面接で「座右の銘」を聞かれた時の答え方を回答例と共に紹介

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最終更新日:2022年02月16日

皆さんは「座右の銘」を持っていますでしょうか?

就職面接や自己紹介などの場面で何かと聞かれることはありますが、とっさに聞かれると意外と答えられないものです。

そこで本記事では、座右の銘を聞く理由、座右の銘の見つけ方、面接での伝え方、座右の銘の回答例などを紹介していきます。

注意点

厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、"人生観、生活信条に関すること"は採用選考時に配慮すべき事項であり、就職差別につながるおそれがあると記載されています。しかし、就職活動で聞かれやすい質問の一つであるため、本記事ではその対策方法等を解説させていただきます。

【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本

そもそも座右の銘とは?

そもそも座右の銘とは、自分への励ましや戒めのために、日頃から心に留めておく言葉や格言を表します。

座右の銘の見つけ方3選で紹介しているように、一般的には、ことわざや四字熟語、偉人の言葉などを参考にして作ることが多いようです。

座右の銘は簡潔な言葉で自分の信条をアピールできるために、自己紹介や面接などの場面で聞かれることが多くあります。

本記事を読んで、自分なりの座右の銘をしっかり準備しておきましょう。

面接で座右の銘を聞く理由

企業はなぜ、面接の場で「座右の銘」について質問するのでしょうか?以下でその理由を2つご紹介します。

あなたの中にある軸を知るため

面接官は、座右の銘を聞くことで就活生が持つ信念、つまり軸を知ろうとしています。

座右の銘は無意識のうちに日頃のあらゆる行動に影響していることが多いため、就活生が何を大切にしているのか、どのようなところに決断の軸を持っているのか知ることができます。

例えば座右の銘が「塵も積もれば山となる」であれば、面接官は就活生に対して、目標を達成するためにこつこつと努力を積み重ねることができるタイプという印象を持ちます。

仕事にどう取り組む人かを知るため

面接官は、座右の銘を聞くことで、その人の仕事への取り組み方を知ろうとしています。座右の銘からその人の行動指針のほかに「人柄」「仕事の取り組み方」などを見ているということです。

例えば「一期一会」を座右の銘にしている人の場合、面接官は「この人は、人との関わり合いを大切にしているのだな」という印象を持ちます。

よって、面接の前に一度「自分の座右の銘が面接官にどのような印象を与えるのか」を考えておくとよいでしょう。

座右の銘の見つけ方3選

面接において座右の銘を聞く理由を理解した上で、次に座右の銘の見つけ方を紹介します。

以下の方法を参考にして、自分の考えに沿った座右の銘を探してみましょう。

座右の銘の見つけ方⑴:ことわざ・慣用句・四字熟語・故事成語から探す

ことわざ・慣用句・四字熟語・故事成語は昔から伝わる知識や教訓を次の世代に伝えるために、一つの文章や熟語でまとめたものです。

先人の知恵や考え方が多く取り込まれており、成功の秘訣や過去の失敗を戒めるような格言が揃っています。

仕事やビジネスに役立つものが多くあるので、社会人でもことわざ・慣用句・四字熟語・故事成語から座右の銘を探すことがあるようです。

座右の銘の見つけ方⑵:偉人の名言から探す

偉人の名言にはその人物の生き様や信念が込められています。そのため、人生の指針として座右の銘にする人も多いようです。

何かに悩んでいる時や自身を奮い立たせたい時に響く言葉が多いので、自分の考えに近いものを一度探してみてください。

座右の銘の見つけ方⑶:オリジナルのものを作る

そもそも座右の銘とは?で説明しているように、そもそも座右の銘とは、自分の心を律するための「格言」、常に自身の心に留めておき、何かあったときの戒めや道標とするものです。

自分の生き様や考え方、仕事に対する姿勢そのものの土台となるので、自身の経験から強く感じていることをオリジナルとして作ることは全く問題ないでしょう。

面接における座右の銘の伝え方

面接における「企業の弱み」の伝え方

「座右の銘」を伝える際に、意識することは以下の流れです。これらのポイントを押さえて、面接官に簡潔に伝えましょう。

面接における「企業の弱み」の伝え方

まず、最初の結論部分では座右の銘を簡潔に述べます。座右の銘が偉人の言葉であれば、その人物の名前を合わせて伝えましょう。

続いて意味の部分では、座右の銘の解釈を分かりやすく説明します。その際に、言葉の意味を正しく理解できていないと明確に伝えることができず、不信感を与えてしまうので注意してください。

そして最後は、座右の名としてその言葉を選んだ理由を説明します。自分の経験や価値観を織り混ぜることで、より説得力のある回答となるでしょう。

面接で「座右の銘」を聞く理由を押さえた上で自分なりの回答を準備しておきましょう。

面接における座右の銘の回答例

「企業の弱み」の回答例

ここでは面接における「座右の銘」の回答例を紹介します。いくつか例文を掲載していますので、参考にしていただければと思います。

また、「自分が面接で話そうと思っているタイプの例文がない!」という就活生もいると思いますが、文章構成や言葉遣いなど参考になる点はあると思いますので、ぜひ確認していただければと思います。

「座右の銘」の回答例⑴

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「座右の銘」の回答例⑵

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「座右の銘」の回答例⑶

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まとめ

「企業の弱み」のまとめ

本記事では、座右の銘を聞く理由、座右の銘の見つけ方、面接での伝え方、座右の銘の回答例などを紹介しました。

面接で一目置かれる座右の銘のポイントはこちらの通りです。

座右の銘のポイント

・座右の銘と自分の考えがズレていない
・面接官を納得させられるエピソードがある

以上の2点を意識しながら座右の銘をしっかり準備しておきましょう。

以下の動画では、面接対策の基礎を解説しています。こちらもあわせてご覧ください。

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