日清食品のインターン選考(ES、面接etc)対策|インターン徹底攻略

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最終更新日:2023年09月27日

日清食品のインターンES一覧はこちら
日清食品は食品業界でもトップクラスの企業です。

主にインスタント食品やチルド商品、冷凍商品などの加工食品を扱っており、中でも即席麺は国内4割のトップシェアを誇っています。

 

本記事では、日清食品のインターン内容から具体的な選考対策までを紹介します。

本選考とインターンの締め切り情報

食品業界とは

食品業界は日常生活に馴染み深く、例年就活生に人気の業界です。

 

食品業界と言ってもその取り扱っている商品は幅広く、即席麺、製パン、調味料、菓子など様々です。少子高齢化という懸念点はありますが、各社とも健康志向の新たな消費者のニーズや海外に力を入れています。

 

食品業界のビジネスモデルは、原料を加工・製造し、小売店を介して、食品を消費者に届けるという構造です。

 

より詳しく食品業界について知りたい方は、以下に食品業界の業界研究に役立つ記事を載せておきますので、そちらをご覧ください。

 

日清食品株式会社とは

■設立年月:2018年10月1日

■所在地:
・東京本社
〒160-8524
東京都新宿区新宿6-28-1
・大阪本社
〒532-8524
大阪市淀川区西中島4-1-1

■現在までの変遷:
1948年に安藤百福が資本金500万円で設立し、1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売されました。その後、成長し続け、売上高4500億円を誇っています。

■企業理念:
食足世平「食が足りてこそ世の中が平和になる」
食創為世「世の中のために食を創造する」
美健賢食「美しく健康な身体は賢い食生活から」
食為聖職「食の仕事は聖職である」

【引用】日清食品公式HP

職種

日清食品の募集職種は4つのコースに分かれており、文系理系双方が活躍できるようになっています。

 

【1】ブランド・クリエーションコース
(マーケティング、宣伝、広報など)

【2】R&Dコース
(研究開発、安全研究、機械開発など)

【3】生産技術コース
(生産、5工場製造課など)

【4】ビジネス・イノベーションコース
(営業、営業戦略、財務、法務、情報企画など)

【参考】日清食品新卒採用ページ

日清食品のインターン内容

■開催時期:9月1日~10月31日
■開催期間:計5日間
■受入人数:20名程度
■開催場所:
・日清食品ホールディングス株式会社 東京本社(東京都新宿区)
・安藤百福センター(長野県小諸市)
■応募締切:2020年7月20日

 

■内容:
日清食品グループの理念や歴史に加え、商品企画メソッドを知ったうえで、更に商品企画、戦略立案を体験します。日清食品グループは、即席めんだけでなく、冷凍食品やチルド食品等様々な事業を展開しています。

各事業会社の事業構造を理解した上で、更なる顧客獲得のためのマーケティング戦略を考え、グループで発表をします。グループでの討議を繰り返し、現場社員の叱咤激励を受けながらクリエーターとして産みの苦しみを味わった上での喜びを実感することができ、ワーク終了後には、現場社員からのフィードバックがもらえます。
 

【引用】リクルート|日清食品グループ

参加者の声

非常に明るい雰囲気で行われる。集まってくる学生も社員さんも人と話すのが好きな方が多く、常に盛り上がりながらインターンが進む。初日の自己紹介の仕方が既にぶっ飛んでいるため、テンション高めに臨むといい。また合宿ではアイデアに詰まる苦しさ・活発に議論する楽しさ両方が大いに体験できる。インターンで同じグループになった人たちとは非常に仲が良くなる。

 

日清食品インターンレポート

日清食品の求める人物像と素養

日清食品は求める人物像をHPで下記のように述べています。

もっと新しい、もっと楽しい、もっとおいしい「食」を通して、世の中を沸かしたい。

そんな燃え盛る情熱と自らの強みを頼りに、創造的破壊を起こしていく!

目標を高く持ち、あらゆる努力を惜しまないHUNGRYでUNIQUEなあなたを求めています。

【引用】2021年度新卒採用ページ

日清食品といえば、即席麺のパイオニア的存在の会社です。

 

世界初の即席めん「チキンラーメン」に始まり、世界初のカップめん「カップヌードル」、世界初の宇宙食ラーメン「スペースラム」など多くの世界初を創造し、食文化を形成してきました。

 

続いて社員紹介を参照してみましょう。

 

2017年から現在の部署に異動し、『日清麺職人』のリニューアルに携わりました。

 

(中略)


「新しいことにトライする」ことは誰にとっても怖いことであり、私自身も不安もありました。しかし、実際に販売してみると売上が大きくアップ。購入者調査でも、メインのリニューアルポイントである「全粒粉入り麺」と「和モダンデザインのパッケージ」についてポジティブな意見をいただくことになり、細部までこだわってリニューアルを進めたことに大きなやりがいを感じました。

 

(中略)

 

日清食品はとにかく前進し続ける会社です。この原動力は、経営トップから現場スタッフまで一貫した、意思決定の基準にあります。何があっても「消費者が求めていること」「必要としていること」が正しいという判断がぶれない。だからこそ、無駄な議論や迷いがなく、爆速で前に進んでいけるのです。そこに「ユニーク」な考えを盛り込み、会社も個人も常に新しく楽しいことを考え続けています。

参考:社員紹介

社員紹介から、ターゲットとなった消費者のニーズを深堀りし、新しい提案を考え続けることを求められることが分かります。

 

新しい食文化を形成していきたいという会社のビジョンとともに、仕事でも新しい提案を次々と求められることになります。

 

ES・面接で人気企業内定者が企業に伝えていた5つの強みとは?」に照らし合わせると、「2.関係者と信頼関係を構築し、課題やニーズを引き出し、解決のための提案から実行まで行うことができる」「5.今までにない仕組みや企画を提案し、周囲の協力を得た上で実現することができる」という素質を持った学生を求めているということが導けます。

 

日清食品のインターン選考内容

選考フロー

下記のフローは22卒向けインターンのものになります。

1.エントリー
2.ES
3.WEBテスト
4.面接
5.インターン参加

エントリーはこちらから

日清食品のインターン選考:ES対策

ここではESの設問を紹介します。

 

日清食品のESでは3つの設問が課されるようです。

 

【1】日清食品グループの大切にしている思考法の中で、「Creativeであれ!」という言葉があります。あなたのCreativeさを象徴するエピソードを教えてください。(300文字以内)
 

【2】学生時代頑張った経験1つ目を教えてください。(最大3つまで記入可能)

 

【3】日清食品のインターンシップに応募した理由を教えてください。

【1】日清食品グループの大切にしている思考法の中で、「Creativeであれ!」という言葉があります。あなたのCreativeさを象徴するエピソードを教えてください。(300文字以内)

【2】学生時代頑張った経験1つ目を教えてください。(最大3つまで記入可能)

 

【1】と【2】はガクチカについて聞かれています。

 

ガクチカを聞かれる意図としては「経験自体のレベル・スペックの把握」「自社に合う・マッチする人材か知るため」の2つがあります。

 

ガクチカを書く際は、「実績自体のインパクトがどれだけあるか」「書いてある内容から思考力・考えの深さ・人柄を示すことができているか」に注意して書くようにしましょう。また、その際は日清食品の求める人材像を意識して書くと良いと思います。

 

詳しい書き方は以下のフレームワークを参考にしてください。

 

経験について聞かれているのはもちろんですが、それに加え困難な状況をどう乗り越えたかというプロセスを重視していると考えられるので、プロセスを意識して書くようにしましょう。

 

今回は300文字と字数が限られていますが、1・3・4は外さないほうがいいでしょう。

 

動画を通じてガクチカの書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。ガクチカの書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

また、実際に通過したエントリーシート(ES)のこの設問に対する回答は以下の通りとなっております。

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【3】日清食品のインターンシップに応募した理由を教えてください。

この設問では、志望動機について聞かれています。

企業が志望動機を質問する目的としては、(1)自社への志望度を知りたい(2)入社の際のモチベーションを知りたいという2つが主に挙げられます。

そのため上記2つの目的を網羅する論理的な志望動機を伝え、志望している理由を、企業の採用担当者に納得してもらう必要があります。

また、今回の設問は「インターン参加への志望動機」となります。

そのため、"このインターンで何を学びたいのか・このインターンに参加することによってどのような姿になりたいのか"などを書けると、高い評価を得ることができます。

志望動機の大まかな構成については以下のフレームワークを参考にしてみてください。

インターンシップの志望動機の書き方については以下の記事を参照してみてください。

動画を通じて志望動機の書き方を確認したいという方は下記の動画も参考にしてもらえればと思います。志望動機の書き方のポイントが端的にまとめられているので、動画でサッと確認したいと思っている方にオススメです。

日清食品のインターン選考:面接対策

21卒の選考レポートが無かったため、昨年度の面接選考で何が聞かれたのかはわかりませんでした。

しかし、20卒の日清食品のインターン選考の個人面接では、主に下記の質問が聞かれていたようです。

♦ガクチカ(学生時代頑張ったこと)
♦将来どうなりたいか

ESと違って、面接では単純な質問が聞かれたようです。

しかし、単純な質問からいかに個性を発揮するかが問われます。ありきたりな回答ではなく、創造力豊かに答えていきましょう。

ガクチカ

考え方に関しては上述した考え方と同様で構いませんが、面接では深掘りされることが予想されるため、改めてESを見直しておくようにしましょう。

また、面接ではESと異なり、面接官とのコミュニケーションが重要になるため、面接官の質問の意図に沿って回答することを意識してください。

将来どうなりたいか

「正直将来の夢なんてわからない」「あまりよく考えてなかった」と思っている就活生も正直少なくないと思います。

しかしそれは全く珍しいことではありません。仕事を通じてどんな影響を自分及び社会に与えていきたいのかはしっかりと考えておくべきです。

対策の詳細は以下の記事参考にしてみてください。

また、一連の面接対策はこちらの記事を参考にしてください。

こちらの動画では面接についてわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。

最後に

本記事では、食品業界の中でも即席麺で大きくシェアを伸ばしている大手食品会社「日清食品」のインターン選考対策について紹介しました。

日清食品は「宇宙一ユニークな会社」を目指しており、就活生から人気の企業の一つです。22卒のインターンの選考では「ES、WEBテスト、面接」が課されます。
本記事を通じ、「日清食品の企業理解・各選考フローの特徴」を理解していただき、"選考突破”を目指していただければと思います。

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