【就活面接の頻出質問集と回答例まとめ】回答ポイントも紹介
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最終更新日:2024年02月06日
面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)
面接の練習(練習方法・ポイント)
面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)
面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)
「実際の面接でよく聞かれる質問って何だろう?」
「回答例や答える際のポイントが知りたい!」
多くの就活生が上記のようなものを考えたことがあるのではないでしょうか?
志望企業からの内定を獲得するために面接は避けては通ることができないものであり、特に頻出質問の対策は必須となります。そこで本記事では「面接で聞かれる質問」にフォーカスし、"面接の頻出質問・各質問の回答例や回答ポイント"を紹介していきます。
- 本記事の構成
- 面接の評価基準
- 面接の頻出質問一覧
- 面接における自己紹介
- 面接の頻出質問:(1)志望動機
- 面接の頻出質問:(2)自己PR
- 面接の頻出質問:(3)ガクチカ
- 面接の頻出質問:(4)長所・強み
- 面接の頻出質問:(5)短所・弱み
- 面接の頻出質問:(6)挫折経験
- 面接の頻出質問:(7)趣味
- 面接の頻出質問:(8)特技
- 面接の頻出質問:(9)最近気になるニュース
- 面接の頻出質問:(10)尊敬する人
- 面接の頻出質問:(11)最後に一言
- 面接における逆質問
- まとめ
面接の評価基準
一般的に企業側は"その就活生が企業の利益に貢献できる人物であるかどうか"で選考の合否を判断しています。
企業が求めている人材を知るには
「利益に貢献できる」ということを2つの要素に分解すると、「貢献できる能力があること」と「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」になります。
上記の2つの要素を基に面接の評価基準を考察してみると、以下の3点が面接の評価基準と言えます。
- 自社への志望度が高いか
- 自社の求めるスキル・能力を保持しているか
- 基本的なマナー・言葉遣いを備えているか
自社への志望度が高いか
志望度に関しては、上記で述べた2つの要素の「その能力を100%引き出すやる気(モチベーション)があること」に該当します。
ESにも志望動機の項目はありますが、面接ではより詳細な志望動機を問われます。
「なぜその企業を志望しているのか?」という単純な志望動機だけでなく、「●●業界の中でなぜその企業なのか?その企業でどんなことに取り組みたいのか?その企業の志望順位はどの程度なのか?」といった詳細な部分まで面接では問われます。
売り手市場と言われる現代において、一人で複数社の内定を獲得することはもはや当たり前であり、人によっては10社以上の内定を獲得することも珍しくありません。(もちろん、人気企業であれば倍率が低下しているということはなく、むしろ高まっているというデータもあります)
そのような現状において、企業側も内定辞退を低減することに努めており、"より志望度の高い=内定辞退をする可能性の低い就活生を採用する"という傾向が高まっています。
もちろん、「自社の採用基準を満たしている」という前提の上での話にはなりますが、就活生の方は面接を受けている企業の志望度が高いことをしっかりとアピールする必要があると言えるでしょう。
自社の求めるスキル・能力を保持しているか
スキル・能力に関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。
総合商社での英語力・証券会社での営業力など、業界・企業によって求められる能力は異なりますが、社会人としての基礎的な能力に関しては全業界・全企業で求められるものになります。
企業側は面接という場で、その社会人としての基礎的な能力を保持しているかを見極めようと考えています。
今回は"経済産業省が定義している社会人基礎力"という資料をもとに、紹介します。(各業界・各社でどのような能力が求められるかは、本記事では割愛させていただきます。)
前に踏み出す力
●主体性
●働きかけ力
●実行力
チームで働く力
●発信力
●傾聴力
●柔軟性
●状況把握力
●規律性
●ストレスコントロール力
考え抜く力
●課題発見力
●計画力
●想像力
【出典】経済産業省:社会人基礎力
社会人基礎力は上記の12の能力要素にセグメント分けされます。
ただ、12の能力要素の中には面接の場では知り得ない能力もありますし、全業界・全企業共通で全ての能力が求められるという訳でもないため、あくまでも参考程度に確認していただければと思います。
基本的なマナー・言葉遣いを備えているか
マナー・言葉遣いに関しては、上記で述べた2つの要素の「貢献できる能力があること」に該当します。
志望度・能力だけでなく、マナーや言葉遣いといった印象面も面接では見られています。
というのも、面接の場における基本的なマナー・言葉遣いは「社会人としてできて当たり前のもの」であり、就活生の時点で最低限身につけておかなければいけないものであるためです。
面接の場で適切な言葉遣いをできていない人が営業の商談の場で適切な言葉遣いができるとは限りませんし、社会人は社内外問わず様々な人と仕事に取り組む必要があるため、失礼な振る舞いをしないように基本的なマナーを身に着けておくことは必須となります。
読者の皆さんはメラビアンの法則というものをご存知でしょうか。
このメラビアンの法則では、"話し手が聞き手に与える影響は「言語情報・聴覚情報・視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は「7%・38%・55%」である"とされています。
面接におけるマナー・言葉遣いというものは「視覚情報」に該当されますので、こういった印象面にも気を配らなければいけないことは理解できるでしょう。
質問への回答方法を準備することももちろん重要ですが、こういった印象面を疎かにしてしまっては本末転倒ですので、マナー・言葉遣いにも細心の注意を払うように心掛けましょう。
厚生労働省のHPに掲載されている『公正な採用選考の基本』によると、応募者の適性や能力とは関係のない事項で採否を決定しないようにするため、家族や生活環境などの応募者本人の適性・能力に関係のない事項や、思想・宗教などの本来自由であるべき事項に関しては面接で把握しないようにすることが求められています。
このような事項は面接で質問されることも十分考えられますが、面接で質問するべきではない事項があるという前提を認識しておきましょう。
【参考】厚生労働省:公正な採用選考の基本
面接の頻出質問一覧
続いては、「面接の頻出質問」を紹介していきます。
質問例を一気に紹介してしまうと膨大な量になってしまうため、今回は各質問を傾向ごとに分類した上で紹介したいと思います。
分類の仕方は以下の通りとなります。
- 自己紹介
- 志望動機に関する質問
- 自己PRに関する質問
- ガクチカに関する質問
- 長所・強みに関する質問
- 短所・弱みに関する質問
- 挫折経験に関する質問
- 趣味に関する質問
- 特技に関する質問
- 最近気になるニュースに関する質問
- 尊敬する人に関する質問
- 最後に一言に関する質問
- 逆質問
それでは、分類ごとに「質問例・回答例・回答ポイント」等を紹介していきます。
面接における自己紹介
自己紹介では基本的に以下の4点の内容を話すべきであると言われています。
- 個人情報(氏名/大学/学部/学科/学年)
- 学生時代(大学生時代)に取り組んできた活動
- (最後の)挨拶
- その他
→人柄・性格、自己PR・長所、趣味・特技、学業面で取り組んだことなど
上記の4点を踏まえた自己紹介の例文に関しては『【就活】面接で魅力的な自己紹介をするには?ポイント・例文を紹介』の記事で紹介しています。
上記記事では、「30秒・1分・3分でまとめる方法やポイント」も解説しているため、参考にしてみてください。
面接の頻出質問:(1)志望動機
志望動機に関する頻出質問は以下の通りです。
- 志望動機を教えて下さい。
- 将来の夢、成し遂げたいこと、キャリアビジョンについて教えて下さい。
- 5年後・10年後のビジョンについて教えて下さい。
- 企業選びの軸について教えて下さい。
- 他にはどのような業界を受けていますか。
- 他業界ではなくこの業界を志望する理由について教えて下さい。
- 具体的に取り組みたい仕事について教えて下さい。
- 業界内でも当社の理由について教えて下さい。
- あなたにとって就職するとはどういうことですか?
- 他社の選考状況について教えて下さい。
- 内定を出した場合、すぐに就職活動を辞めますか?
各質問への回答方法を確認したい方は『【新卒】就活の面接で聞かれる志望動機にどう答える?人事に刺さる伝え方とは』の記事をご覧ください。
面接の頻出質問:(2)自己PR
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面接の頻出質問:(3)ガクチカ
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面接の頻出質問:(4)長所・強み
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面接の頻出質問:(5)短所・弱み
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面接の頻出質問:(6)挫折経験
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面接の頻出質問:(7)趣味
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面接の頻出質問:(8)特技
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面接の頻出質問:(9)最近気になるニュース
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面接の頻出質問:(10)尊敬する人
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面接における逆質問
逆質問を考える際のポイントは以下の通りです。
- 自身の企業選びの軸に沿って質問をする
- 説明会やHP上では知り得ない情報に関する質問をする
- 正しい質問を、正しい人に、正しいタイミングで質問する
回答ポイント等を確認したい方は『【逆質問例21選】就活の面接ですべき逆質問とは-NG例付-』の記事をご覧ください。記事には「逆質問例」も多数掲載されています(以下の通り)。
(2)御社のVISIONは◯◯だと伺ったのですが、そのVISIONを成し遂げるにあたり企業として取り組んでいることなどはありますでしょうか?
(3)私は、同業他社と比較した際の御社の強みを◯◯だと感じているのですが、◯◯さんはどのように考えていますでしょうか?また、理由や背景なども併せてお伝えしていただけると幸いです。
(4)ニュースなどを視聴していると国内の◯◯事業は今後拡大傾向にあるようですが、御社の◯◯事業に関しても今後注力していくなどといった方針はあるでしょうか?
(5)HPを拝見したり説明会に参加してみて、御社で働く際には◯◯という部分にやりがいを感じると思ったのですが、実際はいかがでしょうか?
(6)御社の◯◯職は◯◯という印象があります。そこで、◯◯さんが入社前に御社に抱いていたイメージと実際に入社して働いてみてのイメージのギャップなどがありましたら教えていただきたいです。
(7)◯◯さんは◯◯職(◯◯担当)とお聞きしましたが、仕事の中で大変なこと(苦労)や嬉しいこと(喜び)などがありましたら教えていただきたいです。
(8)御社の社員の方の働き方を具体的に知りたいのですが、◯◯職の方の一連の業務の流れを教えていただいてもよろしいでしょうか?
(9)◯年目の◯◯職の方は具体的にどのような仕事や働き方をしているのか、分かりましたら教えていただきたいです。
(10)御社のHPで、求める人材像は◯◯と記載されているのを拝見したのですが、なぜそのような人材を求めているのか教えていただけますか?
(11)私は入社後、早くから活躍・結果を出したいと考えているのですが、御社の社員の方で早くから活躍する社員に共通して見える特徴などはあるでしょうか?
(12)肌感で良いのですが、◯◯さんから見て御社の社風はどのように感じ取ることができますか?
(13)過去、説明会に参加したりOB訪問を行ったところ、私のイメージでは御社の社員の方は◯◯のような方が多いという印象なのですが、◯◯さんはどのような印象をお持ちでしょうか?
(14)〇〇さんは就活生時代、どのような企業選びの軸を持って就活をしていたのでしょうか?
(15)◯◯さんの御社への入社の決め手は何でしょうか?また、◯◯業界の中でなぜ御社への入社を決めたのかも教えていただけると幸いです。
まとめ
本記事では"面接の頻出質問・各質問の回答例や回答ポイント"を紹介してきました。
記事の冒頭でも述べましたが、志望企業の内定獲得には面接は避けては通ることができないものであり、事前の対策はが非常に重要になります。
本記事を参考に「面接の頻出質問・回答する際のポイント」を理解し、志望企業の選考突破に努めていただければと思います。
面接とは(面接を課す意味・評価基準・面談との違い)
面接の頻出質問一覧と回答例(志望動機・自己PR・ガクチカなど)
面接の逆質問一覧(考える際のポイント・具体例)
面接で必要なマナー(入退室・身だしなみ・メール・電話)
面接の対策(一次面接・二次面接・最終面接・集団面接・WEB面接・ケース面接・圧迫面接)
面接の練習(練習方法・ポイント)
面接の準備(選考通過に向けた準備・当日に向けた準備)
面接質問集(大手企業の面接で実際に聞かれた質問を厳選して掲載)
こちらの動画では面接の全体像についてわかりやすく紹介していますので、併せてご覧ください。