暗号テスト(CAB)とは?例題や対策方法を紹介

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最終更新日:2023年02月20日

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暗号テスト(CAB)とはSPIや玉手箱と言った適性検査の一種であり、IT業界で課される場合が多い試験です。

CABは日本エス・エイチ・エル(SHL社)が作成しており、出題される問題形式には「Web形式」と「ペーパー形式」の2種類があります。

2種類とも共通して言えるのは、形式が独特で難しく、対策が必須だと言うことです。

本記事ではそんなCABについて、その概要から例題、対策方法まで詳しく解説していきます。

CAB以外の適性検査についても詳しく知りたい方は「【就活生必見!】17種類の適性検査まとめ、Webテストの種類と対策を知る」にまとめて掲載されているので、そちらも参考にしてみてください。

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暗号テスト(CAB)とは

暗号テスト(CAB)とは

暗号テスト(CAB)はどのようなテストなのか簡潔に述べていきたいと思います。

暗号テスト(CAB)とは

CABとは、「Computer Aptitude Battery」の略称で、SE、プログラマー等のコンピュータ職適性診断テストのことです。

そのため、基本的にはIT系企業の中でSE・プログラマー等を採用している企業で利用されています。

CABにはペーパー形式の「CAB」とwebテストの形式で問題を解く「Web-CAB」の2種類があり、それぞれ制限時間が異なります。

Webテストを受ける際にそのテストがWeb-CABであるのかどうかを見分ける方法としては、玉手箱と同様で「https://web1.e-exams.jp/」がURLの冒頭にあり、かつ自身が志望している職種がコンピューター職であれば、CABの可能性が高いです。

Web-CABとペーパー形式のCAB

CABにはWeb形式の「Web-CAB」とペーパー形式の「CAB」2種類が存在します。以下、それぞれの形式についてご紹介します。

Web-CAB

自宅や、学校のパソコンを使用して受験する CABテストのことをWeb-CABと言います。

コンピュータ職としての適性を診断し、SE・プログラマーそれぞれについての職務適性だけでなく、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」や「チームワーク」などの9特性についても予測します。

参照【日本エス・エイチ・エルの商品

ペーパー形式のCAB

試験会場に足を運び、紙を使用して解答する形式がペーパー形式のCABです。

ペーパー形式もWeb形式と同様に、コンピューター職としての適性を診断し、SE・プログラマーそれぞれについての職務適性だけでなく、入社時に見ておくべき「ヴァイタリティ」や「チームワーク」などの9特性についても予測します。

参照【日本エス・エイチ・エルの商品

Web-CABとペーパー形式のCABの違い

下記の表ではWeb形式とペーパー形式別に、出題される分野ごとの設問数と所要時間、1問あたりの解答時間をまとめているので参考にしてみてください。

Web-CABの四則逆算とペーパー形式の暗算の名称は異なりますが、内容としては同じです。

Web-CABとペーパー式CABの違い

上記の表からは主に以下のことが読み取れます。

  • 同じ分野でも設問数、時間は異なる
  • 暗算を除き、1問あたりの解答時間は基本的にペーパー形式の方が短い
  • 性格診断はWeb・ペーパー共通で課される

同じ分野とはいえ、出題される問題の難易度はWeb形式ペーパー形式で大きく異なり、Web-CABは、ペーパーテストのCABよりも難易度が高いテストだと言われています。

暗号テスト(CAB)で出題される問題の種類

暗号テスト(CAB)で出題される問題の種類

暗号テスト(CAB)で出題される4つの問題の種類や問題内容などについて解説していきます。本記事では能力検査に焦点を当てていきます。

暗号テスト(CAB)で出題される能力検査の問題は以下の4種類です。

  • 暗算(Webの場合は四則逆算)
  • 命令表
  • 法則性
  • 暗号

これから各問題に対して例題を取り上げ、問題の解き方や解く際のコツについてご紹介します。

暗算

【例題】?に当てはまる数字に最も近いものは選択肢A~Eのうちのどれか。

48×22=?

A 1395 B 95 C 835 D 185 E 1065

(以下に解答を記載しています。今問題を解いていらっしゃる方は閲覧にご注意ください。)

 

 

 

 

 

解答・解説

【解答】

 E 1065


【解説】 

「48」と「22」の1の位をそれぞれ四捨五入して計算します。50×20=1000 となるので、1000に最も近い数であるEが正解となります。


【解答するときのコツ】

この問題ではいかに効率良く解答できるかがポイントになります。

 

数字を正確に求めるのではなく、四捨五入切り上げを行い、概数(計算しやすい簡単な数)に直してから計算するようにしましょう。

 

概数に直して計算した後は、本来の計算結果よりも概数の計算結果の方が大きいのか小さいのかを考慮し、本来の計算結果にできるだけ近づけると、より正確性が増します。

命令表

CAB命令表例題

(以下に解答を記載しています。今問題を解いていらっしゃる方は閲覧にご注意ください。)

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法則性

CAB法則性例題

(以下に解答を記載しています。今問題を解いていらっしゃる方は閲覧にご注意ください。)

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暗号

CAB暗号例題
CAB例題(1)CAB例題(2)

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暗号テスト(CAB)の対策方法

暗号テスト(CAB)の問題の対策方法

以下、各分野別に対策方法について述べていきます。

暗算

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命令表

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法則性

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暗号

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最後に

CABは他のWebテストとは異なり、独特な問題であるため、入念な対策をしておく必要があります。

対策に苦労するとは言っても、早い時期からコツコツと問題集を解くことを進めていれば本選考の書類選考までには間に合います。

ESや面接などの他の対策に時間をかけられるようにするためにも、CABのような適性検査の対策は早い段階から完璧にしておくことが望ましいでしょう。

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