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「挫折経験は?」面接やESでうまく答えるための3つのアプローチ方法|内定者回答付き

「挫折経験は?」面接やESでうまく答えるための3つのアプローチ方法|内定者回答付き

掲載開始日:2014年09月18日
最終更新日:2019年09月03日

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「挫折経験」はエントリーシート、面接での頻出質問です。unistyleのエントリーシートの検索機能ではかなりの量のエントリーシートがヒットします。

「挫折経験なんて特にないよ」
「ESや面接で挫折経験を聞かれた際にはどうすればいい?」

と、この質問に戸惑う就職活動生も多くいるのではないでしょうか。また挫折経験があっても、自身の欠点とも言うべき過去を企業に伝えることに抵抗を感じる方もいると思います。

本記事では、「企業が挫折経験を聞く理由」から「どのように考えて挫折経験に関する質問に答えればよいのか?」を合格者の回答例をもとに解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

挫折経験はなぜ質問されるのか

挫折経験が聞かれる理由としては、下記の4点が考えられます。

  • 高い目標を掲げ、目標に本気で取り組むことのできる意欲的な人材かどうか知りたい
  • 高い目標に対して強くコミットできる人材かどうか知りたい
  • 挫折後に、反省し、次につなげることのできる人材かどうか知りたい
  • 新入社員時に想定される挫折に対する打たれ強さがある人材かどうか知りたい

いずれも企業は「挫折経験から立ち直った人材は企業で活躍する可能性が高い」という仮説のもと、挫折経験を聞いていると考えられます。

つまり、ストレス耐性や学習力、継続力など、働く上で必要な素質を見ていると考えられます。

社会人になって、大きな失敗をしてしまった時に、どうすれば二度と同じミスを繰り返さないようにできるかどうかは、働く上でどんなことにも活かすことができる考え方になるので重要視されています。

挫折経験を聞かれたらどのように答えればいいのか

上記でも述べていますが、挫折経験を聞く企業の目的は、「挫折経験から立ち直った人材は企業で活躍する可能性が高い」ためです。

この企業の目的を念頭に置きながら、対策をしましょう。

構成としては、基本的な自己PRの内容と大きく変わることはありません。以下が基本的な構成になります。

このように、面接官が納得するように、結論に根拠や理由をつけて論理的に説明しましょう。

もちろん、ESでの文字制限数や、面接時間などにより、多少は変化しますが、面接官が知りたいことは基本的に変わらないので、その時の状況に合わせて臨機応変に対応しましょう。

挫折経験がない場合はどうすればいいのか(内定者の回答付)

自己分析をしていて、「挫折経験なんてない」と思った方もいると思います。

しかし、挫折の粒度は異なれど、誰にでも挫折経験は基本的にあります。

挫折経験を考える際、人事の印象に残すために特別なエピソードを用意する必要はありません。重要なのはそのエピソードから、「何を感じ、どんな行動をして、その結果どうなったのか」を伝えることです。

ないなと思った時は、今までに落ち込んだこと・ショックだったこと・モチベーションが下がったこと、もしくは目標に向かって努力した経験を思い返してみてください。

受験、部活動、サークル、バイトなど、どんな経験でも構いません。なぜ落ち込んだのか、なぜショックだったのか、あの時こうしておけばよかったという後悔を今後社会人でどのように活かしていくか、に繋げることができれば十分な挫折経験になります。

ESや面接で聞かれる挫折経験を考える際に、下記の3点から考えると考えやすくなります。

  • 人間関係
  • 環境
  • 個人

上記3つについて合格者の回答例をもと下記に詳しく解説しています。本当に自分には挫折経験がないのか、もう一度自己分析を行ってみましょう。

人間関係

これまでの人生でサークルや部活などの集団に属していると、周囲の人との関係に悩んだ経験があるかと思います。

価値観や考え方の違いから、関係性が悪化し、人間関係がうまく行かなくなってしまった場合、関係性を再構築するための対処をした経験などは挫折経験として活用できます。

下記は東急不動産とIBMの合格者のESです。

◆あなたの人生で最大の困難や挫折は何ですか?(東急不動産)

バンド解散の危機を迎えたが、メンバー全員に「チーム意識」を生み出すことでその困難を乗り越えた。
 

大学時代に、独米印の留学生3人と日本人2人を誘い6人でバンドを結成した。ライブ本番で納得の行く演奏をすることを目標に、全体練習を行っていた。

 

だが、留学生3人は遅刻が常習的でかつ個人練習不足もあり全体練習が成り立たなかった。遅刻せず、個人練習をきちんとしてくるのが常識だった日本人メンバーは全く理解できず、次第に仲が険悪となった。6人ともただ好きな音楽を楽しみたく集まっただけに、そのまま分裂・解散してしまいそうであった。


そこで私は、メンバー全員と各々が思っていることを話し合う機会を設けた。その中で、留学生たちは音楽を楽しめればそれでいいじゃないか、と発言した。私は、個人だけでなく「一つのバンドとして」音楽を楽しむことが一番大事なのではと伝えた。一つのチームとしてやっている以上、バンドで音楽を続けていくのであれば全員の力が必要だし、力を合わせるには個々が協力的にならなくてはならないと考えた。

 

この話し合いでメンバー全員がバンドを続けることを了承し、それ以降留学生たちも遅刻と練習不足が徐々に改善された。全体練習でも自分が積極的に会話を皆につないでいく等することで、少しずつメンバーの仲も良くなっていった。自分に出来ることを考え、「チーム意識」の醸成を実行することで解散危機を乗り越えることが出来た。

改善できる所、このままではダメだと思う所があれば、勇気を持って自分が思うことを周りに伝え実践していくことで、組織に貢献することもできる。組織に貢献することはただ流れに身を任せることだけではない。

引用:東急不動産合格者ES

その時々に何を考え、どのように行動したのかが端的に述べられており、全体としてはきれいにまとまっている印象を受けました。

一方で、内容についてはありきたりな内容で面白みがないというのが正直なところです。面白みというのは、笑ってしまうような面白さではなく、その人固有の話で興味を惹かれるという意味の面白さを指しています。

「チームをまとめるために話し合いの場を設けた」というタイプのESは、学生が書きがちなものである上に、内容そのものの薄さが目立ちます。このESで言うと、本当に「話し合う機会を設けた」だけでチームの仲が深まるのかは、疑問に思うところです。そもそも、チームをまとめるために話し合うというのはどのような組織においても最低限行うことではないでしょうか。

そのような当たり前のことを施策として行ったエピソードは、あなたの人柄について全く見えて来ないため、評価されにくいと考えられます。もっとも、何か特徴的な施策をしていなければいけないかというとそうではありません。

何が原因で話し合いが上手くいったのか、メンバーのマインドセットは何がきっかけで変わっていったのか、その過程を分析してみると、あなたならではの回答が書けるでしょう。

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環境

環境は、自分ではどうしようもできない状況を指しています。怪我や留学先の文化の違いなどが挙げられます。

自分自身ではどうにもできない状況に、どのように対処したかを伝えることができれば、中身のある挫折経験を伝えることができるでしょう。

下記はシティグループの合格者ESです。

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個人の問題

学業での失敗や、インターンシップでのミスなどが挙げられます。受験で第一志望に受からず、そこから改めて勉強を頑張ったなどの経験は多いと思います。

この経験では高い目標設定とそれに対する取り組みを示すことが重要なポイントになります。

下記は兼松の合格者ESです。

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挫折経験についてのアプローチ方法3つ

ここから本題に入ります。

アプローチ①「失敗を反省し、次に活かした経験」を語る

挫折経験について語る1つ目のアプローチは、「失敗を反省し、次に活かした経験を淡々と語る」という方法です。

多くの就職活動生が中々挫折経験を語れない理由として、挫折経験を漫画や小説などで読んだような、高い目標を掲げて、それを達成できないために、立ち上がれないほどダメージを負う経験だと思い込んでいることが挙げられます。

一方で、wikipediaや辞書などで挫折を調べると、「計画などが途中で駄目になることや、そのために意欲をなくすことを指す」としか書いていません。

つまり企業が知りたいのは、「目標を掲げて真摯に取り組む人材であり、失敗から学び次に活かせる人材かどうか」です。

立ち上がれないほど落ち込んだかどうかは取りあえず置いて、過去に立てた目標と現実のギャップについて、淡々と書くというのが1つ目のアプローチです。

下記は「失敗を反省し、次に活かした経験を淡々と語る」の回答例です。

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このアプローチのいいところは、多くの学生にとって使いやすい点です。

これまで生きてきた中で、ほとんど失敗をせず、反省をして次に活かさなかった人はいないと思います。心が落ち込んだどうかは別として、自分なりに失敗した経験および次に活かした経験を淡々と語ればよいと思います。

もちろん面接官によっては、「この程度のことで挫折だなんて最近の学生は甘いね」などと言う人もいるかもしれません。そういう方は「挫折」という言葉の範囲が限定的で、自分が考える挫折経験に当てはまらなければ評価されないでしょうから、あきらめましょう。

挫折経験がないとウジウジ悩む時間はもったいなく、就職活動のためだけに挫折経験をねつ造するのも気持ちのいいものではないと思います。なかなかいいエピソードが浮かばない場合は他の質問で挽回を図りましょう。

参考:「人生最大の困難や挫折経験は?」|内定者ES回答例15選
→挫折経験を尋ねる質問に対して、上手な返答例を集めました。これらを参考にすることで評価される確率が上がることでしょう。

アプローチ②「挫折とは思わなかった」と語る

さて、二つ目のアプローチは「挫折だと思わなかった」と言う方法です。

人によっては挫折経験をしても挫折を感じることなく、一つの経験として考えるかもしれません。また、学業やスポーツ、人間関係、その他の取り組み含め全てにおいて成功している人もいるかと思います。

しかし、「挫折だと思わない」としても、伝え方を間違ってしまうと、低い評価を受けます。

このアプローチのコツは、「大きな目標は掲げたことはあるが、失敗したからといって挫折だとは思わなかった」という話し方をすることです。相手にマイナスのイメージを与えないまま、話ができるでしょう。

下記は「挫折とは思わなかった」の回答例です。

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挫折した経験がないのであれば、素直にこんな形で話すのも気持ちがよいと思います。

長丁場である就職活動において、自分に嘘をつきながら面接するのはひどく疲れるものです。先ほども書いた通り、就職活動のために挫折経験をねつ造するよりは、いっそのことないと言い切ってしまうのも一つの手ではあると思います。

もちろん、企業が面接で聞くことには意図があるので、①目標を掲げる人材であること、②失敗した経験はあること、③その上で必要以上に挫折を感じるのではなく反省してきたことの3つを伝えてあればそこまで悪い印象を抱く人はいないと思います。

参考:説得力のある自己PRをするには生い立ちを語れ!
→他の学生と差をつけるには、自己PRに説得力を持たせることが重要です。そのためのフローチャートを紹介しているので、是非習得をおすすめします。

アプローチ③「今後の挫折可能性」を語る

3つ目のアプローチは2つ目の派生系で、「今後の挫折可能性について語る」というものです。過去に思い当たる挫折経験がないのであれば、現在取組中の目標で、失敗したら大きく落ち込みうるものを話してみるのも一つの手でしょう。

下記は「今後の挫折可能性について語る」の回答例です。

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このアプローチも2つ目と同様に素直に面接官の質問に答えることができるため、気持ちよく回答でき、またまだ結果の出ていない現在の取り組みについてしっかりと話ができる機会になるでしょう。

得てして就職活動では既に結果の出た経験、つまり大学2・3年生の経験が主になりますが、大学4年生は大学生活の集大成であり、最も成果が出る時期といえます。このアプローチでも「目標を掲げ、それにコミットする人材であえること」は十分に示せるでしょう。

参考:目標と困難における評価ポイントと内定者の回答例
→設問に対する回答も、面接官の視点からみれば芯を捉えていないことは簡単に気づけるはずです。面接官視点で自分の回答を見直してみましょう。

ここからは、挫折経験に関する各エピソードごとの合格者の回答を載せています。実際に自分の経験に近いエピソードを参考に、自分の挫折経験作成を行ってください。

挫折経験”部活動・サークル編”

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挫折経験”受験・浪人編”

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挫折経験”アルバイト編”

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挫折経験”留学編”

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最後に

挫折経験とは結局、心の問題でもあり、何を挫折と捉えるかは人それぞれで難しい上に、何となく挫折というと凄まじい後悔や心の落ち込みを伴うものだという強迫観念があるからこそ、悩んでしまう人が多いのだと思います。

企業が挫折経験を聞くのは「仕事上困難に直面した時、どういう対応を取るか」を知るためであり、その意図を理解することで、そこまでの経験がなくとも十分に回答可能です。今の自分が持ってる材料でどう対処できるか考えてみてください。

この記事で紹介した以外にもアプローチ方法はあると思いますが、まずは考えるきっかけにしていただけると幸いです。

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