。

ですので、入社後に取り組む仕事にどれだけ興味を持ち、理解をしているのか、この点を具体的に書くことは極めて重要なことです。

そこで、ある程度業務内容と今後の方向性について理解した上で話をする必要があります。もちろん(1)で掲げた成し遂げたいこと・目標につながる具体的な仕事を挙げるようにしましょう。

参考:選考官に仕事理解を示すには、興味のある部門と職種内容を語る
→志望動機における、仕事内容の理解の良い例と悪い例を解説しています。営業職を例に、仕事内容とその上でアピールしたい強みを解説しています。

(6)業界の中でもその会社の理由

最後に、同業他社の中でも志望企業の理由を語るようにしましょう。

業界の中でもどの企業を志望しているのかを語るにはかなり業界研究が必要ですが、単純に捉えると以下の三つのアプローチが代表的なものです。

  • 企業の強みから語る
  • 企業の社風から語る
  • 社員から語る

この三つの観点から各社を比較して語ることができれば、同業比較は十分でしょう。

参考:【例文付】なぜその会社なの?志望動機の伝え方・企業選びの軸の定め方を解説
→上記三つのアプローチの詳細を解説しています。「なぜ業界でもうちの会社を志望するのか」という質問に困ってしまう就活生は多いと思いますので、簡単に答えるアプローチ方法とそれぞれの利点、内定者の回答をご紹介します。

製薬業界の志望動機を書く際のポイント

製薬業界の志望動機の書き方ポイントここまで、基本の志望動機の書き方を紹介しました。記事を読み、志望動機を作成するイメージは掴めてきたのではないでしょうか。

ここからは製薬業界に特化した志望動機の書き方について紹介していきます。

なぜ製薬業界でなくてはいけないのかを明確にする

当社の志望理由をお聞かせください。 (300文字以内)

私は、幼い頃から医学に興味があり、将来は多くの患者さんに貢献したいという夢を持っています。これには、私は学生時代に知人を難病で亡くし、病気で苦しむ人を減らしたいと思ったことがきっかけで、現在医学を学んでいるという背景があります。そのため、この夢を実現できるMRに興味を持ちました。貴社は、グローバルに活躍されている点や、研究開発費の比率が高く、革新的な新薬を創出し続けることができる点から、私の夢でもある多くの患者さんに貢献できると考えています。そしてなによりも、インターンシップに参加した際に、社員さんの温かくも自身の軸をしっかり持っている雰囲気に魅力を感じたため、貴社のMR職を志望しました。

【引用】大日本住友製薬の志望動機ES例文

「人々の健康に役立つ仕事がしたい」という理由が語られることの多い製薬業界ですが、企業が求めているのはより具体的で納得感のある志望動機です。

上記のエントリーシートでは、『学生時代に知人を難病で亡くし、病気で苦しむ人を減らしたいと思った』ことがきっかけに製薬業界を目指すという理由が明確に示されています。

自分のこれまでの経験から、なぜ製薬業界を志望するに至ったのかということを簡潔に説明できるようにしましょう。

自分の強みが該当職種にどう生かせるかをアピールする

あなたの強みを活かすことで、当社にどのような貢献ができると考えますか? ご自身の強みとあわせてご記入ください。(400文字以内)

 

私の強みは「目標達成に向けて主体的に行動できること」です。大学院では疾患の治療法確立に貢献する研究成果を世界に発信したいと考え、入学2ヶ月前から研究室へ参加して複数の研究テーマを教員へ提案しました。一からの疾患動物モデルの立ち上げ・千を超える抗体作製を経て、疾患の成立に重要な役割を担う新規分子を同定しました。専門外の経験が必要な時は、その分野に精通した教授への研究発表を行うことで共同研究のお話を頂き、直接実験指導も受けました。私の周囲を巻き込む主体的な研究推進により、2年半という短期間で学術論文投稿を成し遂げました。
 貴社の研究チームにおいても持ち前の積極性・主体性を発揮し、疾患に苦しむ患者さんに届く革新的な医薬品の創出に貢献できると考えています。将来的には貴社の研究チームをまとめる人材として活躍し、世界中の人々の健康に貢献する仕事を行いたいと考えています。

【引用】中外製薬の志望動機ES例文

自己PRと志望動機はセットになることが多い項目です。

上記の志望動機では、自分の強みである「目標達成に向けて主体的に行動できること」の根拠となる出来事と、企業での活かし方が具体的に示されています。

志望動機のみ問われている設問に自己PRを含めてしまうことはNGですが、事前に提示した強みを志望動機に結び付け、「自分の○○な部分は確実に製薬業界の○○職に活かすことができる」ということをアピールすることができれば、選考官の納得する志望動機に近付けることができます。

大手製薬会社内定者の志望動機エントリーシート(ES)例文

製薬業界の志望動機の例ここまでの内容を読み、自分の志望する職種で実際に選考官に求められている志望動機がどのようなものか気になった方も多いのではないでしょうか。

以下では、「研究職」「開発職」「営業・販促(MR)」の三つの業種の内定者ES例を紹介していきます。

実際に内定に繋がったESではここまで紹介したテクニックがどのように用いられているかチェックし、自身のES作成の参考にしていただければと思います。

【研究職】大塚製薬内定者の志望動機エントリーシート(ES)例文

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【開発職】塩野義製薬内定者の志望動機エントリーシート(ES)例文

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【営業・販促(MR)】エーザイ内定者の志望動機エントリーシート(ES)例文

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まとめ

製薬業界志望動機まとめ本記事では製薬業界の志望動機の書き方について紹介してきました。

製薬業界は志望者が多く募る人気の業界ですので、より具体的で明確な志望動機が必要となります。

ほかの就活生と志望動機で差をつけるために、本記事や関連記事を参考にしてESの質を高めてください。

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